赤毛の末裔少女   作:ココスケ

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第3話

「これで、最後っと…」

 

ようやく冷蔵庫に野菜を詰め終わり、ふと家の中を見渡してみる。

 

(NARUTOの世界の文化って現代日本並にカオスだよな…)

 

和洋中全てを混ぜこぜにしてしまった感じだ。

 

「あ、写真がある…」

 

何個かの写真立てには、赤い髪をした男女の写真や、男性と小さな女の子の写真、2人の赤い髪をした女の子の写真…

 

両親、父と私、次は…?

 

いや、母の幼い頃の写真だと言うことは分かる。

問題は、その横の女の子だ。

 

(どこかで見たような…)

 

「あっ!クシナだ…!」

 

精神世界でナルトと会ったときは、大人の姿だったから気付かなかったが、クシナの幼少期か…。

 

「ねぇ、重明、お母さんとクシナって知り合い?」

 

『いや、知り合いも何も…姉妹だぞ?』

 

「…ん?」

 

『姉妹だ。』

 

「ナ、ナンダッテ-!

え、じゃあ、ナルトとは従兄弟?え?マジ?」

 

『…え?九尾の人柱力と従兄弟?』

 

 2人 は 混乱 している !

 

「…うん…オリキャラ転生って奴ですね、分かります。」

 

『何がだよ…』

 

「それにしても…お母さん、美人さんだな〜」

 

『当然だろ?

…それに、お前は生き写しのようにそっくりだぞ?』

 

「な、なぬ!?今すぐ確認じゃ〜!」

 

あんな美人さんとそっくりだとは…そんな事…

 

「あった…。」

 

写真でみたお母さんを幼くした感じだ。

金色?のぱっちりとした目に、丁度いい高さの鼻、小さめの唇、長い睫毛、赤い髪。

…クルクルと巻いたようになっているのはお父さん似かな?

 

…なるほど、確かに生き写しだ。

自分で言うのもなんだが、可愛い。

 

「ただ今〜」

 

「…!お父さん、おかえりなさい!」

 

レナには、お父さん以外の家族はいない。

スグに声の主を特定したレナは、玄関へと向かった。

 

「お父さん、お疲れ様。」

 

「あぁ、ありがとう。」

 

父は、手で頭を撫でてから父の部屋へと向かう。

 

(ねぇ、お父さんって中忍?)

 

『いや、上忍だ。』

 

それにしても…中忍ベストとか額あてとか…なんか、こう…生で見ると、なんとも言えない感動がある。

 

そんな事を考えている間に、お父さんが手を洗ってキッチンに向かった。

 

「ぬぉっ!?」

 

お父さんの驚いた声と、何かが崩れて落ちていく音。

 

「お、お父さん…大丈夫?

ごめんね、詰めすぎちゃった…」

 

「う、うん…。大丈夫だよ。

少しびっくりしただけだ。…それにしても、これ…全部作ったのか?」

 

「うん!」

 

「…これまた…季節感が無い…まぁ、食べきれない物はご近所に配るか。」

 

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「封印術?」

 

「…だめ?」

 

夕飯を終わらせて、寛いでいる父に封印術を教えて欲しいとお願いした。

 

特に、クシナが九尾を抑え込むのに使っていた鎖。九尾でさえ、足止め出来る封印術であれば…大抵の物は抑え込む事が出来る。

 

「構わないけれど…急に…どうしたんだい?」

 

「いつか役に立つかと思って。」

 

「まぁ、確かにそうだね。

よし、まずは…封印術を教える前に、巻物での座学だ。」

 

「はいっ!」

 

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