この加速する世界で   作:NowHunt

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この作品を覚えている方はお久しぶりです。初めての方は初めまして。
大分、期間が開きまして申し訳ないです。これからものんびりと投稿していきます。


子(受験生)と親(小学生4年生)

 比企谷八幡、ただ今電車に乗っております。……何線かは特に分からず、とりあえず杉並に向かっている途中だ。

 べ、別に、作者が東京の路線が分からないとかそういうのではないからな!神戸と違って関東の路線の数が多すぎるだけだから!

 

 今日は倉崎と出会った翌日の時刻は9:30頃。割りと眠い。

 

 で、なぜわざわざ俺が杉並に来ているのかと言うと………、理由は簡単だ。

 しばらく俺が親に会ってないって言ったら、倉崎ことスカイ・レイカーにせっかくだから明日会いに行けって言われたからです。

 

 親とはいうが、血の繋がっている親ではなく、ブレイン・バーストというゲームを俺のニューロリンカーにインストールしてくれた人のことを指す。

 

 といっても、直接会ってはないけど、メッセージではやり取りしてんだよな。

 

「それで、なーんで俺はあいつの言うことすんなり聞いてんだよ」

 

 電車の座席で誰にも聞こえない声で呟く。

 

 別に構わないけどさ。いつかは会わないといけないなーとは思ってたわけだし、受験勉強の息抜きと考えれば。

 

 あ、そういや、会いに行くとか何も連絡してないな。お手伝いさんにも言ってないし……。倉崎が伝えるとは考えにくい。好きなだけ場を掻き回すのがお得意だからな。ええい、なるようになれ。

 

 今日が無理だったら、バナナや紫の領土で久しぶりに暴れてから帰ればいいか。しばらく対戦はしてないけど、弱いエネミーなら狩ってるから腕は衰えてないはず。

 

 というより、紫って純色じゃないよな?どっちかといえば青と赤の中間だろ。中途半端だな………みたいなことを昔、紫さんに言っておちょくったら、当時手に入れたばかりの神器の攻撃もらいました。痛みを感じずに死んだ。エグいぜ。

 

 やはり王は煽り耐性低いよな。でも、ナイトやグランデは友好的。グランデではなく、アイアン辺りだけど。

 グランデが話してる場面見たことない。リアルでのあいつはどんな感じだろうか?やっぱり寡黙な人だろうか……。

 

 ちなみに煽り耐性ない代表はバナナな。ここ、テストに出るぞ!

 

 

 

 突然だが、ここで俺の親の紹介をしよう。

 

 四埜宮謡。

 

 もう小学4年生で、女子。第1期ネガ・ネビュラスの主要メンバー。

 

 第1期っていうのは、黒の王が赤の王をブレイン・バーストから退場させてから空中分解するまでのメンバーのことである。

 

 謡は、過去に兄を失い、そのショックで運動性失語症になり、読み書きはできるが話すことができない状態だ。

 

 今は、医療用のBICを使いチャットを用いて会話している。タイピングはアホみたいに速い。俺の知り合いのなかでは1番だと思う。雪ノ下も俺よりタイピング速いが、それ以上。

 

 ブレイン・バーストのアバターの名前は『アーダー・メイデン』だ。

 

 直訳は『劫火の巫女』だったかな。上半身は白、下半身は赤といった2色の巫女の姿をしている。主武器は遠隔の赤らしく弓。

 

 心意もかなりの使い手。

 俺も謡から基本だけを教わったことがある。発展したいなら自分で考えろと言われた。

 

 レベルは7と俺と同じだが、経験は向こうのほうが断トツに上。勝率は4割くらい。そもそも戦った回数が少ないけど。何だかお互いに戦いにくいんだよなぁ。

 

 

 

 

 

 

 杉並で電車を降りて改札を通る。梅雨のせいでそこそこ蒸し暑いなかニューロリンカーのナビを謡の家に設定する。

 前々から駅からの道を設定してあるからグローバル接続はしていない。乱入されるのは面倒だからな。

 

 途中、土産のクッキーを買ったり、飲み物を買ったりと寄り道しながら明るい午前中でも薄暗い道を歩く。

 

