平和なら魔王だってゆったりすごしたい! 作:そこらへんの雑草
それは昔。
王都ソルがまだ村の頃の話。
そこには1人の男と女がいた。
男は絶対的力と絶対的信頼で村を作り上げた。
女はその男を支え続けた。
真実は残酷だ。
男は光の使者として。
女は闇の使者として扱われてしまう。
女は悲しんだ。
恨んだ。
自分の兄を。
村の人間を。
女が闇と呼ばれるのは兄が世界の支配者だからであった。
女は生まれなければよかった。他の家族に生まれたかった。
でも希望はあった。光の使者という希望が。
闇は光があってこそ。
光は闇があってこそ。
その二つがあって均衡は保たれる。
世界はそれを拒む。
どちらかが支配をし、どちらかがそれに従う。
「イギル!?いる!?ちょっと!」
イ「おうセルナ!どうした?今日は?」
「今最悪なことがおきようとしてる」
イ「まあおちつけ。それでその内容は?」
「...兄がくる。」
イ「思ったより緊急事態だな。」
「私は兄を殺す。手伝って?」
イ「オイオイオイ死ぬわそんなの。勝てっこないぞ」
「...嘘ばっかり。その能力使えば楽勝でしょ!?」
イ「相手の情報がまだ分からねーし俺の能力のなかでどの能力がいいのかとか分からねーしよ」
「触れたものを分解。重力と言葉の圧を操れる。」
イ「...わかったよしゃーねぇな。」
「この戦いが終わったら私は森にいく。あなたともお別れよ。」
イ「まだ1回もデートしてないな。...やっぱり関係は切らないと~ってか...」
「私だってあなたを愛していたわよ...でも...でも...」
イ「もうそれ以上言うな。いくぞ。」
闇と光はあれば均衡は保たれる。
しかし交わってはいけない。
それは禁忌。
それは罪。
「お兄ちゃん。用意できたよ。」
ナ「よし。いい子だ。村を焼くよ。」
「...」
イ「おーっと待ちな。勝手に村を焼こうってのはおかしいんじゃねーのか?」
ナ「重力10倍」
イ「...ただの村人だと思うなよ?俺は禁忌を犯したんだ。」
ナ「どんな禁忌かは知らないけど終わりだよ」
「...プラントウェーブ!」
ナ「おいおいどういうつもりだい?兄妹」
「支配してる側はどうか知らないけどこっちは散々なのよ。死んで」
ナ「ガッ!?...ック...」
イ「時間を与えると何かするかもしんねぇ。さっさとやるぞ。」
ナ「どんな能力だろうと僕の前では無力さ!ひれ伏せ!」
イ「...あー聞こえない。ミッションコンプリート。破壊神モード起動。」
「無の空間で会いましょう?」
ナ「まいったよ。人生の終わりがこれだとはね」
イ「フルパワーパンチ」
ドッ
「後は土にでも埋めておけば自然に変えるよ。」
イ「流石に脳と心臓ぶち抜かれりゃ意地でも生き返らねぇだろ」
女は森へ
男は街を育て
均衡は崩れた。
光だけの。
闇だけの。
そのものは今も生き続ける。
禁忌の代償として
不死を得た王
不死を得た魔王
ナ「イギル...こんなにも弱くなってしまったんだね。」
「...無様ね。身内に裏切られるなんて。」
ナ「なんだっけ?愛しあったんだっけ?」
「過去の話よ。」
ガラガラッ
イ「...不死の代償ってもんは便利な時もあるもんだな」
??「王様!」
??「おい魔王はどうした!?ここにいたはずだが!?」
イ「この前の...か。魔王は敵にやられた。...いや。寝返ったと言うべきか」
バーン「嘘じゃねぇよな?」
イ「あぁ。取り戻しに行くぞ。かいや。助けないでいられるかってんだ。」
ラ「魔王様はどこに...?」
イ「...ここから2000mで俺の城だ。」
そのものは慈悲深い。
闇であろうと。
光であろうと。
バーン「なあ。魔王は本当に裏切ったのか?」
イ「あぁ。自分の意思ではないがな。あいつの兄に強制服従させられている」
ラ「魔王様の兄って...何者なんですか?」
イ「この王都の昔話を知っているか?闇の使者と光の使者の話だ。」
ラ「えぇ。知ってます。」
イ「それは俺とあいつなんだ。」
バ「っつーことは話に出てくる支配者は...」
イ「そうだ。魔王の兄。ナズナだ。」
イ「俺とあいつは償えない世界的な罪を犯した。光と闇が合わさるという行為をしてしまった。なにより俺はアイツを愛してしまった。アイツも俺を愛してしまった。それが罪だ。世界の均衡を揺らした。そして支配者の手によって俺たちは分けられた。支配者は正義だと話ではなっているがあいつは正義じゃない。絶対悪だ。」
イ「話が長くなりそうだ。今日はここらで野宿しよう。無理に敵地に攻め込んではいけない。いまごろ王都は火の海さ。また救えなかった。」
眠い状態で書いてるので意味不明なところあるかも