【改稿】この素晴らしい世界に沖田総司を!   作:とりるんぱ

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説明文による強引な文字数稼ぎ。古来からの手法。


パーティ入り

別にニートをしているという指摘に心当たりがあったわけではない。断じてない。

だから動揺なんてしていない。沖田は動揺なんてしていないのだ。

 

動揺なんてしていないのだがそれはそれとして、沖田はカズマとかいった少年に尋ねる。

 

「あの。ちょっと、魔王軍について教えてもらってもいいですか?」

 

怪訝な表情で見つめられた。

 

「なあアクア。あの人自分が人類の危機だから現れたとかなんとか抜かしてたけど、ひょっとしてかわいそうな人なのか? マツ……ラギ? さんみたいな」

 

失礼な。沖田は腹を立てる。

 

「そのマツラギとかいう人が誰だかは分からないけど、違うわよ。言ったでしょ? 世界の危機に颯爽と現れ、機械のごとく敵を殺して颯爽と消えるって。

そういう存在なのよ、彼女は」

 

「ははあ、そういうことか。なるほど、なんかヒーローみたいだな」

 

「格好いいです! 紅魔族の琴線にビンビン来ます!」

 

「うむ。伝説の勇者様みたいだな」

 

「ヒーロー……勇者様……? い、いや~、それほどでもありますけどねっ!」

 

上機嫌に笑う沖田。端的に言ってとてもちょろい。

そんな沖田に嫉妬したのだろうか、先程カズマにアクアと呼ばれた女性が不満そうに頬を膨らませる。

 

「ちょっと皆、何よたかが英霊をそんなにちやほやしちゃって。そんなのよりも、私の方が断然凄いんだからね? 何せ、私は女神様。あの麗しきアクシズ教の御神体、女神アクアその人なんだからね?」

 

「「そうなんだ! すごいね!」」

 

「ちょっと! どうして私のときだけそういう反応になるの!?」

 

そして、仲間達の適当な対応に顔をくしゃっと歪めるアクア。

そんなアクアに、沖田は諭すように。

 

「……アクアさん。例え冗談でも、神の名前を騙るとバチが当たりますよ?」

 

「わああああああ! たかが抑止力の英霊ごときに説教されたあああああああああああ!」

 

アクアが泣きわめき出した。

常識的に考えて、一宗教の御神体になっているほど強力な神が地上に降臨しているだなんて考えられない。

それに、世の中には女神に一目惚れしただけで悲惨な末路を辿った人や、挨拶しただけで有無を言わさずぶっ殺してくる半神半人(金ぴか)なんてのもいるのだ。神を自称し、あまつさえその名を騙ってしまっては、一体どのような末路を追うことになるのかわかったもんじゃない。

ということを受けての忠告だったのだが、しかしアクアはお気に召さなかったようだ。

ぐすぐすと泣くアクアを見て、カズマが溜め息を吐く。

 

「……まあ、こいつは置いといて。でも、魔王軍って言ったってなあ。

俺が知ってることなんて殆ど無いぞ。精々最近この街に来た魔王軍幹部が滅ぼされたくらいで……」

 

「はあ。そうですか……って魔王軍幹部!?」

 

さらりと飛び出してきた聞き捨てならない単語に仰天した沖田がおうむ返しに尋ねる。

カズマは頷いて話を続けた。

 

「ああ、そうだよ。つい最近、ベルディアっていう魔王軍幹部のデュラハンが何故かこの初心者の街に攻めてきてな」

 

「その魔王軍幹部は、街から離れたところにある丘の上の廃城に住み着いたのです。そこで、私は連日その城に赴いて魔法を放ったのですよ。やがて私の魔法に恐怖を感じた魔王軍幹部は街へと誘き出され、最終的に討ち倒されました」

 

話を引き継ぐ黒髪の少女。

沖田は仰天した。

 

