プロデューサーさんの手足に裂傷が絶えない。
「どうして抵抗するんですか?」
見ているだけで痛々しい。
「大丈夫ですよぉ。まゆがずっとずっと一緒にいますからねぇ。」
頬を撫でると、「ひっ」と怯えた声が聞こえる。
どうして怯えるの?
こんなに愛してるのに。
貴方を愛してるだけなのに。
不在着信があった。
ちひろさんだ。
プロデューサーさんから離れた場所でかけ直す。
「まゆです。どうかなさいましたか?」
『あ、まゆちゃん。
プロデューサーさんの事で聞きたいんだけど。』
冷や汗が流れる。
もしかして見つかっちゃったの?
『先週の金曜日以降で見かけてないかしら?』
その一言で安堵する。
「はい。見かけてませんよ?
何かあったんですか!?」
出来るだけプロデューサーさんの不在を知らない佐久間まゆを演じる。
『・・・。いえ、なんでもないわ。
あと、来週はCM撮影が入ってるから忘れないでね。』
「わかりましたぁ。それでは失礼いたします。」
ぷつんと電話を切る。
プロデューサーさんの元へ戻ると、
「・・・腹が・・・減った。」
そう言われる。
嬉しくなって、ご飯を作ります。
もう3日以上もご飯を食べてません。
美味しいご飯を作らなきゃ。
沢山。沢山。
プロデューサーさんの好物を沢山作らなきゃ。
最後におまじない。
「おいしくなぁれ♪」
指を包丁で切り裂き、赤いモノをハンバーグの種に垂らします。
まゆをもっと味わって。
まゆ以外考えられないくらいに溶けてしまって。
「はい、あーん。」
ついつい沢山作ってしまいました。
口元にご飯を持っていくと何の抵抗もなく、食べてくれました。
次をくれと言わんばかりに口を開けてくれます。
「美味しいですか?」
返事がなくてもいい。
「もっと食べてくださいね。」
ちゃんとご飯を食べてくれるのならそれでいい。
すっかりお皿が空です。
まゆも3日ぶりのご飯でした。
「まゆ・・・美味しかった。・・・ごちそうさま。」
その言葉がとても嬉しかった。
「うふ。お粗末様でした♪」
久しぶりの普通の会話。
日記に書かなくちゃ。
その日から、プロデューサーさんが抵抗する事が減りました。
お風呂に入る時もされるがままで、ご飯を食べる時もちゃんと口を開けてくれます。
この生活を始めてもう1週間です。
「プロデューサーさんは女の子と男の子、どっちがいいですかぁ?」
相変わらず返事はありません。
「まゆは女の子も男の子も一人ずつ欲しいな・・・なんて思います。
でも女の子はきっとまゆに似てしまうので、毎日パパの取り合いになるでしょうね。うふふ。」
「それは勘弁してくれ。」
たまにこうやって返事をしてくれるようになりました。
「男の子はきっとプロデューサーさんに似てしまうから、まゆはとっても可愛がりますよぉ?」
「俺がパパになる事はないから。」
まだそんな事を言う・・・。
「プロデューサーさんはパパになりますよ。
まゆの旦那様になるんですよ。」
また返事がなくなりました。
「まゆとプロデューサーさんの子供なら絶対に可愛いので、楽しみにしましょうねぇ。」
そう言って、プロデューサーさんにキスをします。
電気を消して。
まだまだ長い夜は続きます。
「アイシテマス。」
Love∞Destinyを脳内再生してますw
ままゆソロが早く聞きたいです・・・。
5thの物販で手に入るといいなぁ。
ラブディス組はいい感じで愛が重い!w
だりーなは愛が重いイメージないですけど。
あーそうです、ミリシタ楽曲はよ!
星座ユニットの曲入って欲しい・・・。
リフレインキスは種ちゃん戻ってからなのはわかるけど!
リフレインキスが見たいよおおおおお。
ピスケスのP.S.ILove youも凄く好きだから早く追加して欲しい!