また復刻ガチャしてくれないかなー…え?もうない?(血涙)
「どこだ…‼」
シュスイは屋根の上を駆けながら現場へと急いでいた。今頃町の住民たちはヴァリアントの力で魔物に変身したレクトをクーリアの魔獣と認識してしまいパニックになり、魔導士や兵士たちが魔法でレクトに向けて攻撃しているはずだ。
音を聞き分け、鼻を利かせて、目を凝らして何処に行けばいいのか必死に探した。どこか遠くで爆発音が響くのを聞き取るとその方角へと体を向ける。
「間に合ってくれよ‥‥!」
シナリオ通りに進めるなら出しゃばる必要はないはずであっても、出しゃばってシナリオを変えても、やらねばらない事はもう決まっていた。シュスイは更にスピードを上げて向かう。
___
(い、急いでここから離れないと…っ‼)
魔獣に変身したレクトは火事で取り残された女の子を助けたのち、これ以上騒ぎを広げないため街中の屋根から屋根へと飛び移りながら急いで離れていた。
「逃がすな!撃て‼」
「クーリアの魔獣の仕留めろ‼」
逃げるレクトに向けて兵士たちは魔法で攻撃していく。放たれた魔法の一撃がレクトの背中に直撃する。
「グオオオオオゥッ‼」
魔獣に変身しているため悲鳴は悍ましい獣の声を木霊させる。レクトの体は一瞬揺らぐが立ち止まることなく屋根へと飛び移っていく。
(くぅっ…ここで立ち止まったらやられる…‼もっと遠くへ離れなきゃっ…!)
兵士の魔法の攻撃が体に直撃してもレクトは痛みに耐えながらも速度を速める。兵士の魔法の攻撃を躱していくと、今度は魔力の質量が違う火球や光弾が飛んできた。ちらりと後方を見れば兵士たちの中に魔導士たちの姿が見えた。若い魔導士や年配の者、実力がかなりありそうな者やら束になってレクトを狙って魔法を放ってきた。
(ボクを射ち落とすつもりか…)
兵士の魔法は耐えることはできるが、魔導士たちの生身で攻撃をくらってしまったら一溜まりもないだろう。そうだとすれば、何としてでもここから離れなければならない。何処か身を潜めるにはいい場所はないかとレクトは見回す。
(そうだ、遺跡付近の森なら身を隠せる!)
レクトは遺跡付近の森林に向けて跳んでいく。それでも尚後方からこちらを撃ち落とそうと魔法で狙い撃ってきた。これ以上狙われない為にも追跡を振り撒く為にもレクトは森林に向かって力いっぱい跳んだ。
「今じゃ‼」
大きく跳んだ下の方から声が聞こえた。見下ろすと、年配の魔導士を中心に魔導士たちが狙いを定めていた。魔導士たちが力を込めて大きな魔方陣を展開させる。魔力を一つに集中させて強力な魔法を放つつもりだ。
「一気に放てぇーい‼」
「闇は許さないっ‼」
魔方陣から大きな光の弾が放たれてレクトに向かって飛んでいく。レクトはあの一撃をくらったらまずいと察した。地上だったら躱すことができたが今は大きく跳んでしまって身を躱すことができない。
(このまま直撃する!…くっ!)
どうすることもできない。レクトは直撃覚悟で防ごうとした。その時、自分と迫りくる光の弾の間に誰かが割り込んできたのが見えた。その人物は羽織っていたマントのような外套を翻して光の弾を防いだ。爆発音と共に閃光と黒煙が巻き上がる。
(今のは…まさか…)
一瞬の事だったので姿をしっかり見ることができなかったがレクトには見覚えがあった。そんな事を考えていると巻き上がる煙の中からシュスイが飛び出してこちらに向かって来た。
(シュスイ!?なんで…!?)