「そ、それってつまり、あなたが魔王軍幹部を打ち倒したってことですか!?」

 

「いや、違いますよ。打ち倒したのはそこのアクアです」

 

「まあね。あんなちょこざいなアンデッド、私の浄化魔法で一発だったわよ! ……最も、ダクネスの力添えもあったんだけどね!」

 

「いや、私は大したことはしていない。幹部が着けていた鎧を叩き斬ったくらいだ」

 

「十分凄いじゃないですか!」

 

沖田は目を輝かせてダクネスと呼ばれた金髪の女性の下に駆け寄る。

 

「おい、俺は? スティールでデュラハンの頭奪ったり、弱点が水なのを看過した俺の活躍は?」

 

何か聞こえた気がしたが、無視した。

 

「鎧を叩き斬るなんて……とっても分厚くてカチコチな筋肉が無ければ到底できる所業じゃありませんよ! 一体どんな筋肉してるんですか? 教えて下さい!」

 

「!? い、いや、単に幹部の着けていた鎧が酷く脆いことで知られる吸光鉄製だっただけで……別に私の筋肉が固い訳では……」

 

「おい、だから俺の活躍は?」

 

「ぷーくすくす! 大して派手な活躍もしてないカズマさんが誉められるわけないじゃない!

弱点を看過したって言っても、実際に弱らせたのは私なわけだし! あんたがスティールで頭を奪えたのも、デュラハンを弱体化させた私のおかげなんだからね?

さあ、分かったのなら今までの無礼をお許しくださいアクア様と懺悔しなさい。そうして私に一生お酒を貢ぎ続けますと誓いなさい! ほら、早く誓ってよ!」

 

「そのデュラハンを弱らせるためにお前が起こした洪水のおかげで、今俺は借金まみれなわけだが。

そんなに言うんだったら、アクアが借金支払ってもいいんだぞ」

 

「わあああ待って! おかしいじゃない! あれはカズマがやれって言ったからやったのよ! なんで私一人のせいにするのよー!」

 

 

 

 

石造りの家に敷き詰められた石畳、流れ行く小川のせせらぎが妙に心地よい。そんな中世ヨーロッパ風の街並みのテンプレを地で行くここは、駆け出し冒険者の街、アクセル。

 

ここはカズマ達一行が拠点にしている街。いわばホームタウンであるらしい。

魔王軍幹部を討伐するほどの腕を持つパーティが初心者の街をホームタウンにする理由が分からないが、きっと何かやむにやまれぬ事情でもあるのだろう。あるいはこの街には彼らを惹き付けてやまない何かがあるのかもしれない。

 

さて、何故そんな駆け出し冒険者の街に沖田が赴いたのかというと。

 

――時は少し前に遡る。

 

「冒険者?」

 

「ああ。見た感じ、あんたはここに現れたばかりなんだろ? なら、まずは冒険者になっておくべきだ。何せ、流れ者が外国でも身分証明書を手に入れるのにこれほど手っ取り早い手段もないし」

 

カズマが沖田に向かって言った。

妙に実感のこもったコメントだと沖田は思ったが、指摘するのも野暮ったいので順当に相槌を打つ。

 

「なるほど。冒険者になるためにはどうすればいいんですか?」

 

「冒険者ギルドで登録すればできるぞ。1000エリス必要だけどな」

 

「なるほど、冒険者ギルドですか。やっぱりただのRPGじゃないですか……って、え? 1000エリス? お金取るんですか?」

 

驚いてカズマの顔を凝視した沖田に、カズマが苦笑を浮かべる。

 

「あー……まあそうだよな。異世界に送られた直後なんて、皆お金なんて持ってないよな」

 

したり顔でうんうん頷くカズマ。

 

「カズマ? 何故そんなに実感がこもっているのだ」

 

「!? い、いや、現れた直後だからお金なんて持ってないよな~って……」

 

「答えになってないぞ」

 

