時空管理局と化したEDF先輩   作:名無しの権左衛門

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時空管理局と化したEDF先輩

暑すぎて脚本を考えられない腹いせで書いた、脳死シナリオでお送りするEDF。

1:爆弾を止めるのは爆弾のみ

 

 20XX年、地球を幾度となく襲ったフォーリナーは全て駆逐された。

しかしフォーリナーの技術の中でひときわ輝く鹵獲技術があった。

それは過去・未来・並行・位相・次元世界への宇宙転移技術だった。

 EDFは早急にこの技術を改良し、EDFを全宇宙規模に発展させた。

EDFは全ての世界にEDF隊員を送り、その世界に根付こうとするフォーリナーを駆逐し完全に壊滅させることが目的だ。

更にこの宇宙転移技術以外は、襲われたその星の人間に戦闘技術や冶金技術の譲渡ができるようなモノリスを作成。

これで戦後ただでさえ少ないEDF隊員の代わりに、自分の星を防衛してくれることだろう。

 

 

 そして、最終戦争から数年後、ものすごい天災隊員が誕生した。

 

 

 私は戦士名誉職である、レンジャー部隊の称号を手に入れた。

ナンバーは1だ。

 

 おっと申し遅れたな、私はEDFの職種レンジャーのレンジャー1結城だ。

え、以前にも結城がいたって?

 

そりゃそうだろう!なんたって、私は彼の息子なんだからな!

勿論他にも兄弟がいるから、母親一人ぼっちではない。

おかげで旅館も復活できるって先月言ってたなぁ。

 

 

 さ、気を取り直そう!

私は任命されたが、就任はまだしていない。何せ武器がなにもない、ただの職員状態だからだ!

 

眩しいLEDに照らされた真っ白な通路を行き、とある場所に来る。

 

 

「おお!レンジャー1じゃないか!」

「は!レンジャー1結城であります!」

「うむ、元気で結構!これより、貴殿にはこの地球とほぼ同じところに飛んでもらう。

 今そこではフォーリナーと人間が戦闘している。早急に介入し、事件を解決せよ。

 そして……」

 

 私はEDFから、認識上書きのEDF紋章と現地民を協力者として行動できる契約拘束腕輪を5つ貰う。

そして現在では地球以外の活動が禁止になっている、エアレイダー・フェンサー・ウィングダイバー以外の武器を二つ貰える。

しかし今後の活躍次第では、武器枠は三つに増え地球外活動禁止の兵種装備を装着できるようになる。

 

 更にEDFクォリティの自動リロード・∞弾薬・武器の成長・アーマーの増加がある。

これは気を引き締めて行かないといけない。

 

「では、送るぞ」

「御願いします」

 

 私は認識上書きのEDF紋章を胸につけた。

これをつけると相手の興味をずらして、此処にいるべき存在として認識できる。

更に契約拘束腕輪をつけると、全ての世界に違和感なく入場できる。

 

 それと一度救済した世界は、二度と訪れられない。

理由は広すぎる宇宙に痕跡を残すのは難しいから。

ただ例外はあるらしい。それでも、毎日が忙しいからそんなこときにしていられないのも事実。

 

……

 

 

 私が送られてきたのは、転送先の星の郊外。

周囲には林立する高層ビルが多くある。

これらを見てどれくらいの経済成長を遂げているかがわかる。

さて、どこにフォーリナーがいるか。

 

 それはすぐにわかることとなる。

いや、別にレーダーがあるから、敵がどこにいるのかわかるだけだが。

 

 

 私は近くに駐車してあるバイクを奪う。

そして記憶合金でできる粘性金属で、バイクにエンジンを点けてアクセルを絞る。

ギアの操作等はすぐに把握した。

そのままレーダー上の赤い点に向かって、バイクを走らせる。

 途中にある信号や迫ってくる警察車両は無視して、敵の所へ向かう。

そして見えたのは、デパート周辺だ。

デパートは他のビルとつながっていて、ショッピングモールになっているようだ。

そのためフォーリナーにとって、恰好の餌場になっている。

 

「何だよ!」

「きゃあああ!!」

「アリ!?アリだよね!?」

 

