『sirota』です
よく使われる名前だが、山田太郎という名前の人見たことないなと両親が命名
性格…成績は常に平均点、だが友達が多いのが唯一の平凡ではない所
口癖は『そうなんだけどさ…』
よく記名例に自分の名前があるのを嫌がること無く、それを下敷き代わりに綺麗にかけると喜んでる内なる変人
滲み出る変人が友達が多くなる秘密なのかも…
そんな彼は今とても困ったことになっている。
「んー…どうしよう…」
学校、お昼=屋上でぼっち飯!という変な固定概念をもっている彼は友達の誘いを振り切ってまで今日も屋上でご飯を食べていた。
そこまではよかったのだが…食べ終わっていざ帰ろうと屋上のドアに向かうとなにやらドアの向こう側で男性と女性が話をしている。
これは開けてはいけない雰囲気だと困ってしまったのだ。
もともと山田は空気を読むような奴ではないが、さっき聞いた音が今山田の行動を止めている原因だと言える。
そろそろ教室に戻ろうと考えた時に
DOOOONN!!
という鈍い音がドアの方から聞こえた。
多分この2人から出た音だろうと推測できる。
ドアの向こう側にいる人間は、男性と女性。
ぶつかる、男性と女性=恋という固定概念を持っている山田はこれは邪魔をしてはいけない事件だと理解したのだ。
だからといってここにずっと立っているのも少し変だ。聞き耳を立てていたなんて思われても嫌だ。
「お?山田!そこで何してんだ?」
急に名前を呼ばれて振り向くと知らない人。なぜ名前を知っているのか不思議に思った。
「なんで名前知ってるんですか?」
「おいおい…同じクラスじゃんかよ…」
もしかしたら先輩かもしれないと敬語で話しかけてみるとまさかの同い年で同じクラス。呆れてるその人に悪気もなく納得していると段々近づいてくるクラスメイトに危機感を感じた。
そう、このままだとドアの向こう側の事件にこの人は気づいてしまう。
「止まりなさい!ここから先は関係者以外立ち入り禁止です。はい、下がって!下がって!」
「え?へ?山田??」
なんとか下がらしてドアから距離を置くことが出来た。ここは守らねば!という使命感が山田に生まれてしまったみたいだ。
「ん?どうしてここで止まってんだ?」
「なんか関係者以外立ち入り禁止って言われて止められてさ」
「ありゃーそりゃしょうがないな山田がいいって言うまでここは通れないな」
そうやって去っていく2人にホッと息を吐く。
本当は意味不明な行動をとる山田を観察するため少し離れた
なんてことは山田は知らない。
(ここからは読まなくても話は変わりませんが、山田太郎の内なる声を知りたいと興味を持った方良かったら読んでください。⚠内容は変わりません、山田太郎の内なる声が付いただけです)
『ど…どうしよう!!!これは事件だ…』
山田太郎、僕は人生最中の危機に立っています!
屋上=ぼっち飯という青春を噛み締め最高な気分で教室に戻ろうとした今…大きな試練があります!
屋上を出るドアの向こう側になにやらいい雰囲気の男女がいるのです。
なぜいい雰囲気だとわかるかというと、さっきDOOOONN!!っていう大きな音がした。
その方向にこの男女…もう食パンの恋だ!それしかない…
こ…これは邪魔しては絶対に恨まれるやつで…誰も触れてはいけないやつなのではないかと!
「お?山田!そこでなにしてるんだ?」
え…誰ですかこの人
なんで僕の名前知ってるんだろ?怖っ!僕有名人になった覚えないんですが。
「なんで名前知ってるんですか?」
「おいおい…同じクラスじゃんかよ…」
おお!同じクラスでしたか
ほとんどの人の名前覚えてないから誰だかわからなかったやw
あれ?この人こっちに近づいて来る?もしかしてこのドアを開けるつもりか?
このラブシーンを開けられては食パンが!!
これは僕が止めなければ
「止まりなさい!ここから先は関係者以外立ち入り禁止です!はい、下がって!下がって!」
「え、は?山田??」
ここは任せてください!ドアの向こう側の食パンの方々
なんとしても死守してみせます!
「ん?どうしてここで止まってるんだ?」
あ、2人になってしまった!
二手に分かれてしまったらドアを開けられてしまう…どうしよう!
「ありゃーそれはしょうがないな山田がいいって言うまでここは通れないな」
あれ?良かったこの食パン事件を理解してくれる人がいて
去っていく二人を見てホッと息を吐く。
本当は意味不明な行動をする山田を観察するために少し離れた
なんてことは山田は知らない。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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@sirokaname2