The devil of the skyscraper 作:草賀魔裟斗
まず一つ目、作者が胃腸炎で死にかかった状態で書いたためおかしな文法、変な描写、誤字、脱字があると思われます
二つ目、最初と最後の描写はノリと覚悟と腹痛で書きました為、人によってはちょっと変と感じるかもしれません
三つ目、設定を詰め込み過ぎて過食ぎみです
四つ目、誰か…胃腸炎の腹痛と吐き気を止める魔法を知りませんか?(´・ω・`)
むすんでひらいて
手をうって むすんで
またひらいて 手をうって
その手を上に
むすんでひらいて
手をうって むすんで
「懐かしい…歌だ…どこから…」
むすんでひらいて
手をうって むすんで
またひらいて 手をうって
その手を下に
むすんでひらいて
手をうって むすんで …
「最後に聞いたのいつだっけなぁ…好きだったな…」
早苗はゆっくりと現実の世界に戻って来た
「夢…か…」
時は深夜…咲夜に送り出された後
自室に戻って寝てしまったようだ
「変に目が冴えちゃったな…少し歩こうかな…」
早苗は深夜の基地内を歩こうと自室からでた
するとなにやら物音がする
「こんか時間になんだろ…ネズミかな?」
早苗が物音がするほうに近づくと一匹の烏がいた
「烏…?元気ないな…」
早苗は両手でそっと烏を持ち上げた
「うーん…どうしようかな…」
とりあえず、研究区へ向かった
「…でここまできた…と?…私が起きてたから良いものの…もし誰も居なかったら警報装置が起動してましたよ?」
フランが呆れ気味にため息をつきながら苦笑いを浮かべた
「だって弱ってるんですよ?可哀想です」
フランは早苗から烏を受け取った
「本当に…貴方は霊夢とそっくりだ」
フランは近くの台に烏を置いて機械を動かした
「霊夢を拾って間もないころ…遊びに行って帰ってきた霊夢が弱った子猫を拾ってきましてね…その頃、第三回人類遺伝子的革命があった頃でして…結構忙しかったのです…だから可哀想だけどもとあった場所に戻してきなさいと言ったんです…そしたら霊夢、泣きながら[このままじゃ死んじゃうよ!]ってね…そのまま泣き落としでしたね…結局、元気になるまで世話してしまいました…他の研究者はなんとか言いくるめれたんですが…流石に姉には叱られてしまいました」
フランが懐かしげに天井を見ながら語った
「そんな事が…」
「えぇ…そんな霊夢ももう成人ですか…時の流れとやらは本当に解せませんねぇ…どうやって止めればいいものか…私にも解りません」
「…止めなくていいんじゃないですか?…だって…」
早苗がにこりと笑った
「変化がないとつまらないじゃないですか…春がきて夏がきて…秋になって冬になって…また春がくる…そうやって時は進んでます…年がら年中桜が見れちゃったら、みんな桜に見向きもしなくなってしまうでしょう…変化という奴は人間を好き勝手に操ってしまうんです…良い方にも…悪い方にも…」
早苗がうつ向いてしまった
「早苗さん?」
「いえ、なんでもありません…忘れてください」
機械がアラームを鳴らす
「む?…何も異常は認められませんね…至って健康体です…何処かに頭でも打ったのでは無いでしょうか」
「なら良いのですが…良かったですね、烏くん」
早苗は優しく烏の頭を撫でる
「しばらくしたら野に返してあげて下さいね…ここの空はこの子には狭すぎます」
「わかりました」
早苗は烏を連れて居住区に戻って来た
「ところでどうしてここに烏が?…誰かのペットなのかな…?」
烏を飼うというのもどうだろうか
「うにゅー…霊夢ー?カー?どこー?」
暗闇の中で不安げに呟く声が響いた
「…?」
「誰かー…いないのー…?」
早苗は声のするほうへ歩を進めた
壁伝いに見るとそこには女性が踞っていた
(大きいな…2mはあるよ…)
すると烏が激しく鳴き始めた
「!?どうしたの!?烏くん!」
「…カーの声…どこ?」
女性はこちらを見た