 謡の家に行った回数は5、6回ある。その時、毎回思うことがこの道恐いってことだ。よくもまぁ謡は毎日この道歩くよ。大変だな……。小町も俺の腕に掴まりながらビビりながら歩いてたし。

 

 それから5分後、謡の玄関が見えてきた。

 

 相変わらずでかい家だな。能の舞台もあるからそりゃでかいわな。

 

 

 

「あれ、比企谷さんですか?」

 

 インターホンを押そうとしたところで、謡のお手伝い――正確には四埜宮家のお手伝いさんに声をかけられた。

 

 確かそろそろ30代後半に差し掛かる女性である。とはいえ、見た目はかなり若く見えるんだけどね。25、6と言われても信じるくらい。平塚先生より若く見えるのはナイショ。

 

「はい、お久しぶりです」

 

「まあまあ、こんなに大きくなってー」

 

 俺に近づいては背中をバシバシ叩いてはまるで近所のおばさんみたいなことまで言う。正直こういうタイプは絡みにくい。

 

「それで……その、謡はいますか?」

 

「あの子に会いに来たのねー。随分久しぶりね」

 

「まぁ……そうですね」

 

 2年ぶりか?もう俺が引っ越ししてからそのくらい経ってるな。

 

「それであの子はもう起きてるはずよ。朝ごはんを食べてる頃かしらね?」

 

「………けっこう遅い時間だな」

 

 ポツリと呟く。10時だぞ、もう。

 

「私が来た頃にはまだ寝てたからねー。どうやら最近は年上のお友だちと遊んでるらしいの」

 

 年上……?もしかして、倉崎たち――ネガビュのことかだろうか?

 もしかしなくても、災禍の鎧の浄化に謡が一苦労したって言ってたしネガビュだな。

 

「まあ、上がって上がって」

 

「おじゃまします」

 

 お手伝いさんに急かされて玄関を通る。靴を脱ぎ、スリッパを履く。

 

「まだ掃除が残ってるからリビングで待っててくれる?あ、どこにあるか覚えてる?」

 

「あ、大丈夫です。覚えてます」

 

 この家はそこそこでかいからな。10mほど廊下を歩けばリビングだったな。

 

 お手伝いさんが別方向に去った後、俺も廊下を歩き始める。

 

 さて、スゴい今更だが、倉崎に言われたまま来て、一体何をすればいいのだろう?

 

 特に面白い話があるわけでもないし、リアルで会ってないとはいっても月に1回くらいの頻度で近況報告みたいなメッセージでやり取りしているし、正直手詰まりだ。

 

 あれだ、顔見せたらさっさと帰って勉強の続きでもするか。紙の参考書が欲しいから本屋にでも寄ろう。ニューロリンカーの画面でもいいけど長時間だと目が疲れるんだよな。その後に飯でも食って帰るか。

 

 

 気を取り直して、リビングに向かおうとけっこう入り組んでる廊下を歩く。

 

「おっと」

 

 で、その曲がり角から誰かが来たからぶつかりそうになり、足を止めたら――ピンクのパジャマを着た謡と目が合った。

 

 ふーむ。ここは何をするべきか。とりあえず挨拶か。

 

「よう、久し……って、おい」

 

 一応挨拶すると、ボーッとした目で俺に近づき、ペタペタと俺の体を触ってくる。

 

 ……何?寝ぼけているの?

 

 うん、これはどうやらまだ俺を俺と認識していないっぽいな。普段だったら、そんな行動しないわな。こんなに密着しないよな。

 

 いつもは年に似合わず大人っぽい。ぶっちゃけ小町や平塚先生よりしっかりしている。……ここで例に由比ヶ浜を挙げないのは察してくれ。

 

 寝起きは年相応の女の子ってところか。

 

「………謡さん謡さん」

 

 ダーメだ、冷静に分析してる場合じゃねー。さすがに耐えきれない。

 

 何より、高3(目が腐っていると雪ノ下からお墨付き)と小学生(ロリッ子、可愛い)の絵面が多分外から見たらかなりヤバい。通報されるな。

 

「謡さーん。……えいっ」

 

 離れる気配ないし、さらに頭を俺に押し付けてきたので、頭頂部を少し叩く。

 

