改稿 村雨から提督への想いをほのめかす言葉削除。
ーーーじゃあね」
(廊下にでる)
「あれ、提督どうしたの?」
「呼んでたのになかなか来ないから迎えに来た。…響は」
「大丈夫。…きっともうすぐ夕立が来るから。……どうしてここだってわかったの?村雨は?」
「響のとこ行くって言って出てったろお前。…村雨は、明石のとこで検査受けてる」
「あー………なに、何するの?私たち」
「…寮の空き部屋見ときたいんだ。俺だけじゃ捕まるだろ?」
「うん」
「否定してくれよ…」
「だって提督ロリコンじゃん。私みたいなちっちゃい子好きになってるんだもん……どこの部屋見に行くの?」
「駆逐寮だな」
「もしかして私の妹⁉︎」
「残念、別の娘だ」
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「この部屋だっけか」
「そこは村雨のだよ…入りたいの?」
「バカ言え……じゃあこれ?」
「そっちは夕雲…入りたい?」
「入りたい」
「あーはいは…ん?」
「次!この部屋は…」
「…そこは2人部屋で磯波ちゃんと」
「ふーん」
「この前改二になった叢雲ちゃんだよ」
「よし、入ろう」
「…提督?」
「冗談だって…ここは?」
「龍驤さんの部屋」
「駆逐艦RJか…」
「本当は浦風ちゃんの…」
「お邪魔しまーす」
「もしもし、憲兵さんですか?」
「じゃあここは…」
「明石さんの部屋」
「……そういうの、止めろ。なんて反応していいかわかんなくなる」
「私は公認で良いって言ってるのに、なんで向き合ってあげないの?」
「…いやだってさ、明石だけならまあもうちょっと気楽に…は失礼だな、なんというか…そういう風に、できるんだけど…村雨いるじゃん」
「あー……明石さんと気まずいって言ってたし、今提督が明石さんとくっつくとお仕事大変かもね」
「ハーレム主人公の気持ちがわかる気がする」
「…ね、どれだけ提督を好きな人がいても、正妻は私だよね…?」
「ヤンデレは結構です」
「つれないなー。…でもね、提督。……みんな、提督のこと好きだから、きっと悪いようにはならないと思うよ」
「………そうなれば良いんだけどな」
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「そう言えば誰が来るの?」
「清霜だな」
「清霜ちゃんかー…あんまり見たことないな。……あ、ここだよ」
「えーっと、カギ、カギ、っと。開けるぞ」
「おーすごい!…すごいほこりっぽい」
「まずは掃除だなこりゃ…白露、箒と雑巾頼む。俺はバケツ持ってくる」
「はいはーい♪……ねえ今の似てなかった?」
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ー掃除中ー
「なあ白露」
「んー?」
「さっき時雨に口移ししてたじゃん」
「ッ⁉︎ゴッホ、」
「大丈夫か?埃気をつけろよ」
「ちょっと待って…見てたの⁉︎」
「うん」
「うー…どうしてそのとき言ってくれなかったの?」
「言ったらやめちゃうじゃん」
「…見られてるの、恥ずかしいんだから…」
「……白露」
「わ、どうしたの急に、抱きついたりして」
「可愛かったから」
「……まあ、悪い気はしないかな。はい、ちゅッ」
白露が少し背伸びをして、提督の顔を引き寄せた。右の頬に唇が触れた。
「…早く、掃除終わらせちゃお」
「…そうだな」
少しだけ間をあけて白露が口を開いた。
「終わったら、提督のお部屋行っても…いい?」
「…ああ」
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ー提督の私室ー
提督の部屋に入るなり、私たちはどちらからと言うこともなく身を寄せ合う。
「白露」
「…提督」
胸に顔をすり寄せると、あの人の香りがいっぱいに広がって…なんて、らしくないかな。
「いい匂いするね」
「白露も」
「…どんな匂いするの?」
左肩の部分を鼻の前に持ってきてみる。
「甘い…若い、匂いが」
そう言うと、提督は私の体を持ち上げた。
響ちゃんよりは幾分か大きい私の体も、提督から見たらまだまだ小さいんだろうな。………やっぱり、ロリコンなのかな。
「何か変なこと考えてるだろ」
不意に提督の手が消えて、私の体は重力に引かれて落ちる。
ベッドのスプリングをきしりと鳴らし、小さく跳ねた。
提督の手が近づいて来て、少し乱暴に撫でられる。
口が近づいて来て、私の唇に触れた。
「……いいか?」
いつも通り、問いかけてくれる。
ここで嫌だと言ったら止めてくれるのだろう。断る理由などないのだが少しの間提督の顔を眺める。
「いいよ、大丈夫」
2回目の口づけ。
一瞬のうちに奪われる。
少しだけ強くて、甘くて。
そして3回目。次は強く。
強くて、熱い。
私の体が提督を求め出すのがわかった。
今の白露ちゃんと提督。
次は明石さんと村雨ちゃんの話