「あ、あの…カーって…この子の事ですかね?」
早苗は女性に烏を渡した
「もしかして…助けてくれたの?」
「えぇ…助けた…ではありませんが頭を打っていたみたいなので私のほうで一時的に保護しました」
女性はにこりと笑った
「うん!ありがとう、おねーさん」
(おねーさん!?どうみたって私の方が年下なんだけど…)
「あ、あと、霊夢さんは恐らくそろそろ帰ってくると思いますよ?」
「そうなの…いろいろありがとね!じゃ!」
女性はそのまま闇に消えていった
いつの間にか烏の鳴き声も消えていた
「…不思議な人…」
最終的に早苗は自室に帰っていた
「あの人は…一体…」
早苗は女性の事が引っ掛かっていた
大人びた雰囲気から想像できないくらい幼い物言い
どうみたって年下の自分の呼称がおねーさん…
考えども分かりはしなかった
深く考え事をしているとその内、府かい眠りに落ちていった
気付けば朝だった
早苗はゆっくりと起き上がった
「…朝…」
「早苗」
霊夢が部屋の中でいた
「霊夢さん…?」
「…貴方…お燐って人…知ってる?」
霊夢は深刻そうに呟いた
「え、えぇ…お燐さんは私の命の恩人なんです…その…亡くなったって聞いて…すごい…ショックでした」
霊夢が目をそらす
「早苗…後でチルノの店に来れる?」
「えぇ…行けますけど…」
「…ありがとう…待ってるから」
霊夢が部屋から出ていった
「今日の霊夢さん…少し変だなぁ」
早苗はロビーに降りた
すると誰かの目線を感じた
その目線のほうに目をやると翼を生やした少女がこちらを見つめていた
「あ、あの?」
「貴方が東風谷早苗ね!!」
少女は一気に早苗との距離を詰める
「そうですけど…あの」
「私はレミリア・スカーレット!考古学者をしているわ!貴方が破壊の蝶だ、って咲夜に聞いてすっ飛んできたのよ!」
「は、はぁ…」
「ということは貴方が破壊の蝶でいいのよね!?」
レミリアは食い気味に詰め寄った
「そ、そうだと聞いていますが…」
「なら!羽を広げ…」
「「なぁにやってんだ!こら!!」」
魔理沙とフランのチョップがレミリアの頭に炸裂した
「何やってんだ!てめぇ!早苗に迷惑かけてんじゃねぇよ!」
「お姉さまの悪いところ発動していますね!?周りの事がすぐ見えなくなる…こんなんだから!魔理沙は女の子らしく育たなかったんですよ!」
魔理沙は顔を真っ赤にする
「なっ…それは関係ねぇだろ!!私だって女らしいじゃんよ!?」
「…息子みたいな娘…ププッ 」
魔理沙が流れるような動作で槍を生成してレミリアの首に突きつけた
「なんか言ったか…あぁん!?」
「いやーん…反抗期の娘(笑)に殺される~」
「上等だ、オラ…てめぇ姉妹揃って串刺しにしてやらぁ!!」
「魔理沙、落ち着いてください!私はそういう意味で言ったんじゃなく…」
「じゃぁーどういう意味だつぅーんだよ!?」
レミリアが二人の乱闘からしれっと抜け出す
早苗もそっと基地の外に出た
「レミリアさん…その…羽の件なんですけど…夜でも良いですか?…少し、約束があって…」
「約束…?…あ、えぇ私はいつでも大丈夫よ」
「ありがとうございます」
早苗はそのまま、チルノの店に向かった
母妖精の酒場
「…霊夢?辛気臭い顔してんねー」
チルノが深刻そうな霊夢に牛乳を出す
「…」
「カルシウムが足りてないんじゃないかね?」
「そういうんじゃないんだけどね…少し昔の事を思い出してて」
霊夢が天井を見上げて呟いた
「お空が昨日訪ねて来たのよ、すぐに帰ったんだけどね…私にとある話をして帰ったわ」
「おぉ…うつほくんか…元気そうだったかい?」
霊夢がうつむいた
「あれを元気を言うなら…だけどね」
「?」
「早苗が来たらきっちりと説明するわ」
扉が開きドアベルが鳴った
「いらっしゃい、悪いんだけど朝の内は…早苗かい…座りなさいや、牛乳を出そう」
早苗が霊夢の横に座った
