東方鵺行記   作:タリオン

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ね……眠たい……

睡魔が、睡魔が襲ってくる……

という訳で、睡魔(Lv.90)と闘いながら書いた四話です。どうぞ。


第四話

 

 

 

 

 

ぬえが俺の家に居候することになったぞ!

 

 

命懸けだけどな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やぁ、毎度お馴染み夜鳥 剣二だ。さっきぬえを、少しの間俺の家に居候させることに成功した。

今は反省している。

後悔もしている。

さっき変なことをしたら、暗に殺られる宣言をされてしまった。

こんなに近くにいるのに、なにもできないなんて生地獄だよ!

あ、いかがわしい意味じゃなくて、ちょっとお話したり、ちょっと食事したりしようとしていただけだ。

俺はジェントルマン。

つまり紳士だ。他人の趣味を否定する気はないが、ロリコンの紳士などではなく、健全な紳士なのだ。

そこんとこだけは勘違いしないで欲しい。

 

 

で、当のぬえはというと、

 

 

「あ、これ面白いわ~」

 

 

布団の上で菓子食いながらマンガ読んでた。

 

 

「お前……ちょっとは遠慮しようとかないのか?」

 

 

「妖怪だもの、自分勝手でなんか悪い?」

 

 

「いや、でもマンガ読んでいいか? とか、菓子食べていいか? とか、フリでもでいいから許可取ろうぜ?」

 

 

「へー、これはマンガで、これは菓子なのかー」

 

 

「聞いちゃいねぇ……」

 

 

……少しからかってやろうか。

あぁ、そういやついでにまだ聞きたいことがあったから聞こうかな。

 

 

「あー、さっき何か妖術使おうとしてたけど……」

 

 

「そ、その話はするなってさっき言ったでしょ!」

 

 

赤面して食いついてきた。相も変わらずかわいいな。これは友に見せたら問答無用で襲いかかるだろうな……。

ちなみに、その友は俺の東方仲間であり、変態でもある。

この前、東方の布教目的といって、公園の中を走り回りながら「東方最高ォォォォォォォオオオオオ!!」と叫んでいた。

どう見ても変態かつ不審者です、本当にありがとうございました。

その間、俺は他の友と共に家に帰ってゲームしてた。

関わりたくないからね。

変態の友がその後、どうなったかは知らない。

警察に色々聞かれたとかいう噂があったが、たぶん気のせいだろう。

 

 

ま、そんな話は今は正直どうでもいい。

今大事なことは、

 

 

「その妖術って今は使えるのか?」ってことだ。

 

 

「も、もちろんよ!あのときは焦ってただけで……ホラ」

 

 

なんて言ってるが、突き出した手から黒いもやとなって妖力っぽいものが漏れだすばかりだ。

 

 

「なんでこっち来てからできないのよ……ねぇ!?」

 

 

いや、知らんがな。俺に聞かれても。憶測だけなら俺にもいえるけどさ……。

 

 

「ハァ……ここに来てからなんか変なのよね……力が抜けるというか、妖力が空中に広がってしまうっていうか……」

 

 

「ふーん……もしかしてこの世界には空気中に漂っている妖力が少なくて、すぐに妖力が拡散するのかもね。ちょうど水に砂糖が溶けるみたいに。だから妖術に使うだけの量の妖力を溜められない……とかそんな感じじゃねぇの?」

 

 

「……そうなの?」

 

 

完全に適当に答えました。

サーセンwww

 

 

「握りつぶしていい? 何をとはいわないk「すいませんでした」あっそ。」

 

 

完全に暴力がこの部屋を支配してるよ。誰か助けてくれよ。

先にからかったのは確かに俺だけどさぁ……せめて俺の意見を少しでいいから聞いてくれ。

 

 

さ  も  な  い  と

 

 

「飯抜きだぞ?」

 

 

「ぐっ……夜鳥のくせに交渉を持ちかけてくるなんて生意気じゃない……」

 

 

「なんとでも言えばいいさ! 苦しむのはお前自身だぜ?」

 

 

「むぅ……分かったわ。ただし一対九くらいの割合でね。」

 

 

「フッ。残念だ……飯も九割減だな。」

 

 

「!? ……しょうがない、五対五で手を打つわ。」

 

 

「飯の量が半額割引セールになっちまうがいいのか?」

 

 

「分かったわよ! 話聞けばいいんでしょ、聞けば!」

 

 

「そうだよ、それでいいんだ。話聞くだけで飯貰えんだぜ? お得だろ? じゃ、交渉成立だな」

 

 

ぬえの方は少し不機嫌ながらも、互いに固い握手を交わした。

 

……正味何をやっているのか分からなくなってきたが、ぬえもノリノリなのでよしとしよう。

さて、交渉も終わって夜になったところで飯にでもしようか。

ここでは、少しご飯の事情が複雑なのだ。

一人暮らしをしていると前に説明したが、ここは学校の寮になっている。

だから友達が他の部屋に住んでたりするのだ。

なんとかして色々な物を買ったり、どっかに遊びに行きたい俺らは食費を抑えるため自炊をしている。そんなわけで作りすぎたりした料理は分け合ったりしているのだ。

俺らって偉いね。

そして、今日は友達が作りすぎたカレーを少しもらって、晩飯にしようということになった。

ちなみに、俺も自炊できる。

簡単なものくらいしかできないけどね。

 

 

「んじゃ、カレー貰いに行ってくるから、留守番頼んだぞー」

 

 

「か、かれー? ってなんなの? 「見たら分かるって」……ちょっとー?」

 

 

この数分後に、ぬえにとって初めての外の世界での食事が始まるのであった。

 

 

 

 

さてさてどんな反応をするのだろうか……

そのことがとっても楽しみな剣二であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





金閣寺クリアできません。
あんなトラウマ弾幕どうしたらクリアできるんですか?
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