僕のヒーローアカデミア Previous story 作:/いち/
読む前の注意です。お気を付け下さいませ。
1:オリキャラ、オリジナル展開ばっかり。
2:ニホンゴガメチャクチャダヨ!!
3:あれ、話脱線してね?
4:何やこの世界観・・・
以上のことが受け入れられる方、最後まで楽しんでいってください!!
それから、いろいろ指摘していただけたら嬉しいです。
ではどうぞ!
――土砂災害ルーム 小介サイド
日向子「私にいい考えがあります!」
日向子は昔のことを思い出していた。
幼いころ、
その時は何もお礼もできずおどおどしていた。その時ヒーローはこう言った。
「他の人が困っていたらあなたができることをしてあげて」
その時から日向子はヒーローを志すようになった。小さな困りごとはもちろん、割と大ごとでも困っている人をひたすら助けた。
そして、今も目の前で困っている人がいる。自分にできること。自分にしかできないこと。
小さくなった小介たちは高い壁を上るには苦労する。大きくなって出ようとしてもすぐに捕まってしまう。
そこで日向子が提案する。
日向子「私が二人をつかんで飛びます。これで奴らを巻きましょう」
小介「確かに名案だけど、人二人つかんで飛ぶなんてできるのか?」
日向子「まだ末端痺れてますけど大丈夫です。ここに入るために鍛えてきましたから」
心強い笑顔を小介に見せる。
小介「わかった、それに賭けよう。急がないと俺の"個性"の効果が切れちまう」
そして日向子が小介と千鶴を足で鷲掴みにする。
日向子「行きます」
小介「お、おう」
日向子は翼を思いっきりはばたかせ、空へ飛び立った。その風圧で小介のサングラスが飛ばされた。
小介「な、なあもう少し低空飛行できないか?」
日向子「ダメです。奴らに見つかりますよ。あ、もしかして高いところ苦手ですか?」
小介「い、いやそんなことはねぇけどよ...」
日向子「そうですか、じゃあもうちょっと高度上げますねっ!」
小介「おいやめろ!」
日向子「フフッ」
日向子が小介をからかい、さらに高度を上げる。
目指すは蒼、鎖のいるところ。高所で怖がる中、小介は二人の安全を願う。
――モニタールーム
モニタールームで待機している残りの生徒は土砂災害ルームの五人の行動をモニタリングしていた。
音也「・・・すげぇな、あいつら」
純夏「よく逃げきれてるなぁって、私も思う」
待機している生徒たちが口々にそういう。
そんな中、光音寺は一人悩んでいた。
先ほど、涼美と鳥月を止めたとき、正直自分も行くべきだと思っていた。当然同じクラスなのだから彼らのことが心配なのはわかる。今すぐ自分も飛び出したいと思う。
しかし行かなかった。それは先生方、プロヒーローに任せた方が確実と考えたから。まだまだ未熟な自分が出る幕ではないと考えたから。
違う。自分が臆病だからだ。経験不足というのを言い訳に、弱い自分を隠していた。
そんな自分の選択を悔やむ。守屋先生が張った壁に手をかけ、悶々と考える。
13号「悔しいですか」
13号が問いかけてくる。
光音寺「・・・自分では正しい選択をしたと思っています。ですがなぜか心の底では悔しいと思ってしまっているんです。どうしてあそこで動けなかったのかと」
13号「君の選択は正しい。その悔しい気持ちも正しい。重要なのはこの経験を活かし、次にこんなことがあったときはどうするかではないですか?」
13号は光音寺に近づき、ぎゅっと手を握る。
