なお:私、さっきの《DEX》対抗しか成功してない気がする……
鳴海:逆に何故そこだけ成功したのか。いやー不思議ですね。
なお:相手が相手だったからかな。
KP:執念って怖いわ……
KP:鳴海くんとなおちゃんは大路に連れられて、船着場から西に向かって歩き始めますね。15分ほど歩いていくと、とある一軒家の前に辿り着きます。
「此処が妻の実家、姫野家だ。ここまでついてきてくれてありがとう」
KP:ここでお二人は《目星》を振ってください。
なお:成功する気がしない……あ、成功したやった!
鳴海:こちらはクリティカルですねー。
KP:船着場でみた泡ですがここでも見かけます。というか此処が発生源のようです。よく見ると姫野家横の排水溝が激しく泡立っているのに気がつきます。
鳴海:このあたりに飛んでる泡って何? って大路さんに聞いてみる。
KP:すると大路は苦々しい顔をしながら答えます。
「あぁ、これは多分……真魚ちゃんかな」
KP:大路の奥さんの妹、真魚が重度の潔癖症で常に手を洗っていないと落ち着かないので相当な量の石鹸を使っているようで常にこの周りは泡が飛んでることが多い、と教えてくれますね。
鳴海:ちなみに、大路の奥さんも潔癖症?
KP:大路の妻、凪沙は心臓病を患っていて入院生活が長かったので潔癖症ってことはないはずだと大路は教えてくれます。さて、お二人は此処からどうしますか? とりあえず大路は家に入ろうとするけど。
鳴海:ズボンが汚れてるからなー……ホテルに戻って着替えたいかな。
KP:では、姫野家に入っていく大路を見送って二人がホテルに戻ろうとすると、主婦っぽいグループがこちらを見ていることに気がつきます。彼女たちはあなたたちを訝しげな表情で遠巻きに観察しているようです。
鳴海:こんにちはーってな感じで声をかけます。
KP:では主婦グループは一瞬びっくりした表情をした後、興味深そうに声をかけてきます。
「あなたたちは大路さんの知り合いなの?」
鳴海:僕は大学の同期で友人ですけど、何か大路さんあるんですか?
「いえね、大路さん来淵島に戻ってきたのねって今話してたところだったのよ」
KP:といった感じで、主婦グループは話し始めます。噂大好き、マシンガントークおばちゃんです(笑)
なお:なんか想像ついた(笑)
「まったくよく顔出せたわよね」
「凪沙ちゃんと駆け落ちして、結果死なせちゃったのにね」
なお:駆け落ち?
「そうなのよ。周りの反対押し切って駆け落ちして……お父さんもお母さんもとても落ち込んじゃってね」
「落ち込んじゃってといえば、真魚ちゃんの落ち込みようもすごかったわよね」
「まぁ、仲の良い姉妹だったからねぇ」
「真魚ちゃんといえば、あの泡どうにかならないのかしら。いつ頃からだったかしら潔癖症? になっちゃったみたいでそれからずーっと手袋つけっぱなしなのよ。何かあるごとに手を洗ってるから石鹸の泡がすごくて」
KP:それからしばらく二人がおばちゃんたちの話を聞いているとふと警察官が姫野家の裏手に入っていくのを見かけます。
なお:警察の人?
「昨日からたゑ子さん……姫野さんのおばあちゃんがいなくなっちゃったみたいなのよ」
「昨日まで特に普通だったのに、もしかしてボケちゃったのかしら」
鳴海:昨日までは家に居たんですね?
「そうね、昨日は一緒にお話したんだから」
なお:認知症ってそんな急にでるものなのかねぇ……
KP:おばちゃんたちの話はとどまるところを知らないようです。二人の様子など関係なくぺちゃくちゃと話し続けてますね。
なお:じゃあ、そろそろこの服洗わなくちゃなんで帰りますねっていいます。
鳴海:言わなくてよかったんだけど、それw
KP:おばちゃんたちは一瞬うわっとした顔をした後「引きとめちゃってごめんなさいね」とあっさり開放してくれます。
なお:姫野家裏手の家に警察が入っていったって言ってたっけ。そっちに近づきます。んで、近くを歩いてた警察官を捕まえて「何かあったんですか」って聞く。
KP:警察官は「ちょっと部外者にはお話できないんですよ」って答えるね。
鳴海:(小声で)手帳、手帳!
なお:……! 警察手帳を出します。
KP:じゃあ、警察官は同業者の方かーって感じでちょっと考えた後、事件のことを教えてくれますね。
「ここに住んでるおばあちゃんがいなくなっちゃったって通報を受けて調べてるんですよ」
なお:何か手がかりとかあったんですか?
「失踪に関する手がかりは特にないんですよね。家の中は普段どおりですし、特になくなったものなんかもなさそうですし。ただ、ちょっと不思議なのは洗面所に血の混じった大きい泡の塊が落ちてたって話です。そしてその上にたゑ子さんのパジャマが落ちてたのが手がかりといえば手がかりですかねぇ」
なお:そうなるとたゑ子さんは素っ裸で失踪したことになる……?
