衝動的なの   作:ソウクイ

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時系列的にラディッツぐらい。

弟は気の総量の化物
姉は気のコントロールの化物

と言うつもりです。


ドラゴンボール2

 

ナメック星人の持つ願いを叶えるモノを知って数年後にナメック星人の居る星に辿り着いた。ナメック星人がいた星が滅んでてもうナメック星人は居ないとか思っていたらナメック星人が居る情報を見付けた。星が滅ぶ前に移住してたようだ。

 

何でも願いを叶えるモノがあるのに星が滅んでるとかやっぱりガセか?

ナメック星人の情報を探してる時、ヤードラッド星人が不思議な技を使える情報も手に入れていた。便利な技は覚えたい。弟も親父も技に興味をもった。ヤードラッドに行くことを決めた。ヤードラッド星に行く航路の途中にナメック星人が移住した噂のある星があった。まぁついでだ。期待はせずにナメック星人の移住先の星に行くとナメック星人はいた。

 

ナメック星人は戦闘力結構高いわりに穏やかなタイプで対話は簡単に成功。ナメック星には願いは何でも叶う不思議な球が本当にあるのか聞いてみた。

 

「うむ、何でも願いを叶える球は存在する。ドラゴンボールというモノだ」

 

「失礼だが本当にあるのかね。ナメック星人の母星は滅んだと聞いたが……」

 

「造った本人の力を越える願いは叶える事は出来ないのだ」

 

造った本人が出きる範囲の事しか無理か。何でも願いを叶えるなんてのは嘘だが願いを叶えるものは有るみたいだな

 

「なるほど、疑って申し訳ない。ではドラゴンボールとやらを使わせてもらえないか。やはり対価など必要だろうか」

 

「対価は必要ではないが、もしドラゴンボールを使用するなら7つの試練を受けねばいけない」

 

試験か。

どういう試験だ。

頭を使うのは得意でない

 

「その試験を早速受けさせて貰えるのかね」

 

「すまないがお前たち二人に試験を受けさせるのは無理だ」

 

私と父はダメらしい。

 

「む、なぜだ」

 

「お前たちから少し悪の気配がするのでな…」

 

悪の気配か。失礼な!とも言えないか。今はともかく過去侵略した経験を思えば……

 

さてどうしよう。ここまできてアッサリ諦めるのも嫌だな。確か三顧の礼だったか?相手がイエスと言うまで頼み込むという例え話。やってみようか

 

「そうか。ならば仕方ない。少し痛い目にぬぅぁ!!?」

 

オヤジを蹴る。さらに蹴り飛ばした先に行って軽く殴る。殴る。まったく、いきなり暴力で解決しようとするな。やれやれ野蛮な父親で嫌になる。殴ってでも止めないとな。(カ○ーユ感)

 

「ちょ!まて!?ぐは!やめろ!げふ!お前の為!?ぐは!ドラゴンボールを使え、な、ぬが、とお前の願いが叶えられない !ぐぼ!」

 

私の為としても脅迫しようとするな。

悪評が立つと仕事にも支障がでるだろうが。

期待もそんなに出来ない物の為にリスクを背負いたくない。

 

「ま、まてまて!私は気にしてないから!そんなに殴らなくても!それと話はまだ終わってない。二人と言ったろ。お前達二人は駄目だがそ、ソチラの彼なら試験を受けるのは大丈夫だ!」

 

「オレならいいんですか?」

 

弟なら良いのか。

「ああ君からは悪の気配は特にしない」

 

「ぐふ…そ…それならそうと早く言って貰いたい。あぁ痛かった」

 

「す、スマナイ」

 

悪いのはオヤジだから謝らなくても良いのに。

 

それはともかく何度も頼み込むまでもなく弟だけはOKか。弟は結構暴れん坊なんだが悪でない判定で良いのか?

 

まぁ試験を受けれるなら良い。ブロリー試験とやらを頑張ってくれるか?

