人魚姫の悪夢   作:zerowyrd

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2017/7/1に行った、クトゥルフTRPG『人魚姫の悪夢』のリプレイ小説になります。
ネタバレを多数含みますので、未プレイの方は注意してください。


第1話

KP:さて、それでは始めますかー。

全員:はーい。

KP:最初はこの物語の背景を理解してもらうというか、本筋に入るための「導入」というシーンが入ります。今回の導入は二種類あるので3人を2つに分けてやります。まず最初は鳴海くんとなおちゃんかな。二人はどういう関係? 一応知り合いであってほしいんだけど。

 

PL1:鳴海 翔

26歳、大学院生。獣医師を目指して勉強中。なおとは高校時代の同級生で腐れ縁。遊び呆けて何年か留年してるらしい。

PL2:荒川 なお

26歳、警察官。常識人だがノリで生きてるタイプ。学生の頃から危なっかしい鳴海のお目付け役として奔走してきた。

 

KP:GWも過ぎた5月中旬。鳴海くんは大学時代の友人である大路正人に市内のファミリーレストランに呼び出されます。彼は医学部を卒業後、しばらく連絡が取れていませんでした。

KP:彼は先に到着していた鳴海くんを見つけると近づいてきて、「久しぶり。突然呼び出してごめん」と声をかけてきます。その後、世間話に花を咲かせたり鳴海となおの関係を気にしたりとしていましたが話がひと段落したところでこう切り出します。

「実は今日鳴海を呼び出したのは……一緒に来淵島に来てもらえないだろうかってお願いをしに来たんだ」

なお:くるふちじま?

KP:来淵島はみんなが住んでる街から船で一時間ほどの場所にある小さい島で、リゾート地として有名なところです。大路は「自分は用事があってその島に行くんだけど、そのときにバカンスがてらついてきてもらうことはできないかな?」と言っています。

KP:うーん……では此処で、《目星》か《アイデア》を振ってください。

なお:じゃあ《目星》で……失敗。

鳴海:鳴海は《アイデア》で成功です。

KP:では鳴海くんは大路が寝不足なのか顔色が悪いことに気がつきます。

鳴海:大路どうした? 昨日遅かったりしたのか?

「一週間くらい前から眠れていないんだ」

鳴海:何か熱中していることでもあるのか?

「いや、……それが最近夢見が悪くて。死んだ妻が夢に出て来るんだ」

なお:大路さん既婚者だったの?!

「死んだ妻が繰り返し『来淵島に来ちゃダメ』って言うんだ。来週、妻の実家で彼女の一周忌が行われるから来淵島に行かなくちゃいけないんだけど何度も何度も来るなといわれるから気になって……ただの夢だから気にすることはないと思うんだけど」

なお:リゾート地で一周忌ってすごいな(笑)

KP:リゾート地で開発進んでるんだけど昔は普通の島だったから、もともと島に住んでた人も居て奥さんはそこの出身みたいです。全体的に島の東側が元から島に住んでた人たちの居住区で西側がリゾート地として開発されてる感じですね。

なお:此処で「休み取れたら行くよ」って言ったら……

鳴海:話が終わっちゃう(笑)

KP:せやな。

鳴海:鳴海は大学時代からの友人の頼みなので「仕方ないなぁ」と言いつつ行きますよ。

KP:なおちゃんもその日はきっと偶然非番。

なお:「私も非番だから大丈夫」といいます。鳴海くんのお目付け役も兼ねて。

KP:では、二人が了承してくれると大路は約束の日時を告げて帰っていきますねー。……といったところでこのシーンはおしまい。今度は手塚くんの方に場面を写しますね。

手塚:はーい。

 

 

PL3:手塚 智也

18歳、工業科に通う大学生。鳴海のサークルの後輩。

 

KP:場面は変わりまして此処は船着場です。手塚くんは友人の秋月仁に誘われて来淵島に遊びに行くところです。秋月が父親から来淵島リゾートの株主優待券をもらったということで、一緒に遊びに行くことになりました。船を到着を待っていると、手塚くんは何やら見覚えのある人を船着場で見かけます。

鳴海:あー、船まだ来ないかなー。待ちくたびれちゃうぜー。

手塚:鳴海さん?

鳴海:あれ? 手塚くんじゃん。

手塚:友達に誘われて来淵島に行くんですよー。

鳴海:もしかして、リゾートでバカンスしちゃう感じ?

なお:エロ親父かw

KP:じゃあそこに秋月がやってきて「あれ、手塚の知り合い?」とか聞いてきますね。

なお:なおちゃんは手塚くんとは知り合い?

KP:どちらでも良いですよ。

なお:じゃあ知らないことにして鳴海くんに紹介してもらう。

鳴海:「手塚っていって同じサークルの後輩なんだよねー」

なお:ふむふむ。じゃあ自己紹介します。「荒川なおです。高校のときに鳴海くんのお世話をしてました」って言います。

手塚:まぁ、大学留年するようなやつですからね。目をつけられてたんでしょうね。

KP:秋月はなおちゃんにぽーっとしてますね。(なおちゃんのAPPは15)

KP:「やばい、手塚お前こんな美人のおねーさまと知り合いなんてずるいぞ!」とか言ってますが知り合いではない(笑)

「あ、あのっお二人は付き合ってたりとかそういう感じなんですか?」

なお:絶対イヤです(即答)

鳴海:ま、こんな感じですねー

KP:じゃあそこに大路も「遅れてごめんー」って合流する感じで。そうこうしてるうちに船も到着しますね。皆さんの他にも観光者が乗り込んで来淵島に出航しました。で、しばらくしたところで……みなさん《CON》×5でロールして下さい。

なお:100!

手塚:……99。

鳴海:鳴海は成功してます。

KP:2人ファンブル……。それでは、なおちゃんと手塚くんはとても気分が悪くなってきます。

なお:船酔いしたって感じ?

KP:ファンブルなので相当症状はよくないようです。眩暈に吐き気に苛まれ……耐久力を1減らしてください。横を見ると秋月も顔色が悪く、船酔いしてしまったようです。手塚くんとなおちゃんが臨界点に達しそうになったそのとき、大路がそっと薬を手渡してくれます。

鳴海:大丈夫かよ~、早く薬飲んどけ~ってなおちゃんをディスります。

なお:その鳴海くんに向かって一回吐いておきます。倒れたふりして鳴海くんに向けてべしゃっと。

KP:じゃあ《DEX》対抗する……? 判定値は60かな。

なお:成功した!

鳴海:回避します……失敗。

KP:では、なおちゃんの吐瀉物が鳴海くんのズボンにクリーンヒットします。

鳴海:おまっ、何やってん……っ(言葉にならない)

なお:普段の行いが悪いからでしょ(すっきり)

KP:では、船は喧騒とちょっとすっぱい臭いを乗せたまま来淵島に到着します。此処で《目星》振ってください。

鳴海:成功しました。

KP:鳴海くんは島の西の方から泡が飛んでくることに気がつきます。さて、此処でまた二手にわかれますね。そして、別れ際に大路は体調の悪い3人に名刺を渡してくれます。

「僕は医者をやってるから、もしまた体調が悪くなるようなことがあったら連絡してくれれば簡単な処置くらいならできると思う。多分宿泊先も同じだと思うから夜にはまた会えると思うけど」

 

 

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