10月も中旬に入った泊地の鎮守府。
今日も艦娘たちは訓練や秋刀魚漁船護衛&安全確保任務に身を投じ、国のため国民のためとその額に汗を流す。
そんないつも通りの朝ーー
「ぐぉ〜……ぐぉ〜……」
ーー執務室のソファーでは提督が爆睡していた。
昨日は提督がやるべき執務の量が鬼のように多く、提督はこのように完徹して今しがた床についたばかり。
本当ならば仮眠室に行かなければいけないが、流石の提督も完徹のせいでソファーでそのままダウンしてしまったのだ。
「…………はぁ」
なので今回ばかりは矢矧も目を瞑る模様。
能代は提督のために毛布を掛け、酒匂は執務室のドアに『提督就寝中。静かに入室するように☆』と張り紙をし、少しでも提督が休めるようにしていた。
ーーーーーー
一方その頃、阿賀野はというとーー
「うぁ〜ん、提督さんからのキスが無くて力が出ないよ〜……」
ーー夫からの愛が枯渇し、嘆きながら海の上を駆けている。
阿賀野はこれから艦隊の旗艦として演習海域にて、他鎮守府の艦隊と演習を行う予定。
しかし今日は提督が仕事に追われていつものイチャイチャタイムが無く、阿賀野のテンションはダダ下がりなのだ。
「とかなんとか言っちゃってぇ。演習行く前に寝てる提督さんにキスしてきたでしょ?」
「そうだクマ。阿賀野ばっかりズルいクマ。球磨たちにもキスくらいさせろクマ」
それでも同艦隊に編成された由良と球磨の二人は阿賀野へ贅沢言ってんな、とばかりに文句をつける。
「はいはい、演習前に揉めないの。相手は空母と戦艦艦隊なのよ」
「五十鈴さんの言う通りです。揉めたことが原因で敗北をするなんてことになれば、私たちのために徹夜で執務を頑張ってくれた提督に会わせる顔がありません」
「それに〜、私たちだけで相手艦隊に勝ったら〜、提督は絶対喜んでくれると思うな〜」
五十鈴の仲裁と神通の注意、そして長良が餌をチラつかせれば、あら不思議。たちまち由良と球磨のモチベーションは最高潮に達し、やる気に燃える。
今回の編成はこの通り軽巡洋艦のみの編成。
これは相手提督から泊地最強と謳われる興野提督自慢の軽巡洋艦たちに、自分のところの最高の艦娘たちとをぶつけてどこまで通用するのかを知りたいとお願いをされたから。
なので提督はいつものように阿賀野を旗艦に据え、随伴艦には五十鈴・由良・球磨・長良・神通という編成にした。
実を言うとこのメンバーは泊地内外でそれなりに名を馳せている艦娘たち。
五十鈴に至っては"小さな守護神"とまで呼ばれ、それだけ対空戦闘に長けており、ケッコンカッコカリをしてからは一度も相手は勿論、敵の航空隊にすら仕事をさせたことがない。
由良は鎮守府では提督LOVEガチ勢に入るやべぇ奴という印象が先行しているが、一度海に出れば必ず開幕魚雷で狙った相手を沈黙させる凄腕のスナイパー。
しかも夜戦での魚雷命中率も100%を誇るため、過去に一度演習をしたことのあるアメリカ艦隊の艦娘たちからは"ホークアイ"なんて呼ばれている。
球磨の場合は未だ戦闘中に荒々しさがあるものの、その眼光に睨まれただけで戦艦ですら臆させる気迫があり、その雄々しさから"
長良は戦闘状態に入ると、いつの間にか相手との距離を詰めてゼロ距離から主砲や魚雷を打ち込むため、それが大きな爪痕を残す虎のようと揶揄されて"水虎"と呼ばれる。
一方で神通のことは"水龍"と評されることがあり、その所以は相手に悟られず魚雷を放ち、それに相手が気が付いた頃には被雷しているという神業を見せるためで、その魚雷が龍のように迫りくる様から来ているんだそうな。
そして阿賀野は"
回避率、主砲命中率、魚雷命中率……全てにおいて群を抜き、あの鬼山元帥から『あの軽巡はバケモノだ』とまで言わしめた程。
よって今回の演習は慢心さえしなければ……いつものようにやれば阿賀野たちの圧勝だろう。
仮に負けたとしてもそれはそれで受け入れて自分たちの次への糧にするため、だからこそ強さに磨きがかかるのだ。
「勝って帰って、提督さんにいっぱいご褒美もらお!♡」
「由良もご褒美にキスしてもらう!♡」
「球磨は一晩過ごしてもらうクマー!♡」
「頑張r……させないからね!?」
こうして阿賀野もいつもの調子を取り戻し、由良や球磨とワイワイガヤガヤする。
そんな三人を後方で見つめる五十鈴たちは『相変わらずだなぁ』と苦笑いしつつ、しっかりと気を引き締めて演習に臨むのであった。