13号「君達生徒はこれからいろいろなことを経験してもらいます。つらいこと、苦しいこと、悲しいこと。すべてを吸収して強くなってください。それが今のあなたにできることです」
光音寺「・・・わかりました」
光音寺はモニターの前に立ち、囁く。
光音寺「どうか、無事でいてくれ」
――土砂災害ルーム 蒼サイド
高い建物に避難していた蒼と鎖だったが、ロボットがじわりじわりと登ってきていた。
鎖「くそっ、ムシみたいに上ってきやがる!キモチワリィ!!」
蒼「僕の"個性"で...!」
鎖「待て、なんか聞こえねぇか...?」
蒼「こんな時に何ですか...」
鎖「多分小介の声だ、何とか脱出してきたんじゃないか...?」
蒼「まさか、どこから聞こえるんですか?」
鎖「わからねぇ、けど考えられるとすれば、あの鳥の方が目ぇ覚まして飛んできてるとか」
蒼「小介君の"個性"で小さくなっているとすれば可能性はありますけど、いくら何でも...」
その瞬間、蒼と鎖の7メートル先くらいに急に人影が現れる。羽の生えた人とそれに捕まれてる人。
蒼「日向子さん!!」
鎖「無事だったか!こっちだ!!・・・待て、小介はどこだ?」
蒼たちの目の前で日向子が慌てている。日向子が掴んでいるのは千鶴一人。小介の姿が見えない。
すると、小介がもとの姿に戻る。なんと落下している最中だった。
鎖「小介ぇ!!」
小介は何とか受け身を取って着地した。
小介「俺は大丈夫だ!それより、日向子と千鶴を頼む!!」
蒼「こっちです!!」
日向子「すぐに迎えに行きます!!」
日向子は全力で蒼たちの下へ向かう。
その時、建物を上っていたロボットが日向子に向かって飛びつき、背中の帯電した棍棒を突き付けた。
千鶴だけでも助けようと、蒼たちへ放り投げる。
日向子「うあああぁぁぁああ!!」
蒼「日向子さん!!」
日向子は力なく落下していく。
小介は着地してすぐに日向子の方へ走り出した。
その行く手を幅くかのようにロボットが通せんぼする。
小介「邪魔だッ!!」
そのロボットに触れ小さくして、走り去る。
日向子が落ちようとしているところに、鎖が腕を伸ばし、ギリギリのところで日向子をキャッチする。
鎖「捕まえた!!」
蒼「引っ張って!」
鎖が日向子を引っ張り込み、保護する。
鎖「小介ぇ!こっちは大丈夫だ!あとはお前だけだ!!」
小介は二人が安全とわかると少し安堵した。あとは自分があそこにたどり着くだけ。
だが、ロボットたちはそうはさせてくれない。こうも手こずった相手、もう油断はできないと思ったのか、一斉に小介にとびかかってた。
小介は捌き入れないと悟り、身構えた。
誰もがやられたと思った。しかしロボットが少し離れると、何が起こったかよく見えた。
小介は薄緑色のドーム型の壁に守られていた。
守屋先生「・・・間に合った」
小介に群がるロボットたちの後ろに守屋先生が立っていた。
小介「・・・助かった」
小介は安心してその場に座り込んでしまった。
守屋先生「うちの生徒を随分と可愛がってくれたじゃない。しっっっかりお礼しなくちゃね」
守屋先生が来ていた上のジャージを脱ぎ、眼鏡をはずし、髪を束ねロボットたちの目の前に立ちはだかった。
守屋先生「かかってらっしゃい」
手のひらをクイクイと、ロボット相手に挑発して見せた。
すると一機のロボットが守屋先生に襲い掛かる。
まったく動じず、守屋先生は手を薄緑色のベールで覆った。そして、
ゴッシャァアァ!!!!
