イズクが筋肉の人から呼ばれたのはゴミ山のある海岸。ボクは寝てるイズクを此処まで運んできた。筋肉の人、骨の人もいた。
「ついたよイズク。もう骨の人もいるよ」
イズクを砂浜に優しくおいた。
ドサッ!
「ぐえ!」
砂浜にうつ伏せに倒れてる痙攣してるイズク。別の師匠を勝手に作ろうとかしたイズク、その寝とり師匠の所まで連れてくるとか、ヤレヤレ、ボクは本当にお人好しだよね。
「少年?しょ少年、生きてるよね!?死んでないよね!?」
寝とり犯、みかけ骸骨の人からそんな事は言われたくないと思うよ。これがあの筋肉の人になるって、個性って不思議だよねって久し振りにおもう。……この人の個性を継承するってことはイズクもムキムキになるのかな?それはイヤだなぁ。
「は!あ、オールマイト……此処はあの世、天国ですか」
「い、生きてた。良かった。…このゴミ山を見て天国に見える?それとあの世だと私も死んでることになるからそう言うこと言うのはやめてよ」
骸骨な人を見て天国と思うの変だよね。
そこは地獄だよね。ボクをみて転属と思うなら仕方ないけどな。
「あ、あの世じゃない。よ……よかったぁ。今日も無事に何とか生きてたんだ。おはようございます」
「普通に挨拶するんだ!?うんおはよう。…挨拶の前にスゴイこと言ったね状態に。今日もって、もしかして結構さっきと同じなるの」
「アハハハ、修行がキツくて」
「目が虚ろで怖いよ。私もわりとキツイ修行はしてきたけど君ほど酷い状態には成ったことは…あんまりないよ。君の師匠はどんな修行をさせてるの」
「どうか師匠に聞いてください…」
「つまりピトーくんに直接かい……えーピトーくん?君はピトーくんで良いんだよね」
「ん?そうだよ見たらわかるよね」
「ふ、普通にその状態で喋れるんだ……猫の見た目で見たら判るかとか言われても困るな」
「そう言えば昨日は人型で会ってたね」
「君は本当に猫なんだね……君が少年の師匠何だよね。修行なんだけどどんな感じのことさせてるの」
「まだ中学生だから軽い修行だよ」
「全く信じられない」
骸骨の人は失礼だな。
まぁ骸骨の人も師匠になるんだしイズクの修行内容を話しておいた。
「……っていうのと」
「ええ!!!」
猫と骸こ、ごふオールマイトの会話……物凄いシュールだ。オールマイトよく猫相手に平然と話せるよね……と、ボクは地面に突っ伏しながら思う。起き上がりたいけど身体がガタガタで動けない。
ボクは放置されてるなぁ。オールマイトにピトーがボクの修行内容を話してる。うん……色々と省いた修行内容を話してた。ボクが聞いててそんな優しい内容なら嬉しいなぁって思うオブラートに包まれた修行内容を聞いたオールマイトに言われた。
「少年、なんで死んでないの?」
オールマイトに説明されたの修行の半分ぐらいなのにこんな評価だよ。笑えるよね。笑えや。
「いや、流石にさっきの修行内容は可笑しいよね。けど嘘をついてるようにも…」
半分でも素なら死ぬと思う。なんで普段の修行で普通に臨死体験出来るのに生きてるか、ピトーの治癒?修理?のお陰………これが死んだ方がマシと思いながら死んでない理由なんだけどオールマイトには言い難い。治癒ってどう考えても法律的に免許とかいるし。猫が治癒って法律でどんな扱いに成るのか不明だけどダメだよね。
そう言えばピトーがオールマイトの治療を出来ないのかな…………オールマイトなら最高の治癒を受けられたんだろうし無理かな。いやけどピトーのはだいぶ特殊な感じだし少しだけ、いけそうな気も…ただやっぱりオールマイトでもピトーの治療を教えるのは……あんなんでも師匠だし
「…むぅ、これは困ったな。君の話した修行内容が半分事実としても、其処まで過密で過酷だと、此処から私の修行を増やすのは危険すぎる」
オールマイト、危険かなじゃなくて絶対に危険です!死にます!致死ですよ!だからピトーのを減らしてオールマイトの修行に…
「大丈夫、大丈夫。ある程度はボクの個性である程度は回復できるから。まだまだイズクには余裕はあるよ」
ピトー!!なんで普通にバラしてるの!?
それと余裕なんて欠片もねーーよ!?
「……回復?」
ほら!オールマイトの顔が険しくなってる!