ーーーーーー
阿賀野たちが演習海域に入り、これから演習が始まろうとしている頃。
「ーー了解……えぇ、まだ提督は寝てるわ。うん、伝えとく。それじゃ頑張ってね。終わったら連絡頂戴」
阿賀野から演習前の最終連絡を受けた矢矧は姉との通信を切ると、提督の方へ視線を向ける。
提督は相変わらず豪快ないびきを掻いており、矢矧はそんな無防備な提督へ優しい笑みを向けていた。
すると執務室のドアがカチャリと小さな音を立てる。
矢矧がドアの方へ視線をやると、
「おはよう、矢矧ちゃん」
「おーっす」
「おはよ〜」
高雄・天龍・龍田の三人がにこやかに小声で入室してきた。
矢矧はすかさず三人の元へ近寄ると「何かあったの?」と小声で訊ねる。
「私はほら、阿賀野ちゃんに言われて護衛に」
「オレと龍田は遠征の報告書を持ってきた」
「長期遠征のあとだったから、ちょっと遅くなっちゃった」
それぞれが訪れた理由を述べると矢矧は『なるほど』と小さく頷いた。
するとそこで提督の目が覚め、むくりと上半身を起こして何やら辺りを見回す。
「おはよう、提督」
「おう、起きたかよ、てーとく♪」
矢矧と天龍が提督へ軽く挨拶すると、提督はまだ眠そうにしながら「……おう」と手を振って返した。
「もう少し寝ててもいいんじゃない?」
「龍田ちゃんの言う通りです。私もこれから矢矧ちゃんたちの補佐に入りますから、提督はもう少しお休みになってください」
龍田と高雄は提督へもう少し休むよう優しい言葉をかける。
それに対し提督は「……あんがと」と返しながら、もぞりとソファーから立ち上がった。
「提督?」
「? あぁいや、便所に行くだけだ」
小首を傾げる矢矧に提督はそう返し、執務室のドアノブへ手を伸ばす。
しかしーー
ドサッ……
「え?」
ーー提督は不自然にゆっくりとだが、前のめりに倒れてしまった。
矢矧はそのほんの数秒の出来事がスローモーションのように感じる中、天龍は「何やってんだよ……」と提督を起こそうと彼の両脇に手を伸ばす。
「っ!?」
すると天龍の顔付きが変わった。
「龍田、矢矧、提督の下半身を持て! ソファーへ運ぶぞ! 高雄、明石に連絡して来てもらってくれ!」
咄嗟の天龍の指示に他の三人は即座に行動を開始。
どうして天龍がこんな指示を出したのか。
その理由は提督の体温が極端に冷たかったから。
ーーーーーー
「………………」
「おい明石、どうなんだよ?」
「よ、容体はどうなの?」
ソファーに仰向けで横になる提督とそんな彼を診断する明石。
心配でソワソワオロオロしている矢矧には高雄が小さく「落ち着いて」と声をかけ、診断結果を急かす天龍の方は龍田が優しく手で制して落ち着かせる。
数分後、診断を終えた明石が素早く提督の元を離れると、執務室の電話へ駆け寄った。
「……こちら、〜〜鎮守府所属の工作艦明石です。興野提督が意識不明の重体で、原因は不明。こちらでは手の施しようがありませんので、大至急ドクターヘリの手配をーー」
その言葉に矢矧と天龍は勿論だが、高雄と龍田も息を呑んだ。
明石が連絡したのは泊地内一ヶ所だけある国防軍専用の病院(災害等の緊急時には一般人にも開放する)。
鎮守府の側にも病院はあることにはあるが、軍人が一般の病院へ搬送される件数はごく僅か。
それは国防軍に所属する誰もが"もしも自分が何らかの病気などで倒れた際、軍病院へ搬送するように"と己の軍隊手帳の意思表示欄へサインしているから。
勿論上が強制的にサインさせているのではなく、個人の意思でサインするか否かを決めている。
何故、提督が一般の病院への搬送を避けているのか……それは自分とタッチの差等で受け入れを拒まれてしまう一般人が出るのを避けるためだ。
自分は国民のためにこの命を盾にすると誓った身。
なのでどんなに自分が1分、1秒を争う状況下に陥っても国民を最優先する。
こうした理由で明石は提督の意向を尊重し、一番近くの病院に連絡するのを堪えて泊地内の国防軍軍病院へ連絡をしたのだ。
しかしーー
「ーー駄目です! そんなに時間が掛かったら提督が死んでしまいます! もっと早くに到着出来ないんですか!?」
ーー明石は悲痛に近い叫び声で受話器の向こうへ訴える。
そこでこの場にいる誰もが同じことを考えた……
提督が死ぬ
……と。
すると矢矧は両脚の力を無くし、その場にへたり込んでしまった。