「ありがとうございます、マスターって牛乳好きですね」
早苗が苦笑いを浮かべた
霊夢が牛乳を入れたグラスを回して氷で透明な音を奏でる
「…霊夢さん?」
「うん、さっそくなんだけどさ…昨日…女の人に会わなかった?」
「えぇ…かなり高身長の…」
「その人…霊烏路空って人なの…私の旧友であるお燐…火焔猫燐の友人よ」
「霊夢さん、お燐さんともご友人なんですか!?奇遇です」
霊夢が少し表情を緩めて話した
「そういえばお燐のこと、命の恩人って言ってたわよね?…詳しく教えてくれる?」
早苗が嬉しそうにしかし俯いて話始めた
「私の母は…いえ、東風谷家の女は昔から美しい歌声を持つと聞いています…今、思えばウタヒメの一族なんだと思います…その為か良く解らぬ連中に襲われる事が多々ありました…私も小学校…いえ中学だったかな…それくらいの頃、黒いスーツを来た男性の集団に襲われた事がありました」
その時、私は本当に怖かった
男性の「そこかっ!」とか「草の根掻き分けてでも見つけ出せ!」とか
切羽詰まった声を聞くと心臓が高く大きく震えました
その時は近くに耕作放置地がありましてそこに身の丈ほどの茂みがあってそこに隠れてたんですけど…ついに見つかってしまって
「やっと見つけたぞ、小娘が」
「手間を掛されるんじゃねぇよ」
私は無理矢理持ち上げられて…
もうダメだと思ったその時です
「あー…みーちゃったーみーちゃったー」
女性の声が近づいてきました
その人こそ、お燐さんだったんです
「誰だ!?」
「あたいかい?通りすがりの正義のヒーローさ」
「ならさっさと通りすぎろ!目障りだ」
お燐さんはクスクスと笑いました
「聞いてなかったのかい?正義のヒーローだって言ったのさ」
お燐さんはその時、楽器ケースを持っていました
「どうみたってあんたらは悪じゃないか、まぁこの子がなんかして捕まってるにしたって…こんな可愛らしい少女を乱暴に扱うのは頂けない、怪我なんかしたらどうする?…このくらいの子はあと二年もしたらすごい可愛くなるんだから、少々のお転婆は水に流すっていうのが大人ってやつなのさ」
「はぁ?何を訳わかんねぇこといってやがる!?」
「こっちだって仕事でやってんだ!どっか行け! 」
お燐さんは楽器ケースを地面に下ろしました
「そうはいかないねぇ…あたいはヒーローなのさ」
お燐さんは襲いかかってきた男性を軽くいなして私を助けてくれました
「大丈夫かい?お嬢さん」
「…はい…」
「良かった…じゃあたいはこれで」
お燐さんはあろうことかそのまま去ろうとしたんです
「あの!お名前を…」
「名乗る名はないよ」
幼かった私はそれ以上、質問できず黙ってしまいました
お燐さんはそんな私を見かねて戻ってきてくれました
「うーん…お燐だ…本当は火焔猫燐なんだけど…長い名前は嫌いなんだ」
そう言うとお燐さんは私の頭を撫でてくれてそのままどこかへいってしまいました
「そう…そんな事が…」
霊夢は少し嬉しそうに呟いた
「お燐…あんたの意思は生きてるじゃない…悲しい空しい死なんかじゃないよ」
霊夢が胸に手を当てて苦しそうに歯を食い縛った
「ところでうつほさんの事…教えてくれますか?」
「うん…マスターも聞いて…」
チルノも今までしていた作業を止めて霊夢を凝視した
「お空は…お燐を復活させるために作られた…扉の鍵よ」
「扉の…鍵?」
「なんだい?そりゃ…家の鍵って訳では無いだろ?」
「えぇ…聞いてちょうだい神話の扉…真理と真実の扉の話を…」
日本のとある場所
「完成したわ…」
ある人物が水槽を覗き混んで呟いた
水槽のなかにはお空が眠っている
その口には酸素を補給するための管が繋がっていた
「もう少しの辛抱よ、お空…絶対にお燐を復活させるんだから…」
母妖精の酒場
霊夢と早苗が帰ってからチルノが片付けをしていた
「チルノさん?どうしたんです?」
大妖精があくびをしながら階段から降りてきた
「今から片付けるんですか?」