 

「はい姉さん。ドラゴンボールの為にがんばります」

 

「…姉さん?」

 

弟と私を見比べたナメック星人の呟きは気にしない。何度も見比べるな。その触覚抜くぞ。

 

それから弟は苦難しながらもナメック星人の出す試験をブロリーは何とか乗り越えた。星の模様の入ったオレンジ色の球、ドラゴンボールを6つ手に入れた。そして最後のドラゴンボールのある所、

 

「試験を突破した三人組のお客人は前たちだな。私は護衛のネイル、中で最長老さまがお待ちしている。失礼の無いように」

 

なかなか強いな。ナメック星人の中で言えば一番強い感じがするな。フリーザ軍で言えば最高戦闘力の特選隊クラス。今でも覚えてるぐらいの変態集団。

 

ナメック星人の最長老に出会った。

 

「初めましてお客人方」

 

でかい。

他と比べてサイズがおかしい。

 

「既に他の長老の出した六つの試験に合格したと聞いています。これが最後の試練です。と言っても身構えないでください。最後にあなた達の叶えたい願いがどの様なモノなのか確認させてもらうだけです。その為にこの試験では真実を確認するのに私は心を読みますが良いですか?…願いを叶えたいのは貴女のようですが」

 

少しイヤだが隠すような事でもない。

 

「よろしいんですね。それでは確認をします」

 

頭に手を置かれた何か干渉してくる気配がある。防がない様にしよう。

 

「なるほど…ええ、問題ないですよ。悪い願いでは無いですからね……ふふふ…失礼」

 

生暖かい目で見るな。最長老にドラゴンボールを使ってもいい許可を貰った。

 

「しかしあなたの願いは一つだけですか…。願いは三つ叶えられるのですが、1つで良いのですか?」

 

3つ叶えられるなら叶えないのは勿体ないな。

何にしようか。

 

「では私とブロリーで1つずつ願いを頼ませてもらおう」

 

「俺達も願いを叶えられるんですか?」

 

「えぇ良いですよ。貴方の場合は願いの確認は必要ですが」

 

ブロリーにはドラゴンボールの試練を受けてもらったんだ文句はない。オヤジはどうだ…ブロリーはどうせ食べ物だろうと予想がつく。しかしオヤジはどんな願いだ?変な願いを頼みそうな気がする。オヤジに願いをきいてみた。

 

「私の願いは大人のお姉さんとドアァォ!!」

 

オヤジを殴った。サイヤ人の性欲は薄いのにこのオヤジはなんだろう。二つ目の願いは私がもらいオヤジの去勢でいいか。

 

「じょ!冗談だ!えーー今使ってる宇宙船も古くなってきた、家にも使える新しい宇宙船を頼みたい」

 

「願いが本当かの確認はさせて貰います」

 

是非してもらいたい。本当なのかどうか

 

「最長老殿はともかくなんでお前まで疑うんだ」

 

最長老がオヤジの心も読んで本当なのか確認した。本当に宇宙船を願うつもりらしい。嘘なら私の願いにしたのに、残念ながらオヤジの去勢はなしか。ブロリーは確認されなかった。どうせ食べ物関連だろうと私もオヤジも気にしなかった。最長老も此方の考えから食べ物だと思ったのかブロリーには確認しなかった

 

「では最期の試練も終えました。あとは…ああちょうどきましたね」

 

「失礼します最長老さま。この人達が…」

 

ナメック星人の子供?

 

「ええ良くきてくれました」

 

「コイツはデンデ、最中さまも俺も此処から離れられないのでデンデに願いを叶える手伝いをしてもらうつもりだ」

 

「よろしくお願いします」

 

ドラゴンボールが願いを叶えるにはナメック語が必要、翻訳係りにデンデという子供がやることに。ナメック星人の中で優秀な子供らしい。なんで子供がとも思うも、此方としては誰でも良いので問題ないか。

 

最長老の家の前に出た。

下まで降りて広い場所にブロリーが試験で勝ち取ったドラゴンボールを7つ並べた。

 

「では呼び出します」

 

いよいよ願いを叶えるとき。

願いは叶うのか。

今の時点でも実は本当なのか半信半疑だ。

 

『ーーーーーー!』

 

ナメック語か?

ドラゴンボールが光った。

 

ドラゴンボールからなにかが呼び出されてる。空は暗くなり。出たのは巨大な緑の上半身がデカク下半身が細いドラゴン。感じる力はそれなり。あの球の中から出たというよりあの球を中継して別の所から呼び出された?

