フルーツバスケットの日常   作:ハーメルン’s

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どうも、『no-name』こと、名無しです。
やっとストーリーを上げれました。大変申し訳ない。
ですがそれと同時にやっと10話に達しました。

取り敢えず、ご覧下さい。


第10話 短い昼休み

 

 

 

「なるようになる!」

 

 

 

 

 そう言って唐突に扉を勢いよく開けて突っ込んで来た山田。

 

 

 ・・・・・・・・・何言ってんだこいつ?

 

 

 よく分からん事を叫ぶのは勝手だが、ちゃんと前を見ろや。

 景色の代わりぎわに一瞬だけ目を瞑ってしまうのは人間に良くある性質だが、今回はその性質が不幸を読んだのは一目瞭然。

 完全に瞼を下ろした山田は座り込んで居る鳴冴に向かって突っ込んで行く。

 

 

「え?」

「・・・・・・・・・はぁ」

 

 

 扉と鳴冴の間の距離は3メートル程、鳴冴は扉が勢いよく開いた事に驚き固まっており、山田は目を瞑っていてそれに気付かない。

 後何の集団なのか不明な有象無象が山田の後ろから続くように駆けてくるのは意味が全く分からん。

 

 

 何だ、この状況?

 てか後ろの有象無象に関しては普通に止まれるはずなんだが、何?山田の信者か何かか?

 取り敢えず危ねえから————。

 

 

「よっと」

 

 

 山田の腹に横薙ぎの蹴りを決め込んだ。

 

 

「グエッ!?」

 

 

 おぉ、山田の身体が綺麗にくの字に曲がった。満点。

 そのまま蹴り飛ばして扉の向こうに送り返してやった。

 転がっている様も何処か綺麗だしな。何目指してんだよ此奴。

 そんな俺のどうでも良い心情を他所に、山田は地面を転がり集団の足元に辿り着いた。

 まぁ、駆けてくる集団の足元で寝ていればどうなるかは必然。

 

 

 

「ギャアアアアアアア!」

 

 

 

「「「山田ごめええええええええん!!」」」

 

 

 

 山田に躓き、さらに躓き。

 テッテレー(棒)、山田土台の山完成。

 

 

「そして仕上げ」

 

 

———ギイイィィィイバタン

 

 

 扉に手を添えてゆっくりと閉めた。

 開けたら閉めなきゃいけない、ってよく言うしな。

 それに山田ならきっと大丈夫だろう、山田だし。山田の事ほとんど知らないけど。あ、お互い様か。

 

 

「や、山田君・・・・・・・・・」

 

 

 鳴冴は青褪めた顔で扉の向こうの山田に声を掛けている。聞こえるはずもないけどな。鉄扉と肉壁の向こうだし。

 ま、コイツの怪我も大した事無さそうだし、張本人となってしまったので面倒事が起きる前に退散するとしますか。てか自販機行かねぇと昼飯食えねぇだろうが。

 

 

 気が付けば昼休みの時間は残り10分ほどとなっており、昼食分には十分だが休憩時間が少ない。

 久しぶりに授業に顔を出そうと思ってたんだが、次の授業はなんか学園長が直々に話すらしいしな。

 だがやっぱこの状況じゃ急ぐのも面倒臭いな。

 

 

「こりゃ午後の授業もパスだな」

 

 

 つまりはいつも通り、学校に顔を出して暇を潰して学校終了。

 高校生活、こんな事してる予定じゃ無かったんだがなぁ。

 気付いたら1年終わって2年生。何処で間違えたんだか。

 

 

「・・・・・・・・・取り敢えず自販機行くか」

 

 

 相変わらず扉の向こうはガヤガヤと喧しい。

 鳴冴は混乱中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うん、放置。

 そして意味もなく思った。

 

 

「あの集団、2年2組多くね?」

 

 

 クラスの顔の過半数は居たぞ。仲良すぎだろ、

 