どうして彼が来たのかレクトは戸惑っていたがシュスイは煙に咽ながら両手に黒いガントレット、両足に黒い鋼鉄のブーツが纏われるとレクトに迫った。
「ゲホッゲホッ!ったく、連中無茶苦茶な魔法を使ってきやがるな‥‥ちょっと遺跡まで急ぐぞ‼」
シュスイはレクトの首根っこをつかむと遺跡付近の森林に向かって一気に跳んでいった。
(ちょ、力、強っ!?)
体格差があるというのに自分よりも力が強いことにレクトは焦りつつもシュスイに引っ張られながら遺跡へと連れて行かれた。
「あれは‥‥あの時の赤い魔獣と‥‥シュスイ!?」
街中でリネアは赤い魔獣とシュスイが屋根へ飛び移りながら移動しているのを見た。目を凝らしてみるとシュスイが赤い魔獣を引っ張りながら飛んでいるのが見える。
彼らが向かう方角は、禁忌である魔法実験をしているゲルハルトらがいる遺跡。これから取り締まりに向かうところ、彼らを見かけたのだ。
「シュスイがなんで赤い魔獣を‥‥」
リネアは理由を考えるがいくら考えても思いつかない。思いつくとすれば彼がクーリアの魔獣について本当は何か知っているかもしれないという推測くらいだ。
「兎に角、遺跡に向かうしかないわね…!」
ゲルハルトの遺跡での魔法実験とクーリアの魔獣、そして赤い魔獣について分かるかもしれない。リネアは急ぎ遺跡へと向かった。
___
「よし、ここいらなら大丈夫だろ」
遺跡の奥へと進んだシュスイは掴んで引っ張っていたレクトの首根っこを放した。遺跡には初めて足を踏み入れたが、思っていた以上に不思議な雰囲気が漂う。どうしてだろうか体がふわりとする感覚がし、遺跡中からふわりとした気が流れてくる。
「不思議な感覚だ‥‥これがソウルってやつか?」
シュスイは納得しながら辺りを見話している間、レクトはそんな彼の様子を不思議そうに見ていた。
(どうしてシュスイが助けてくれたんだろう…身を隠せるにはいいけど、離れないと‥‥)
正体を見せるわけにはいかない。レクトは魔法の攻撃で何度も当たってできた傷に痛みならがも体を起こす。その時、体にふわりとした不思議な感覚が流れ込んだ。
(これは…ソウル?ソウルが体に流れ込んで…)
すると、魔獣としての体にできた傷がみるみると塞がれ、回復していった。その様子にレクトは一瞬ポカンとしていたが、自分を蔑むように己を笑った。
(ははは…僕は不死身か…本当に化け物だね…)
今更自分の事を笑ってもどうにもならない。けれどもシュスイが遺跡に連れてきてくれたおかげで傷が治った。レクトは未だに遺跡を不思議そうに興味津々に見回しているシュスイに感謝しつつこっそりとその場を離れようとした。
「グオオオオオッ‼」
しかし、体は心とは反対に、勝手に動き出すとシュスイに向けて雄叫びを上げながら襲い掛かり、彼を殴り飛ばしてしまった。
「ぶべっ!?」
(な、なんで!?体が言う事聞かない…!?)
レクトは戸惑う。いくら体を動かそうとしても思い通りに動かない。逆に力がどんどんと体中に流れ込んできた。
(遺跡に漂うソウルを吸収しすぎているせいで体が暴走しているのか…!?)
「いたたた…いいパンチもってるじゃねえか」
「グオアアアアッ‼」
むくりと起き上がるシュスイに向かって雄叫びをあげ飛び掛る。振り下ろされる爪をシュスイは宙返りをして躱す。立て続けに振り回す爪や拳を避けたり防ぎながら下がった。
(体の制御ができない…!やめろっ‥‥やめてくれ!)
「グオオオ‼グオアアアアッ‼」
レクトは己の腕を抑えて動きを止めようとするが流れ込む力を抑えきれずに咆哮しながら体を悶えさせた。
(そうだ…人間に…戻れば…!)