 急な衝撃に謡は頭を抑える。  

 

 ふむ、効果は抜群だな。

 

 すると、ようやく意識がハッキリしてきたのか謡の目の焦点が合ってきた。

 

 俺はほとんど体にくっついている謡を見下ろす。謡はその状態で俺を見上げる。  

 

 謡はみるみる顔が赤くなり、それを見る俺もなんだか恥ずかしくなる。

 

 

 

 ――――見つめ合いながら30秒ほど経過。

 

 やっと謡が手を動かしてるかと思ったら……お、アドホック接続きた。これでチャットできるな。

 

【UI> 少し時間を下さい】

 

 接続した瞬間このメッセージが飛んできて恐らく謡の部屋がある方向に一瞬で消えていった。

 

 あいつ、メッチャ足速い。

 

 

 

 

 

 

「……………」

 

「……………」

 

 リビングにて。テーブルを挟み互いに向かい合う。俺はあぐら、謡は正座で。

 

 謡は薄いピンクのワンピースに着替えたみたいだ。

 

「とりあえず、リアルで会うのは久しぶりだな。謡」

 

 お手伝いさんの用意してくれたお茶を啜りながら、話しかける。このままじゃ多分話進まない。

 

【UI> そうですね。何故こちらに?いつも通りメールでのやり取りで良かったのでは?】

 

 微笑む謡。しかし、その表情はまださっきの恥ずかしさが残ってるように顔が赤い。

 

「まあ、理由としては、少し報告だな」

 

【UI> 報告ですか?いつもみたいにメールではないのですか?】

 

「そうは言ってられん事情があってな」

 

【UI> 事情ですか?】

 

「あぁ。謡、お前さ、ネガビュの奴らに俺のこと言ってなかったみたいだな」

 

【UI> はい。八幡さんがなるべく言わないでくれと仰ってたという理由もありますし、何より言ったら言ったで面倒になるかと思ったからなのです。主にみんなが八幡さんを勧誘するとか私が弄られるとか】

 

 よく分かってるじゃねーか。最終的に俺が口を滑らせたことが悔やまれる。

 

 言った本人も心なしか若干ぐったりに見える。……そりゃあ、長年あのレイカーと一緒だったんだよな。疲れるに決まっている。

 

「結論から言うと、レイカーとリアルで会った。………よりによってなんであいつなんだよ。まだ黒チビのほうがマシだわ」

 

 謡は目をパチクリとさせながら手を動かす。

 

【UI> それは本当なのですね。どういう経緯で?】

 

「部活の行事……あれって行事?まあ、行事ってことにして、俺の通ってる学校とレイカー……倉崎の学校と少し交流会みたいなのがあってな。女の勘とやらでバレた」

 

 女の勘、怖い。

 

【UI> 部活といえば、確か名前は奉仕部でしたね。小町さんから聞きました。八幡さんは教えてくれなかったので。綺麗な女の人や可愛い女の人に囲まれているとか】

 

「あいつな……」

 

 わざわざ話すことでもないから話さなかったけど、小町め。どこまで話したんだ?

 

 そして、その浮気した夫を責めるみたいな目で見るの止めてくれません?

 

「それで、倉崎がどうせなら今日にでも会いに行けーって言うからな。断ったら断ったで、何をされるか分かんねーからな」

 

【UI> なるほど。それで急に来たのですね。事情は理解しました。………それはそうと、さっきの私の行動は忘れてください】

 

「だが断る」

 

【UI> 何故ですか!】

 

 いや、だって、可愛かったし。なかなかレアな謡見れたからな。…………やべぇな。これだけだと俺がロリコンに見えるぞ。

 

 むーっとしている謡を放っておき、

 

「まぁ、それは置いといて、もう帰っていい?」

 

【UI> それはさすがに早すぎるのです!】

 

 見事に話すこと尽きた。冗談です。急に謡が視線を俺から外し、

 

【UI> すいません。メールです】

 

 そう前置き、空中をタップするように動かしてる。

 

 メールを読んだのかどことなく気まずそうな表情だ。

 

【UI> 岡本さんからで買い物に出かけるので、しばらく家を開けるとのことです。八幡さんの分もお昼ご飯を作るらしいです】

 

 ……あぁ、お手伝いさんの名字岡本だったな。

 

「一気に帰りにくくなったな。しばらく残るわ」

 

【UI> お手数おかけします】

 

 と、それは綺麗な笑顔で返してきた。

 

 

 

 

 少し移動して、謡の部屋に入る。

 

 もし何かあってもここなら誰かに聞かれることなんてないだろう。犯罪じゃないからな。ブレイン・バーストのことだからな!