そんな彼は、その妙な態度を仲間に指摘され、冷や汗をかきはじめた。

誤魔化すように、ごほんごほんと咳払い。

 

「と、とにかく! そんな状況だったら、俺が金貸してやってもいいぞ?」

 

「え、本当ですか!? ……でも、どうして?」

 

気前のいい発言に飛び付こうとするも、すぐに沖田は眉根を寄せる。

初対面の沖田に対して施すなんて、何か裏があるとしか思えない。施しの英雄でもあるまいに。

カズマは、ばつの悪そうに頭を掻き、

 

「……いや。ちょっと、見返りに、俺のパーティに入ってくれないかな~なんて……」

 

「「「ええっ!?」」」

 

アクアを始めとする、彼のパーティメンバーが吃驚してカズマを見た。

 

「ちょ、ちょっと正気!? あんなおこがましくもこの私に説教した輩をパーティに入れるだなんて!」

 

「洪水引き起こして借金作ってくれたり街に悪霊騒ぎを引き起こしてくれたりしたくせに何言ってんの? 自称なんとかさんよ。そういう態度こそおこがましいとは思わないのか?」

 

「何言っているのですかカズマ。爆裂魔法は最強なのです。今更新しい仲間を増やさなくても、爆裂魔法を使える私さえいればそれでいいではないですか」

 

「爆裂魔法で地形を破壊して、毎回クエスト報酬を天引きされてる癖に何言ってんの?」

 

他の二人が早くも口で言い負かされている中、金髪の女性が悲しそうに目を伏せて。

 

「……カズマ。私達では不満か?」

 

「い、いや。そんなことはないよ。ただ、その……」

 

しどろもどろになるカズマ。他の二人とは明らかに違う対応に、彼女達が「あれっ!?」と軽くショックを受けている中。

 

「ほ、ほら! 俺達のパーティって、後衛二人に前衛二人だろ!?

だけど、ダクネスは攻撃が当たらないし、俺は力が無ければ速さも足りない。だから、速くて攻撃力のあるこの人みたいなのが加入してくれると、パーティが安定するんだよ」

 

「ふむ、成る程。そういうことなら私としては特に異論はないのだが……」

 

金髪の女性が沖田の方を見てくる。沖田は飾り気なく言った。

 

「あ、はい。私も別に異論はないですよ? 入っても問題ないです」

 

その言葉に、カズマが表情を輝かせ。

 

「……というか。見てみたいんですよ。魔王軍幹部を討ち取ったパーティの実力を! どれくらいの戦闘能力を持っているのか、どれくらい強固な連携を見せてくれるのか!」

 

そして、即座に表情をひきつらせた。

 

「……?」

 

何故そんな表情を浮かべるのか分からず、沖田は彼の仲間達の方を向く。

 

「…………」

 

彼女達は、無言で目を逸らした。

何故なのだろうか。首を傾げつつも、沖田は声を発する。

 

「……よくわかりませんが、取り合えず。冒険者ギルドとやらの場所を教えて下さい」

 

「え、ああ。冒険者ギルドだな。よしわかった、俺達についてこい」

 

暫くの間固まっていたカズマだったが、その言葉にギギギと錆びかけのブリキのロボットのような動きで頷いた。

変に声が上擦っていたのが気になったが、まあどうでもいいことかなと頭の中から一蹴する。

 

こうして、沖田はアクセルへと赴いたのである。

 

 

 

 

――先刻の出来事を思い出した。

 

「ねえどうするの!? どうするのよカズマ!?」

 

アクアがエイレイの少女に聞こえないよう、小声でカズマに話しかける。

その顔には、夏休みに勉強したのかと訊かれて、実は全く勉強していないくせにちゃんとやったよと答えたのが親にバレたときのような、つまりは焦ったような表情が浮かんでいた。

原因は言わずもがな。

 