人がいつか死ぬことは理解してる
突然そうなることも
だって自分たちは
命がいつ絶たれてもおかしくない
軍人なのだから
しかしいざそうなってみると
頭が真っ白になった
まだまだ一緒に居れると思ってた
明日も明後日も明々後日も
来週も来月も来年も
戦争が終わった
そのあとも
なのにその当たり前が消える
知らない 知りたくない
分からない 分かりたくない
嘘……全部何かの嘘
嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘ウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそウソうそ
「……了解しました。ではその通りに」
明石はそう言って電話を終えると、無線で妖精たちに指示を出した。
ほんの数秒で妖精たちは執務室へ担架を持ってやってくる。
迅速に提督を妖精たちが担架へ運び、せっせと1階に用意してあるストレッチャーまで搬送。
「ーーちゃんっ」
「…………」
「矢矧ちゃんっ!!!!」
高雄に大声で呼ばれた矢矧はやっと我に返る。
「提督は大変危険な状態です。提督の意思に反することになりますが、やむを得ず鎮守府から一番近い総合病院へ搬送してもらうことになりました。矢矧さんは提督に付き添ってください」
明石から説明を受けた矢矧はいつの間にかあふれていた涙を拭きつつ、一目散に妖精たちのあとを追った。
そんな矢矧を見ながら、
「貴女も付いて行って。タイミングが悪いことに能代ちゃんも酒匂ちゃんもそれぞれ訓練海域に出ちゃってる。矢矧ちゃんだけでは過酷過ぎるわ」
高雄が天龍へそう指示を出す。
「お前の方が適任なんじゃねぇか?」
「……阿賀野ちゃんたちに冷静に説明出来る人が必要でしょう?」
高雄は笑顔を見せて天龍の肩を掴んだ。
すると天龍は素直に「分かった。こっちは任せろ」とだけ告げて、矢矧のあとを追った。
本当なら自分もあの人の元へ行きたい
でも今は自分の感情を抑えるべき時
だから貴女に自分の想いを託す
天龍は高雄の笑顔の裏にある強い意思を汲んだのだ。
「…………龍田ちゃん。悪いけど、混乱を収めるの手伝ってくれない? きっとみんな動揺してるはずだから」
「えぇ、勿論よ」
こうして高雄と龍田は残り、救急車で搬送されていく提督たちを見送ってから、他の艦娘たちへの迅速な対応に移るのだった。
ーーーーーー
「…………さん!」
「…………のさん!」
「興野さん! 聞こえますか!? 興野さん!」
同乗する救急救命士の一人が必死に提督へ声をかける。
ペンライトを目へ向けて当ててみても、提督の反応は皆無で自発的ではなく救急車の走行する振動で揺れているのみ。
「提督、お願い! しっかりして!」
すぐ横で矢矧が懸命に震える声で叫ぶが、やはり提督にこれといった反応はみられない。
「脈拍が弱いな」
「反応なし。乳酸リンゲル液全開」
「血圧は80の50」
三人の救命士たちは提督へ声をかけながらも、適切に今出来ることを迅速に施していく。
「興野さん、聞こえますか!?」
「しっかりしてください、興野さん!!」
提督は微かにまぶたを開けるが、すぐにまた閉じる。
そんな提督へ矢矧は救命士らと共に何度も何度も呼びかけるが、天龍に至ってはただただ提督の無事を祈りながら提督を見つめていた。
ーーーーーー
提督が病院に搬送されて暫く経った頃。
「こちら旗艦阿賀野。無事に演習を終え、これより帰投します。勿論勝ったよ〜☆」
キラリーンと相変わらずお茶目に報告する阿賀野。
しかし、
『お疲れ様、阿賀野ちゃん。安全な航路だろうけど、気をつけて帰って来てね』
通信機器から聞こえてきた声は最愛の夫の声でも妹の声でもなかった。
「あれ、高雄さん? 提督さんはまだお休み中? みんなは?」
阿賀野のその質問に高雄は一瞬だけ迷ったが、
『……えぇ、まだね。矢矧ちゃんも今はちょっと席を外してるの。だから私が代わりに』
艦隊みんなの無事を最優先して敢えて提督のことは避ける。
「そっかぁ、でも仕方ないよね。提督さんは阿賀野たちのために頑張ってくれて、みんなはそんな提督さんのお仕事をカバーしてるんだもんね」
『……えぇ、そうね。これからも頑張ってもらいましょう』
「そんな提督さんをみんなで支えようね! それじゃあ、鎮守府の正面海域に入ったらまた報告するね〜☆」
『えぇ、気をつけて』