 

 お互い座布団に座る。で、話の続き。

 

「俺が謡に会いに行けって、絶対レイカーが何か仕組んでるよな」

 

 お手伝いさん改め岡本さんもいないし、レイカー呼びでいいか。

 

 あんなに美人なのにドSだもんな。どう育てたらああなるのか……。

 

【UI> そうだと思うのです】

 

「レイカー専用オプション様はこれからの展開をどう予想する?」

 

【UI> その呼び方は止めてくださいね。次に私の聞こえる範囲で言ったら、思いきり火矢をぶち込むのです】

 

「だったら、それを斬る」

 

【UI> そんな生半可に破られる技ではないのです】

 

「オプション呼びはダメなのか。……あ、ういういは?」

 

【UI> もっとダメです!なんでそれを知ってるんですか……ってフーねえしかいませんね】

 

「正解」

 

 倉崎楓子だからフーねえってことだよな。

 

 昨日、レイカーと少し話した時あいつはそう呼んでたからな。少し俺も真似したかった。

 

【UI> 八幡さんはそのまま変わらず謡と呼んでください。それがいいのです】

 

「おう」

 

 それだけ言うと、満足したみたいに胸を張る。

 

 

 

 

 

 

 しばらくの間、のんびり世間話をしていたら、ニューロリンカーの画面――俺の視界の端にあるメールのアイコンに通知がきた。

 

「………ん?」

 

【UI> どうしました?】

 

「悪い、ちょっとメールが」

 

 差出人は今日外出すると言わなかったから小町かと思いきや、まさかの…………、

 

「レイカーか」

 

【UI> 私はそんな気がしていたのです】

 

 正直、俺もその可能性は考えてた。ただ、問題が1つあったからその可能性を除外していた。

 

 その問題は実に簡単だ。

 

「俺、あいつに連絡先教えてないんだけど」

 

【UI> でしたら、八幡さんと同じ部員の人たちが教えたのでは?とても綺麗な女の人ととても可愛い女の人が】

 

「最後の一文はいらないよな?強調する必要はないよな?」

 

【UI> それはどうでしょうか】

 

 ………これ以上突っ込んだらめんどくさくなりそうだから敢えて無視する方向で。

 

 話を戻して、レイカーのメールの内容は、

 

 

 

『突然の連絡申し訳ありません。昨日、あなたが予備校があると早く帰って聞きそびれてしまったので、由比ヶ浜さんから連絡先を聞きました。由比ヶ浜さんから聞いていませんか?

 勝手ながら本題に入らせていただきます。私を比企谷さんは観戦登録はしていますか?』

  

 

 

 ドSのレイカーのガチの敬語がどことなく恐ろしい。……俺が年上だと知ったからか。

 

 

 

『比企谷だ。何も由比ヶ浜は言ってなかった。後で話を聞いておく。どうせあいつの事だから単純に忘れてたんだろうな。それと、質問の答えは一応している』

 

『分かりました。ありがとうございます。比企谷さんは今どちらに?可愛い可愛いういういには会っていますか?』

 

『可愛いのは認める。ちょうど謡の部屋にいる』

 

『………大丈夫だとは思いますけど、ま・さ・か……あの子に手は出していませんよね?』

 

『大丈夫だ。生憎、俺はまだ死にたくないので。そもそも、そんな度胸はない』

 

『安心しました。もし、手を出していたら、と――――っても、酷いことをしなければなりませんので』

 

 

 

「………こっわ」

 

 思わず呟く。

 

【UI> フーねえは何と?】

 

「主にお前のことを聞いてくる。そのせいか、かなり話が脱線している」 

 

 謡のこと大好きなだけあるな。ロータスも大好きだし。過保護すぎだろ。

 

