西村提督と西村艦隊   作:重巡大好き提督

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欠陥戦艦?

?『この欠陥戦艦め!』

?『所詮は伊勢型の劣化版よ』

?『帝国海軍の恥さらし』

 

 

扶『...はぁ、またこの夢だわ...』

身支度を整え扶桑は艦橋にあがった

?『扶桑さんおはよう』

戦艦扶桑艦長の大森大佐だ。

西村と一緒に艦隊に赴任してきた。

扶『艦長さんおはようございます』

大『昨日はよく眠れた?』

大森が気をきかせてそう聞いてくれた

扶『よく眠れましたよ』

全然そんな事ないのに....

そう思いながら扶桑は答えた

昨晩は扶桑が当直であったので

扶桑は艦に詰めていた。

 

 

 

?『使い道がない』

?『費用の無駄遣い』

?『不幸型戦艦』

 

 

大『...そうさん?』

大『扶桑さん?!』

扶『...は?!』

大『扶桑さん本当に大丈夫?今日は休む?』

扶桑を心配してくれているらしいとても心配そうな顔をしている

扶『い、いえ大丈夫です!』

大『そう?今日は大本営から艦隊視察がくるよ。

西村中将は出てるから僕と扶桑さんで対応する事になってるから』

扶『わかりました準備しておきますね。』

 

 

午後鎮守府正門

大『これは少将殿お忙しいなかありがとうございます。』

少1『今日は頼むよ大佐』

扶『よろしくお願いします。』

少1『ほ〜これがあの噂の扶桑ですか?』

大『はい...』

少1『やはり噂通りの戦艦のようですな』

少2『ふっ』

なんて嫌味な野郎なんだろう

大森は思ったがここはグッと堪える

扶・大『....』

大『ま、まぁお二人ともどうぞこちらへ』

 

視察団は扶桑艦上にあがった。

少1『乗組員が多いですな』

大『やはり戦艦ですから1000人以上の乗組員がいます』

少1『みな忙しいそうですな』

大『はい!訓練などみな多忙です』

少2『仕事が遅いだけじゃないのか?笑』

少1『おい、やめろって笑』

扶・大『...』

少1『それにしてもやはりいびつな艦橋だな』

少2『そうですね〜やはり美しくない』

大『お二人ともそのくらいでご勘弁を...』

少1『あ?本当のことだろ?あんまり歯向かうと艦に乗れないようにするぞ?』

大『...』

扶『艦長さん慣れてるから大丈夫ですよ。』ヒソヒソ

大『で、でも』

扶『いいんです。艦長さんの気持ちだけで...』

大『すまない...』

 

 

その後も視察団はこの調子で喋り続けた。

そして艦を降りて係留してある扶桑の横で話していた。

 

少1『いや〜疲れたよ』

大『お疲れ様です。』

少2『やはり疲れますな 欠陥戦艦だと』

その一言が扶桑の表情がどんどん曇っていく

そんな扶桑を見るのが耐えられなくなったのか

大森が

大『ちょっと2人とm』

そう言いかけた時に

誰かが2人の襟を掴みそのまま海に放り込んだ

少1『なにすんじゃ!!!』

?『お前らこそなに人の艦隊で何好き放題言ってんだ!!』

扶『て、提督!』

少2『提督だ?....あ』

西『お前ら調子乗るんじゃねぇぞ

散々言いやがったようだな?俺が大本営に掛け合えばお前ら2人をクビにする事くらい造作もないぞ!』

 

視察団の2人はそそくさと帰って行った

扶『提督、今日は用事があったんじゃないんですか?』

西『早く終わったんだ。で大森艦長からあいつらが好き放題言ってるって連絡を受けたんだ。』

大『余計な事しちゃったかな?』

扶『いえ、そんなありがとうございます』

 

 

その日の夜

西村と扶桑は共に夕食を食べていた

扶『提督、今日はありがとうございました』

西『いいよあんくらいあいつらもひどいよな欠陥戦艦なんて』

扶『私、前の艦長さんからも言われてました。』

扶『お前は失敗作だそんな艦の艦長なんて俺は運がないって』

西『ったく信じられねぇな』

扶『前までは日本中の人がそう思ってる。私はいらないんだそう思ってました...

でも提督や艦長さんは本気で私の為に怒ってくれたのが嬉しくて...』ポロポロ

今まで我慢してたものが込み上げてきたのか泣き出してしまった

西『俺はどんな事があろうが扶桑の味方だ。

実はさっきな扶桑の乗組員から礼を言われたよ

俺たちの扶桑を守ってくれてありがとうって』

西『味方はたくさんいる俺もだし大森艦長も扶桑の乗組員もみんな扶桑の味方だ』

西『だからもう泣くなってば!扶桑に泣き顔は似合わないぞ!』

扶『ふふふ、ありがとうございます』

続く

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