この小説番外編ばっかで申し訳ない。
長話はしないので、本編行ってください・・・・・・。
ジリリリリリリリリッ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ジリリリリリリリリリリリリリリリリッ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ——————————ドゴンッ!!!!
「お兄ちゃん
———リリリリ、カチッ。
思い切り扉を蹴り開けた妹の怒号によって起きたけど、やっぱ俺に目覚まし意味無えな。要らね。
たった今目覚ましとしての機能を切り捨てられた目覚まし時計は、見れば朝七時を指している。
少し高い位置にある窓から、雲の一つも無い快晴の青空が見えた。ワーイイ天気。
こんな日は二度寝に限る。
「そうと決まれば行動」
再び寝るために俺は空いた目蓋を閉じた。
まだ寝起きだから寝るのは容易い。
俺の意識は再度、深く沈んで行k———。
「何寝ようとしてるのかな、お兄ちゃーん」
————————ボフッ。
何か重い物が俺の腹の上に・・・・・・。
「おりゃ!」
ボゴッ!
擬音に疑問があるが、少なくても俺にはこんな柔そうな音には聞こえなかったな。
おりゃとか可愛い声で出す威力じゃない。
全くこんな風に育ってしまったのは誰の影響なんだかぁ・・・・・・・・・あ、俺自身しか思い浮かばねえや。
「・・・・・・・・・妹よ」
「ん?どしたのお兄ちゃん?」
「どしたの、じゃねえよ。寝起きの人間の頭に踵落としとかシャレになんねえよ」
「寝起きじゃないよ、寝てる人だよ。それに絶対私の事重いとか考えてたでしょ」
「・・・・・・・・・・・・」
挙げ足にエスパー、か。
此奴危ねえな。一般人の枠に入れちゃいけないタイプだと思ってるけど。
踵落としだって絶対全力で落としてたしな。どのくらいって、殺す気だったのかよ、ってくらい。。
頭ずらして躱すの遅れたら顔面の骨陥没してたわ。
「てかまだ七時だろうが。気温が丁度良い休みの日くらい寝かせてくれ」
「学校でも寝てる人が何をほざきますか!それに今日は私とお出掛けする約束してたじゃん!」
学校でも寝てるの何でバレてんのかねえ。この子通ってるの中学校の筈なんだけど。
「第一、こんな朝じゃ何処の店もやってねぇだろうが。せめて後一時間半は寝れる筈だ。て事でおやすみ」
「か〜〜ッ!これだからダメお兄ちゃんは!もう知らないからね!」
それだけ言って妹は部屋を出て行った。
嵐はやっと過ぎ去った。
これで寝れる。
おやすみ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ」
ったく。
——————————————————————————————————————————————————————————————————————
コンコン。
「・・・・・・・・・何?」
妹の部屋の扉の向こうから聞こえるのは不貞腐れた不機嫌な声。
こりゃ相当怒ってらっしゃる。
まぁ、仕方ねえな。
「正直言って何をそこまで怒ってんのか分かんねえけど、お前を見てるに俺が悪いんだと思う。どうしたら機嫌を直してくれるか、ダメな兄ちゃんに教えてくんねえか?」
「・・・・・・・・・知らない」
やっぱ思春期の女心は難しいなあ。
何のヒントも無いんじゃ分からんよな。
アレ見てなかったら分かんなかったわ、マジで。
「知らんのか、そりゃ参ったな。取り敢えず腹減ったから一緒に朝飯食わねえか?」
「—————ッ」
「一緒に食えば一緒に考えられるし、もしかしたら食ってる最中に忘れられるかもしんねえしよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
中々回答が返ってこない。
たっぷり五分、扉の前で待ってたら中から妹が覗いてきた。
「———ッ!」
「おはよう、霞」
「おはよう、お兄ちゃん!」
良かった良かった。
上機嫌な霞の顔を見れて思った。
