ハイスクールD×D 全てを幕引きする男(仮)   作:ヤンマーニ

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初めましてヤンマーニです

初めての投稿なので下手ですがご容赦ください


一話

私立駒王学園。

 

もともと女子校だった高校だが、数年前から共学となった結果、見渡せばJKという男子高校生には夢のような学園だ。

 

さらに、この学園にはリアスグレモリーに姫島朱乃という二大お姉さまという絶世の美貌持ちが存在する。それ以外にもクール系生徒会長の支取蒼那に一年生のマスコット搭城子猫など様々な美人が在籍していて、まさに桃源郷である。

 

そんな場所に通う高校二年生の俺は神野ミハエル。ドイツと日本のクウォーターなのだが、名前片仮名はどうかと思うぞ親父よ…

 

実は名前のことでいじめられた経験があってだな、正直元女子校に通うのは抵抗があったが親父の勧めで入学することにした。

 

いざ学園生活を送ってみると、授業は楽しいし学食はおいしい、さらに嬉しいことに女子が優しいのだ。名前でいじられることがなくてとても快適に過ごしている。

 

最高の学園だ。文句の付け所がな「おい!ここから女子更衣室覗けるぞ!」

 

「「なんだと!?俺にも見せろ!!」」

 

ありました残念なところ。

 

全女子生徒の敵と言っても過言ではないこの学園の害虫、エロで有名な3人組の存在だ。

 

俺は近くにいた女子にエロ3人組が覗きをしていることを伝えた数秒後…

 

「「「「「兵藤、松田、元浜死ねええええええ!!!!!」」」」」

 

「「「なんでばれたんだ!?」」」

 

鬼ごっこが開始された。

 

毎度毎度思うが、なぜ奴らは捕まらないのだろうか。覗きは立派な犯罪なのに。まぁどうでもいいのだが。

 

 

 

 

 

ある休日、俺は晩御飯の食材を買いに行った帰りに兵藤を見かけた。そして兵藤は隣に女を連れていた。

 

え、あいつがデートとか嘘だろ…

 

そういえばこの間学校で

 

 

 

「松田、元浜、聞いて驚け。ついに俺に彼女ができたー!!」

 

「「イッセー。シコリすぎて夢と現実の区別がつかなくなったのか?」」

 

「いや、ほんとなんだって!今朝校門の前で告白されたんだよ!」

 

「「妄想乙。そんな言うなら証拠を見せてみやがれ!」」

 

「フッフッフ。これが俺の彼女の天野夕麻ちゃんだ!」

 

「「な…!こんな美女がお前に!?貴様万死に値するぞ!!」」

 

「悪いな、先に大人になってくるぜ」

 

「元浜、これはもうアレだな」

 

「あぁそうだな松田。これはアレだ」

 

「「お前にはもう俺たちのコレクションは見せないからな!!」」

 

「なっ!?それはひどすぎるぞ!俺たち友達だろ!?」

 

「「お前なんか敵だ!」」

 

 

 

みたいなことやってたな。じゃああの子が兵藤の彼女か。

 

面白そうだしこっそり着いていこうかな。

 

 

 

「今日は楽しかったねイッセー君!」

 

「ああ!最高だったね夕麻ちゃん!」

 

「ねぇイッセー君、一つお願いがあるんだけど… 聞いてくれる…?」

 

「夕麻ちゃんのお願いだったらなんだって聞くよ!」

 

「じゃあイッセー君。死んでくれない?」

 

「え…? ごめんちょっと聞き間違えちゃったみたい。もう一回言ってもらえるかな?」

 

「死んでくれない?」

 

「ど、どういうことだよ!」

 

「フフッ。童貞なりに楽しませようと頑張ってたイッセー君は見てて滑稽だったわ。イッセー君に恨みはないけど殺さなくちゃならないのよ。恨むならあなたに神器を宿した神を恨むのね。」

 

そう言って夕麻ちゃんは背中から黒い翼を出し、手から光の槍を創り出して俺に投げつけてきた。

 

「ぐああああああああああ!!!?いてぇいてえよォォォオオオ!!!」

 

「アハハハハハ!さようならイッセー君♪」

 

体を焼き尽くすような痛みを感じ、目を開けることすら精一杯の俺が最後に見たのは笑顔の夕麻ちゃんだった。

 

 

 

 

あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!兵藤を尾行してたら、突然兵藤が殺された。何言ってるかわからないって?俺も今の状況がよくわからないんだ。

 

逃げるか?いや、逃げきれないだろう。兵藤の彼女は空を飛べるっぽいし。闘うか?いや、あのわけわからん槍にやられちまうか。クソ、どうしたらいいんだ… ガサガサ

 

(!? やっちまった音立てちまった)

 

「あら?なんで人間がこんなところにいるのかしら。結界を張ってるはずなのだけど」

 

「……晩御飯作るためにスーパーに買い物に行ってその帰りなんだよ。」

 

「そんなこと聞いてないわ。まぁいいわ、見られたからには始末するだけよ。」

 

「ちっ!やっぱそうなるのか!」

 

「理解が早いわね。すぐに逝かせてあげるわよ!」

 

そういって兵藤の彼女は俺に光の槍を投げてきた

 

避けるのはキツイな。なら、

 

「はっ!」ガキィン!

