しかし、もうすぐ大型台風「テスト返し」が来ると予想されます。
私の精神と成績に大きな影響を及ぼすでしょう。
テスト予報 終
それでは、第七話をお楽しみください。
やぁ、毎度お馴染み夜鳥剣二だ。
なんか最初の口調が毎回変わってる気がするが、つっこまないでほしい。つっこむとしたら作者にいってくれ。変える気は無いと思うけどな。
ところで、今俺たちはどこにいると思う?
そう、長野県の諏訪大社だ。
色々と電車を乗り換えたり、寄り道をしたりしながらもここまでやってきたのだが、ここで一つ、ある問題が発生したのだ。
それは、ぬえの姿があいつらにどう見えているかということだ。
よく考えてみれば、ぬえって見る人によって姿が違うんだから、そこからボロが出るということもあり得る。
俺としたことが迂闊だった。
……しかし、考えていても仕方が無いので、思い切って聞いてみることにした。
「こいつ何に見える?」
「「「「お前より断然可愛い小学生だな」」」」
「おぉ……ふ」
息ピッタリ合わせてきやがった。
いや、状況を考えるとそっちの方がいいのだが……
可愛さはどうでもいいとして、なんというか、ホラ、小学生に見えてるってことは、俺に女がついてくるわけがないというのを確信しているということなのでもあって、こう、つまり要約すると、「お前に彼女なんてできるわけねぇだろjk」ということなのだ。
……自分で言ってて悲しくなってきたので、もう次にいきたいと思う。
「よぅしお前ら! 神社でのルールを四つだけ答えよ!」
A「参道の真ん中は歩かない!」
B「二拝二拍一拝!」
K「手を洗うときは左から!」
M「痛絵馬はかけない!」
「なんか一個おかしいのあったがよしとしよう! 他にも色々あると思うが、とりあえず全速前進DA☆」
「「「「おおーー!」」」」」
(こいつらは疲れというものを知らないのかしら……)
ということで、今は参道をZUNZUN進んでいる。
若干体に疲労がたまってきたかな、というところで、本殿へと辿り着いた。
後ろを見てみると、M以外はひざに手をついてハァハァいっている。
まさに死屍累々といった有様だ。
……さすがにそれは体力無さすぎだろお前ら……
M「だらしねぇぞーお前らー」
そうだった。
何故かこいつだけは体力あるんだっけか。いっつも家でゲームばっかしてる体のどこにそんな体力があるんだってほどすごいのだ。
この体力をフル活用して、警察から逃げたという逸話もあるくらいだ。
何をしてしまったかはプロローグ参照で。
こいつだったら幻想郷でも生きていけるんじゃないかと思ったりしたこともある。
これぞ天性の才能というやつだろうか。妬ましい。
あと、完全に余談になるが、俺が東方を知ったすべての元凶はこいつだったりする。
そんなことを考えているうちに、みんな二拝を始めてしまった。
ヤベ、俺も始めないと。
俺は賽銭を取り出し、二拝二拍一拝を始める。
A(慧音先生に日本史を教えてもらいたいです)
B(おぜうさまhshsしたいです)
K(ゆゆさまにカレーを食べさせてあげたいです)
M(ゆうかりんに踏みつけてもらいたいです)
といった具合のことを願ってたりするんだろうな、こいつらは。
ちなみに俺は「ぬえが無事に幻想郷に戻れますように」だ。
ちゃんとした願いだろう?
こらそこ、意外だとか嘘だろとかいうな。
これくらいは当然のこと。日本国紳士としてはね?
ハイ、すみません。
某英国紳士の教授の真似がしたかっただけです。
でも、このことを願う気持ちは本物だぜ?
と、そうこうしているうちに、他のみんなも終わったようだ。
さて……これで何か変わってくれればいいのだが……。
ここで自分がすることはこれだけだ。
そう。本当に神頼みだけなのだ。
情けないが、思いついた方法がこれだけだった。
諏訪子様ならなんとかしてくれるだろうと思って、諏訪大社まで来て幻想郷の守矢神社に届くように必死にお願い、もとい信仰したのだが、流石にこれだけでは効果は薄いだろう。
というか、これだけで戻れるのならぬえは苦労しないはずだ。
なので、なるべくしたくは無かったが、もう一つの作戦を実行したいと思う。
なんでかって?
そりゃお前、この歳で半殺しか、運が悪ければ殺されるような経験なんてしたくはないだろう?
勿論、全員道連れだ。ぬえ除き。
K「お、おい……本当にやるのかよ」
A「大丈夫だ、問題ない。ここまでくればもはや生存フラグだろう。いや、そうだと思いたい」
「みんな、死ぬ覚悟はできたか?」
M「俺は別にどうってことないがな」
B「よ、よし……いくぞ!?」
「せぇーのぉ!!」
「「「「「スキマBBA----!!でてこいやぁーーーー!!」」」」」
(うわ、ほんとに言っちゃったよ。殺されなきゃいいけど)
シーン……
「……生きてる?」
A「うおぉーー!! やったぁーー!! 生きてるぞぉーー!!」
B「まさかこの歳にして生の喜びを感じる時がくるとは……」
K「……(半泣き)」
M「面白くねぇーな、なにかしらアクションあってもいいのにな」
ふぅ……とりあえず死ななかっただけ儲けもんだな。あいつらは冗談半分で言ったのだろうが、存在が確認できてる分だけ、俺は怖かった。
マジで冷や汗出たしね。
そして、半分はMの言葉に同感だ。
というかアクションが無いと困る。
ぬえにとっての帰り道が無くなったことと同義なのだから。
……しかし何も無かったものは仕方が無い。
俺がぬえにしてやれることはここまでのようだ。
あとは旅に向けて食料を渡すとかそれくらいだろうか。
俺だって辛いが、本当に仕方が無い。現実はいつでも無情なものなのだ。
「すまなかったな、ぬえ。どうやらここまでが限界みたいだ(ボソッ」
「いいって、どうせこうなるだろうなーなんてことは予想ついてたしね」
ちょいまち、それって俺が信頼されてないってことなの?
おいおい、最後にきつい冗談いってくれるじゃないか。
……本当に冗談だったらいいんだけどなぁ。
「じゃあ、ちょっと小便いってくるから、荷物番頼むわ」
K「まかせとけ!」
そのときだった。
友に向かって歩いていこうとした、そのとき、
突如、それは現れた。
「んなっ!!」
落とし穴のように現れたそれは、先ほどまで彼が出てきてほしいと願っていた、
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
スキマであった。
ヤバかったです。
特に英語。さらに、文化祭もあるので、更新速度が落ちます(言い訳)