リビングの上に用意されていた物を見て、こんなのも分かってやれなかった俺が悪いと呆れて笑ってしまった。
今日の約束は妹からお願いされたもの。
どうせ、今日が楽しみで早く起きてしまい得意な料理でも作ってくれたんだろうな。
二人暮らしの生活の中で、いつも料理を作ってくれる霞に感謝して、出掛ける約束を受けたんだからな。
まぁ、初めの一歩はどうあれ助かっているのは事実だ。
俺らは一緒に朝食を食べ、霞はスッカリ上機嫌になっていた。
「ご馳走さん」
「はい、お粗末様でした」
時計を見れば時間は八時を回ったところだった。
大抵の店は十時やら十一時やらに開店だし、今家を出てもショッピングモールまで電車ならそう掛からないから時間が余ってしまう。
そう言えば、俺は何処に行くかなんて全く考えてないが、計画でもあんのかね。
「なぁ、妹よ。一応聞いておくが出掛けるっつっても何処に行くのか、とかは決まってんのか?」
そう聞くと霞はおもむろに指を口に当て、妖艶な笑みを見せた。
「ヒ・ミ・ツ、だよ?」
この笑みに当てられたら大抵の男はドキッとするんだろうな。
俺の場合は、大人ぶってる霞は微笑ましいなとかしか思わんがな。
兄妹なんてそんなもんだろ。
妹の下着を見たところで只の布としか思わんしな。兄妹ってのは不思議なもんよ。
まぁ、それは置いておいて。
なんか碌なことにならねえ気がするのが、気の所為だと良いんだが。
「大丈夫か?兄ちゃん心配でしょうがないんだけど」
「大丈夫だって、お兄ちゃんは心配性だな〜」
「いや、お前の企みが成功した事無いから言ってるんだがな」
「今回はお兄ちゃんが抵抗さえしなければ全て上手く行くように計画したから大丈夫大丈夫」
「そうか。それは大丈夫だな、お前は。大丈夫じゃ無さそうな俺の身が心配だ」
一体何をされると言うんだか。
着せ替え人形程度の事なら引き受けるつもりだが、他には思い当たらん。
取り敢えず結果として此奴が楽しめさえすれば良いと考えているだけ。
とか考えてると、霞が唐突に腰を上げた。
なんか張り切っているご様子で。
「さて、そろそろ出ようかお兄ちゃん」
「おい、まだ八時過ぎだぞ?何処の店もまだ開いてない時間帯だ」
「良いの良いの、どうせショッピングモールまで歩くんだから」
家を出る準備をしながら軽々しく爆弾を投下した妹を思わずガン見した。
は?此奴今何て言った?
歩くっていった?
確かにショッピングモールまで時間はそう掛からない。電車ならば。
歩きって最悪一時間くらい歩くんじゃねえか?
「電車で良いじゃねえか。なんでわざわざ徒歩であんな所まで行くんだ?理由を述べよ」
「ん〜、だって、流石に電車の中だと恥ずかしいかな〜って思って・・・・・・・・・手を繋ぐの」
やべぇ・・・・・・妹が何を狙って何をしようとしてるのか全く分からねぇ・・・・・・。ついでに言えば何を言ってんのかも分からん。
え、まさか俺ってお兄ちゃん失格では?
自分自身に軽く絶望して、自信を喪失した。
「おーい、絶望感が顔に出てるぞー。何に絶望してるかは分からないけど、大丈夫だよ!私はお兄ちゃん大好きだから自信持って!」
「はぁ・・・・・・そりゃどうも」
今は気力使い果たしちゃ今日保たねえからな。
霞の言葉は素直に受け入れておこう。
「そんじゃ、ま。行きますか」
「レッツゴー!」
妹と共に玄関の扉を開き、外へと飛び出した。
この後心身共に過労迄する事になるのをこの時の俺はまだ知らなかった。
読んで頂きありがとう御座います。
今回もまた番外編なのですが、この小説ストーリー以外が地味に多い。
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えー、今回の番外編なのですが、番外編なのに新キャラ出しちゃいましたね。
やらかしたとか思ってないですよ?
ただ後悔してるだけ。
本編の方では区切りが着いたら次の章(予定)にでも出します。
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読んで頂きありがとう御座います。