 

不思議な力の気配を感じる。これは本当に願いを叶えてくれるのか。

 

『願いを言え、どんな願いも三つ叶えよう』

 

「どなたから願いを叶えますか」

 

デンデがそう言った。

楽しみを先に取るか後にとるか。

先にとるか。

 

弟が前に出た。

 

「俺から良いですか?」

 

ブロリーが先にやりたいのか。早く食べ物を願いたいのか。そんなにお腹が減ってるのか。先にやろうと思ったが試験を突破したのは弟だ。弟が先でいいか。私も食べたいし。

 

「ではブロリーさんからですね」

 

弟はデンデに耳打ちして願いを伝えていた。なんで耳打。食べ物を願うのは恥ずかしいなんてタイプでもないだろう。

 

「はぁその願いで良いんですか」

 

デンデが少し戸惑ってるな。まぁ何でも叶えられるのに食べ物なんて普通はないから戸惑うか。身長を伸ばす願いの私も人のことを言えないか。なんでチラチラ此方を見てくるんだ。止めた方が良いと思ってるのか。

 

「あの良いんでしょうか」

かまわないと言った。

「そうですか。あなたが良いなら、では、伝えますね」

 

ん?私が良いなら?

 

『ーーーーーーーー』

 

ナメック語らしい言語でデンデが願いを伝えていた。さて食べ物はどんな風に出るのか。ほんとうに願いが叶えられて出るのかな。

 

『容易い願いだ』

 

ドラゴンの目が光った。

ん?身体に違和感が?

 

『一つ目の願いは叶えた。さぁ二つ目の願いを言え』

 

願いを叶えた?

周りを見渡した。

 

「どうしたんですか」

 

どうしたも、食べ物がどこにもない。願いは叶ってないんじゃないかと言った。やっぱり願いを叶えるなんてホラだったのか。

 

「食べ物…え!!た、食べ物ってなんですか!?も、もしかしてさっきのお願いを知らなかったんですか!?」

 

デンデが慌てていた。

どういうことだ。食べ物と関係ない願いなのか。私が知らないのが問題あるみたいな。私に関係する願いなのか

 

「さ、先程の願いは貴女の姿が死ぬまで変わらないというモノだったんです…」

 

は?

 

「願いで姿が変わらない。それは……不老か?」

 

不老は女の夢か?私は別に身長以外の外見には拘りなんてない。それにサイヤ人は老年でもほぼ外見年齢は若いままらしい。不老の意味が殆どない。

 

「娘は永遠にロリということなのか…ふふ…ぬぐぁあ!」

 

笑った親父を殴った。

 

元凶の弟は…弟に対して怒り以前に混乱していた。どうして願いで私の姿を変えさせないように?

 

「ごめんなさいです」

 

弟はシュンとした状態になっていた。

冷静に願いの理由を聞いた。

 

「姿を変えるのイヤです…」

 

私の姿が変わるのはイヤ?

よくわからないな。

 

「あの、アナタの願いってもしかして姿を変えるようなモノだったんですか」

 

頷いた。身長を伸ばしたい。

 

「それは…えっと…よくわかりませんが、ご家族なら嫌なのかも?逆の立場で考えてみるとどうですか」

 

逆の立場となると弟かオヤジが願いで例えば…オヤジがイケメンになるとかか?弟なら女の子になるとか、それはイヤだな。

 

イヤなのはすこし理解したがここに来た目的は身長の為だ。やはり小さな身体は不便だ。容姿が良くて小さいから狙われるみたいだしな。大きくなりたいから願いは変えない。ただ弟が姿を変えるのが嫌だと言うなら少し抑えめの大きさを頼むか。20センチぐらいで済まそう。

 

『…………二つ目の願いはまだか』

 

弟の願いを直ぐに消すってのは少し。先にオヤジのでいいか。オヤジは何故か地面に埋まってるな。代わりに言おう。願いは家として使える大きな宇宙船だったか。デンデに伝えた

 

「はい、最新式の生活設備がある家に使える大きな宇宙船ですね……今度は間違いないですよね」

 

デンデに頷いて間違いないと伝えた。

 

「では伝えますーーー」

 

「OK」

 

そういった瞬間、ドラゴンの目が光ってボール型の大きな宇宙船がドカンと出てきた。フリーザ軍で旗艦に使ってる宇宙船ぐらいある。願いが本当に叶ってる実証がでたか?

