フルーツバスケットの日常   作:ハーメルン’s

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第五話 イケメン追いかけ三千里

どうも、ショタとロリを同時にぶち犯したい今回の作者、うるちと言います。

純粋でピュアです、よろしくお願いします。

大きな白い龍のような雲、

 

 

海より青い空、

 

 

メラメラと照りつける太陽、

 

 

それらは私をいつも見下ろしてる。

 

 

東京だから、めちゃくちゃ空気は相変わらずクソまずい。

 

 

息が苦しい。

 

 

やばいやばいやばいやばい

 

 

 

「ちぃいいいいいこぉおおおおくぅううううっ!!!」

 

 

 

 

 

綺麗な黒髪ロングヘアー、前髪ぱっつん。

 

どこにでもいそうなごく普通の女子高校生……だと思う。

 

 

 

彼女の名は「緑川 聖奈(みどりかわ せいな)」

 

この物語の主役の1人。

 

 

いつも遅刻ばかりするまぬけな女子高校生。

 

 

 

 

 

 

私っていっつもなんでこうなんだろう…!

 

 

なんで私だけ毎回遅刻しちゃうんだろう……

 

 

これ以上遅刻しちゃったら留年待ったなし!!!

 

 

 

 

 

 

 

私は筋肉がほぼついてない文化部譲りの足を必死に走らせる。

 

 

住宅街を走る、走る、

 

 

 

もう遅刻だと分かっていても、もしかしたらギリギリセーフなのでは……!?と変な期待を抱いて走らせる。

 

 

 

 

 

はぁはぁはぁ……

 

 

 

「やっと……ついた……高校……ぜぇ……ぜぇ……」

 

 

 

 

 

 

やっと着いた……!高校……!

 

でも、相変わらず門が閉まってる……

 

 

 

私の目の前に立ちふさがる黒くて大きな門。

 

いつもならよじ登って学校に入るけど…

 

 

私は門を登ろうとした

 

 

が、

 

 

 

「〜っ!ぐぬぬ……」

 

 

 

 

 

 

 

足が、上がらない。

 

頑張れ私……!

 

あと少し足が上がったら学校入れるんだ……!!

 

 

 

だけど、足が上がらなくて、門をよじ登れない。

 

 

 

そ、そんな……!

 

 

なんでこんな時に足が上がらないの……!?

 

 

そうか……!最近、足がむくんできたから……

 

 

ああああああああああああああああああああ

 

 

私の……!馬鹿……!

 

 

もうダメだぁ……お終いだぁ……

 

 

私はそのまま地面に崩れてしまった。

 

 

 

「なにしてんの?一般女子高生」

 

 

 

 

 

透き通った、甘い声。

 

 

そんな魅力的な声が聞こえた。

 

 

振り返ると、そこには……

 

 

 

「ありゃりゃー、門が閉まってる〜僕達、遅刻したんだね〜」

 

 

 

 

 

 

 

熟れた葡萄色の瞳の色をしたネコ目、

 

 

すらっとした高い鼻

 

 

雪のように白い肌

 

 

右側に生えた鋭い八重歯

 

 

黒髪のボブヘアに赤いメッシュというキザな髪型。

 

 

 

 

 

イケメン…!!!!!

 

 

顔面点数100点満点……いや、それ以上……!

 

 

イケメンだわこの子……!!!

 

 

遅刻したけどこんなイケメンが見れて幸せ……

 

 

遅刻して良かったかも……

 

 

でへへ……

 

 

 

「ん?なーに俺のこと、ジロジロ見てんの?」

 

 

はっ!!!

 

そ、そんなに私、ジロジロ見てたかな……!?

 

 

 

「ま、いいけどね〜」

 

 

「俺、2年A組の、一般高校男子、包平 癬丸〜

よろしく、一般女子高生〜」

 

 

癬丸くんがニコニコとした表情で私の方を見る。

 

 

 

や、やめてよおおお!!!

 

キュン死するからぁ!

 

心臓麻痺で死ぬからァ!

 

 

 

「……ん〜…一般女子高生は何組なの?」

 

 

「普通クラスより名前聞かないかな!?」

 

 

私がそう言うと癬丸くんはビクッと反応した。

 

 

「普通……うん、僕は普通だよ〜そこら辺にいる一般男子高校生」

 

「クラス聞くとか名前聞くとか、人それぞれじゃないかな〜?」

 

 

「……!」

 

 

た、確かにそうかもしれない……!!!

 

癬丸くんになんだか申し訳ない……!

 

 

「あ、あっはは〜そうだよねー!」

 

「わ、私は和泉聖奈、2年B組なんだ!と、隣のクラス……だね!」

 

 

「ん」

 

「それよりもさ、ここ、はやく登ろ」

 

 

癬丸くんが門の方を指さす。

 

癬丸くん……

 

 

でもね、私……

 

 

 

足がむくんで門登れないの!!!!

 

 

 

そう思い詰める私を放って置いて、そさくさと1人で門を登る癬丸くん

 

 

「どーしたの?一般女子高生」

 

 

な、名前では呼んでくれないのね……

 

癬丸くん……

 

 

「えっと、足が上がらなくて……登れなくて……あはは〜……」

 

 

「……」

 

 

 

冷めた目で見つめる癬丸くん

 

 

「一般女子高生、だっさ」

 

 

 

 

「あ、あとジロジロ見てきてキモかったからもう二度と僕に関わってこないでね、一般女子高生」

 

 

そう、にこっとした笑顔で捨て台詞を吐いて、癬丸くんは学校の方へ消えてしまった。

 

 

ええええええ!!!