「パーティを組んでからそこまで時間が経っているわけでもない上、そのメンバーは連携のれの字もない爆裂魔法使いのめぐみんに悦び勇んで敵に突進しようとするダクネス、ぱんつをスティールするしか能のないカズマ! 強固な連携も実力も足りないわ! どうするのよカズマ!」

 

「宴会芸以外取り柄のない穀潰しの癖に言ってくれるじゃないか、元なんとかさんよ。期待に応えてスティールと叫んでやってもいいんだぞ?」

 

「元じゃないわよ! 私は現在進行形でちゃんと女神様よーっ!」

 

はいはい女神様すごいねとあしらいつつ、カズマはどうしてこうなったと歯噛みする。

そもそも、戦闘能力が足りていないからこそ少女をスカウトしたのであり、また新しいメンバーを迎いいれられる程度には現パーティ間の連携は脆弱である。そもそもカエル討伐以外、今まで連携らしいことなんかしていない。

ベルディア戦での連携はパーティの連携というよりはアクセルを拠点とする冒険者の連携だったのでノーカウントだ。

 

それなのに、あの少女はカズマパーティの強さと連携を見たいがためにパーティインするという。

冗談ではない。そんなものが見たいんだったらもっとちゃんとしたパーティ――それこそ先日一日だけ入ったテイラーのパーティのような――に頼むべきだ。

魔王軍の幹部を倒せたのはたまたま。最弱職がリーダーを張っている、いつ全滅するともしれない欠陥パーティにそんなものを期待しないで欲しい。

というか、いざ入ってみてそんなパーティだったと知れたら、あの少女はどうするのだろう。脱退するくらいならまだいいが、ひょっとすれば騙されたと激怒してカズマパーティを半殺し、あるいは全殺しにするかもしれない。

 

……何故数刻前の自分は勧誘してしまったのか。もし過去に戻れるなら殴ってでも止めたのにとカズマが拳を握るも、それは後の祭り。

今カズマに出来ることは、それとなく少女に自分達はそれほど大したことのない存在であると知らせ、パーティ入りを諦めてもらうくらいである。

自分から勧誘しといてこれはどうなんだろうとカズマも思うが。

 

溜め息を吐きたくなる衝動に襲われながら、カズマは少女の方を見る。

……と。

 

「その時! 私が放った爆裂魔法が、魔王軍幹部が呼び出したアンデッドナイトの大軍を一網打尽にしたのです。灰も残さず、この世から消し飛ばしてやったのですよ」

 

「大軍を一撃で一網打尽ですか!? 魔術のことは詳しく存じ上げませんが、それでもとんでもないことだけは分かります!」

 

「ふっふっふ、そうでしょうとも。何せ、我が爆裂魔法は最強。当たれば死ぬ、使えば死ぬ、相手は死ぬ。まさに破壊神の一撃なのですから」

 

歩ける程度に魔力が回復していためぐみんが、エイレイの少女とそんな話をしていて……。

 

「いや、何やってるんだよめぐみん。活躍を吹聴してどうする」

 

カズマは渋い顔でめぐみんを呼び止めた。当然である。それとなく大したことない存在だと言おうとしているというのに、ここで活躍を吹聴するなんてのは普通に邪魔でしかない。

だがめぐみんは眉をしかめた。

 

「どうして活躍を吹聴したらいけないんですか。全部本当のことじゃないですか」

 

「いや、まあ確かにそうなんだが……」

 

カズマは顔をしかめた。紅魔族は生まれつき知力が高いと聞いていたが、それは嘘だったのだろうかとも考え始める。

そんなカズマを気にも留めず、めぐみんは話を続ける。

 

「……それで、私の実力を危険視したのでしょうか。襲いかかろうとした魔王軍幹部でしたが、そこでダクネスが幹部を食い止めて……」

 

「おお……!」

 

「そうこうしてる間に、アクアが幹部に殺された人達を蘇生魔法で生き返らせ……」

 

