東方鵺行記   作:タリオン

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どうも、この前合宿に行ってきたタリオンです。
初合宿ですよ初合宿!なんといっても、もうその練習量の多s……

え、そんな前書きいいから早く始めろって?



……それでは第一話、始まります。


第一話

 

 

 

 

 下からカップ麺(シーフード)を持ってきた剣二は、今は画面を見ながら麺をすすっている 。

 

 

「まぁ、しかしあれだな。俺には少々簡単過ぎたかな? EXTRAも楽勝楽勝!!」

 

 

 どの口がそんなことを言うのだろうか。

 さっきクリアしたときは残機無しボム無しのギリギリだったくせに。こんなのではEXTRAのクリアなど夢のまた夢だ。

 因みにEXTRAとは難易度の一つで、いうなれば本編をクリアしたら出るおまけモードみたいなものである。しかしおまけと侮るなかれ、実は難易度の中では1、2を争うほどの難しさだ。EXTRAの名は伊達ではない。

 

 

「おっしゃ! 始めるぜー! EXTRAなんてかる~く……」

 

 

 

 

 ピチューン

 

 

 

 

 それがこのざまである。

 

 この間わずか六秒。間違いなく新記録達成だろう。なんの記録かはご想像にお任せする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二時間後。

 

 

 

 あ〜……疲れた。クリアしてハイになってた俺が馬鹿だったわ。しかしそこは流石の俺。

 試行錯誤してパターンを組みつつ、何回も何回も挑戦し、やっとこさ中ボスを倒し、勢いづいた俺はどんどん先へと進んでいく。

 そろそろボスが出てきそうな雰囲気だ。

 

 

「っしゃあ! あともうちょいだろ!」

 

 

 

 

 ――――と、そのとき。

 

「ドサッ」と後ろで何かが落ちた音がした。

 なんか二時間前も同じようなことがあったんじゃねぇか? と、デジャヴを感じながら、後ろを振り向く。

 ハッ……と苦笑しながら画面を見ようとし、

 

 

 

 

 

 

 

 

 後ろを猛烈な速度で二度見した。

 

 

 

 結論からいうと、なんか座っていたのだ。

 なんか存在がフワフワしているようで、あまりはっきりとは分からないが、俺の目が狂っていなければ、それは小学生くらいの子供だった。

 しかし、この状態はどう言えばよいのだろうか、霞がかっているというか、輪郭がぼやけているというか……

 いや、断じて目が疲れている訳では無い。確かに何時間もぶっ通しでゲームやっていたが、そんなことで疲れる程、俺の目はやわでは無い。

 ほら、現に他のところははっきりくっきりと見える。時計の針もほら……って、え? いやもうこんな時間なの!?

 冬だから早めに夜がきたと思ってゲーム続けていたらこんなことに……馬鹿過ぎる。せっかくの休日を完全に無駄にしてしまった。

 ていうかそんなことは問題ではない。いや問題だけど。

 えぇい! くそ! なにこれ、何を言っているのか自分でもわからなくなってきたじゃねーか! 俺は誰に逆切れしてんだよ! そもそもなんでこの星は平和にならないんだよ!

 

 

 

 ……落ち着け俺。ビークール、ビークールだ。冷静になれ。この星の平和事情を案じてどうする。すーはーすーはー

 

 

 

 ふぅ、話を本題に戻そう。なんでこんな子供が俺の部屋にいるんだ? 高校入ってから今まで一人暮らしだったが、こんなことは無かった。

 しかも空き巣に入られるならまだしも、こんなに純粋無垢そうな子供だ。見た目で判断しちゃいけないけど、これぐらいの年だったらみんな純粋なもんだし、悪意があって入ってきたわけじゃなさそうだが……。それに一応戸締まりには気をつけているつもりだ。

 一体どうやって入ってきた? 考えても、ますます謎が深まっただけだ。むむむ……。

 これはやはり本人に聞くしかないかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少年問答中・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なにこれダメだわ。てこでも動きやしないぞこりゃ。何聞いてもだんまりを貫き通しただけだった。

 お前はなんなんだ。あれか、石像の子孫か何かなのか。もうちょい可愛げがあってもいいとお兄さんは思うのだが。何か他の方法で……。例えば…………っとぉ。唐突に、ある案が閃いた。それはもう、稲妻のようにビビっと。

 ゲーム見せてお近づきになればいいじゃないか。

 なんで今まで思いつかなかったんだ? 子供の時に興味をもつのは大体はゲームだろ。異論は認めん。

 

 

 というわけで、東方を見せることにした。ちょうどボス戦前だったしね。

 え? ゲームのチョイスが間違ってるんじゃないかって? こまけぇこたぁきにすんな!!

 

 

 で、だ。

 ボスまで進めてきたわけだが、今も、今までも反応が無いんだが、どういうことなの?

 興味とかあるもんじゃないの? 本格的にどうしようか迷ってきたぞ……。

 警察に保護してもらおうにも、名前くらいは聞き出さないと、どうしようもないな。ていうか、無表情なんですけど。何? すごく重い過去でもあったの?

 

 

 

 ……子供には笑顔が一番だぜ?(キリッ

 

 

 

 と、心の中でカッコつけて若干周りが寒くなったのを感じつつ、話す内容を考えていく。ヤベ、超気まずいわ。

 子供と一緒に無言でいるのって同年代といるより疲れるもんなんだね……。

頭はフル回転させているが、興味を引きそうな話題が頭のどこを探しても見つからない。

 誰か! 誰か話題の提供者はいませんか!? このままだと見えざる圧力に押しつぶされて死んでしまいます!!

 などと内心で来るはずも無い助けを求めていると、いよいよボスとご対面だ。いやでもこのどう考えても俺が楽しんでいるだけの状況を果たしてこのまま続けt……

 

 

 

 

 

「え?」

 

 

 

 

 

 ktkr! ついに口を開いてくれましたかそこのチビっ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ?」

 

 

 

 

 

 

 

 なんか変な声をあげてしまったが、これはしょうがないと思う。

 だって、そこにいたのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 東方星蓮船EXTRAボス、「未確認幻想飛行少女」の二つ名を持つ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 封獣 ぬえ その人だったのだから。

 

 




いやぁ、二話目ですが、いかがだったでしょうか。
こう、想像を文章にするのってすっごく難しいですね。
小説読んでるときは考えもしないことでした。これがまたひとつ勉強になってればいいな、なんて思ったり。
それでは、また次回お会いしましょう。いつになるかな……
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