これは宇宙船はドラゴンの力で造ったんだろうか。何処からか盗ってないだろうな。考えないようにしよう。知らなければ私たちは悪くない。

 

『二つ目の願いは叶えた。さぁ最後の願いを言え』

 

さて最後の願い。弟の願いは無意味になるがやっぱりこの願いは捨てられない。170…いや160で良いか、ブロリーも160ぐらいなら其処までイヤな感じもしないだろ。

 

さようなら低身長。

さぁこの願いを叶えてくれドラゴンの神!

 

「身長を160まで伸ばすんですね。一つ目の願いが無駄になりますが、す、スミマセン……三つ目の願いを伝えますーーーーー」

 

デンデが私の願いを伝えた。 身体が変化しない?いきなりは伸びないのか?

いやドラゴンが願いを叶えたとか答えてない。願いを叶えた時に目が光ってたが目が光ってない。

 

『それは無理な願いだ。一つ目に叶えられた願いをうち消す願いを叶えることは出来ない』

 

 

「え、えっと無理なんですかポルンガ、どうにかならないのですか。成長しないという願いを消す方法は、なにか」

 

『今回の願いで願いの打ち消しは不可能だ』

 

不可能…不可能…つまりは…もう身長が伸びるどころか、願いのせいで少しは残ってた成長の可能性もあり得なくなった?

 

身長が伸びる希望が……いや願いは本当に叶ってるのか?宇宙船は出たが本当に願いが叶ってるなんて信じる必要もない。元々本当なのか怪しかったモノだ。

 

『だが、私以外のドラゴンボールの願いなら何とか成るかもしれない』

 

「ん?」

 

他にドラゴンボールが?

ナメック星人が造ったなら別のナメック星人が造ってる場合もあるのか

デンデに期待する視線を向けてみた。

「す、スミマセン、僕は他のドラゴンボールについては知らないです。この星にドラゴンボールは最長老さま以外には…聞いてきますのでちょっと待っててください」

 

頷くとデンデが見える範囲にある最長老の家に飛んでいった。少ししてネイルと一緒に戻ってきた。少しの間なのにドラゴンがまだかとか何度も催促してきた。

 

「あまり最長老さまの元を離れる事は出来ないので手早く話そう。他のドラゴンボールが有るかだな。結論を言えば……他にもある可能性は存在する…だ」

 

「ふむ可能性とは?」

 

オヤジが地面から抜け出て聞いていた。

 

「あくまでも可能性の話だと思ってくれ。最長老さまも可能性は少ないと言っておられた事を念頭にいれてほしい。我々ナメック星人の母星は1度滅んでいる事は知っているな」

 

「ああ知っている」

 

「 母星が滅ぶまえに我々ナメック星人はこの星に移住し新たなナメック星とした。其処から考えてもしかしたらの話だが、脱出の時にはぐれたナメック星人が違う星に移住し、そのナメック星人がドラゴンボールを造れる個体なら、ドラゴンボールを造っている可能性は僅かにはかる…言っておいてなんだが本当に僅かな可能性だ」

 

なるほど……それ実質存在しないって話じゃないか?

 

「うーむ……ドラゴンボールが他にあるとあまり期待も出来ないという事か」

 

「すまないがそう言うことだ」

 

「ポルンガ、他にドラゴンボールは有るのですか?」

 

『それを聞くのが三つ目の願いという事でいいのか?』

 

「…仮にドラゴンボールが他に無くても願いの1つという事になるのか」

 

『なってしまう。さぁ、三つ目の願いを言え』

 

「どうする」

 

「三つ目の願いは他のドラゴンボールの場所についてでいいですか?もし他に無い場合は3つ目の願いは無駄になりますが……」

 

ドラゴンボールが他に無いような気がしても願わない方が無理だろう。私はデンデに三つ目の願いを頼んだ。

 

「判りました。ナメック星以外でドラゴンボールが何処に有るのかですね。では三つ目の願いを言います…ーーーーー」

 

「願いを叶えよう…」

 

どうなるか。

無駄か。あるか。

ドラゴンの目が光った。

 

「銀河の外れ太陽系に存在する地球という星にドラゴンボールが存在する」

 

ドラゴンボールは他にもあるのか!