「もし何か手がかりになりそうなものなどを見つけたら教えてください」
KP:そういって警察官は持ち場に戻りますね。さて、これ以上なければ手塚くんのシーンに移るけど?
鳴海:やっとゲロ落とせるぜー。
KP:OK。では、二人はホテルに戻るということで。一旦、手塚くんのシーンに行きます。
KP:場面変わって、鳴海くんとなおちゃん、大路を見送った直後に戻ります。手塚くんは薬が効いてきたのか体調が良くなってきました。到着後、海遊びに行く予定でしたが秋月はまだ体調が良くないようです。
手塚:近くを散策してみたいかなー。
KP:じゃあ、手塚くんの予定は散策ということで。秋月は先にホテルに戻って休むことにするようです。秋月と別れて少し歩いていると、手塚くんは小さな祠を見つけます。その隣には看板が立てられているようです。
手塚:看板を読みます。
*来淵島・人魚伝説
昔、来淵島には人魚がいました。
人魚は時折陸地に上がっては、島の人々を攫って海の神様の供物にしていました。
そんな時、旅の偉いお坊さんが来淵島にやってきました。
お坊さんが気合と共に、一枚の札を投げ込むと大渦が現れてたちまち人魚を呑み込んでしまいました。
その後、島の人たちは来淵島を守るために祠を建ててそこに海の神様を祭ることにしました。
手塚:とりあえずこの看板を写真に撮ります。
なお:自撮りしちゃえw
KP:「来淵島なう」みたいな?
なお:そうそう。ツイッターにあげたらいいんじゃない「人魚伝説なう」みたいな。
KP:手塚くんってそういうウェーイ系男子なの?
手塚:自撮りはしません。普通に撮って帰ります。
KP:では、手塚くんがホテルに戻って部屋に入ると秋月は気分が良くなってきたのかどうやらシャワーを浴びているようです。手塚くんが荷物を置いて一息いれたところで……
手塚:はい。
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
KP:唐突に秋月の絶叫が響き渡ります。秋月の絶叫はしばらく続きますが、その後ぷつりと途絶えます。
手塚:秋月に声をかけます。
KP:秋月からの返答はありません。
手塚:シャワールームを開けます。
KP:シャワールームに入ると湯気とともに鉄錆の臭いが手塚くんを襲います。
手塚:ひぃぃぃ。
KP:その中に気を失った秋月の姿があります。
なお:あ、まだいるんだ。
鳴海:まだ無事だったか。
KP:秋月の体は半分ほど血に混じった泡に塗れてじゅうじゅうと肉の灼けるような音をたてています。この不可解な現象を目撃した手塚くんはSANチェックです。
なお:あ、これがあの有名な!
手塚:……成功。
KP:成功なら正気度1減少ですね。手塚くんは此処で更に目星をお願いします。
手塚:成功してます。
KP:では手塚くんはこの泡が秋月の体を溶かしているということに気がつきます。
鳴海:(小声で)流さないと!
KP:この場に居ない人がなんか言ってる(笑)
手塚:救急車って呼べます?
KP:呼べますよ。
手塚:じゃあ、救急車呼んでバスルームの扉閉めます。
なお:えっ!?
手塚:体溶かしてるってことは近づけないので、扉閉めて待ちます。放っておきます。
KP:じゃあ、処置はしないってことでいいかな?
手塚:とりあえず、シャワーで泡を流してみます。
KP:じゅうじゅうって音は止まるね。血まみれの秋月が残されます。
手塚:待って、リアルSAN値が……
KP:手塚くんの中の人がやばいw そうだなぁ……此処でシーンを変えよう。ちょっと手塚くん休んでてー。
KP:場面は鳴海くんとなおちゃんがホテルに着いて部屋に入ろうとしたところ、隣の部屋が騒がしいことに気がつきます。鳴海くんはその声に聞き覚えがありますね。
鳴海:手塚……? 隣の部屋をのぞきに行ってみます。
なお:なおちゃんも着いていきます。
KP:部屋に入るとバスルームの前で青ざめてる手塚くんを見つけますね。
鳴海:手塚?! 手塚どうしたおいっ!
手塚:バスルームで……秋月が……
なお:バスルームぶち開けます。
KP:では血まみれの秋月を発見しますね。というわけで、SANチェックね。
なお:あ、そっか。
鳴海:鳴海はどうします?
KP:鳴海くんはどうしますか? バスルームまで来ました?
鳴海:いや、まだ行ってない。手塚が青ざめてるの見てそっちに駆け寄ったのでバスルームには行ってないですよ(強調)
KP:とりあえずなおちゃん1D100振って。
なお:98だってー。
KP:んんんんん……失敗だぁぁぁ。じゃあ、1D6振ってね。
なお:4-。
鳴海:一時的狂気っていくつ減ったらでしたっけ?
