「戯れに足を運んでやるか。」と思って頂けたらなぁ、と考えておりますゆえ、そちらもお願いします。
ベアー号という
「どうだい、ベル。俺っちのベアー号は。」
ツーリングの途中で遭遇し、意気投合したバイカーの一人から貰ったドリンクを飲みながら、興奮した様子のベルに問いかける。
「はい!!速いし、カッコいいし、楽しいです!!」
流石に一般人の前で「自分の脚で走る時と感覚が違って」という言葉は飲み込んで素直な感想を口にする。
「ハッハッハッハッハッ!!そうかボウズ、初めてがこんなイカしたマシンで良かったな!!これだけのモンは中々無いぞ!!正直俺が乗りたいぐらいだ!!」
中々に強面だが、かなり気さくな兄ちゃん(おじさんではない)がバイク初乗りというベルの肩をバシバシ叩きながらチラチラとゴールデンに目を向ける。
「わりぃな、
申し訳なさそうに断るゴールデンに、それなら仕方ねぇと大笑いする兄ちゃん。
「なぁに、それなら諦めるさ。無理矢理乗って振り落とされたらかなわねぇからな。んじゃ、この後はどうすんだ?予定がねぇなら俺達と一緒にどうだ?」
「お、良いのかい?俺っちは良いが、ベルはどうだ?………ってあれ?ベルは何処行った?」
先程まで後ろにいた筈のベルの姿が忽然と消えていた。
キョロキョロと見回すゴールデンに兄ちゃんは、
「あぁ、ボウズならほれ、あそこで弄られてるぞ。」
クイッと指を指した先には、
「ねぇ、この子の髪ホント真っ白ね。」
「えぇ、しかも瞳は綺麗な
「あぁ、なんて言ったっけ、行動もウサギっぽいし。そうだ、このお菓子食べる?一回ハグさせてくれたらあげるわよ?」
「は、離してくださ~い。」
女性のバイカー達に髪をモフられ、両手で頬を挟まれ瞳を凝視され、口元にお菓子をセットされ両手をワキワキして待ち構えられているベルの姿があった。
「あ~。ベルはココでもあんな感じなのか。」
「なんだ、あのボウズは家とかでもあぁなのか?」
「あぁ、大体母親か姉を自称するメンツにあぁやって弄られてるな。」
「ハッハッハッ!!羨ましいとは言えねぇなぁ。大変そうだ。」
その後、アチコチへと走り回り、帰るが遅くなる連絡や時間を忘れた二人は、
「金時、ベル、どうしてこんなに帰りが遅れたのですか?」
涙をポロポロ流しながら怒るランサー:頼光に正座の状態で叱られていた。
「あ~、その、意気投合した奴等といたらすっかり忘れちまって………。」
ヒザの上で両手をキッチリ揃えて正座しながら
「せめて連絡ぐらいは欲しかったのですよ?二人になにかあったのかと、母はとても心配したんですよ?二人の為に作った
なお、冷めたら作り直すという彼女の言葉に反応した騎士王と獅子王が、きっちり頂いている。
「食材、ムダにするべからず。」だそうだ。
「あ、あぁ、そいつらと一緒に食ってきたぜ。」
急な話題の切り替えに疑問を抱きながらも返答すると、
「では母とお風呂に入りましょう。子供が遊ぶのは仕事のうちですが寝る前にキチンと汚れを落としたいですし、母がキッチリ洗ってあげます。」
ポム、と手を合わせてまさかな発言をする彼女、これには流石のゴールデンも
「い、いやいや、俺っちは自分でできるからベルを頼むぜ、ライコーの大将。」
ベルを生け贄に逃げるつもりのようだ。そのまま男性用のシャワールームへと駆け込んでいった。
「えぇ!?ゴールデンさん!?ま、待って、置いていかないでくださ~い!!」
正座で足が痺れたのか前に崩れるように倒れてしまう。
「すまねぇベル。流石にライコーの大将に洗われるのは勘弁だ。」
引き留めようとするベルに小さく謝罪の言葉を口にしながらゴールデンは逃げていった。
倒れたベルの頭はポスリと頼光の胸元に収まってしまった。
「あらあら、それではお風呂に行きましょう。大丈夫ですよベル。アナタの身体は母が綺麗にしてあけますからね。」
これ幸いとベルを横抱き(お姫様抱っこ)の形で抱き上げて女性用の風呂場へと連れていこうとする。
「あ、頼光さん。流石に水着着用と看板掛けておいてくださいね~。」
一応は、と最低限の事を頼む、傍で見ていたマスター。
「それで良いんですか?先輩。」
少々困惑しつつも混ざりたそうに視線を頼光に向けるマシュ。
「多分大丈夫だよマシュ、それじゃ私達も行こう?」
行き先は風呂場、二人ともベルを構いたいようだ。
次回、「ベルの羞恥心ギリギリ!!水着着用とはいえベルの心は大丈夫なのか!?禁断の女湯!!」に続かない。多分
沖田さんが欲しいです。
ネタは有っても居ないサーヴァントが多いんですよねぇ。
フレンド(平行世界のカルデア)とかちょっと惹かれましたけどね。