フルーツバスケットの日常   作:ハーメルン’s

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どうも!今回の担当はsirotaです!
前の話を読み返してから読んだ方が内容が続くかもしれませんね


第11話 山田は行かなければならない!

屋上のドア警備員になった山田だったが、次の授業の準備を手伝ってもらいたいから職員室に来るよう先生に先生に来るように言われていたのを思い出したのだ。

 

今行けば確実に食パン事件の事後を見てしまうことになる。それはプライバシー的に大丈夫なのだろうか、これから始まるかもしれぬ恋シーンを見たくなんか無い。だが、今このドアを開かなければ確実に先生との約束が守ることができない。そう、あたふたとドアを開けようか開けまいか悩んでいたのだった。

 

 

「せっかく先生が使命を下さったのに無下にすることはできないよな…やや!そうなんだけどさ、これから恋が始まるかもしれないところに行って逆恨みなんてされたら怖すぎる!!どうしよ…どうしよ…」

 

 

小言でブツブツ言いながらドアの前をうろちょろドアノブを触ったり引いたり

 

「なんでだよちくしょーさっきまでは楽しかったのに…」

 

 

 

 

数分前

 

ドアの向こう側でどんなラブシーンが繰り広げられているのか聞き耳を立ててみたり座って妄想したりしていたのだ。

 

「ちょっとテンション上がってしまって鳥の求愛ダンスをやってみたりして楽しかったのに…」

 

山田にとって一大イベントに遭遇したことはとても嬉しいようで、それをぶち壊してしまうかもしれないことがとても残念に思っているようだ。

 

それでも時間は刻一刻と迫っていく、授業開始まであと15分ほどしかない。このままだと授業準備はできないだろう。

 

(僕は真面目、一般の普通の平凡で先生に目をつけられてはだめなんだ!もう考えるのを放棄しよう!)

 

 

 

 

「俺はなるようになる!」

 

 

そう言って勢いよく飛び出した。

 

 

が、すぐ近くで起きていると思われた事件は

なかった。

 

(あれ?なんでいないんだ…あ!あんな遠くに…なんでだ?

 

やだなー

 

でも、この廊下通らなきゃ行けない!!)

 

 

少しでも早く通り過ぎるため走り出した山田、だがこの時目をつぶりながら走っていたことがこの後後悔することになる。

 

 

 

「グエッ」

 

痛いってものじゃない、こいつなんの格闘技やってた?北斗○拳ですか?ってぐらいの衝撃と痛みのなか意識を飛ばした。

 

 

 

 

 

 

一方

 

 

 

山田を追いかけていた山田親衛隊等は屋上を降りるドアへと向かっていたところ転がって来た山田に対処できず山田の上に次々に躓きピラミッドが出来上がっていた。

 

 

 

「え?今叫び声あったけどどう…

 

 

 

 

え、…

 

なんだこれ?」

 

 

遅れて来た佐藤は未だ状況を理解できず、この状況に戸惑っていた。

 

 

「ちょっと早く上おりろよ!」

 

「ごめっ!無理体制が整えられない!」

 

 

「おい!重い、山田が下にいんだぞ!」

 

 

 

観察隊が山の中で言い合っているのを佐藤はしばらく放心状態で見ていたが、チャイムの音で我に帰る。

 

 

「やばいぞ、山田潰されてんじゃん上のやつ退けるぞ!!」

 

 

 

佐藤はピラミッド頂上から次々とどかせていく右へ左へポイポイと…。

 

 

 

「佐藤副隊長!どういうことだ山田の意識がないぞ!」

 

 

 

 

「ハァ…

 

お前等が乗っかってたからじゃないのか?

 

隊長殿」

 

 

「とりあえず皆の衆!山田を保健室に連れて行くぞ!!!」

 

 

「「「「了解!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

その日3限の授業に生徒が全員遅刻したとかしないとか…

 

 

 

 

 

 




次回!山田看病される、山田の兄は…です
拝読頂きありがとうございます!
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