「あぁ…今日は臨時休業だ…妖夢に用事ができてね」
チルノの表情はいつにもまして真面目な顔をしていた
「チルノ…さん?」
「一応、看板を出して置くけど…くるバカもいると思うんだ…来たら…」
チルノが目を鋭くして呟いた
「本部に来いと言ってくれ」
「霊夢さんの言っていたことが本当なら…」
早苗は何を無い夜空を見上げた
早苗は霊夢から唯一教わらなかったことが頭の中で引っ掛かっていた
「この空一杯に神話の扉が開くらしいけど…」
「あれ?もういいの?」
早苗は急にした声に振り向く
そこにはレミリアが立っていた
「レミリアさんは…そういえば、考古学者でしたよね?」
「え、えぇ…」
「なら教えてください…真理と真実の扉ってなんですか?」
霊夢から唯一教わらなかったこと…
それは扉の正体だった
正体が解らぬ物には明確な恐怖も抱きにくい…早苗にはきっとそれが現実に起こることという実感も無かったのだろう
「来て」
レミリアは短く言うと本部に入って行った
表情までは解らなかったが想像するまでもなかった
レミリアの自室
大量の本が所狭しと並んでいた
レミリアはその中から一番古いであろう本を取り出した
「…レミリアさん…それは?」
「碑文書よ…いえ、正確に言うなら、とある遺跡の石板の模写に近いかしら…ここには真理と真実の扉の事が書かれていたわ…あ、早苗にはまずここにおける真理と真実の違いを教えないとね 、解るかしら?」
「…いえ、そこが解らないんです…両方とも同じ意味じゃないですか」
レミリアが頷いた
「…然りね、真理と真実…古代語ではヘヘチキ=ヘヘキミ…真実はその事象を司り、真理は真実に行き着くまでの概念を司っているわ」
「えーと…つまり? 」
「真実は結果、真理は経過って事ね」
「あぁ…」
レミリアは続ける
「古代に住んでいた人々は新人類を神聖視していた事が解ってるのよ」
「待ってください!新人類って最近発見された人類の進化系ですよね?なのに古代の碑文に残っているなんておかしいじゃないですか? 」
レミリアがニヤリと笑った
「成る程ね…ある程度は知ってる口か…私の考えではそうではないと考えるわ…進化の逆…所謂、祖先帰り」
「祖先帰り?」
レミリアが本棚の本をもう一冊取り出した
「その者、剣と一体になりて敵を討ち滅ぼす者也…その者、汝の腕より武器を召喚し蹂躙する者也…どう?どれも新人類の持つ特徴を表してると思わない? 」
剣と一体になりて敵を討ち滅ぼす者は霊夢と同じ、無機物との融合(早苗は実際に目でみた訳ではないが魔理沙からの話でなんと無く解っていた)
汝の腕より武器を召喚し蹂躙する者は魔理沙と同じ、鉄分結晶化による武器の生成…
どれも魔理沙はポピュラーな能力だと言っていた
「本当だ…」
「これは海外の遺跡の石板に書かれていた内容…英雄と言う名で呼ばれる石板文ね…私はこの石板文から今、人類に起こっているラグナロクは先祖帰りだと考えているのよ…何故かは解らないけどね…話がずれたわね…真理と真実の扉だったわね…」
レミリア
「その重き扉が開きし時、汝、真理と真実の全てを得ることができる…しかしその全ては我らには手に負えぬ力であろう…その為、我々はその重き扉に封印を施した…鍵として黒き騎士と白き獣と破壊の蝶を任命した…もし全ての鍵を受け入れ、最終試練を終えた者のみこの扉を開ける事を許そう」
「最終試練…ってなんです?」
レミリアがため息をついた
「それが新人類考古学最大の謎なのよ…誰もこの謎は解けなかった…ただ貴方の存在がこの碑文の内容の信憑性を高めているのよ…破壊の蝶さん」
レミリアは早苗を指差した
「そっか…私って破壊の蝶…なんでしたっけ?」
「えぇ…折角だから羽を見せてくれるかしら?」
早苗は頷くと意識を羽を広げる事に集中した
すると半透明で巨大な蝶の羽が広がった
「これは…美しい」
「何か…解りましたか?」