 全て外国の言葉だがEDFの翻訳機のおかげで、相手の母国語を尊重してお互いに理解することができる。

よって状況を嫌というほど知ることができた。

 

 なんでもデパート内にある一つのビルにVIPが居て、そこに何者かが侵入。

その瞬間、ナニカを押した。その瞬間、アリが空から降って来たとのこと。

 

私はその様子をビルに映し出される巨大な液晶で、状況把握を完了する。

 

 手持ちには、ロケランの『スティングレイM1―1』とアサルトライフルの『AF-14―1』がある。

これ等の確認をして私はバイクを使って、デパート内部へ入る。

しかし突入時蟻がじゃましていたので、バイクから飛び降りてそのまま吶喊。

ロケランでバイクを爆破して、周辺諸共破壊した。

 これで中に入りやすくなった。私は周辺のフォーリナーを撃滅させる。

我らEDFは、地球という家を守っているだけであって、そこにある家具などはまもることはしない。

 

 

 

 私はレーダーで赤い点を見つけて撃破していくと、途中真っ黒な人物と接触する。

 

「もし、そこの人」

「邪魔なんだよ!」

「ぐ!?」

 

 私はその敵に押しのけられ、壁にめり込む。

すると何者かが、私に近寄る。

 

「君、怪我はないか?」

「大丈夫だ。それよりも、貴殿はあのものらとは違うようだ」

「そりゃそうさ。それよりも、手伝ってくれないか?(爆弾の奪還を)」

「わかった。助けてくれたお礼だ、手伝おう(テロリスト殲滅)」

 

 

 私はロケランで奴らが逃げている先に偏差射撃して爆破すると、周辺を巻き込む大爆発が発生した。

周辺が焦土に呑まれ、共闘している人が爆発に巻き込まれている中私は無傷で、戦後処理を行う。

私は足元にいる人物を目にかけ、彼に契約拘束腕輪をかけてEDFの帰還ボタンを押す。

これにより腕輪を掛けられた本人とEDF職員は、EDFの基地内にある帰還地点に降り立つ。

 

「結城!初任務おめでとう!そこで、そこのけが人は協力者だな。すぐに回復させ、故郷に戻そう」

「御願いします、主任。そこで、初任務達成の褒美はなんですか?」

 

 初任務の達成というよりも、撃破したフォーリナーの種類と数字で功績が認められるようになっている。

これが活躍としての指標になっている。

よって活躍していくと、強力な武装が手に入るようになる。

勿論、転移した世界先でも、援護を受けられるような状況になる。

 

「黒アリ型が30匹、赤アリ10匹、緑アリ5匹、クモ30匹。武器は……ん?」

「?」

「いやいや、嘘だろ?え、でも……」

 

 

 どうしたんだろうか?

主任が戸惑っている。

彼はどんな状況でも焦らないで、状況の確認ができている優秀なサポート班だ。

なのにこの焦りようは、よほど私に渡される装備が貧弱なのだろう。

この基本装備よりも弱いとは……何という事d「ルールオブゴッド―1だ」え?

 

 

 

 翌日私と主任は、EDF本部の一定の力を持つ人物にお目通りし今回の武器譲渡に関して苦言を云いに行った。

しかしその返答はただ笑顔で、”ガンバレ”とのことだった。

 

 

そして今日本日付で、マザーシップ(人類側)が支援者になった。

 

 能力はドローン射出・広域制圧モード・超広域殲滅モード・GenocideModeがある。

そしてその中で、私が指示できるのは出撃と退却・援護と援護射撃だ。

更に援護射撃は非常に強力で、『ルールオブゴッド―1』を使える。

これは広範囲にジェノサイドガンを射撃し、周辺を制圧する援護射撃だ。

ただ膨大な大気エネルギーが必要なので、連射ができないようになっている。

 

「さてレンジャー1結城殿。これがこのマザーシップの詳細だ。

 功績を使って武器の入手を無くす代わり、こいつの武装等の強化を施せる。

 勿論武装は戦闘中によく使用することで上昇する。

 ユニットやドローンも、練度や武器レベるも総合した中で計算される。

 が、がんばってくれ」

「はい」

 

 私は近くの休憩所にある自販機で、セントリー会社のアシッドソーダを飲む。

この突き抜けるような酸味が癖になる。

ただ他の隊員は、”殆ど炭酸水じゃないか!”といっていた。

其処に砂糖やらいれたのが、防壁製菓のサイダーじゃないか。別に変わらんだろ?