一撃。ロボットの頭を殴りつけた。ロボットの頭は粉々に砕かれ。崩れ落ちた。
≪
任意の場所、形、数、大きさであらゆるものを防ぐバリアのベールを張る。使い方様々、人を囲むように張ったり、壁のように設置したり、手を覆い、グローブのようにして使うことも可能。
守屋先生「ほらどうしたの。こんなもんじゃないでしょう?」
さらに挑発して見せる。
その挑発に乗り、次々にロボットが襲い掛かる。
しかしどれも一撃粉砕して見せる。
鎖「守屋先生って、あんななりして結構武闘派なんだな...」
遠目で見ていた鎖は、若干引き気味に見ていた。
蒼「向こうも気になるけど、こっちもちょっとまずいかもよ」
先ほどより数は少ないが、じわりじわりロボットが迫ってきていた。
鎖「小介はたぶん守屋先生のバリアで大丈夫だと思う。こっちはこっちで防壁造ろう。大丈夫か?」
蒼「任せて」
蒼は再び空間を展開した。
千鶴「うぅ...」
空間を展開する横で千鶴が目を覚ます。
千鶴「・・・ここは?」
鎖「詳しい説明はできねぇが今
千鶴「
千鶴はあたりを見渡し、大体の状況を把握する。
千鶴「も、もしかして迷惑かけた?・・・ごめんなさい」
蒼「大丈夫だよ、それより下のやつらをどうにかしないと...」
這い上がってくるロボットがすぐそこまで近づいてきている。
千鶴「迷惑かけたお詫び...じゃないけど、この
鎖「できんのか...?」
千鶴「うん、どれくらい通用するかわかんないけど...」
そう言うと千鶴は腰にぶら下げている折紙をいくつか取り、空中にばらまいた。
その折紙は見る見るうちに紙飛行機に姿を変えた。
千鶴「簡易式、紙飛行機特攻!!」
千鶴の掛け声とともに、作られた紙飛行機はロボットに突っ込み、貫いた。見る見るうちにロボットを撃破していく。
だが、ロボットたちも学習した。紙飛行機を捕まえ、くしゃくしゃ丸めてしまった。
しかし十分敵は減らすことができた。少なくとも上ってくるロボットは全滅できた。
鎖「すげぇな、おまえ...」
千鶴「そうでもないです」
≪
瞬時に折り紙を好きな形に折ることができる。そのうえ、その折り紙をある程度固くして強度を増すことができる。
蒼「こっちは何とか大丈夫ですかね。あとは」
鎖「守屋先生の所だけだな」
守屋先生は相変わらずロボットを殴り壊していた。背中から延びる帯電棍棒を避けつつ、確実に頭を狙い、殴る。
ロボットが複数で襲い掛かろうとしたときは、ロボットの下から四角いバリアベールを展開し、アッパーカットを決める。
守屋先生「どうしたの!?もっと大勢でガンガン来なさい!!」
更に煽る守屋先生。その背後から壊れかけのロボットが忍び寄る。先ほどのアッパーカットで仕留めきれなかったのだ。
守屋先生に帯電棍棒を浴びせようとする直前、そのロボットを氷の槍が貫いた。
涼美だ。その後ろから鳥月もついてきていた。
守屋先生「あなたたち待っていなさいと言ったでしょう!!」
涼美「・・・先生はロボットの殲滅してください。私たちは五人を迎えに行きます」
鳥月「ばっちり任せといてくださいよ!!」
守屋先生「・・・あなたたちを信じます。全力で彼らを助け、そして無事に帰ってきなさい。小介君!!」
小介「っはいぃ!」
急に呼ばれた小介はドキッとした。
守屋先生「二人がそちらに合流したらバリアを解きます。大丈夫ですか?」
小介「問題ないっす!」
守屋先生はうなずき、涼美と鳥月を見た。
守屋先生「頼みましたよ」
涼美「任せてください」
鳥月「うっし!」
涼美は体を氷の甲冑で覆い、手には盾と剣を作り出す。
鳥月はパキパキと節を鳴らす。
守屋先生「健闘を祈ります!行って!!」
こんにちは、いちです。
個人的に今回とか書いてて結構熱かったです。
頭の中で妄想できてるからでしょうけど、読んでる皆さんにも伝わったら嬉しいです。
やっぱりバトルシーン書いてるときが一番楽しいです。ウンウン。
第七回のキャラ補足コーナー!!
今回二人のキャラクターが活躍したので一気に二人補足します。
No.7
守屋 幸<もりや さち>キャラ補足
1年B組の担任の先生。ベージュの長髪で毛先が薄ーい緑。眼鏡かけて、白いジャージを着てるのが常です。学生時代、ボクシング部だったため、戦闘スタイルがそれっぽいのが一番の特徴ですキリッ
"個性:バリアベール"の雑補足
これまた某海賊漫画のバリアの人がベース。別にそこまで好きってわけじゃないんだけど、個性とかのベースにしやすいんですよね、あの海賊漫画。
No.8
折紙 千鶴<おりがみ ちづる>キャラ補足
雪みたいに白っぽいイメージ。短髪で色白な感じですね。
"個性:折り紙"の雑補足
瞬時に折って、硬化して、操作してって感じの個性です。手裏剣折って投げたり、奴さん折って式紙みたいに操ったりしたら面白そう。