ついにライブの日がやってきた。結果を言えば成功だろう。
色々トラブルはあったがなんとか成功できた。
さらにそれから数日後、国木田と黒澤、そして津「ヨ・ハ・ネ!」
…ヨハネが加入した。
「おい人の心を読むな」
「くっくっくっ…」
ちなみに今日は六人での初の練習日だ。
「比企谷先輩、改めてよろしくお願いしますずら!」
「お、お願いします…!」
「まぁ俺はたいしたこと普段してないから。頑張れよ」
「はいずら!」
「みんなー!」
「遅いぞ高海、何やってたんだよ?」
「今日は練習はしません!」
「じゃあ帰っても」
「いいわけないでしょ?」
「痛い痛いわかったから関節決めないで」
曜のやついつの間に後ろにいたんだ…
俺達は部室に連れていかれた。
部室に入ると、部屋の中が飾り付けられてたり机にはたくさんのお菓子が置いてあった。
「今日は1年生の歓迎会をしまーす!」
「ヨーソロー!」
「なるほど。まぁいいんじゃないか」
「お菓子がいっぱいずら…!」
「おい国木田、ヨダレ垂れてるから」
「じゅら」
「それじゃあ1年生の皆さん!改めて!Aqoursへようこそ!一緒に頑張ろうね!」
「はいずら!」
「は、はいっ!」
「ま、せいぜい足引っ張らない事ね!」
「お前はいちいち上から言うな」
「いたっ!?痛いわね八幡!何するのよ!」
「手が滑った」
「そ、そう…!あー!ワタシモテガスベッター!」
「いって!棒読みじゃねぇか!足踏みやがって…」
「ふんだっ!」
「それとね、みんな呼び方なんだけど、名前で呼んでほしいの!先輩呼びもなしで!」
「その方が仲良くなれるだろうって千歌ちゃんが言ったの」
「じゃ、じゃあ…千歌ちゃん!」
「うんっ!さ!ルビィちゃんも!」
「…よ、曜ちゃん」
「ヨーソロー!」
「はい!はちくんも!」
「…おい待てうっかり言いそうになったじゃねぇか」
「ちぇ」
「俺は関係なくね?」
「はちくんも立派なAqoursの一員なんだから当たり前だよ!さ!梨子ちゃんのこと名前で呼んでみて!」
「……梨子」
「はいっ!あなた!」
「…あなた?」
「な、なんでもないよ!なんでもないから!あはは…」
そしてそのあと、歓迎会は大盛り上がり。ゲームも色々したりして楽しい一日となった。
「今日は楽しかったね!」
「あぁ。曜もテンション高かったな」
「当たり前だよ!…でも」
「でも?」
「名前呼びはちょっと複雑かな。あ、花丸ちゃん達から呼ばれることは嬉しいよ?でも、八幡が他の子名前呼びしてるの見ると…その…」
「………別に名前呼びになったからって何も変わらないぞ。…お、お前を好きなのは同じだ」
「…ほんとに?」
「俺そんなに軽そうに見える?」
「…じゃ、じゃあ…き、キス」
「おい待てなんでそうなる」
「嫌なんだ…」
「わ、わかったから泣こうとするな。……ほら、顔こっち向けろ」
「んっ……えへへ!」
「誰かに見られてたら恥ずか死ぬわ」
「大丈夫だって!」
「う〜、八幡くんと曜ちゃん仲良さそうに…あ!き、キスしてる!」
「ねぇねぇ梨子ちゃん、なんでこんなストーカーみたいなことしてるの?私達」