でも早くする気もない!(開き直り)
「さて、みなさん。これから夏休みですが、夏休みと言えば?」
気温も段々と上がってきて、出来ることなら家でダラダラしていたいのだが、生徒会長……ダイヤから集合の命令を受けたため現在は学校に来ている。
まぁ最初は行く気無かったが曜が家まで来てしまったのだ。逃げ場はなかったらしい。
「では、八幡さん!」
「睡眠」
「それはいつものことじゃ……」
なんだと曜。これでも授業は受けてるからな真面目に。数学以外。
「ぶっぶー!ですわ!ルビィ!」
「……あ!ラブライブ!」
「そう!さすがルビィ!よくできまちたねー!」
「うわっ……」
「そこ!今ドン引きしましたわね!?」
いやだって、もう生徒会長感ゼロだもん。
「こほん。とにかく、夏休みはラブライブがあります。それに向けて、aqoursは合宿を行いますわ!」
ダイヤはそう言うと計画書のようなものをホワイトボードに張り出した。……なんだこの鬼畜なメニューは。
「あー俺夏休みは用事が」
「私もその日は千歌ちゃんと海の家手伝うことになってるから……」
「曜さん達はともかく、八幡さんは嘘でしょう」
あれ、なんでバレたの?エスパー?
「でしたら、aqoursでお店のお手伝いをしましょう!終わったあとでも練習はできますわ!」
「あの、俺は行かなくていいですかね?」
「ぶち殺しますわよ?」
「すみません行きますはい」
こっわ!なんだよぶち殺しますって。生徒会長だろ仮にも。そんな物騒な言葉は使っちゃいけません!
結局反抗も虚しく、俺も強制参加が決定したのだった。
「海だぁ!」
「いや、お前すぐそこの旅館の娘だろ」
「えへへ、なんか叫びたくて!」
それにしても、先程から花丸が暗い。
「あー、どうした?」
「……待ち合わせの朝5時に行ったのに誰も来なかったずら」
「……」
いや、さすがに朝5時に来るやつ居ないでしょ。というか提案したダイヤも来ないのかよ。花丸が可哀想すぎる。
「……よく頑張ったな」
「ずらぁ……」
なんとなく花丸に同情したので頭を撫でてやる。
花丸は顔がだらけて幸せそうな顔をしている。
「はっちまーん!」
「……鞠莉うるさいぞ」
「そ、れ、よ、り!どうかしら?」
何が、とは聞くのも野暮だな。鞠莉は紫のビキニを着ている。……正直目のやり場に困る。でも何故だろう、目が吸い寄せられる!これが万乳引力の法則か!
「……八幡?」
刹那、後ろから鬼の声がする。後ろを振り向いてはダメだ。振り向いたら終わる。
「そ、それにしても曜のやつ遅いな」
「聞こえてるよね?どうして無視するの?それにこっち向いてよ」
怖い。寒気が止まらない。なんか鞠莉も怯えてるし。俺の彼女にはどうやら覇王色の覇気が宿っているようです。
「少しお話しようか」
「はい」
この後のことは……想像に任せる。