人間の姿に戻れば力の暴走が収まるかもしれない。目の前にシュスイがいるけれども、きっと彼なら分かってくれるはずだ。レクトは力を込めるが、いくら念を込めても姿が戻ることは無かった。
(そんな…も、戻らいないよ!?…どうして戻らないんだ…!)
魔獣の姿から元の人間の姿に戻らない。戸惑っている間にも体の暴走は続きシュスイを襲い続ける。元に戻ることもできず、体が勝手に動き、目の前にいる親友を襲う自分自身にレクトはもう混乱するしかなかった。
(どうして僕はいつもいつも‥‥!誰か‥‥誰か、止めてくれ…!)
その時、放たれたレクトの拳をシュスイは片手で受け止めた。もう片方の拳も放たれるがそれももう片方の手で受け止める。シュスイの握る力は次第に強くなりミシミシと響く。
「‥‥いつまで逃げたまんま暴走してんだ。いい加減に覚ませ‼」
「ガアッ!?」
シュスイは一気に両手を引っ張るとレクトに向けて思い切り頭突きをした。ゴツリと思い一撃が直撃するとレクトは痛みに後ずさりした。シュスイも頭をさすりながらキッと睨んだ。
「いてて…自分なんかとか、誰かがやってくれるだろうからとか…もう蔑んだり逃げている場合じゃねえぞ。退けない時は来てんだ…覚悟を決めろ。一線を越えろ、レクト!」
「‼」
シュスイの言葉を聞いてレクトはビクリと反応した。『一線を越えろ』…その言葉は死んだ父親も、戸惑っている自分に一歩背中を押してくれたネヴィルも言っていた言葉だった。
(一線を越えろ、か‥‥僕には…それができない…)
レクトは暴走する力を抑えつつ頭は下へと俯く。もう自分は一線を越える事なんて諦めていたからだ。いくらチャレンジして自分は失敗ばかり続いていた。何をやってもう上手くいかないのなら、何もしない方がいい。
(だから僕は…線のこちら側に立ち止まって、何もしないことを選んだんだ…)
線を越えたら何があるのか、本当にその一線を越えることができるのか、超えてしまったらもう元に戻ることができないのでは、そんな恐怖もある。もしも超えられないのなら、戻ることができないのなら何も変わらない方がいいのでは、そう思えた。
「変わることを恐れたらダメだ!ずっとずっと、何も変わりはしない。もしそれでも怖えのなら…」
シュスイはレクトに近づき、彼の手を強く握り、二っと笑った。レクトはシュスイの握る手から強引さや強制もなく、何故だか優しさが伝わってきた。
「俺が一緒に背負ってやるよ。一緒にいてやるさ…!なんたって友達、だからな…!」
(シュスイ‥‥!)
「だから、恐れずに一歩踏み出してみろ。人間の姿に戻るんじゃなくて自分自身になるんだ、レクト!」
こんな怪物の姿になっても親友だと、一緒にいてくれると言ってくれる人がいる。シュスイの言葉にレクトは勇気が湧いてきた。いつの間にか、暴走する体は収まっていた。
(そうだ‥‥もう元に戻るなんてもうできないんだ‥‥人間に戻るんじゃない、レクトになるんだ…‼)
いつの間にか自分は一線を踏み越えている事に気づいていなかった。もう元に戻ることはできない事に気づいていなかった。迷っている自分に戻るんじゃない、この一戦を踏み越えた『レクト』に戻るんだ。
レクトはそう覚悟を決めると、白い光が体を包み込む。眩い光が消えていくと、魔獣の姿から元の人の姿へと戻ることができた。レクトは目を開けて、己の手を見つめる。禍々しい魔獣の爪から戻っていることを確認するとほっと安堵の一息をついた。
「よかった…僕に戻れたんだ…!」
「やったな、レクト!お前ならできると信じてたぜ!」
シュスイは大喜びでレクトの肩に腕を回すしてわしゃわしゃと頭を撫でた。そんなシュスイにレクトはくすぐったいながらも照れながら微笑んだ。
