白眼と写輪眼の姫   作:ココスケ

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その6

気絶から戻って来た私は、心配そうな重明をなだめ、特殊な瓶に入れた「目」を見つめる。

 

片方は写輪眼、片方は白眼だ。

 

私は両方の血を受け継ぐ白写輪眼を持っているから、移植する利点がない。

だから、他人に…大切な人に渡すのが一番である。

 

だが、白眼はともかく…写輪眼はうちは以外では燃費が悪すぎる。

 

はたけカカシがいい例だ。

再不斬戦にて写輪眼を使った時は、1週間は動けなかった。

 

 

(そう言えば…うちは事件ってもう起きたのかな?)

 

私はナルトたちと同い年。その私は9歳。

うちは事件が起こったのは、サスケが7歳の時。

 

あれ?

 

…あれ?

 

いくら里に住んでいないからといっても、両親が情報収集を欠かすはずはない。

そして、うちは事件なんてのは、駆け落ちしたとはいえ幼いイタチと遊んだこともあり、時々会っていた父が他人事だと甘い考えをするだろうか?

 

それは無い。絶対ない。

原作では、うちは事件は真実はともかく世間一般ではイタチがうちは一族全員(・・)を惨殺したとされる事件だ。

 

だとしたら、父も例外ではなく対象に入るかもと何らかのアクションを起こすだろう。

 

(うちは事件が…起きなかった?それとも、ズレた?)

 

霧隠れについたら情報収集をしよう、うん。

 

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「では、霧隠れの地図のこちらへ移動してくれ。」

 

「はい。」

 

神威空間を経由したワープを使い、霧隠れに一瞬で移動する事になった。

 

私の神威は、オビトとカカシの神威の能力を合わせたもので、すり抜けも可能だしその気になれば他人の首だけ送れば即死も可能だ。

 

絵面的にアレなので、あまり使いたくは無いのだが。

 

白眼の能力もあるため、ラスボスでなければ大丈夫なはずだ。

 

空間が歪み、地図で示された北門前に飛ぶ。

 

「ここが…霧隠れ?」

 

「あぁ…霧隠れの里へようこそ。」

 

なんだろう…一瞬で来たから遠くに来た気がしない。

それは周りで立ち尽くす暗部や青もそうなのだろうが。

 

『ハルカ〜こいつ…ムカつく…天照で燃やしちまえっ!』

 

「黙れ羽虫」

 

『ひでぇって…口悪りぃ顔だけ男に世話してもらう必要なんてねぇよ〜なぁ、帰ろ』

 

「火遁・豪火球の術!」

 

『ぬぉっ!ハルカお前なぁ、危ねぇとこだったぞ…ラッキーセブンの尻尾が焦げる所だった…』

 

「チッ。」

 

『やっぱりやぐらの野郎はクソ野郎だな。

天照で焼ければ良いのに…』

 

「DA☆MA☆RE☆」

 

『ハイ。』

 

 

うちはハルカ9歳

霧隠れの一員となるが、同居人同士の仲が悪すぎて前途多難である。

 

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