 

 

 

 

 

 決して羨ましいなんて思ってないぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

—————————————————————————————

Now loading・・・・・・・Now loading・・・・・・・Now loading・・・。

—————————————————————————————

 

 

 

 

 

 

 

 

 自販機に来たは良いものの、此処は此処でなんかガヤガヤとしている。

 確かに自販機前にはベンチやらテーブルやらが設置されており、此処で昼食を取るものも少なくはないだろう。

 体育館と校舎、別棟に囲まれていて強風の心配は無いのに陽当たり風当たりも良い。

 屋上とは別で存在する当たり位置なのは確かだ。

 

 

 それなのに俺が此処で飯を食わない理由。

 それはちゃんと存在する。

 

 

 

 

「あいつ、空亡 朧じゃないか?近づかない方が良いぞ。野蛮だって噂だから何されるか分かんねぇよ?」

「あいつこんな所に何の用だよ」

「マジウザいよな。いつもスカしやがって」

「空亡先輩ってあの人?噂通りで不良っぽいね」

 

 

 

 

 理由はこれ。ヒソヒソ周りでしてる周りからの目。

 全く、相変わらず人が集まるところは空気がウザったらしい。野蛮なのは否定しねぇけどな。

 今更気にはしていない。一々反応していたら面倒だし、そんな性格だったら学校なんぞ来ていられないからな。

 しかし、此れが飯食ってる最中もずっと続くのは流石に面倒臭いと言うもの。

 と言う事で、皆の気も休まらねぇみたいだし、邪魔者はさっさと用を済ませて退散するとしよう。

 

 

「にしてもいつも思うが、此処の自販機のラインナップは多過ぎんだろ。随分と用意周到だな」

「そうだろうそうだろう。何たって私が直接管理しているのだからな。基本的に思い付くもの全て揃えておるぞ」

 

 

 此処に来ない理由はもう一つ存在する。

 此処は何故か、異様に大人が集まるのだ。

 教師やら事務員やら、学園長やら。

 

 

「流石だな。じゃあリクエストがあるんだが、おしるこ追加してくんね?偶に飲みたくなるからよ、学園長様や」

「おぉ、失念しておった。分かった、貴様が授業に出るのを条件に追加してやろう。ついでにオニオンスープも仕入れるか」

 

 

 このクソババァ、何かと色んな生徒にお節介を焼いてくるから面倒臭い。だがオニオンスープはナイスだ。

 この自販機を管理しているのは学園長、そして俺はお願いをしている身だ。

 癪にさわるが、まぁしょうがない。

 

 

「そんな事で良いのか。良いぜ、じゃあ頼んだわ。オニオンスープも忘れんなよ〜」

 

 

 俺は午後茶赤と爽健美茶を購入してその場を離れた。

 

 

「・・・・・・・・・」

 

 

 学園長はキョトンとしてその場で呆けている。

 すんなり承諾すんのがそんなに珍しかったのか。これまた一興だな。

 さて、本校舎の屋上はまだ彼奴らが居るだろうから、俺は別棟の屋上を目的地として足を進めた。

 

 

 

 

 




どうでしたか?
正直、と言うか普通に短くなってしまいました。
やはり計画組んでやった方が良いのでしょうか?

・・・・・・この企画でそんな器用な事無理です、俺には絶対に。

まぁ、こんな事が続くと思いますが、それもご愛嬌と言う事で堪忍して下さい。
と、言うわけで記念すべき第10話、何も出来ずに申し訳ないです。
その辺は次話以降の仲間が如何にかしてくれる筈です!

指摘、感想お待ちしてます。
随分と前に感想を頂いたのですがその事に気付けず、事実上放置、となってしまいました。
感想くれた方、大変申し訳ありません。
以後こう言う事が無いように通知が俺の元に送られるようになりました。

報告は此れくらいですかね。
ありがとう御座いました。
次の作者さん、お願いしますね。
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