僕のヒーローアカデミア Previous story 作:/いち/
読む前の注意です。お気を付け下さいませ。
1:オリキャラ、オリジナル展開ばっかり。
2:ニホンゴガメチャクチャダヨ!!
3:あれ、話脱線してね?(まだ話数多くないけど今後あるかも)
4:何やこの世界観・・・
以上のことが受け入れられる方、最後まで楽しんでいってください!!
それから、いろいろ指摘していただけたら嬉しいです。
ではどうぞ!
身体測定を終え、各々グラウンドへ向かう。
守屋先生「ではこれから個性把握テストを行います。軽くデモンストレーションを行いましょう」
守屋先生は手招きして、一人の生徒を前に呼んだ。
守屋先生「あなたたちは今までソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈を"個性"禁止の状態でやってきたと思います。このテストでは各々の"個性"をフルに使ってこれらの種目をこなしてもらいます。
ボールを受け取りながら彼は「61m」と答える。
守屋先生「では、"個性"を最大限発揮してそのボールを投げてください」
彼は円の中に入り、投げる体制に入る。ボールを投げる瞬間、ものすごい音を発しながら遠く彼方へ飛んで行った。
守屋先生の持っていたスマホのような測定器からは702mと結果が出る。
守屋先生「まずは今の自分の最大限を知る。それがあなたたちのスタートラインとなります」
生徒一同盛り上がる。口々に「楽しそう」とか「さすがヒーロー科」とか楽観的な感想が出てくる。
それを手を叩いて静め、続けて守屋先生が言う。
守屋先生「皆さん初めてなので記録についてあれこれ言うつもりはありませんが、今回の結果を見て自分がどれほどの力なのか見極めてください。他より成績が低かった者はほかの人を超える息で今後の学業に励んでください。成績が良かった者もこの結果に満足せず、さらにその上を目指いて下さい。いつでも"
――一種目目 50m走
皆が張り切って準備を進める中、小介はあまり楽しげではなかった。同様に鳥月も浮かない顔をしていた。何せ彼らの"個性"はこういった種目では魅力を発揮されないのだ。
鳥月「あんま乗り気になれねぇなぁ」
小介「まぁ、過去の記録を越えれるようにベストはつくそうぜ」
空間「二人はこういうの苦手なの?」
小介「苦手というか、"個性"柄こういうところで真価を発揮できねぇんだ。そういや蒼の"個性"知らないんだけど...」
守屋先生「空間 蒼君、50m走の測定を始めます。位置についてください」
空間「あ、後でね」
彼は位置につき、構えた。構えるといっても、クラウチングスタートの構えではなく足を肩幅ほどに開き、両手を合わせる構えだ。おそらく彼の"個性"の発動条件なのだろう。
そしてスタートの合図とともに、彼の背後に半透明な"壁"のようなものが現れた。それに両脚を着ける。するとものすごい速さでその壁が押し出される。それに押される形で彼はゴールへと突っ込んだ。
結果は4秒43。
小介「すげぇな...。"個性"使い慣れてる」
鳥月「どういう"個性"だ...?ありゃあ...」
≪
自身の任意の場所、任意の大きさの半透明な空間を展開する。その空間内は彼の目となり耳となる。索敵、観察向けの個性。その他、物を押し出したり、外部からの攻撃を防ぐバリアのように使ったりできる。
涼美「蒼君、やりますね」
空間「正しい使い方じゃないけどね」
日向子「その工夫が素敵です!」
続々と50m走の結果を出していく。
守屋先生「次、足立 静香さん、描木 絵麻さん」
二人の女性が位置に着く。着くと早速描木と呼ばれる女性が指で空をなぞり始めた。彼女の人差し指から発せられる虹色の煙は、空中に立派な馬を描いて見せた。そしてそれが徐々に実物となり、あっという間に本物同然の馬が出現した。
彼女はそれにまたがり、スタートの合図を待った。
計測マシーン「イチニツイテ、ヨーイ...」
スタートの合図が鳴る。
それと同時に飛び出したのは足立 静香。50mの半分を最初の勢いで飛び越え、残りの距離を秒で走り抜けた。結果、2秒55。
対する馬に乗った描木 絵麻は、スタートダッシュが彼女に及ばず、少し遅い結果となった。3秒27。馬は役目を終え、徐々に背景に吸い込まれる形で消えていった。
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常人とは比べ物にならないくらい脚力が強い。
≪
空中に物、動物を描き、具現化させる。リアルに描かないと、具現化した後使い物にならないガラクタが生まれる。