「ええ…」
レミリアが写真を取り出し早苗の羽と見比べた
「間違いないわ…貴方は破壊の蝶よ」
レミリアはPICを早苗の首筋に当てた
早苗はブワーと身震いした
「慣れないかしら?」
「ひゃい…それにしてもそんな物を開くなんて…お空さんの主は何を考えてるんでしょう?…」
「…そうね…碑文書を極解すれば…真理と真実の全て…つまり死んだという事実とこうやって死んだという経過の全ても詰まっている…そう…その真理と真実を破壊すれば…死という事実を無かったことにできる…そう解釈したのでしょう」
「そんな事が…」
早苗の脳裏には一瞬ながらお燐が生き返らせれるという考えがよぎった
それを見越したようにキッパリと言った
「ダメよ…死は真理と真実を越えた無の境地…そこに干渉するなんて許されるはずがない…必ず死より恐ろしい無を与えられるわ…科学の最大の境地が死の無効化なら考古学の最大の境地はそれの阻止よ」
「そうですよね…一瞬、そんな考えがよぎった私をぶん殴りたいです」
「…フランにもそこは解ってほしいのだけどね…科学者を妹にもつと色々大変なのよ」
レミリアが苦笑いを浮かべうつむいた
「ところで何があって真理と真実の扉なんか…」
「霊夢さんから聞いたのですが…真理と真実の扉を開こうとする人がお空さんを利用してるんだって」
レミリアがショックを受けた様子だった
「…空を…?…燐を生き返らす為か…!?」
レミリアが外套を羽織った
「フランの元へ向かう…早苗は…ここで待ってて」
「え、えぇ…」
心配そうな早苗を見かねてレミリアは声をかけた
「不安から霊夢と一緒に居なさい…しばらくしたら全部終わってるから」
レミリアが部屋を飛び出した
「不味い事になったわ…!」
その頃、霊夢は
「霊夢、本当なのか?」
霊夢が頷いた
フランが深刻そうに妖夢の方をみた
「私が師匠とフランに嘘を付くわけないじゃないですか」
「でも…お空さんは…霊夢の…鍵の媒体にされるのならお空さんもただでは…」
「それ以上は言うな…助けるんだ…絶対に!」
妖夢が鋭い視線で虚空を見つめた
「お願い…このままじゃ…お空…死んじゃうよ…」
霊夢の頬に涙が筋を作った
フランと妖夢の表情に僅かだが怒りが含まれた
「大丈夫ですよ、霊夢」
「扉が関わるならgearが動く」
怒りを覆い隠すような優しげな二人の二人の声がしたあと
妖夢が霊夢の肩をトンと叩いた
「不可能を可能にする新人類機関が…な…だからそれまでに笑顔になってろ…お空は…笑ったお前を好きになったんだろ?」
妖夢がにこりと笑った
「うん…ありがとうございます…師匠…フラン」
「解ったなら部屋でいろ…大丈夫だ、一眠りして目が覚めたら全部終わってる」
妖夢に促されるまま霊夢は自室に戻っていった
「霊夢の扱い上手いですね」
「…お前程ではない」
「えぇ…私と霊夢は親子みたいなものですからね…」
妖夢がフランの方を向いた
「さてと…フラン、ルーミアを連れてこい…す巻きにしてでもな」
「了解です」
「場合によっては半殺しにしてもいい…あいつなら半殺し程度では死なん」
「わかってますよ…うっかり手を滑らせて殺したらごめんなさい」
「そうなったら霊夢に全力で詫びろ…媒体にされたお空を助けるにはあいつの力が必要だ」
「はい、そりゃ困りました…娘に嫌われる位なら…死んだ方がましですからね」
「全部終わったらぶん殴れ、許可する、ただ霊夢に露見しないようにな」
「そりゃありがたい…」
フランが手をブラブラさせながら白衣を身にまとった
「私の可愛い娘を泣かせる大馬鹿者は…誰ですか」
「私の愛弟子を泣かせるとは…万死に値する」
「殺されても…」「文句ありませんよね?」
今年二度目の胃腸炎です
この前とは違って腹痛のみならず吐き気まで襲って来やがりました
何が行けなかったのか皆目検討がつきません
コーン缶、3缶一気に食べたのが不味かったのかな?(´・ω・`)