「蘇生魔法!? あの方は死者の蘇生まで出来るんですか!? それこそ女神様みたいじゃないですか!」

 

「ちょっと! 聞こえてるわよ! みたいじゃなくて、私は正真正銘の女神様なんだからね!」

 

「「そうなんだ! すごいね!」」

 

「信じてよー!」

 

カズマは溜め息を吐いた。

 

――どうしてこうなった。

 

 

 

冒険者ギルド。かつてカズマはこれを『異世界のハロワ的なもの』と形容したが、そもそもギルドというのは商人や手工業者の排他的な同業組合のことをいう。

商人ギルドに所属すれば、営業の独占権及び相互扶助を得られる。

同職ギルドに所属すれば、一人前の手工業者として認められる。

では冒険者ギルドに所属したら? というと、冒険者として認められる。

駆け出しだろうが、熟練者だろうが、一様に冒険者として認められるのだ。

 

冒険者として認められた者は、ギルドに委託された依頼を受注することが出来る。

それを達成し、報酬を受け取ることによって冒険者は生活しているのだ。

……こう言うとなんとも夢と希望のファンタジー冒険者のように聞こえるが、実態はただの日雇い労働者である。いや、命の危険が伴ってくる分日雇い労働者よりも悪環境かもしれない。

 

こう書くと冒険者なんてロクでもない仕事のように思えるし、実際カズマはそう信じて憚らないのだが、一応いいこともある。

異国や異世界からの流れ者が手っ取り早く身分証明するのに最適であること。学もなければ家柄もない連中でも仕事にありつけること。スキルポイントにより、簡単に技能を覚えられること。そして何より、依頼によっては一攫千金も夢ではないこと。

実のところ殆どの冒険者はそれを夢見て冒険者になったのだ。だから、堅実に家を買って地に足をつけた冒険を行う者なんてごく少数派だ。

 

その少数派であるところの冒険者、カズマとその一行は今、冒険者ギルドに赴いていた。

主な理由は二つ。コボルト討伐クエストの報酬を貰うため。

そして、

 

「うわぁ、ここが冒険者ギルドですか」

 

夕方という皆がクエストから戻ってきた、つまり最も冒険者で活気づく時間帯のギルドを目の当たりにして、軽く圧倒されているこのエイレイの少女を冒険者にするためであった。

 

「な、なんだかお酒臭いですね。それに、ちょっと荒くれているというか、喧しいというか……」

 

少女は眉をひきつらせてそんなことを言った。

 

「そうか?」

 

カズマは周りを見回した。

 

仲間同士で笑い合い、語り合う声。

何やら真剣な顔をして、掲示板に貼っつけられた紙を検分する者。

顔をほんのり赤く染め、ぐびぐびと麦酒らしき物を煽る者。

飲み比べをしているのだろう、凄い勢いでジョッキを空にしていく者。

飲み潰れたのか、机に突っ伏した者。

いやらしい表情と手付きでウエイトレスの女性に近寄っては、顔面に蹴りを喰らっている者……。

 

「……別にいつも通りだと思うが」

 

「そうね、このくらいなら毎日のことだものね」

 

「そうですね。私もそう思います」

 

「うむ。むしろ喧嘩騒ぎが巻き起こっていない分、いつもより大人しいとすら言えるな」

 

「いやちょっと待ってください。私が想像してたのはRPG的な雰囲気だったんですが。これではただの荒くれ者のたまり場じゃないですか」

 

「……? 冒険者が荒くれ者ってくらい常識じゃないのか?」

 

困惑している少女に、カズマは眉をひそめた。

 

「え? これ、私が悪いんですか?」

 

より一層困惑する様子の少女。

 

「何故そんなに困ってるのかは分かりませんが、とりあえず、目的を果たしてしまいましょうよ」

 

そのめぐみんの台詞に、カズマは、

 

「よし、それじゃあ俺とアクアが報酬を受け取ってくるから、めぐみんとダクネスは窓口までついていってやってくれ」

 

「分かりました」「ん、分かった」

 

めぐみんとダクネスは了承すると、少女の方に向き直った。

 

「な、何ですか?」

 

たじろく少女の手を、めぐみんが握り。

 

「さあ、では冒険者登録に行きますよ!」

 

そのまま、冒険者窓口へと歩き始めた――!