なら希望はまだあるか。いや本当に永遠に成長しないなんて信じてる訳でもないが!

弟の方から舌打ちのような音が聞こえたような。気のせいか?

 

「おお!あるのか地球という星にもドラゴンボールが……なら…ナメック星人の同族も居るのか!ポルンガが言うなら間違いがない。これは皆に知らせないとな」

 

ナメック星人にとっても朗報なのか。

それにしても地球…?

 

「良かったですね!」

 

「願いは叶えた。ではさらばだ」

 

我がことの様に喜んでくれるデンデが少し可愛く見える。願いを叶えたとドラゴンは光と共に消えていった。ついでに空を覆っていた黒い空も。

 

ドラゴンボールは本当にあった。

 

しかし結果的に叶ったのは宇宙船だけ、本当なら呪いみたいな願いは叶えられた。別のドラゴンボールのある地球に行こう。

 

「もう永遠にロリでもいいんじゃないか?ぷふ」

オヤジを殴った。

此処での用はもうない。

 

私と弟は世話になったネイルとデンデに別れの挨拶をし、そして弟と二人で早速貰った新しい宇宙船に向かう。前の宇宙船も入りそうなサイズだな。前の宇宙船から荷物を移して前の宇宙船はナメック星に置いていこう。良かったら使ってくれても良い。

 

「前の宇宙船を置いていくのは良いが、それも連れて帰ってくれ」

 

足だけ生やしてる謎の生物をネイルが指差していた。オヤジを植えて去るのはダメか。

 

新しい方の宇宙船が大丈夫か確認してから、前の宇宙戦から荷物だけ運んで元の宇宙船はナメック星に置いていき新しい宇宙船に入り込んだ。弟とさっきまで地面に生えてたオヤジも入った。

 

「ふぅ、死ぬかと思った……」

 

真面目にこのオヤジは死ぬ気がしない。感じる力と比例しない耐久力を持っている。私とブロリーの遊びにたまに巻き込まれたりするからか?

 

遠ざかるナメック星。

 

別にドラゴンボールのある地球というのはどんな星か。銀河の外れの辺境の星。 地球、最初に聞いた時から思っていたが……懐かしいような。なんでだろうな。何処かで聞いた覚えが…

 

「地球に聞き覚えがあるのか?私は特に聞いた覚えはないな」

 

「…知らないです」

 

オヤジはきいたことがな

弟も首を振っている

なら私だけが知ってる……私だけ……あ、地球って前世の私がいた星じゃないか!!!

 

なんで忘れていた。

20年以上前の記憶だからか。

 

地球か。思い出すと、良い星だな。美味しそうな食べ物に娯楽も沢山あったような記憶がある。文明はそれなりに発展してたはずだ。記憶だと20年前、今だともっと発展してるだろう。ドラゴンボールの事を抜きにしても何としても行きたい星だ。

 

それから地球に行くことに…ならなかった。

元々の目的の場所だったヤードラッドに行く事になる。

 

 

それでヤードラット。

 

残念ながら技を学べるらしい。

他所者に教えないとかなかった。

 

それでヤードラッドで学んだ事で技だけでなく力…でなくて『気』のコントロールを更に学んだ。

 

私は瞬間移動などの技を覚えた。瞬間移動では別の空間を通って移動できて別の星に移動もできる。

 

瞬間移動は便利でもあり少し不便でもある。瞬間移動は行きたい場所でなく、感知した人の居る所にはいける。気の探知が届く範囲なら何処にでもいける。

 

何処かに行く時には個人個人の気を覚えておかないといけない。メモもなく何億何兆人の数だけある個人番号を覚えておかなければいけないみたいな事だ。しかも瞬間移動は便利だと思ったがそんな遠くに行く必要もない。使う機会が無い。

 

瞬間移動の他にもヤードラット人の技はほぼ覚えた。別に全部の技を覚えようなやる気はなかったが、弟とオヤジが技の1つを覚えるまで待ってて暇だったから暇潰しに覚えた。私は技を覚えるのが早い。瞬間移動やら大抵使わないから覚えて意味があるのかと言うと…。