 

 

『それで、要件は何だ?』

 

『あ、ごめんなさい。少し昂りました』

 

『別にいい』

 

『ロータスと昨日あなたとリアルで会ったことを話したのですが、その時ロータスがあなたにある事について意見を求めまして。もちろん、あなたの個人情報は言ってませんよ』

 

『俺の個人情報の心配はしていない。お前はちょっとばかしアレだが、最低限のマナーは持ち合わせているのは分かっている』

 

『あなたが私のことをどう思っているかよく理解しました。次戦うときはスカイツリーから突き落とします』

 

『ごめんなさい』

 

『素直でよろしい』

 

『で、ある事って?』

 

『加速研究会とISSキットの存在をしっていますか?』

 

『謡から少しは聞いている』

 

『その事についてあなたの意見を聞きたいのです』

 

『俺のか?お前らに比べれば何も知らないぞ』

 

『あなたの洞察力はなかなか鋭いですから。第三者の新鮮な意見が欲しくて。それと新生ネガ・ネビュラスのメンバーの紹介もしたいので』

 

『前半はともかく、後半は気になる。どんな奴らか興味あるな。確か、鴉と博士とヒーラーだっけか?謡が言ってた』

 

『大体そんな感じです。そうそう、謡にあなたという子がいるとはまだロータスにも言ってないので、あなたの紹介も兼ねることになりますけど、何か問題はありますか?』

 

『構わない。てっきりもうネガビュの奴らは知っていたと思っていた』

 

『昨日もそんな事を言っていましたね。ういうい、生意気にもそれを悟らせてくれなかったの。どう可愛がろうかしらね?』

 

『……………………俺に聞くな』

 

 

 

【UI> 八幡さーん、まだですか?】

 

 退屈そうに待っている謡に対して俺は、

 

「………ゴメン、本当にゴメン」 

 

 誠心誠意謝る。

 

【UI> えっ、どうされたのですか?】

 

 罪悪感が半端ない。レイカーに構い倒されるフラグが建築されてしまった。現実は非情である。  

 

 気を取り直して、再びニューロリンカーを操作する。

 

 

 

『で、集まるのはいいけど、今からなのか?観戦登録ということは通常対戦になるよな。でも、それだと他の奴にバレるぞ』

 

『そこは大丈夫よ。ロータスの本拠地の学校なら誰も入ってこれないわ』

 

『おい、それ俺も入れないぞ。直接その学校に入るのか?』

 

『違うわ。ロータスが学校のシステム弄って、専用の遠隔コードを作ったの。そこに接続すれば、ういういも私も学内ローカルネット入れることができるのよ』

 

『さらっととんでもないこと言うなよ。あいつ多分中学生だろ……』

 

『そうね、まだ中学生よ。今からコードを送るわね』

 

『おう、それよりネガビュの本拠地に俺が入っていいのか?』

 

『問題ないそうよ。あなただからどうせ教える相手はいない。と、ロータスが言ってたわ』

 

『余計なお世話だ』  

 

『じゃあ、改めて送るわ』

 

 

 

 ………お、遠隔コードが送られてきた。

 

【UI> フーねえから連絡が来ました。八幡さんと私たちと何か話をするようなのですね】

 

「だな」

 

【UI> フーねえが珍しくふざけてないのです】

 

「レイカーの普段を考えるとまだ真面目だよな」

 

【UI> アハハ、なのです】

 

 俺と謡、その他諸々、散々レイカーに色々とやられているからな。余裕で許容できる範囲内だ。なのにリアルではあんなに美人なのか………。

 

 そして、来たか。

 

 

 

《A REGISTERED DUAL IS BEGINNING 》

 

 

 

 予約観戦の合図だ。

 

 どうせ30分だ。気楽に行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ういういを可愛く書けただろうか……?やっぱりヒロインや女性キャラの魅力が出るように書くのは難しいなー。

早く戦闘シーンを書きたい。
これからの展開は思い付いているのだが、戦闘シーンまで持っていくのに後もう少しかかりそう………。

余談ですが、どの作品も作品のタイトルや1話毎にサブタイを付けるのが苦手です。だから、まぁ、何となく適当になってしまう………。

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