フルーツバスケットの日常   作:ハーメルン’s

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どうも名無しです。
今回ですが色々ありまして凄く短いです。
取り敢えずどうぞ。


第14話 サブミッションの失敗と再受注

 

 

 

 

 

「さて、別棟とは言え結局また屋上か」

 

 

 本校舎と少し間はあるものの平行に並んで建てられている別棟。

 その屋上にて俺は立っていた。と言うか立ち尽くしていた。

 昼食を食べる為に飲み物は買った。

 此れで昼食の準備は済んだ。

 後は昼食を食って午後の授業に出れば良いんだが、一つ忘れていた事がある。

 右手で持っている積まれた数冊の本。

 

 

「・・・・・・・・・図書室寄るの忘れてたな」

 

 

 一体俺はどれだけ食欲が酷かったんだ?

 自分で思うにそう急く程腹が減っていたようには感じられなかったんだが、どうやらこの短時間のゴタゴタは俺に空腹を軽く思わせる程の大事だったらしい。

 なんかややこしくなったが要するに、任務と空腹を忘れる大事だった、と。

 ・・・・・・・・・と言うか短時間の中に色々詰め込み過ぎだろ。

 

 

 本校舎の屋上にある大時計を見れば、既に五限目が始まる時間をとっくに超えていた。

 

 

「あー・・・・・・・・・まぁ、良いか」

 

 

 学園長との約束を破ってしまった、とは思っていない。

 理由は単純。学園長は『この後の授業に出れば』みたいな事を言っていたわけだが、そこに何限とは明言されていな。

 あの人は学園長と言う立場にあっても子供のようにはしゃぐ変人だが、頭の回りは常人を超えて早い。

 さしずめ、俺と会った時に鞄の中のサンドイッチが見えたのだろう。そこから俺が昼飯がまだだと考え、俺の性格上の授業よりも食事を優先する事を知っていたのだろう。

 多分こんなところか。だから五限ではなくこの後と言ったんだろう。

 

 

 さて、そんな事はどうでも良い。

 流石に腹が減ったし、これ以上は食事が何よりも優先だ。

 俺は日陰に入っているベンチに座って鞄からサンドイッチと先程買った飲み物を取り出した。

 ついでに一冊の本も一緒に取り出す。

 食事をしながら読書とは良いものだと思うが、借り物を汚すのも忍びない。だから俺は予め鞄に入れておいた自分の所有物である本を用意していた。

 この本を読むのはもう此れで何度目になんのかね。

 まるで古くからあるかのような汚れ方をし、最後のページには栞が挟まっている。

 俺は最初のページを開いて同時にサンドイッチに被り着いた。

 

 

「んっ・・・・・・・・・悪くない」

 

 

 凝った物を作るのが面倒臭くて簡単な物をと用意したが、案外結構いける。

 次々と食は進み気がつけばサンドイッチを全て食べ終えていた。

 本も半分程読み終え丁度良いところで閉じた。

 まだ五限が終わるまでは時間があるが、腹は満足した。

 

 

「・・・・・・ちっとばかし早いがもう行くか」

 

 

 今から向かえば丁度良く五限目が終わるくらいには着くだろう。

 授業間の休憩時間に教室に居れば周りから見られるだろうが、その程度ならば既に慣れたようなものだし、そんな小さい事よりも学園長との約束の方が俺には重要に思えてしょうがない。

 

 

 と、言う訳でサンドイッチを包んでいたラップと空になった一本のペットボトルを鞄に突っ込み、鞄と積まれた本を持って俺は屋上を後にした。

 別棟の屋上の出入り口は本校舎と違う構造で、廊下までちゃんと余裕のある距離感になっている。

 それ以前に別棟には殆ど人が居ないから注意する必要も無いがな。

 

 

「そんじゃ、先ずは図書室に行くとしますかね」

 

 

 











—あとがきー

さて今回短いっすね。
いやぁ、こんな事になるなら番外編じゃなくて本編に力入れておけばよかったな。
急遽書き上げたのですが、焦っていたせいなのか内容が全然思い浮かびませんでした。
それで時間を食ってしまった。
まぁやらかした。
ちょいと幾ら何でも進みが遅すぎると感じる。
と、いう事で俺の番外編は最低でも五話以上は間を空けます。
本編に集中せねば。

えー、誤字脱字訂正感想を感想やらTwitterやらにてお待ちしております。
勿論の事、メンバー募集は常時行なっておりますので宜しければお願いします。
ではまた。
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