個性:コジマ粒子 作:ドミナントソード♂
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──雄英高校で教師として活動、か……
──なるほど、そういうことか
──確認すべきだ
──試せるか
──了解
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「では、講評を始める。まぁ、当たり前なんだが、今回のMVPはストレイド君だ」
やったぜ。完全勝利。
「本当はその個性を、屋内戦闘用に工夫してもらいたかったんだが……まぁ、屋内でも十分通用する個性だと分かったからいいだろう。だが、気になる点が一つある」
そう言って、オールマイトは俺に視線を向けた。
え、なんかやらかした?
「君は、なぜ人質である爆豪君を放置したんだい?」
あー……なるほど。
「核を別の場所に移動させたのはいいんですけど、その……帰り道が分からなくなっちゃったんですよね。なので、もう……放置でいっかなーって思って」
「なるほど。ヒーローもヴィランも、建物の構造をしっかりと理解し、頭の中に入れなくちゃあならない。そこが、次へ活かすポイントだね」
さーせん。
「ま、こんなところだろう。正直、君のスピードがあれば大抵の難題は攻略できるだろう。だからこれからは、スピードを活かせない場合の個性の使い方を考えるといいね」
「うぃっす、分かりました」
スピードを活かせない時に、どう個性を使うか……ねぇ。
やはりAAぶっぱでは?
それかコジマゼリーかな?
いや、やはりここは普通に電撃を使うべきか?
うーむ、悩むなあ。
今回みたいな状況では、ヴィランでもヒーローでも、相手にバレないようにする必要があるからなぁ。コジマ粒子を扱うと、どうしても大きな音とか光とかが発生しちまうからなぁ。うーむ……マッハで蜂の巣にすれば問題ないか。
うむ、実に脳筋だが、同時にスマートな方法だな。
「以上で講評を終わりとする。君たちは戻りなさい。では、次の対戦チームは持ち場に移動してくれ」
あ、終わったの? じゃ、観戦しますかね。
今度は……へぇ、冴えない少年とカルシウム不足の手榴弾が戦うのか。スッゲー面白くなさそう! 全然興味湧かねえ!
よし、コジマ粒子の運用方法についてでも考えるか。でもなぁ、既に行き詰まってるんだよなぁ。
……あっ、そうだ。コジマ物質を固形化しよう。コジマ物質を固形化すれば、なんかに使えるかもしれん。
よし、善は急げ。作り出すぞ。
ぬぬぬぬぬぬぬぬ……おりゃ!
出来上がったのは、粘土ぐらいの柔らかさのコジマ物質だった。
うーむ、ちょっと難しいな。
よし、もう一回作るか。
ぬぬぬぬ……ほぁ!
ダメだ。粘土ぐらいの柔らかさのしか出来ない。もっとこう……石みたいに硬いのはむりなのか? もしかして、これが限界だったりするのか? うわー、悲しいなぁ。
いや、逆に考えよう。これで何が出来るのか。
うーむ。形が崩れにくくなった程度で、他はコジマゼリーと大差ないからなぁ。結局、何も変わらねえってことか。
はぁ……ほんまつっかえ。
……え? 授業終わった? マジで?
えー……コジマ粘土を作るのに、めちゃくちゃ時間がかかってたってこと?
うわー、まじかー。他の人の見逃しちゃったな。ま、いいか。
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えぇ……なんやこれ(困惑)。
「カラードランク1のオールマイトが教師として活動していると聞きましたが──」
「尻を貸そう」
「オールマイトは! オールマイトの授業風景は!」
「オールマイトは本当にいるんですか!?」
マスコミが高校の入り口で生徒に集ってるのほんと草。コジマミサイルぶち込んだら一気に殺せそうでいい感じの位置どりっすね。
ま、俺は空飛べるからマスコミ無視して問題ないんだけどね。
頑張れマスコミ諸君。あと、被害被ってる生徒たち。ふふふ。やはり、空を飛べるというのは最高だな。この爽快感がたまらないぜ。地上という縛られた世界から飛び立って、自分だけは自由でいられるような気がするぜ。でもなぁ。俺、逆関節機体はあんまり使わなかったんだよなぁ。やっぱりマシンガンでの撃ち合いとか、ミサイルカーニバルの方が楽しかったせいで、逆関節は手を出さなかったなぁ。あーあ、逆関節機体も使うようにしとけば、空中戦の幅も広がってたかもしれねぇなぁ。
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「つーわけだ。委員長決め、よろしく」
うわー、相澤先生ひっどーい。何でもかんでも生徒に任せるなんて、やる気が感じられないゾ!
