似非ですけど( ノД`)…
道を進む。
決められた道を。
一歩一歩ゆっくりと。
目の前にはナニもない。
明るいようで、白と黒と灰色の二色しかない世界を歩く。
それ以外は、何もない。
足跡はつかない。
前に進んでいるのかさえ、分からない。
彼(もしくは、彼女)は、道を進む。
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どこまでも広く、そして天晴れとした青い空。
青々とそびえ立つ木々と山々。
白波たてる穏やかな、しかし広大な海。
ここは、ビーチ。
サンダルなしでは歩けそうもない砂浜に、高松 隆二(タカマツ リュウジ)は1人突っ立っていた!(かき氷三つも持って!)
「アッチー。何が悲しくて、こんな夏の暑い日に海に行かんと行けんのかね?」
気だるさと、不平を一心に顔に表して、彼は、手に持っていたかき氷の一つ(イチゴ味)を片手で器用に食べる。(勢いよく)
冷たいものを食べた後特有の頭痛に顔をしかめつつ、彼が歩はまたき出す。
「てか、あいつらは何処に場所をとったんだよ。」
キョロキョロしながら、あっち行ったりこっち行ったりしていると、気づけば、浜辺の端まで来ていた。
「ありゃりゃ。こっちじゃなかったか。また戻らんばとかい。ダルかって。」
色々と、不平を言いつつ、一緒に来た友人二人(場所取りにいった二人)を探しだそうと振り替えると、目の前に女の子がいた。
とても可愛らしい顔をした、幼さが残る女の子だった。
大きすぎず、小さすぎずと言った顔立ちと、くりくりとした目に、少し丸みを帯びた輪郭は、まるで【小説の中に出てくる少女】と言うよりも【童女】といった印象を受けた。
年は、10歳くらいだろうか?あまり、身長が伸びていなくて、やはり、からだのラインも直線的だ。
しかし、その直線的なラインから延びる手足は、スラッとしていて、妙な色気(そして、背徳感)があった。
しかし、リュウジが驚いたのは、女の子の容姿ではない。
驚いたのは、女の子の目線。
年相応に笑ったら、可愛いであろうその口は、子供のものとは思えない、大人のような微笑を浮かべていて、目線はしっかりとリュウジを捕らえている。
不良やガラの悪い人たちのように睨むわけでもなく、怯えて見つめているわけでもなく、ただひたすらに見据えている。
(ッ!いつの間に、てか何で俺を見てんの?!)
思わずたじろぐリュウジは、ひきつった笑みを顔に浮かべて冷や汗を背中に流しつつ女の子に話しかけた。
「や、やぁ。どうしたの?迷ったの?」
女の子は、声をかけられるのを待っていたかのように、少しだけ口角を上げてゆっくりと口を開けた。
「う、うん。ま、ま、迷った。」
女の子は、表情は変えずにリュウジよりも強張った口調になってしまっていた。
人物紹介。
高松 隆二(タカマツ リュウジ)
本作の主人公。
年齢16歳くらい
高校生で友人二人有。
最初の一歩で女の子(ヒロインの予定)に出会う。
身長は170前後の平凡?な顔立ち。
大崎工業高校(架空の高校)にいます。
慎重派と言う名の引きこもりがちなオタク。