思いついたら書く短編集   作:荒潮提督

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なんか思いついたので。


オモイをマトウ少女と歩む夏 3

休日前のある日、俺は1人でクエストに行っていた。

マトイはメディカルセンターでの定期検診(本人はメディカルセンターが大嫌いで昔はしょっちゅう抜け出してた。今でも嫌いらしく定期検診の日は目に見えて不貞腐れた顔をしている)に行っている。

いつものように愛刀でダーカーや襲いかかってくる原生生物達を斬り倒しながら惑星ナベリウスの森林エリアを進んでいく。

しばらく行くとテクニックの爆発音が響いていた。

音の発生源に行くと危うく丸焦げになりかけた。

犯人は・・・予想通り紅い髪をして猫耳みたいな髪型の少女、3代目クラリスクレイスことイリスだ。

 

 

 

 

 

「おい、あぶねーなクラリスクレイス」

「む?なんだ貴様か。貴様もここで任務か?」

「まあ、そういうことだ。お前もか?」

「まあな!私だってちゃんとする時は仕事をするんだぞ!」

「普段はサボってるって事じゃねーかそれ」

「まあ、そーともいう!」

「見つけたわよバカリッサ!どんだけ奥まで進んでるのよ!」

「あっ!サラ!って誰がバカリッサだ誰が!」

 

 

 

 

 

クラリスクレイスと話していると後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。

クラリスクレイスと同じデザインの色違いの衣装を着て銀混じりの黒髪の少女でありクラリスクレイスと瓜二つでワイヤードランス使いのサラだ。

 

 

 

 

 

「あら、貴方もいたの?」

「ああ、クエストで来たらたまたまクラリスクレイスと会ってな。危うく丸焦げになるとこだったわ」

「急に出てくるのが悪い」

「全く・・・だからっていきなりテクニックを使わないのバカリッサ」

「あー!また言ったー!私はもう怒ったぞサラー!」

「良いわよ、やるってんなら付き合ってあげるわ!」

「・・・喧嘩なら巻き込まないでくれよ」

 

 

 

 

 

いつも通り2人の姉妹喧嘩が始まったので離れる俺。

2人が出会うといつもこうなる。

マリアさんかヒューイがいれば止めるのが楽なんだが・・・あっ、たまたま近くに来てたアフィンが巻き込まれた。

(なんでさー!byアフィン)

 

 

 

 

「ちょっと、アレ止めなさいよ」

「無茶言わないでくださいよユクリータさん」

「良い迷惑なんだけどほんとに」

「死ぬかと思った・・・」

「「あっ、生きてた」」

「ヒデェぞ相棒!それにユク姉まで!」

「だってアンタ、私が【若人】だった時にコイツの一撃喰らってもピンピンしてたじゃない」

「とりあえずこれでも飲んどけアフィン」

「最近相棒が冷たい」

「気にすんな」

「いつもいつもとりあえず爆発させて!後始末するこっちの身にもなりなさいよお子様!」

「誰がお子様だ!見た目はサラも変わらないだろうが!」

「少なくとも心は大人よ私は!」

「・・・さすがに止めるか」

「・・・付き合うわ」

「・・・すみません」

「そのかわり今度何か奢りなさいよ」

「はいはい」

「俺は無視かい」

 

 

 

 

 

 

俺とユクリータさんはテクニックの爆発とワイヤードランスの広範囲攻撃の中を突貫した。

アフィンは置いてきた、この喧嘩について来れそうにない。

 

 

 

 

 

「それじゃ、また後でねイチカ。ちゃんとご飯奢りなさいよ」

「わかってますよユクリータさん」

「「うぅー・・・!」」

「少しは反省しろ似た者姉妹」

「「誰が姉妹だ!(よ!)」」

「2人同時に言ってるじゃねーか・・・」

「む?そういえば貴様、先代はどうした?」

「そういえばそうね、どうしたのよ?」

「いつもの定期検診。しかめっ面で行ったよマトイなら」

「「・・・あー」」

 

 

 

 

その頃のマトイ。

 

 

 

 

 

「うー・・・検診いやー!イチカと一緒にクエスト行きたーい!」

「我慢してくださいマトイさん!シャオさんから貴方が無茶してないかチェックもするように言われてるんですから!」

「むー・・・」

 

 

 

 

 

「それより、貴方もクエスト中でしょ?私たちも手伝うわ」

「良いのか?」

「大丈夫よ、どーせ帰っても書類見てまた爆発させるわよこのお子様は」

「お子様言うなー!」

「煽るなよサラ。手伝ってくれるならありがたい、行くか」

「ええ、行きましょ」

「おー!」

 

 

 

 

 

 

ナベリウス森林エリアの再奥であるエリア3、俺はそこにいるファングバンシーの討伐依頼を受けていた。

しかし、そこにいたのは・・・。

 

 

 

 

 

「なんでダークラグネがいるかなぁ!?」

「ちょっと!アンタなんのクエスト受けたのよ!」

「ちゃんとファングバンシー討伐クエストだよ!こんなん予想外だ!」

「周りのお供のダーカーが多過ぎるぞ!」

「テクニック使ってぶっ飛ばしちまえクラリスクレイス!」

 

 

 

 

 

何故かいたのはダークラグネだった。

討伐対象のファングバンシーは奥で絶命していた。

どうやらダークラグネが倒して喰らっていたようだ。

俺はダークラグネが放つ赤黒い落雷を回避しながら雪羅でダークラグネを斬り裂く。

サラもワイヤードランスで斬り結ぶが決定打になっておらず手こずっている。

クラリスクレイスは周りの雑魚をぶっ飛ばしている。

俺は途中から雪羅をコートエッジに交換して飛び上がりダークラグネの脳天にぶっ刺した。

ダークラグネは悲鳴をあげるがそこにサラとクラリスクレイスの連携攻撃が直撃、ダークラグネは消滅した。

 

 

 

 

 

 

「お疲れ様、サラ、クラリスクレイス」

「お疲れ様」

「私に掛かればこの程度ラクショーだ!」

「さて、俺はこの事を報告してくる。お前らはどうする?」

「私も戻るわ。この子が爆発させた後始末があるから」

「・・・おい」

「・・・響け、響け、Heartよ〜♪」

「クラリスクレイス」

「な、なんだ貴様?」

「この事はヒューイに伝えとく」

「そ、それだけはやめてくれー!」

「ほら、行くわよ」

「やーだー!はーなーせー!」

「やれやれ、さて俺も行くかねー」

 

 

 

 

 

因みにこの後イチカとマトイのマイルームにはマトイが大好きな花が2輪、置かれていた。

マトイは不思議そうに見ていたが誰がやったのか見当がついたイチカは微笑んでいた。




ファントム楽しいです
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