「うん。マッサージで疲労を回復させる事ができるんだよ」
え?マッサージ?……あれがマッサージ?何を言ってるのかサッパリわからない。誤魔化しにしても納得いかない。
「ふむ疲労の回復か……どんな感じなんだい」
オールマイトの声色が変だ。これはオールマイトに怪しいって思われてるの?マッサージって言ったけど回復を個性だって思われてる。ぴ、ピトーどうするの。
「体験してみる?」
「え」
「……あ、ああよろしく頼むよ」
ちょ!出すの!オールマイトの前にあのグロテスクなのだすの!……あれ綺麗な少し透明な感じの女の人が出た。なにそれ。
「むぅ!それは!ゆ、幽霊?」
「エネルギーが人の形に見えてるだけだよ。じゃあマッサージを始めていい?」
「よ…よろしく頼むよ」
綺麗な女の人がオールマイトの全身をマッサージしはじめた。んんんん?!
「……お、おお……こ、これは……疲労が溶けるように消えていく。……それに……痛みが薄れていく…………」
綺麗な女の人にマッサージされてオールマイトがスゴく気持ち良さそうにしてる。あ、あれーーピトーさん。それは何ですか?ボクがいつも体験してる絶叫必至な悪夢のようなトラウマ治療と全く違うよね……。
「ふぅううう…きくなぁぁ」
骸骨の人は極楽にそのまま逝きそうな顔をしてる。それに対して地面に突っ伏したままイズクは名状しがたい顔芸をしてる。どうしたのかな?まるでわからないなー。
某ハンターの年齢詐称の人がやってた能力、実はこれも何時もイズクにしてるんだよ。ドクタープライスだと疲労回復は出来ないしね。ドクタープライスでわざと痛くして気絶させてからやってるんだよ。理由はあるよ。イズクって無茶するからね。怪我をしたら酷い治療されるなら無茶も避けると思ってね。
其れにしてもこの骸骨の人、疲労多すぎない?何時もの倍やったイズクの修行終わりより酷いかも。よくこんなヒーロー活動とかできるよね。これがヒーローかー。イズクもそうだけど……ヒーローに成ろうって人はドMなんだなぁ。
「そろそろ終わりでいいかな」
「…ぁぁ」
一時間ぐらいやってようやく筋肉の人の疲労が抜けた。イズクはその間一人で寂しそうにしてた。あと何故か羨ましそうにしてた。まさか……憧れの筋肉の人にマッサージしたかった?前のは誤解だったけど、イズクが筋肉の人に何かしないように見張らないとダメかな…。
「はぁ気持ちよかった。ありがとう。こんな清々しい気分は久し振りだ……それにしても、このマッサージもそうだけど、高い身体能力に人への変化、ピトーくんの個性ってなんだい。まるで複数の個性があるようだけど……」
ジッと見てる。
なにか警戒されてる?
回復させたのに酷くない?
複数の個性ねー…ボクにそんな事を聞いてくる人って久し振りだなー。わりと聞いて欲しく無いんだけど、まぁ此方も相手の弱味を握ってるし良いかな。
「んー気付いたらこんな感じだったからね。個性が複数なのか、応用力が可笑しい1つだけの個性なのかボクにもわかんない」
容姿とか能力考えるとボクの個性はハンター×ハンターの念能力かな?昔、だいぶボクの事を調べる奴等が居たけど個性は不明ってしてたね。もっと調べようとしてたけどその前にちょっと復讐してから逃げた。あの時に逃げてなきゃ個性の事をわかってたのかな?昔に戻れたとしても絶対にまた逃げてるけどね。
「生まれつきか……」
「あ、君の個性も秘密にするからあんまりボクの事も広めないでね。結構前とかボクを狙ったイヤなヤツも居て大変だったし」
もうイヤなんだよね。しつこいアイツに終われるの。イズクの家に住み込んでからは大丈夫だけど、もしアイツがまた狙って来るようなら今度は仕止めるしかないよね。わりとボクでも危険で面倒な相手だから見付かったら逃げてたけど…今の生活は気に入ってるしね。
「狙うヤツが居たのか…いや複数でなくても回復する個性があるなら当然か…わかったそう言う事なら秘密にしないといけないね……政府機関に保護して貰おうというのはダメなのかい」
「んーそういうのはイヤかな」
「そうかい。君の能力が埋まれたままに成るとのはとても惜しいけど本人の意思も大事だしね」
ってイズクの弟子入り初日に筋肉の人、オールマイトに秘密含めて話したんだよね。ボクってこれでも結構秘密主義な所があるのに、あの筋肉の人って義理堅そうだし信じて能力見せたりしたんだよ?本当に信じてたんだよ?
ねえ?それなのになんでボクはプロヒーローぽい人達に囲まれてるのかな?そこの気まずそうにしてる筋肉の人に教えてもらいたいなー?教えて貰いたいなーー。
「やぁ!お久し振り!」
特にあのネズ公が居るところとかをね。