(ネタ)気がついたらそこは   作:アフィーと

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どーも、アフィーとです。
思いついたネタを投稿しただけなので、あまり更新出来ないと思います。
駄文ですがお暇な方は見てやって下さい


プロローグ

 今、私は桜が咲き誇っている通学路を歩いている。

 

 この世界に来て十数年、私も高校二年生になった。最初から意味不明だと思うが大丈夫だ、私も当初はそんな感じだったので……。

 

 少し自己紹介をしよう。この世界での私の名前は小島有希(こじま ゆき)今年二回目の高校二年生なる十六歳の女の子。

 何故二回目かというと、私には前世の記憶というものがある。といっても身体が丈夫ではなかったので外で遊んだこととかは殆どないけど……。

 そしてある日、私は体調を崩して病院に運ばれるも治療の甲斐なく亡くなってしまったのだ。その時のことはよく覚えている、苦しみの中自分の意識が徐々に薄れていく感じ……今思い出しても身体中に鳥肌が立つ、それほどまでに気持ちの良いものではない。

 そんな私が生前一番嵌っていたのは、バカとテストと召喚獣という恋愛ゲームである。通常ルートに加え隠しルートが豊富で巷で大人気のゲームだ。携帯ゲームなので場所選ばずプレイ出来るのも魅力に一つだ。

 少し話が逸れたけど、何故ゲームの話をしたかというと……。今現在私がいる世界はそのゲームの中の世界なのだ。

 初めは何の冗談とか夢だとか疑ったが、確かに死んだはずの私がまた生を受けたとなると所謂転生というやつなのかもしれない。

 ゲームの世界だと気づいたのは中学三年生になったある日、それまでは前世の記憶を持っていてもそれを表に出さず、普通に生活していた。当然だ、そんなことを周りに言えばすぐに病院に連れて行かれることだろう。なので誰にも言わず、ただ改めて生を受けたことの感謝して生きていた。

 そんな中周りは受験シーズン、私も例に漏れず受験勉強をしていた。幸い前世の知識もあって勉強には大して困っていなかったが……。

 受験校は通学に電車やバスを使いたくなかったので徒歩で通学出来る高校を選んだ。先生からは別の学校を進められたが、私にとって重要なことだったので断固譲ることはなかった。

 

 こうして受験の日、受ける学校の名前は文月学園。この名前も受験するきっかけになった。自分の好きなゲームの舞台となる学校と同じ名前なのだ、受けない理由がない。

 そんなわけで試験会場に来たわけだが、どうも違和感がある言うなれば懐かしいという感じだ。試験自体はそこまで難しいわけではなかったので問題ないが、終始その違和感は付き纏った。その日はそのまま帰宅して、結果発表の日……違和感の正体に気づいた。

 まず自分の合否の結果は、無事合格していた。これまでは良い……、この学園は少し変わっているのか上位何名かの合格者は点数とともに名前が発表される。私もかなり下の方だが名前が出ていた。

 そこにあった上位の名前を見ると、一位…霧島翔子、二位…姫路瑞希、三位…久保利光、四位…木下優子etcとあった。

 一瞬何がなんだかわからなくなったが、ようやく理解出来た。思えば自分の名前もゲームに存在していた、なんとマヌケなのだろう文月学園に入った時から気づきそうなものだが、心の中でありえないと否定していたのだろうか。

 

 ゲームのシナリオが始まるのは二年生からだ。

 本来のゲームの名前はきっちり合格者の中に乗っていた。そしてその名前をみた途端に私の中で次々とゲームに関する知識が蘇ってきた。一年次のクラス分けは同じになるかわからないけど、二年次では間違いなく同じクラスになるはずだ。確かに小島有希という女子がいたはずである。

 このまま行くと間違いなく私はシナリオに巻き込まれていくだろうなぁ……。

 

 昔のことを振り返っていると文月学園の校門が見えてくる。

 楽しみ半分怖さ半分といった感じで私はその門をくぐった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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