「青、早速で悪いんだが、俺が家にいない間のハルカの護衛3人程見繕っておいて。
ハルカがアカデミー卒業するまで務められる人間だ。」
「ハッ!」
水影の執務室にて、やぐらさんは指示を出していた。
「ハルカ…お腹空いてないか?」
「空いてない…けど…眠…い…。」
ソファーで頭を撫でながら聞くものだから…心労も相まって、スグに意識を手放していった。
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「…で…だから…君た…」
「な…私た…」
「期限…」
どれほど寝たんだろう。
やぐらさん以外の人の気配を感じ取って、意識を浮上させる。
「うーん…」
「あぁ、起きたか。おはよう。」
「おはよーございます?」
目を開けると、真上にやぐらさんの顔。
…男の娘の膝枕…だと…!
軽く衝撃を受けながら起き上がると、やぐらさん以外の人3人に目を向けた。
「…本当に白眼ですね。」
「待って、白眼と写輪眼の要素があるって言ってなかった?白眼にしか見えないけど…」
「…だよなぁ…」
三者三様の反応を示すのは、原作でも見た事のある、干柿鬼鮫、照美メイ、桃地再不斬の3人だった。
「ハルカ、目を発動させてくれる?」
「はい。」
私が目を発動させると、目の周りに血管が浮かんで白眼の白地に、万華鏡写輪眼の特徴的な赤と黒の模様が現れる。
これが、通常の白眼や写輪眼と異なる部分だろう。
「…なぁ、これってまさか…万華鏡か?」
「はい、突然変異で…永遠の万華鏡写輪眼になっている様です。」
「な…うちはでも…そんなにいないと言われているのに…!」
『なぁ、コイツら、誰?』
私と同じ様に眠っていたらしい重明が質問する。
「あぁ、まだ紹介していなかったね。
これからアカデミー卒業まで俺が家にいない間の護衛に付いてくれる、干柿鬼鮫、桃地再不斬、照美メイの3名だ。」
『…俺様がいるのに。』
「分かっている。だが、里としても護衛を付けない訳には行かないんだ。…分かってくれ。」
「ハルカちゃん…私は上忍、照美メイ。
このチビ水影とは同期なのよ、よろしくね。」
「メイ、水影さまになんて口を聞いているのですか…私は干柿鬼鮫。忍刀鮫肌を持つ上忍です。」
「…桃地再不斬だ。首切り包丁を持つ上忍だ。」
「うちはハルカです。…こっちの虫は7尾の重明。」
『宜しくな、護衛の人間共。
ま、護衛らしい仕事は俺様がいるから人間に任せるでも無い。
せいぜいうちの天使であり、姫でもあるハルカの世話をグヘッ!』
「重明?
…それ以上言うと…羽根、もぐよ?」
『…それだけはヤメロ!
俺のアンデンティティを奪うんじゃねぇっ!
白写輪眼を発動させながら言うとシャレになんねぇ…。』
「大丈夫よ。貴方は尾獣でしょう?幾ら分体だとはいえ…たかが小娘の瞳術位で傷付いたりしないわよね?」
『ハルカ、お前の術は俺にきく。辞めてくれ。』
「なら…言う事は分かってるよね?」
『お前ら、宜しくなっ!親衛隊同士、仲良くしようぜっ!』
(((親衛隊…?)))
「では、これから俺の家に行こう。
これからは…俺とハルカの家だ。」
『お前、一人暮らしだったの?て事は、護衛帰ったら2人だけ?
…ハルカが天使で可愛いからって寝てる間にいかがわしい事したら握りつぶすからな。』
「天使で可愛い事は同意するが、何もしないさ。」
『お前…どうせハルカが成長…いや性長するのを待ってハルカを食うつもりか!?だったら今すぐにお前の小せぇピー!を握りつぶすっ!
大体な、お前なんかのピー!でハルカを満足させられるもんか!
ハルカ、こいつのピー!を白写輪眼で徹底的に調べて大きくしたら一生使えんように点穴を付け!』
「重明、戻りなさい?」
『あ、はい。』
重明は素直に鱗粉となり私の中に戻っていった。
…後に残されたのは、放送禁止用語で顔を赤くした女性陣と、呆然としている男2人、握りつぶすと言われても平然としている水影さまだった。