「シュスイ、ありがとう…おかげで勇気が出たよ」
「ったりめーだろ!友達だからな、見捨てるわけねえさ」
シュスイはレクトに拳を向けると、レクトは頷いて拳をこつりと合わせた。笑いあっていると、遺跡の奥から大きな爆発音が響き、グラグラと遺跡内が揺れ出した。
「おっと、ゆっくりしてる場合じゃないな。レクト、急いで奥へ行こう。リネアがあぶねえ」
「リネアが…!?」
シュスイはレクトに説明した。今、リネアが遺跡内にいるゲルハルトが行っている魔法実験の取り締まりに行っていること、その最中にクーリアの魔獣が現れて襲撃し彼女が戦っていること、このままだと魔法実験によって漏れ出したソウルが暴走し島が吹き飛んでしまうこと、知っているすべてを話した。
「詳しい事は後だ。時間は迫ってるからな‥‥レクト、一緒にクーリアの魔獣を止めるぞ」
「そうだね…行こう!」
レクトは頷いてシュスイと共に遺跡の奥へと向かう。レクトは察していた。クーリアの魔獣ももしかしたら自分と同じ魔獣に変身した誰かなのだろう。自分と同じように何かに迷っているのではないのか。暴走しているそいつを止めなければならない。
そう考えていると、ふと気になっていることを思い出した。
「そういえば‥‥シュスイはなんで僕が赤い魔獣に変身してるってこと知ってたの?」
「ふぁっ!?え、えーと…あ、あれだ!勘ってやつだ!ちょっと赤い魔獣の仕草がレクトと似てたからさ、もしかしてレクトじゃねえのかなー…って」
焦りながらも苦笑いしながら話すシュスイにレクトは納得して頷いた。
「僕ってやっぱりわかりやすいのかなー‥‥」
「いやまー…あはははー…」
シュスイは言葉を濁しながら笑ってごまかした。
___
「グオオオオオッ‼」
「はああああっ‼」
白い巨大な魔獣、クーリアの魔獣が振りかざす鋭い爪をリネアは水色に透き通った剣で防いで弾き返した。遺跡の奥にある大きな広間にて、リネアはクーリアの魔獣と戦っていた。足元にはゲルハルトが行っていた魔法実験の床一面に広がるほどの魔方陣が描かれている。
シュスイが言っていたとおり、調査した通り、評議員のゲルハルトは権力を使ってこの魔法実験を独占し、我が物にしていた。そしてその魔法実験はやはり禁忌のものだった。警吏と共に駆けつけ彼らを取り締まろうとしたところに、クーリアの魔獣が突然現れて襲い掛かって来たのだった。
それともう一つ分かったことがあった。クーリアの魔獣の正体はヴァリアント、魔獣に変身した人間であったこと。そして目の前にいる白い魔獣、クーリアの魔獣は自分でも知っている人物だったということ。リネアは剣の切っ先をクーリアの魔獣に向けて睨んだ。
「どうして、どうしてこんな真似を…ネヴィルさん!」
リネアは叫ぶと、クーリアの魔獣は体を光らせると体が小さくなっていき、元の人間の姿に戻っていく。元に戻った姿は、あの喫茶店のマスターであるネヴィルだった。ネヴィルはこちらを睨むリネアに落ち着いた口調で話す。
「悪党というものは魔獣と同じだ。いずれは倒さねばらない」
「‼この街の法と正義に対する侮辱ね…独りよがりの正義は邪悪っていうのよ‼」
怒りで声を荒げるリネアにネヴィルは何も感じずに、クーリアの魔獣が現れたことに腰を抜かしているゲルハルトを一瞥して話を進めた。
「評議員達は表では魔法の規制を進めながら、裏では私腹を肥やしていた。私の愛していた人も、ある魔法薬が禁忌に指定されたことで、治療が受けられず死んだ…!」
彼らが規制し禁忌と定め、その裏ではそれを使って自分の利益と金儲けのために使った。そのせいで、大事な人を失った。ネヴィルは拳を強く握りしめてリネアを睨み返す。