 

父と弟が気の扱いを覚えて地球に向かった。

弟は技を覚えられず戦闘力だけあがった。オヤジは変な技を覚えてた。

 

ナメック星を出てから一年ぐらいでようやく地球につく。宇宙船の外には地球が見える。

 

「ほーー中々に美しい星ではないかね」

 

オヤジの言う通り綺麗だな。それに前世の私が地球を知ってるせいで懐かしい感じがする。

 

ヤードラットで『気』を学んで戦闘力の探知の制度は更に上がっていて地球の生き物全ての戦闘力がわかる。地球から感じる戦闘力はだいぶ低い。サイヤ人時代なら最下級の赤ん坊が送られたりする星かな。改めて考えてもサイヤ人質が悪いな。

 

地球人は弱い。ただ幾つか不思議な気に戦闘力が高い個体も居るようだ。まあ高いといっても農作業をしてたナメック星人よりは下か。アレはナメック星人が可笑しいのか。

地球人はどんな反応をするか。

辺境だし宇宙から来た相手との交流はないか?

 

前世だと…たしか宇宙人なんて存在しない扱いだった気がする。今だとどうなんだろう。見付かったら交流してくれるか。悪ければ捕獲か。排除か。

 

争う事になるのは面倒。成るべく建造物が無い場所を探して地球に降りよう。岩山だらけの場所に無事に降り。宇宙船から外に出ると空気が旨く重力も軽いな。

 

「ふむ、良い感じの星だな。ドラゴンボールを使った後に試しに住んでみるのも悪くないかもな」

 

オヤジの言葉に弟と私は頷く。前世と何処まで同じか。ドラゴンボールを探すついでに地球探検もしようか。さて行こうと思っていると誰かが近づいてきている気配。

 

「誰か向かってきてるな」

 

弟もオヤジもヤードラットで学んでスカウター無しにも戦闘力を感じる事が出来る。私に少し遅れて気が付いた。相手は宇宙船に気付いたか。気を感じられるのか。

 

近づいてきてるのは地球人の中では大きい気配ばかり、地球の中では特に高い戦闘力と感じた相手だ。この星の守護者といった所だろうか。前世の地球にそんなのいた記憶はない。単に知らなかった可能性もあるか。

 

見えてきた。

 

6人か。地球人はサイヤ人に似たり寄ったりなヒューマンタイプ。前世の地球人の姿は記憶と違いはな……いや!三つ目の地球人なんて居なかったぞ!?鼻がないのもいる!?え、なんだあれ??

 

二人怪しいが地球人は五人、それと完全に地球人でないのが一人、緑色の肌に頭に生えた二本の触手…どうみても

「あれはナメック星人だな」

 

ナメック星人がいるならやはり此処にドラゴンボールが有るのか、あのドラゴン嘘はついてないのか。もし嘘を付いてたならクレームつけに瞬間移動でナメック星に行くことになっていた。

 

降りて着地した。

向こうには敵意が見える。

何でだ?

 

「お前たち何者だ!なんのようで地球にきた!」

 

三ツ目の一人が質問して他の五人はコソコソ話してるな。

 

「尻尾は見えないな…」

 

「…隠してるんじゃないか」

 

「どうなんだ。時期が早すぎるしサイヤ人は二人組って言ってたのに、三人だぞ」

 

「あの少女は連れこられただけの子供なんじゃないか……とてもサイヤ人に見えない」 

 

「…無茶苦茶可愛いしあのサイヤ人たちに誘拐でもされたとか…」

 

内容まで聞こえないが警戒してるのはわかる。やはり地球みたいな辺境だと宇宙からの来訪は先ず無いからそれで警戒してるのか。…此方に同情した感じの視線が向いてないか?

 

「少し良いかね」  

 

オヤジが前に出た。

暴力的な対応は事前に駄目だと釘を刺してあるが大丈夫か?

 

「……オッサン達はサイヤ人だな」 

 

サイヤ人だとなんでわかった。

 

尻尾は隠してる。宇宙船もサイヤ人のモノでもないのに……それにそもそもサイヤ人を知ってるのは不思議だ。地球人が知ってるとなると宇宙に進出してるか交流があるか…それか…侵略にきていたサイヤ人がいた?