守屋先生「いいわね、"個性"をうまく使えているわ。次、光音寺 輝明君、小形 小介君」
小介が呼ばれた。内心、みんなの素晴らしい"個性"を目の前に、やる気を失っている。
位置に着くと、同じ走順の光音寺と呼ばれた青年に声をかけられた。
光音寺「お互い、正々堂々頑張ろうじゃないか」
小介「あ、あぁ、そうだな」
多少乗り気でないものの、小介は構えた。
すると、隣の光音寺の脚が発光し始めたことに気づく。そして、彼はスタートの合図とともにまばゆい光を放って走り出した。その速さまさに光の如く。結果、あまりの速さに測定マシーンが正確な記録が出せなかったが、大体1秒という規格外の記録を出した。
それにかなり遅れて小介がゴールする。結果、6秒58。
≪
体の一部に光を帯びる。その部位を光速で動かすことができる。帯びる光の時間が長かったり、部位が多かったりすると頭を痛める。
走り終わった後、光音寺が聞いてきた。
光音寺「どうして個性を使わなかったんだい?」
小介は自身の個性がこういったテストに不向きなことを説明した。
光音寺「なるほど...だとしたらこの個性把握テストは一部の人間にあまり意味のないことになってしまうな。先生はこれをどうお考えなのだろうか...」
そうブツブツと語る光音寺を見て、何か気を使わせているなと感じた。
光音寺「申し遅れた、俺は...」
小介「光音寺君ね。さっき先生が呼び出した時に名前聞いたからわかるよ」
光音寺「ム、そういわれればそうだな。ともかく、これからよろしく」
光音寺と小介は握手を交わした。
彼の第一印象は釣り目眼鏡で、少し怖そうな印象を持っていたが、普通にいい人そうで安心した。
続々と皆結果を出し、50m走を終え、次の種目に入る。
――二種目目 握力
体育館に移動し、握力を図る。
自身の腕をゴリッゴリのマッチョな形に変形させて記録を出す者もいれば、もともと異質な形をした"個性"の持ち主は、それを活かし好記録をたたき出す。
鳥月「なぁなぁ、俺いいこと思いついちまったぜ」
そう小介に告げると、先ほど自身の腕を変形させ、高い記録を出した人に憑依した。
そこで小介は鳥月が何をしようとしているのか察した。
守屋先生「あれ、須賀田くん、あなたの測定は終わったはずですよ?」
須賀田(鳥月)「いや違いますよセンセ、俺は鳥月っす。"個性"使って取りついたんすけど、これダメですかね?」
鳥月は他の成績の良かった人に乗り移り、自身の成績にしようとしているのだ。確かに、"個性"を生かして測定するのであれば、これもある意味理にかなってはいるが。
守屋先生「なるほど、あなたの"個性"であればこうすれば記録は伸びますね。いいでしょう、今回その方法で測定しても構いません。ですが鳥月くん、これだけは肝に銘じておいてください。他人の力に頼ってばかりいてはいずれ足元をすくわれかねません。今後の授業の中でそのことを意識して訓練に励んでください。」
須賀田(鳥月)「オッス!了解っす!」
守屋先生「それからこの測定の間は相手に許可を取ってから"個性"を使用してくださいね」
守屋先生から指示を受け、早速鳥月は測定に入る。先ほどの方法を見よう見まねで試す。鳥月は右手に力を込めて、さっきのようなゴリゴリのマッチョになるよう想像した。
すると先ほど本人がやっていたものと同じようになった。そして測定。結果は本人の記録より劣るものの、他より圧倒的に高い記録を出した。
≪
姿かたちを自由に変化させる。ムキムキになったり、スラっとなったり自由自在。
涼美「ズルですね」
小介「ズルだな」
日向子「ズル...かなぁ?」
空間「ま、まぁ"個性"を活かしてるって考えれば多少は、ね?」
結局、小介は大した記録も残せず、三種、四種、五種とこなしていき、最終種目へ...。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回もそこそこ長かったです。あと新キャラも結構出しました。次かその次くらいまでクラス全員の"個性"を明かしたいですね。
てことで今回のキャラ補足コーナーです。
No.3
空間 蒼<そらま そう>キャラ補足
彼もまだ見た目は決まってないです。でもゆるいキャラ、可愛い系の男の子です。
というかネーミングセンスがね、もう...。
"個性:テリトリー"の雑補足
こう言葉にするのは難しいんですが、イメージとしては、結界師の間流結界術みたいなのができて、かつその範囲内ならどこにいてもお見通しだよ~って感じです。書いてるうちにだいぶ活用法が変わってきそうな"個性"です。
以上!!