読んでくださっている人がいるならば、感謝の限りです。
※橙は人形ではありません。猫状態です。
※橙がほのぼのと散歩するだけです。
※どこか言ってほしいところがあれば感想欄にどうぞ。
今日も私は散歩する。
川こえ、山こえ、平原こえ。
今日も私は散歩する。
今日はどこに行こうかな.....
今日は近場の人里へ。
人が行き交い賑わっている。面白いものはないかな。
団子屋に来てみた。気前のいい人が私に団子をくれることがある、今日も期待しやって来た。
団子屋の前の長椅子に妖怪が座っている。あの妖怪は確かろくろ首だったかな。美味しそうにみたらし団子を食べている。
私が足元に近寄ると、頭を撫でてきた。こういう事をする者は猫が嫌いではないという事だ。
思い切って膝に乗ってみる。それでも嫌な顔をするどころか、ニヤついている。
ろくろ首の真横に置いてある団子に手を伸ばすと、団子を皿ごと持ち上げられた。
潤んだ目でろくろ首を見つめる。するとろくろ首は(そんな目で私を見るな)みたいな顔をする。それでも私は団子が食べたいのだ。
私は跳んで団子を取ろうとするが、ろくろ首の頭の上まで持っていかれる。私はろくろ首の真っ平らな胸に手を付き更に団子を追いかける。
するとろくろ首は後ろに仰け反り、団子を落とす。それを狙っていた私は団子を追いかけ、地面に落ちる寸前にキャッチする。
ろくろ首の方を見ると、後ろに仰け反り過ぎて転んでいた。ろくろ首には悪いがこの団子は貰っていこう。
ちなみに転んだろくろ首は道の方に尻を向ける格好で転んでおり、丸見えになったパンツを数人の村人が眺めていた。
道の端を歩きながら、団子を食べる。行儀は悪いが地面にはつかない、つまり土が付かずに美味しく食べれる。
食べている途中にヒゲに蜜が付いてしまった。後で洗わないと...
ここら辺で顔が洗える所で思いついたのは.....稗田家のお屋敷にある池だった。
ただ一つ。稗田家では注意をしなければならない所がある。稗田家に入る事は猫にとっては容易い、問題は入った後だ。
私はその問題に注意するため周りを見渡しながら、池の水で顔を洗う。
何事も無く顔を洗い終え、私は稗田家を出ようとする。
その時、
「あ!!この前の猫さん!!また来てくれたんですね!!」
笑顔で駆け寄ってきたのは、この家の当主である稗田阿求。
私はあっさりと捕まり撫で回される。
そう。問題とはコイツである。捕まると3時間ほど膝に乗せられ撫で続けられる。
その撫で方は、時間をを忘れてしまいそうなほど気持ちいい。ので、体がその撫でを求めてしまうのであっさりと捕まってしまうのである。
縁側で柔らかい膝に乗せられ、暖かい日差しに照らされながら撫でられる。その内私は眠くなってきた。
膝の上で丸まり静かに眠る。眠っている間も撫でられるのだろう...
たまにはこうやって撫でられるのも悪くは無い.....
そして私は家に帰った。
今日の散歩はそれで終わった。
いい散歩だった。
どうでしょうか?サッと呼んでもらえるために短くしましたが、どうでしたでしょうか?感想やアドバイスを頂けると幸いです。