「私は―――この街を愛している」
愛しているからこそ、汚れたこの街を己の力で元に戻さなければならない。愛したこの街を汚した連中をこの手で抹殺しなければならない。
「ええっと‥‥僕も、ちょっといいかな…?」
その時、二人の間にレクトが割り込んできた。一体何処から来たのか、いつの間に来たのか、ネヴィルもリネアも目を丸くして驚く。
「レクト…!」
「レクト、来ちゃダメ!この人は…!」
リネアの止める声を聞かずレクトは苦笑いするようにネヴィルに微笑んだ。
「おじさんも…僕と同じだったんだね」
「…お前にも同じ事が起きたのだな」
「同じ事…?じゃあ、レクトも…!?」
ネヴィルの言葉にリネアは全てを察した。クーリアの魔獣の正体がネヴィルだったように、赤い魔獣の正体は…
「私はこの力を運命だと思っている。レクト、そこをどきなさい‥‥これはチャンスなんだ。今この時こそ、スキエンティアを、この街を変えなけれならないのだ」
ネヴィルは声を低くしてレクトを睨むが、レクトは恐れる事なく、怯えることなく首を横に振って睨み返す。
「変わろうとしなきゃいけないのはおじさんの方じゃないの…?おじさんのやろうとしている事はただ怨みを晴らすだけじゃないか…」
「…怨みなどではない。やらねばならぬからやっているだけだ…」
自分がやらなければならない。これは使命であり、運命だからだと、ネヴィルは拳を握り締める。そんなネヴィルを見てレクトは静かに頷いた。
「やりたいからやっている、つまりそういうことでしょ?…僕もそうするよ」
「…何をするつもりだ、レクト?」
睨むネヴィルに対し、レクトは懐からハートの形をした赤いルーンを取り出す。
「やってみるよ…僕は変わってみせる。この線を越えてみせる」
「‥‥そうか、チャンスを掴めと言ったが、このチャンスを握り締めるものは一握りのものだ。私はこのチャンスを逃がさん。無論お前にも譲らん」
「僕は‥‥チャレンジするんだ‼」
レクトはルーンを掲げた。赤い光が彼の体を包み込むと、レクトは赤い魔獣の姿へと変身した。レクトが変身した一部始終を見たリネアは驚愕で声を出せずにいた。
「‥‥どうして…どうしてレクトが魔獣なのよ…!」
ネヴィルは静かに目の前にいる赤い魔獣、レクトを見つめた。
「レクト…お前ひとりで、私を止めることができるか?」
「勿論、一人じゃねえさ!」
遺跡内に大きな声が響くと、誰かを殴る音と情けない悲鳴が聞こえた。リネアは振り向くと、評議員のゲルハルトを殴り飛ばしたシュスイがにこやかにやってきた。
「俺もいる事、忘れちゃ困りますよネヴィルさん」
「‥‥シュスイくん、やはり君は気づいていたんだね…私がクーリアの魔獣であることを」
「ええ、まあ。最初から…じゃなかった、貴方が腕を怪我した時から‥‥」
静かに見つめるネヴィルにシュスイは苦笑いをしつつも、後ろでグーパンで殴られてのびているゲルハルトを指さす。
「とりま諸悪の根源を殴ったんですけど…それでもやめない、ですよね…?」
「悪いが、私がやらなければならない事だ。このチャンスは君にも譲らない、誰にも譲るわけにはいかないんだ…!」
ネヴィルは白く大きな魔獣、クーリアの魔獣へと変身し、シュスイとレクトを唸りながら睨んだ。シュスイは苦笑いして頷くとレクトの隣に立ち、拳を構えた。
「レクト…俺は魔方陣を止める。その間、頼めるか?」
赤い魔獣へと変身しているレクトは静かに頷いた。その様子にシュスイは嬉しそうに笑いながら頷く。
「ああ、行こうぜレクト!」
いつ見てもレクトの変身シーンはかっこいいと思います(コナミ感)
イクティニケの戦闘は本当に面倒でした…ええ、本当に