 

俺は気合いを入れて槍を殴りつけた。

 

「ふぅ、なんとかなるもんだな」

 

「な、なんで私の槍を人間風情が…

 

人間が調子に乗るなああああああ!!!」

 

俺が槍を弾いたのが気に食わなかったのか兵藤の彼女はブチ切れて光の槍を連続で投げつけてきた。

 

うん、俺死ぬな。これで死ぬのか。呆気ないなぁ。でも仕方ない、俺は死を受け入れるとする。

 

体にいくつもの穴が開き、赤い水溜りができているのを感じながら俺は意識を手放した。

 

 

 

『私を呼んだのはこの子かしら。フフッ、中々面白いわね。あら、こっちの子は…』

 

 

 

 

陽の光が窓から差し込み、小鳥のさえずりが聞こえる。朝を感じつつ俺は目を覚ました。

 

…………? 目を覚ました?

 

「は!?なんで俺は生きているんだ!?確かに死んだはず…」

 

夢オチはないだろう。あの痛みは忘れない。なら小説でよくある転生か?部屋にある鏡を見るが間違いなく俺だ。部屋も俺の部屋に違いない。一体何が起きてるんだ…

 

 

 

何が起きてるかわからないから色々試してみて今わかることをまとめてみた。

 

・俺はなぜか生きている

 

・身体能力が向上してる

 

・陽の光を浴びて少しけだるい

 

・五感が冴えてる。てか冴えすぎてる

 

こんなところか。外に出てジャンプしてみたら5mほど飛び、これには驚いた。感覚的にわかったが俺もう人間じゃないな。ボルトより速く走れる自信あるぞ。

 

さて、俺は今怒っている。普通の奴だったら死んで蘇ったら強化されてて〜、なんて聞くと喜ぶかもしれないが俺に関してはその限りじゃない。死亡願望があるわけじゃないが、俺は自身の死を認めたんだ。それを歪めたやつは許さん。ま、生き返ったもんは仕方ない。とりあえず学校行くかな

 

 

 

「おはよー神野君」「あぁおはよ」「今日はあっついね〜」「これも温暖化の影響か…」「「「キャーーーーー!!!」」」

 

クラスの女子と話していると突然悲鳴が上がった。

 

「「「「なんでエロ兵藤とリアスお姉様が一緒に登校してるの!!!」」」」

 

「「まるで美女と野獣先輩よ!!」」

 

窓から校門の方を見ると悲鳴の理由はよくわかった。兵藤とグレモリー先輩が一緒に登校していたのだ。野獣先輩は違うでしょ。

 

兵藤は…戸惑った顔とデレデレした顔を交互にしているな。キモいぞ。

 

ん?グレモリー先輩に見られてる気がしたが…まぁいいか。

 

 

 

兵藤が教室に入った瞬間松田と元浜のシャイニングウィザードが兵藤にキマった。

 

「ぐっほおおおお!」

 

「「これが俺たちの、いや、全校生徒の恨みだ!!」」

 

「「「「「おおおおおおお!!!松田、元浜よくやったぞ!」」」」」

 

周りから歓声が上がった。いつもはみんなの敵の2人だが、今日はヒーロー扱いだ。

 

「松田!元浜!何しやがる!!」

 

「「リアス先輩と登校しやがって!!羨ましいぞこの野郎!!!」」

 

そんなやり取りを始めたが、俺にはどうでもいいので授業の予習を始めた。

 

 

 

昼休み、兵藤が自分の彼女のことをまわりが忘れてることに混乱して喚いていた。だが俺は忘れてない。記憶操作か…?まぁいい。今は昼御飯を食べなければ。

 

俺は食堂に行き、ミックス定食を頼んだ。なかなかボリュームがあって味は最高と文句のつけようがない。

 

さて、お昼も食べたことだし図書館で勉強でもしますかな。

 

昼時に図書館に来る人はほとんどいないので快適かつ集中して勉強できる。

 

案の定図書館には司書さんしか居らず、伸び伸びと勉強が出来そうだ。

 

チャイムまで30分か。この時間でできる勉強は、センターリスニングかな。

 

センター試験対策は早めにやっておきたいものだ。高3の冬になってヒィヒィ言うのは愚かだからだ。

 

さてと、じゃあ始めようかな

 

俺は音楽プレーヤーの再生ボタンを押した。そしたら奇妙なことが起きたのだ。確かにネイティブスピーカーが英文を喋っている。だがそれを日本語のように聞き取れるのだ。…え、なにそれチートやん。

ふと俺の体に電流が走った。これも人間じゃなくなったことによるものなのかと。

 

 

「あら?お昼休みに勉強ですか?偉いですね」

 

ふと耳に入ったのはそんな言葉。え、誰ですか?

 

後ろを振り向き声の主を確認すると、そこにいたのはクールビューティー支取生徒会長だった。

 

「生徒会長…。こんにちは。やりたくてやってるだけですので偉くはないですよ」

 

「あら、そうでしたか。ふふっ、いきなり失礼しましたね。改めまして、私は支取蒼那、生徒会長をしています」

 

軽く微笑みながら自己紹介をしてくれた会長。冷たいイメージがあったけどこんな顔するんだと思った。

 

「初めまして、神野ミハエルです。以後お見知り置きを。」

 

無難な感じにできただろう。

 

「よろしく神野君。リスニング得意なのですね。満点じゃないですか。」

 

「いや、今日は調子がよかったんですよ」

 

会長は褒めてきたが、これはチートなので喜べない。

 

「それでもですよ。神野君、そろそろ授業始まりますよ。教室へ急いだ方がいいですよ。」

 

そう言われ時計を見ると、やばっ後3分しかない!

 

「ありがとうございます。お先に失礼します」

 

お辞儀をして俺はこの場を立ち去った

 

 

 

なんとか授業に間に合い放課後を迎えた。

 

(そろそろこの状態にした犯人からアプローチがあってもいいんだが…)

 

そんなことを思っていると

 

「やぁ、神野君だね?話したいことがあるから少し時間貰ってもいいかな?」

 

学園一のイケメン木場からアクションがあった。

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