 

「む、サイヤ人を知っているのか。確かに我々はサイヤ人だが、君達に危害を加えようなんて気は毛頭ないよ。そう警戒しないでくれ」

 

オヤジは手を上げて攻撃の意思を見せていない。なのに相手は戦意を見せた。

 

「やはりサイヤ人か!!」

 

「くそ、まさかこれほど早く来るとはな!」

 

「悟空を生き返らせてないのに……」

 

「こうなれば我々だけでやるしかない!まだ途上だが修行の成果をみせてやる!」

 

なんだ。サイヤ人が来ることを予見していた様な発言じゃないか。予知能力でもある相手が居るのか?

 

「まてまてまて!落ち着きたまえ、君達に危害を加えようなんて気は本当に無いのだよ」

 

「危害を加える気はないねぇ…信用できないな!」

 

「なら答えろ!お前達の来た目的はなんだ!」

 

「目的か。目的は地球にあるドラゴンボールを使わせて貰おうと思ってだよ」

 

「ッチ、前の通信でドラゴンボールについて聞かれていたのか」

 

「仇討ちで無くてドラゴンボール狙いかよ」

 

話が噛み合ってないな。

仇討ちとかなんの話をしてるんだ。

オヤジも気付いたようだ。

 

「君達はなにか誤解をしている」

「誤解もなにもあるかよ!」

 

「うーむ…冷静になってもらえないか。何かあったのか知らないが、私達が敵ではないと言っても信じてもはえないのかな」

 

「ああ!敵じゃないとか信じられるかよ!」

 

随分と頑なになっているな。正直少しイライラしてきた……もう一回倒した方が早いか?

 

「いや!まて!お前がやると大惨事になる!」

 

前に出た私をオヤジが止めてきた。

なんかむこうが動揺してるな。

 

「ゴホン、敵だと誤解するならしょうがない。この私、パラガスが力の差を教えてやる。大ケガをしないようにしてやるから安心して掛かってくるが良い」

 

オヤジがマントをバサリと広げて格好をつけていた。なんか腹立つ。それに珍しくヤル気だな。ヤードラッドで覚えた技を試したいのか?

 

「一人でヤル気かよ。俺たちをなめるなよ!」

 

「なめてはいない。それだけ君達とは力の差があるのだよ」

 

誇張でなく力の差は歴然。

油断しなければオヤジ一人で本気を出さなくても倒せるだろう。

 

「それがなめてると言うんだ!一人でくるなら此方も一人だ!俺がお前を倒してやるぜ!!」

 

自分の強さに随分と自信があるみたいだ。

まぁ他の地球人と比べて桁違いに力は強い。他の惑星の強者と比べても其なりに強い。凄いのかもしれないな。少し地球人に評価が甘い気がするな。前世が地球人だからか?

 

「一人でなく全員できても良いぞ」

 

完全に格下扱いだな。

 

「……ふざけるな!お前なんて俺一人で十分だ!!」

「ちょ、ヤムチャさん、一人で突っ込まないでください!あっちが全員で良いって言うなら全員でいきましょうよ」

 

「クリリン!なにいってんだ!!」

 

「み、皆も全員で戦った方がいいと思うよな!」

 

「て、天さん」

 

「武道家としては一人で戦いたいが…」

 

「何をあまっちょろいことを!俺と孫悟空が二人掛かりで何とか倒したヤツよりも格上だという事を忘れているのか!」

 

「そ…そうだったな。見掛けがオッサンみたいでも悟空が相討ちで何とか倒せた相手より強いんだよな…」

 

「俺達は全員で掛かる!良いな!」

 

「あ、ああ!」

 

どうやら全員で戦うみたいだ。会話を聞くと以前にサイヤ人が攻めてきたみたいだな。それで私達とは別のサイヤ人が敵討ちにくるみたいな話だったのか?サイヤ人の生き残りが私達以外にもいたのか。

 

オヤジがサイヤ人について聞きたそうな顔をして居るな。ん?青ざめた顔をしている。

 

「血祭りにあげてやる」

 

なんで弟が向こうに?

 

暇だったからあっち側についたのか?

親父も困ってるし向こうも困ってるな。

弟を連れて何処かに行こう。

 

地球の観光をしようか。

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