はぁ……とりあえず、委員長とか面倒いし、適当に誰かに任せるか。
「はいはいはいはい俺やる!」
「わたしも!」
「俺もやるぜ!」
な、なんやこれ……まさか、みんながこんなにも委員長になりたいとは思わなかったぜ。委員長になりたくないの俺だけかよ。俺は嫌だぜ、そんな仕事。好きなように生き、理不尽に死ぬ。それが、フロムって奴だろ?
『好きにハメ、理不尽にイク』
『選んでハメることが、そんなにも偉いことかね』
『尻を貸そう』
ウッ、頭が……
「みんな、静粛に!」
ん? どうしたエンジン君。トイレに行くにはタイミングが悪いぞ?
え、そんな……うそ。こんなにも真面目に委員長決めについて力説するだなんて。
じゃあ俺、お前が気に食わないからビッチコスチュームだった透明な子に投票するわ。
透明で全裸とか、はぁはぁはぁはぁ……俺のエーレンベルクが暴発しちゃう。
ツン気質な子もエロくていいけど、ありゃあダメだ。なんというか……鋼の錬金術士? みたいな香りがする。なんか、こう……錬成しそうだよね。もしや、その胸も錬成したのか?
「えー、ということで、委員長は緑谷に、副委員長は八百万になりました。はい、皆さん拍手」
え? 決め終わったの? え? 冴えない少年が委員長? 無理無理無理無理どう考えても君じゃあ無理だよ。だって君、冴えない顔してるし、今もキョドッてるし、君、リーダーシップないでしょ? どう考えても人を率いる才能はない。絶対に向いてないよ。
でも、まぁ、信頼されてるなら、いいんじゃないか? 信頼されてない奴に指図されるよりは、マシかもしれんな。俺は誰かに指図されるのは嫌いだがな!
ハッハー!
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なんか、雄英バリアー(笑)がマスゴミの熱意で破壊(熱殺)され、偏差値70超えと謳われる雄英高校の優秀な生徒(笑)は怯え惑ってる。雄英高校の生徒無能過ぎィ! 自分草生やしていいっすか? やーもう、いくら高校生だからって無能過ぎない? そんなんじゃ、この先生きのこれないですよ? いくら日本人は個性のない、無個性な、没個性な、場に流されやすい種族でも、ねぇ……? 幾ら何でもこれは無能。ちょっと平和ボケし過ぎてない? この世界ってそれなりに危ないんだから、もうちょっと危機感持とうぜ? 仮にも、東大的な立ち位置にある学校の生徒なんだぜ? それなのに生徒がこの程度の最底辺を彷徨ってるようなレベルって、ヒーローの質もたかが知れますね。
え? 俺はどうだったのかって? セレンママの愛情たっぷりラブリー弁当を屋上で食べてました。
というか、雄英バリアーが弱すぎる問題。そんな簡単に壊せるんなら、今まで何度でも侵入されてただろ? どーゆーこっちゃ。マスゴミの中に能力者でもおったんかな?
あっ、髭もじゃおじさんとDJおじさんがマスゴミに群がられてる。暑そう。よーし、ここは俺も張り切っちゃうぞー! マスゴミから助けてやんよ!
やることは簡単。マスコミの上をふらついて、高濃度コジマ物質をばら撒くだけ。ただそれだけで、電子機器はイカレる。
コジマ物質をばら撒けば電子機器の電流と合わさってコジマ粒子が出来たり出来なかったりして、その結果プラズマ化したりなんなりして電子機器はイカレる訳だ。やったぜ。
って、あれ? パトカーがこっちに来てるぞ? あ、ふーん。命拾いしたな、マスコミども。だが、次は無い。お前らの大事な電子機器を破壊し尽くしてやるぜ!
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結局、委員長はエンジン君になった。ま、妥当なところだな、委員長体質だし。
白栗はパワードスーツなだけであって、ブースターとか羽とかはただの飾り。羽からは白い煙が出るようになってる。ただそれだけのロマンコスチューム。
ACしか知らない人とか、ヒロアカしか知らない人向けにもうちょっと詳しく書いたほうがいいのかもと思い始めた今日この頃。でもまぁ、フロムって死に覚えゲーだし、読み覚えってことでいっかな(脳死)。