感想欄で色々突っ込まれたのでそれに対する答えみたいなもの。まあ活動報告のコピペですが。
沖田さん抑止力関連については反論というか取っ掛かりを潰すために捏造質問を含んでいますが読者様は皆寛大な心を持っているはずなのでそれくらい許してくれるはず。


・展開遅い
・プロローグが終わってもまだプロローグしてる

仕様です。努力はしますが基本的に諦めてください。

・沖田さんって抑止力の英霊じゃなくね?

一応、帝都本編で反転した沖田さん=魔神セイバーが『我は――抑止の守護者』と言ってたし、パスタ先輩もそんな感じのことを言っていたので、反転してない普通の沖田さんも抑止力の英霊に片足くらいは突っ込んでるんじゃないかと解釈しております。

生前の在り方が昇華されて英霊になった沖田さんですが、反転したら抑止力の英霊となるので、それに釣られて表面の沖田さんも抑止力の英霊扱いを暗に受けている、みたいな。
でも暗に受けているだけだったので、抑止力の英霊としての知識を入れられていない。だから現界関連について検討外れのことを考えていたり、そもそも経験が無かったから最初に抑止力の召喚と分からなかったりしたわけです。分かりにくいですね、すみません。

・なんで抑止力として沖田さんが召喚されたの? 抑止力としての英霊なんていっぱいいるじゃん。おかんとかおかんとかおかんとか

一応、こじつけに近い理由はあります。ネタバレ要素ですけど。

……それに、エミヤとかって世界と契約した英霊だから、異世界が危機に陥ったところで管轄外ってことでなんか無視されそうだし……。
魔神セイバーはその辺『抑止の守護者』としか言ってないから異世界でもある程度対応させられるし……。
多分沖田さん世界と契約した英霊じゃないし、片足突っ込んでるって解釈にしたから、その辺かなりアバウトに出来るし……。(ガバガバ設定を自ら公表していくスタイル)

・空の境界によると抑止力ってのは現地の人を使って誰も気付かないうちに問題を解決させるらしいんだけどその辺の擦り合わせどうなの?

一応、こじつけに近い理由はあるんですけど……。
正直それ言われちゃうと、もうクロスオーバーさせる意味がなくなるので……。

・なんで沖田さん受肉してるの?

こじつけに近い理由が(ry

・沖田が色々言ってるけど、英霊って殺し屋か?

殺し屋でしょう。兵器と揶揄されることも多いサーヴァントであって何を今更。stay night本編だって大英雄の槍ニキが逸般人であるところの主人公ぶっ殺してるし。何がどうあろうと、結局は殺し合いに身を投じている以上は殺し屋に他なりません。
……少なくとも英雄色の薄い人斬りの沖田さんはこういう認識で、だからそういう台詞となっております。

・ハーメルン外から失礼するゾ~。 この小説誤字多過ぎィ! 自分、NG登録いいっすか? Fateのこと知らなさすぎるから型月の闇にぶちこんでやるぜ~。

誤字が多ければ多いほど作者のFateにわかっぷりが知れて行くっていう。
……ごめんなさいZeroから入ったにわかでごめんなさい……。

・ノッブとか出てこないの?

タグにぐだおのぐの字もないじゃろ? 後は察するのじゃ。


大体こんなところでしょうか。沖田さん周りの設定は一応練っているつもりではあるのですが、いいかげん二次創作者なので何か粗があったら活動報告とかで遠慮なく指摘してやってください。喜びます。
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