KP:5ですね。
鳴海:危ない危ないw
KP:ということで、手塚くん以上になおちゃんうろたえますね。その間に手塚くんが呼んだ救急隊員やらフロントの方やらがバタバタとやってきます。そして、秋月は島の病院に搬送されていきます。
なお:なおちゃんはまだ新米だな。血のびしゃびしゃした現場は初めてw
KP:さて、一旦落ち着いたところで警察から事情聴取をさせてもらいます。
なお:はいはい。
「お名前と職業は?」
なお:荒川なおです。警察官です。警察手帳も見せます。
鳴海:鳴海翔でーす。一応大学院生やってまーす。
なお:ちゃらい。
手塚:手塚、智也です。18歳、大学生です。
「お三方はどうして来淵島に来られたんですか?」
鳴海:僕の同級生に招待されてきました。
なお:私は鳴海くんの付き添いで。
手塚:僕は被害者の友人で、彼に誘われて遊びに来ました。
KP:警察は状況から、秋月の件は事故で処理する方向のようです。事件にするにしても不可解な点が多すぎるしね。此処で《聞き耳》をお願いします。
なお:成功した!
KP:なおちゃんは警察官が「昨日から泡ばかりみてるなぁ」ってぼやいてるのを耳にしますね。
なお:昨日からっていうのはどういうこと?
KP:昨日から血まみれの泡が~っていう話が多いなって思ってるようです。
なお:それは姫野のおばあちゃんのことですか?
KP:歯切れの悪い返事を返します。
鳴海:他にも泡に関する事件ってあるんですか?
KP:まぁ、その一件だけではあるんですが血まみれの泡っていう相似点があるってことですね。
鳴海:もうちょっと情報引き出せるように《説得》とかって振れないですかね?
KP:なんて言って説得しますか? ぐうの音も出ないほどの正論だったら自動成功になるかもしれませんw
鳴海:姫野たゑ子さんは僕の友人のおばあさんでして……実はそのことで1週間前からずっと悩んでいたみたいで夜も眠れないみたいで。僕たちも力になってあげたいなって思ってるんです。少しだけでも何か教えてもらうことってできませんかね?
KP:えっと……姫野家のおばあちゃんが失踪したのは昨日なのでそれだとダメですね(笑)
なお:せやな。そういやそうやったわ。
鳴海:確かに……!
KP:というわけで、警察官は3人から離れていきますね。
なお:とりあえず、疑いが晴れたのであればいいかな。
KP:そこへ今度はフロントの人が来ますね。
「手塚様、大変申し上げにくいのですが……こちらのお部屋なのですが警察の方から立ち入り禁止命令がでてしまいまして……」
手塚:部屋変えますか?
「お部屋の移動をお願いしたいのですが、生憎本日は満室となっておりまして……」
手塚:えぇぇぇぇ!
鳴海:そこで鳴海くんが「じゃあ手塚、俺の部屋来る?」って言います。大路のことだからいい部屋とってくれてるだろうし。
手塚:ああ、ありがとうございます。
KP:そう聞くとフロントの人はほっとした表情で戻っていきますね。来淵島リゾートの優待券をくれます。
鳴海:やった、また来れるじゃん。
なお:タダ? それなら次はロイヤルスイートに泊まらせてもらお。
KP:さて、時間は少し過ぎて夜になりました。
なお:なおちゃんは怖いので二人と同じ部屋にいさせてもらってます。
鳴海:鳴海くんは落ち着いたと同時にズボンを着替えたってことでお願いします。
KP:はい。夜になり、夕飯も終わりましたが……大路はホテルに戻ってきませんね。
手塚:あれ?
なお:奥さんの実家に泊まることにしたとか?
鳴海:とりあえず電話をかけてみます。
KP:大路はすぐ電話に出ますね。
「もしもし鳴海か? どうした?」
鳴海:夜には帰るって言ってたけどまだ帰ってこないからどうしたのかと思って。
「ああ、そうかもうそんな時間か。実は少しごたついてしまって帰れそうにないからこっちに泊まることになったんだ」
なお:今どこに居るんだろう? おばあちゃん見つかったのかな?
「姫野の家だよ。おばあちゃんはまだ見つかってないみたいだ」
KP:というような話をして電話は終わりますね。この後は自由行動になりますが、特に何もなければ寝ていただきます。
なお:このまま寝るの怖いんだけどなー。だって、部屋に一人だよ?
鳴海:あ、手塚に今日の昼間どっか遊びに行ったの? って話を振ります。
手塚:ホテルまでの道の間にちょっと珍しいものを見つけましたー。といって、祠の写真を見せます。
KP:(あ、誘導してる)
鳴海:祠に行ったりはできる? あ、でも夜かー……
なお:行きたいなら明日の朝にしない? って提案します。
鳴海:それもそうだな。明日にするかー。
手塚:それなら案内しますよー。
なお:そこまで決まったならなおちゃんは自分の部屋に戻ります。
鳴海:僕と手塚はそのまま寝ます。
なお:一緒のベッドで?
鳴海:一緒のベッドで(うなずく)
手塚:うわぁ……
全員:あーあ………………
鳴海:他意はないです! 危険だから一緒に寝ただけで。なっ!