ゼロの使い魔〜if〜 サイト・ラ・ヴァリエール   作:匿名サンタ

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短いんですけど、どこかにこんなお話を入れたくて……。


第八.五話ヴァリエール家の子供たち

ー才人の目標ー

 

「さて」

紙に日本語で文字を書いていく。

 

ールイズを守る

 

ーデルフ捜索

 

絶対しなければならないのはこの二つ。

 

「んで、どうやって過ごしてくかなんだよなー」

 

使い魔契約。

 

フーケ。

 

ワルド。

 

戦争。

 

他の虚無。

 

エルフ。

 

ルイズとの思い出や大変だった強敵達との戦いが頭を巡る。

 

「使い魔召喚の儀か。俺、どんなの召喚するんだろ」

 

系統通りだと、風に関する使い魔のはずだ。

 

グリフォンとか風竜とかが確か最高の位置に存在するはず。

 

「ん? そういえばルイズの使い魔は誰になるんだ?」

 

虚無の使い魔は人間のはず。

 

「今地球にいる俺が召喚されるのか? それとも別の人間……?」

 

 

 

 

 

ールイズの思いー

 

わたしの夢は兄様のお嫁さんになること!

 

でも、エレオノール姉様は結婚なんて出来ないっていうし、父様はワルド様を許嫁にしようとするし、皆んな意地悪だわ!

 

わたしは兄様のこと好きだし、兄様だってわたしのこと絶対絶対絶対好きなはず。

 

愛し合ってる2人は運命の赤い糸で結ばれているってこの前読んだご本にも書いてあったもの!

 

でも一つ悩みがある。

 

もし兄様と結婚したら兄様のことを兄様って呼べないことだ。

 

だってわたしの旦那様になるんだもの。

 

「うーん。兄様で旦那様かー」

 

少し考えて唸る。

 

「ま、いいわ! 二つも関係があるなんてお得だもの。きっとご本で読んだ運命ってことね!」

 

 

 

 

 

ーエレオノールの恥ー

 

「全くちびルイズったら! 兄妹で結婚するなんて、できるわけないじゃない!」

 

ちびルイズはお父様に駄々を捏ねてちびサイトと結婚させてもらう約束をして貰ったらしい。

 

「全く全く全く、あの子はお父様を困らせて」

 

本当は小さな子どものいうところなのだから、こんなに怒る必要はないのだが、頭に浮かぶのは小さな頃の自分の言葉。

 

「わたし、大きくなったらおとうさまのおよめさんになる!」

 

…………。

 

「いやー。恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい」

 

自身の小さな頃の思い出が蘇り、枕に顔をうずめて足をばたばたさせる。

 

「ううっ……。小さな私の馬鹿。どうしてそんな恥ずかしいこと言ったのよ」

 

もう私は大きくなったから、現実をわかってるから無理だって知ってるけど……。

 

でも、本当は私だって結婚するなら父様かサイトがいいわ。

 

だって、知らない男の人ってなんだか怖いんだもの……。

 

 

 

 

ーカトレアは知っているー

 

「ねぇ、みんな今日ルイズがサイトと結婚させてもらう約束をしたんですって」

 

部屋の皆んな(飼っている動物たち)に報告する。

 

みんな驚いたような顔をしているわ。

あら、子どもの頃の約束でしょって?

 

 

「ふふっ。多分あの二人は本当に結婚しちゃうと思うわ」

 

部屋の外に声が漏れないように小さな声を小さくする。

 

「あのね、内緒よ? 多分あの二人って前世では恋人同士だったのよ」

 

皆んな、信じられない?

 

「でも、本当なの。わたしはだから私はあの子たちの一つ上のお姉ちゃんとして、応援してあげたいって思うわ」

 

「だから皆んなもいざとなったらあの子たちの味方になってあげてね」

 

ーーーーありがとう!

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