東方鵺行記   作:タリオン

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おはようございます、タリオンです。

えぇ、週明けに投稿と言ったはずなのにこのざまですよ。
申し訳ありません。
なんか自分謝ることしかしてないような……

それでは第十五話、どうぞ。



第十五話

 

 

 

 

 

やぁ、皆さんどうも、夜鳥剣二だ。

 

 

今さっき、白玉楼を出てきたところなんだ。

もうね、マジで泣きそうになったよ。というか泣いた。

だって本当によくしてくれたんだもの。見知らぬ人にだよ? 

そこの君には同じことが出来るかい?

俺は出来るな。(美少女、又は美女に限る)

 

 

 

 

さて、そろそろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……この超長い階段を降りるとしますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐあぁ……疲れた……

 

 

この階段何段あるんだよ……

この俺の体力じゃきつすぎるぜ。降りてる途中で休んでしまったくらいだからな。

もう足が筋肉痛になりそうだ……というかなってるな。

 

 

しかしここで休んだら日が暮れてしまう。

ゆゆさまに貰った地図を見て、マヨヒガの場所を確認することにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………ん?

 

 

なんだろう、俺の目がおかしいのだろうか。

 

 

この地図、どう見ても落書きのようにしか見えないのだが。

比喩とかじゃなく、マジで。

かろうじてマヨヒガへの方向が分かるくらいで、その場所がどこにあるのかは見当すらつかない。地図と言われていなかったら、落書きか何かと間違えていたかもしれないな。

目印は、何かよく分からん絵がマヨヒガと書かれた家の近くに描いてあるだけだ。

この地図によると、このまま真っ直ぐに進めばいいみたいなのだが……

しかもなんか右下の方に「ちぇん」と書いてある。どうみても橙が描いた地図です。本当にありがとうございました。

 

 

 

幸先悪いなぁ、おい……

 

 

そしてゆゆさまに一言。

 

 

渡すときには中身の確認をしっかりしてください。

既に心が折れそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふー……

大分歩いたな~

なんかね、正直言ってマヨヒガに着く気がしない。

かといって命蓮寺に進路変更しようにも、方向がまったく分からないのだ。

あの地図の役割を果たしていない地図にも命蓮寺の場所は書いていなかったし、もうどうしようもない。

これで手詰まりな訳だが、止まることは出来ない。

なぜなら、どこぞの妖怪に襲われるかも知れないからだ。

せっかく幻想郷にきたんだし、名無し妖怪に襲われてジ・エンドなんてことは絶対に避けたい。

 

 

ハァ……

景色は綺麗だし、空気もおいしいし、良い所なんだけどなぁ。

命の危険性が極端に高くなければの話だが。

 

 

え?

白玉楼に戻って、案内してもらえばいいじゃないかって?

うん、君は分かってないね。

あんな別れをした後に、直ぐ戻っていけるような奴がいたら、俺は純粋にそいつを尊敬するよ。

 

 

と、まぁそんな訳でさっきからずっと歩き続けているのだが、行けども行けども同じ景色ばかり。

こんなんじゃいつまで経ってもマヨヒガに行くどころか、寝床を確保することすらできやしない。

 

 

どうすっかn……

 

 

うわ、出た。

なんか芋虫っぽいのが出てきやがったよ。

さっきあんだけ妖怪に襲われるのは避けたいって言ったのに……

あ、これフラグだったか。

 

 

この出てきた奴が、ただの芋虫だってなら俺は無視して、とっととどっかに行くんだけどねぇ、なんせそいつ目算で全長が二メーター強だぜ?

俺の身長よりかなりでかいのに、こんな奴無視出来る訳が無い。

しかも、こっち見てるし。

触らぬ神に祟りなし。さっさと逃げようと思って踵を返した瞬間、後ろからドスドスと芋虫が歩くような音が聞こえた。

 

 

「ちょっ、こっち来んな!!」

 

 

虫嫌いだったら発狂しそうなほどの気持ち悪さでこっちに寄ってきた。

そして口をモゴモゴと動かしている。

……まさか

 

 

「おっとぉ!?」

 

 

やっぱり糸はいてきやがった。ネバネバとした糸に掛かったら最期、もう動くことはできなさそうだ。

間一髪避けることが出来たが、もう次は無さそうだ。

やるしかないかー……

 

 

「正当防衛だ。悪く思うなよ?」

 

 

刀を抜き、標準サイズまで刃を伸ばす。

芋虫は動きが遅かったので、ど真ん中に簡単に斬りつけることが出来た。

 

 

が、

 

 

予想通り、斬り込んだ場所から緑色をした体液がこっちに飛んできた。

こんなもの絶対にくらいたくはない。

 

 

「この芋虫がッ!!」

 

 

某太子風に言ってみる少し前、体液が飛んでくるのを見越してあらかじめ刀をある形へと変化させていた。

 

 

そう、盾だ。

 

 

これは、白玉楼を出てから思いついて、これがあれば攻防両方出来るんじゃね? と思って試してみたところ、案外簡単に作ることが出来たものだ。

形を説明するならば、盾の真ん中を刀が貫いているような形になる。

かなり広範囲をカバーできるというのがメリットなのだが、ここまで大きく、尚且つ霊力の消費を抑えるためには、必然的に霊力を薄く伸ばさなければならず、まるで餃子の皮ぐらいまで薄くなってしまうというのがデメリットだ。

とは言ったものの、刀と打ち合わせても防いでくれるくらい強度が高い霊力なので、これくらいの薄さでも、大体の攻撃は防げるだろうというのが、俺の推測だ。

 

 

で、しっかりと体液を防ぐことが出来た。べっとりと盾に付いているが、霊力と一緒にすぐにとることが出来るので、何も問題は無い。

って、え、ちょっと?

地面が「シュウゥゥゥ」とかいいながら煙あげて溶けてるんだけど!?

おぉ……盾作っといてよかったぁ……

芋虫の体液と相打ちとか、笑うしかないしね。

それにしても、この刀は本当に使い勝手がいい。

攻めも守りもこれ一本! って感じだな。

 

 

ふと思ったのだが、今は芋虫だから攻撃をすることができた。しかし、もしそれが人型だったとしたら?

俺はさっきみたいに躊躇いなく斬りつけることができたのだろうか?

正直、今の俺じゃあ無理だったと思う。

幻想郷のような所では、こんなことで躊躇していれば確実に生存できないというのが俺の見解だ。

これからは、この先生きのこるためにこういった覚悟もしていかなければならないだろう。

……ま、取り敢えず今はマヨヒガに辿り着くことが先決か。

 

 

「ハァ……威勢よく飛び出してきたのはいいけど、本当に着くのか? コレ……」

 

 

まだまだ道のりは長そうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういや芋虫ほったらかしだけど大丈夫だよね?

 

 

 

 

 




私の実力では三日に一回更新が限界ですね。毎日更新してる人ヤバいです。マジで尊敬します。
それと、私のカバンに付けてたストラップの金具が取れて文と椛が旅立ちました。
戻ってきてくれ……
それでは、また。

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