 

 そういえば、この休憩室には短時間でできる飯の自販機もある。

その自販機はついでなのか、普通の取り出し口があってこっちは付属品が出てくる。

たしか焼きうどん専用のジャスミン茶とかだった筈。

 

 私はそう思いながら、TVで『泣いた赤蟻』の再放送を見る。

赤蟻がフォーリナー側でありながら、普通の生物兵器でなく思考を兼ね備える思考生物で

人間と何故戦うのか考え葛藤する日々を送る。

結果赤蟻は女王蜂の命令を無視し、人間と協力するが結局はフォーリナーであるからその運命は変えられない。

しかも生物兵器を操る匂いや神経節・脳波操作機で、長年付き合ってきた最初の理解者と戦う前に決別したりする。

 最後はフォーリナーに改造され、女王金蟻にされて最後の思考を潰され本能のままに暴れるように改悪される前に、

敵の本拠地で暴れフォーリナーの本部やブレイン・アースイーターを破壊しまくった。

その代わり女王金蟻は、フォーリナーの思考体と話す機会が到来。

結局フォーリナーも、進化してしまった人類だった。

 女王は決意し死んだ進化した人類よりも、必死に生きて友情を高め合う武器だけ進化するEDFに肩入れすることになる。

そして幕引きは自分の命だ。

主人公は親父がいるレンジャー部隊とストーム部隊、オメガ部隊だ。

 友情・努力・勝利な彼等と相見える。そして、勝者はどちらでもなく、悲哀が包む。

最初の邂逅者であるレンジャー。彼等の相談と共に、実質的な行動をするストーム。現実を突きつけるオメガ。

彼等は赤蟻の情報を元に、現実で戦ってきた。

そして彼らは恩人と決着をつける。

”生きるとは、本能に従う事だ!”

”利己とか自己だとかそんな理由なんざいらねえ、かかってきやがれ!”

 

 

”理想を夢見て主に仕える者は、主たる者が理想を追い続けると現実をも見失う。

 それがフォーリナーだ。君たちは間違えるんじゃない。絶対、約束だ”

 

 意志を残し、遺志を引き継ぎ、意思を語り継ぐ。

 

 私は訓練してからこれを見たんだが、心が死んでしまっているのか感動しなかった。

いや、既に現実を体験しているからこそ、こんな劇に心動かされないのかもしれない。

 

「結城!例の協力者の治療が終わったぞ!」

「解りました。見に行きます」

 

 私は協力者と面会する事になる。

 

 

「おはよございます、私はレンジャー1結城。貴方は?」

「私は高町士郎だ。いきなりやってくれたね」

「いえ、意思の疎通が荒かったための事故でしかありません」

「そうだな。それで、何時帰してくれるんだ?」

 

 既に状況説明は済んでいる模様。

だからこんなにスムーズに話しが通じているんだ。

 

「EDFの事を話さないと誓って頂けるなら、早急にお返しします」

「理由はわからないが、確かに超技術の塊だ。話しちゃまずいのは分かった。

だが約束してくれ。もう一度私の世界にフォーリナーが来たとき、君を派遣する様にと」

 

 すると、この話を聞いている上層部の一人が、了承する。

何気に救助対象世界から、民間人を運び入れるのは初めてらしい。

というか、宇宙転移技術自体が10年以内にできているんだからそれはそれで、最近の出来事なんだなと思った。

 

「では、お送りします」

「ああ」

 

 

 彼、高町士郎氏は、宇宙転移され元の世界へ戻っていった。

 

 

 近況報告。

 

ロケラン:

『スティングレイM1―2』

アサルトライフル:

『AF-14―3』

後方支援:

『ルールオブゴッド―1』

 

 

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