 

 

そ、そんな……

 

 

足が上がらなくてダサいのは認めるけど酷いよ癬丸くん!置いてかないでよ!!!キモい!?私何か悪いことした……!?

 

 

うわああああああああんんんん!!!

 

 

 

 

 

この数時間後、私は先生に見つかって、無事学校に入ることが出来た。

 

 

 

 

【2年B組、教室】

 

 

はぁ……

 

 

癬丸くん……

 

 

不思議な子だったけど……

 

 

 

 

 

 

 

イケメン……!!!!

 

 

 

教室はいつも通り、騒がしい。

 

男子達のふざけ合う光景が嫌でも目に入る。

 

男子達はみーんな凡人顔。

 

凡人顔に興味ないっつーの。

 

 

ああ……癬丸くんがこの教師にいたら……もっと……華があったろうなぁ……

 

 

癬丸くん……

 

 

尊い……

 

 

 

「何、ニヤけてんだ、気色悪い」

 

 

後ろから嫌な声が聞こえてきた。

 

 

「……なーにーよおお…不知火ィ!!!」

 

 

今私の目の前にいる男、不知火 翔。

 

顔面偏差値はかなりいい私の幼なじみ、だが、性格がゴミ!ゴミ!ゴミ!

 

 

「……なに鬼形相になってんだよ……お前……山姥みてぇだな……」

 

「誰が山姥だゴラァ!!!殴るぞ!!!」

 

 

髪の色は生まれつき色素が薄くて白。

 

髪型は韓流風マッシュルームヘアー

 

シャープな何もかもを染めてしまうような漆黒の瞳

 

癬丸くん同様鼻が高くて美肌。

 

 

と、外見の方は完璧なんだけど私のことを昔からおちょくってきたり、意地悪したり、勝手に私の私物(教科書とかシャーペンとか)を盗っていくクソ野郎である。

 

 

サッカー部のエース、勉強はできる。女子からモテる。

 

もう性格以外はマジで完璧人間である。

 

 

 

 

「なぁなぁ、お前さ、知ってっか?」

 

「え?なにがよ」

 

「この街の猫やら犬がめちゃくちゃ殺されてんの」

 

 

最近、この街では小動物が無残に殺されている事件が何度も起きている。

 

そして、殺される小動物は絶対にペット。

野良が殺されることはない。

 

その犯人が誰なのか、まだ見つかってはいない。

 

 

「うん、知ってるけど、いきなり何?」

 

「この学校に、犬猫殺しの犯人がいるって、噂で聞いたんだよな、俺」

 

「ふーん」

 

 

その噂は私も何度か聞いたことがある。

でも根も葉もないただの噂

それに、もしその犯人が見つかっても、私はなんとも思わない。

 

 

 

 

 

 

 

 

イケメン以外、興味ない、マジで。

 

 

「お前……ほんと興味無さそうだよな……」

 

「知ってるでしょ、私がイケメン以外興味無いの」

 

「いや……知ってるけどな……お前のそのイケメンの追っかけ趣味、流石にキモいからもうやめた方がいいぞ……」

 

「は?なによ?イケメン崇めてなにが悪いのよ!」

 

怒りの衝動に身を任せてバンっと強く自分の机を叩く私。

だが、クラスメイトの騒ぐ声にその音はかき消される。

 

 

「悪いなんて一言も言ってねぇよブス」

 

「じゃあな、そろそろ、チャイム鳴るから」

 

 

不知火はそう言って自分の席に戻った。

 

なんか、不知火の顔はいつも悲しそうに見える。

 

私と接している時は、ニヤニヤと笑う時があるけど、それ以外は、悲しそうな表情をしているように見える。

 

なんでだろう。

 

いやいや!私の、思い違い!

 

んな訳ないよね!うん!

 

ほんと私って気持ち悪っ!

 

 

【昼食時間:食堂】

 

 

私の高校には食堂がある。

 

勿論弁当食ってる奴もいるけど学食の方が弁当作るよりも安い。

 

ちなみに、私はここの学校の学食が大好きだ…!

 

イケメンを崇めるだけでなく、食べることも私の好きなことの一つなのだから!!!

 

 

うーん……今日は何食べようかな……!!!

 

やっぱりカレーうどんだよね!!!

 

うん!!!

 

ここの学食では1番カレーうどんが美味しい!!!

 

よーし!カレーうどん食べよ……!!!

 

 

私はウキウキ気分でカレーうどんの食券を買って、カレーうどんが乗った盆を食堂のオバチャンから受け取る。慎重に、慎重に、落とさないように……落とさないように……

 

 

 

 

だが、ここでも私のドジが発動する。

 

 

 

なにも無いところで、つまづいて、転んでしまった。

 

 

そして、カレーうどんは、つまづいた衝動で宙を舞い、誰かの顔にカレーうどんの器ごとかかった。

 

 

「あああああああああ!!!ごめんなさい!!!ごめんなさい!!!」

 

 

必死に謝る私、よく見ると、カレーうどんをぶっかけてしまった人は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「二度と僕とはかかわらないでって言ったよね?」

 

 

「殺すよ?一般女子高生?」

 

 

 

文章力なくてすいません!許してください!何でもしますから!(なんでもするとは言ってない)

 

初の学園モノ、恋愛モノです。

リアリティー皆無の誰得ですがよろしくお願いします

 

鋭く、冷酷な眼差しを突きつけてくる、癬丸くんだった。

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