こうして阿賀野は報告を終えると、また五十鈴たちと共に意気揚々と鎮守府への帰路を駆けるのだった。
ーーーーーー
その頃、阿賀野との通信を終えた執務室ではーー
「…………っ」
ーー高雄が通信機を強く握り締め、己の唇から微かに血を流すほど食いしばり何かを懸命に堪えていた。
本当ならいの一番に阿賀野へ提督のことを知らせてあげたい。
しかしそうしたら急ぐあまり警戒を怠って深海棲艦に大きな隙を与えることに繋がり、阿賀野たちを危険に晒してしまう……安全な航路とはいえど、今の世の海に安心安全な場所はないのだ。
なので高雄は歯を食いしばり、本当のことを口にしなかった。
鎮守府に残っていた他の艦娘たちへの対応は龍田の協力もあって大きな混乱も起きず、なんとか出来た。
それでもあの場に居合わせてしまったLOVE勢や忠犬勢……当然ガチ勢と多くの艦娘たちの顔には不安の色が強く表れ、中にはその場で両膝を突いて泣き崩れる者の姿もあった。
それだけ提督という存在は高雄を始めとして、艦娘たちにとって大きな大きな存在なのだ。
「高雄さん」
すると龍田が高雄へ声をかける。
高雄が振り向くと、龍田はただ静かに「血、拭いた方がいいですよ?」とだけ言って、ポケットティッシュを手渡した。
「ごめんなさい……ありがとう」
「辛いなら阿賀野ちゃんたちには私が対応しましょうか?」
「いいえ、私が対応するわ……私まで弱気になってしまってはいけないもの」
「でも……」
「もう大丈夫。先ずは提督の最愛の人と大切な仲間たちが無事に鎮守府へ帰ってくることが第一よ」
先程とは違って力強い眼差しを返して言う高雄に、龍田はホッとしつつ笑顔で頷きを返す。
すると龍田のスマホが鳴り響いた。
宛名はーー
『天龍ちゃん』
ーーからだった。
「……はぁい、龍田だよ〜」
龍田はスピーカーをオンにして高雄にも聞こえるようにしながら電話に出る。
『あぁ、龍田か。オレだけど、提督が倒れた原因ってのは体内出血だそうだ』
天龍からの報せに高雄は「体内出血って何処から?」と訊ねると、天龍はほんの少し沈黙したあとでーー
『…………オレがバカやって、提督を大怪我させちまった時の傷跡ってことしか分かってねぇ……』
ーー原因は天龍自身が過去に犯した愚行によるものだと、端的に伝えた。
「……そう、古傷からなのね……」
「天龍ちゃん、気にしないでなんて私から言っても無駄でしょうけど、提督は天龍ちゃんのせいとは思ってないわ。だからやけになっちゃダメだよ?」
こればかりは天龍もショックを隠しきれないし、高雄や龍田も完全にはフォロー出来ない。
しかし龍田へ天龍は、
『んなの分かってる。それに今ここでオレが自分を責めたって提督が目を覚ます訳じゃねぇし、目が覚めたら死ぬほど謝らせてもらうからな』
だから変な心配すんなと、最後は明るい声色で返す。
すると龍田も高雄も思わず安堵のため息を吐いた。
「それで、提督はこれからどうなるの?」
『今の容体はなんとか薬で安定してるが、エコー検査でも出血場所が何処からなのかハッキリしなかったみてぇだ。あの時は足だけじゃなくて体の至るところにダメージがあったからな』
「じゃあ、実際に切ってみないと分からないってことね」
「矢矧ちゃんの方は?」
『あぁ、ずっと死にそうな顔してるよ。今はあいつが親族ってことで手術の説明を医者から聞いてる』
『それより、阿賀野には言ったのか?』
「……まだよ。無事に鎮守府へ帰ってきたら伝えるわ」
『そっか……まあそれが妥当だよな』
「えぇ、ありがとう。それじゃあ、また進展があったら連絡して」
『了解。ガチ勢とかが病院に押し寄せるみたいなことになんねぇようにしてくれよな。他の人らの迷惑になっちまうからよ』
「それこそ大丈夫よ〜。もし病院に向かうなんてことをしたら問答無用で異動させるって伝えてあるから〜」
龍田がにこやかにそう伝えると、天龍は苦笑いして電話を切った。
「…………はぁ」
「流石の私も今回ばかりは心配だわぁ」
「えぇ、本当に……」
「信じて待ちましょう。それともう少しでお昼になるし、訓練に行ってた子たちに提督のこと教えなきゃ」
「そうね。くよくよしていられないわね」
こうして高雄と龍田はこれからのために行動を開始したーー。
提督は無事に生還出来るのか?
艦娘たちはどうなるのか?
次回をお楽しみに!
読んで頂き本当にありがとうございました!