「これで、最後っと…」
ようやく冷蔵庫に野菜を詰め終わり、ふと家の中を見渡してみる。
(NARUTOの世界の文化って現代日本並にカオスだよな…)
和洋中全てを混ぜこぜにしてしまった感じだ。
「あ、写真がある…」
何個かの写真立てには、赤い髪をした男女の写真や、男性と小さな女の子の写真、2人の赤い髪をした女の子の写真…
両親、父と私、次は…?
いや、母の幼い頃の写真だと言うことは分かる。
問題は、その横の女の子だ。
(どこかで見たような…)
「あっ!クシナだ…!」
精神世界でナルトと会ったときは、大人の姿だったから気付かなかったが、クシナの幼少期か…。
「ねぇ、重明、お母さんとクシナって知り合い?」
『いや、知り合いも何も…姉妹だぞ?』
「…ん?」
『姉妹だ。』
「ナ、ナンダッテ-!
え、じゃあ、ナルトとは従兄弟?え?マジ?」
『…え?九尾の人柱力と従兄弟?』
2人 は 混乱 している !
「…うん…オリキャラ転生って奴ですね、分かります。」
『何がだよ…』
「それにしても…お母さん、美人さんだな〜」
『当然だろ?
…それに、お前は生き写しのようにそっくりだぞ?』
「な、なぬ!?今すぐ確認じゃ〜!」
あんな美人さんとそっくりだとは…そんな事…
「あった…。」
写真でみたお母さんを幼くした感じだ。
金色?のぱっちりとした目に、丁度いい高さの鼻、小さめの唇、長い睫毛、赤い髪。
…クルクルと巻いたようになっているのはお父さん似かな?
…なるほど、確かに生き写しだ。
自分で言うのもなんだが、可愛い。
「ただ今〜」
「…!お父さん、おかえりなさい!」
レナには、お父さん以外の家族はいない。
スグに声の主を特定したレナは、玄関へと向かった。
「お父さん、お疲れ様。」
「あぁ、ありがとう。」
父は、手で頭を撫でてから父の部屋へと向かう。
(ねぇ、お父さんって中忍?)
『いや、上忍だ。』
それにしても…中忍ベストとか額あてとか…なんか、こう…生で見ると、なんとも言えない感動がある。
そんな事を考えている間に、お父さんが手を洗ってキッチンに向かった。
「ぬぉっ!?」
お父さんの驚いた声と、何かが崩れて落ちていく音。
「お、お父さん…大丈夫?
ごめんね、詰めすぎちゃった…」
「う、うん…。大丈夫だよ。
少しびっくりしただけだ。…それにしても、これ…全部作ったのか?」
「うん!」
「…これまた…季節感が無い…まぁ、食べきれない物はご近所に配るか。」
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「封印術?」
「…だめ?」
夕飯を終わらせて、寛いでいる父に封印術を教えて欲しいとお願いした。
特に、クシナが九尾を抑え込むのに使っていた鎖。九尾でさえ、足止め出来る封印術であれば…大抵の物は抑え込む事が出来る。
「構わないけれど…急に…どうしたんだい?」
「いつか役に立つかと思って。」
「まぁ、確かにそうだね。
よし、まずは…封印術を教える前に、巻物での座学だ。」
「はいっ!」