スタンドと非日常は繋がり合う   作:蟲之字

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第二話「エンカウント」

 形峰は不良を吹っ飛ばしすぐに学校に向かった。結果としては結局20分経ってしまった。

 

 「クッソォ!あいつらいなかったらもう少し早かったのによぉ!!」

 

 校門の周りのフェンスを無理やりよじ上り校庭に侵入する。

 

 「こらぁそこの遅刻しているのに無言で校内に入ろうとしている生徒待ちやがれぇ!!」

 

 「ゲェッ・・・ヤッバ・・・」

 

 形峰を待ち構えていたのは形峰よりも巨漢、三栗音高校の生徒指導の金下剛三郎(かねしたごうざぶろう)である。教師としては全教科担当でき、運動神経は言うまでもない。生徒の面倒見もとてもよく生徒から信頼されている。だが、その見た目と生活指導の厳しさから別名『金剛』と呼ばれ、出来の悪い生徒からは畏怖されている。

 

「そこの何年何組がわからん生徒待てぇい!!トッ捕まえた後一日中説教して更に3日分のきびし~課題をくれてやる!そこになおれぇ!!」

 

 「ウゲー!金剛いるじゃないですかイヤー!!」

 

 逃走すること5分。形峰はなんとか金剛をまいて教室に着いた。が、すでに二限は終わっていて休み時間になっていた。

 

 「ががーん…二限間に合わなかったか…ぜってー先公になんか言われるぜトホホ…」

 

 肩を落とし自分の席に座る。

 

 「重役出勤ご労様、形峰殿」

 

 形峰の前の席の住人はにやけながら挨拶してきた。

 

 「あぁ…おはよう舞雄」

 

 その人物は橋野舞雄(はしのまお)。身長153cm体重38kg

少しぶかぶかな制服を着ていてふわふわのクリーム色のショートヘアーに深海のように澄んだ青い瞳。小動物のような見た目で女子小学生と言われてもおかしくないが男子高校生である。性格はおしとやかで落ち着いているがわりと子供のような活発さや無邪気さもあり影ながらファンは多い。形峰とは幼馴染というか腐れ縁ということで常に一緒にいる。実家はパン屋である。

 

 「珍しいね遅刻なんて。また喧嘩でもしてたの?」

 

 「あー…ま、そんなとこかな」

 

 (昨日の夢と今朝のあの悪霊については言わない方がいっかな)

 

 「そっか。一応前の授業のプリント貰っておいたよ。後先生には病院行ってからくるから遅れるって言っといたよ」

 

 「ありがてぇ!さすが舞雄だぜ!」

  

 その後、他愛のない会話をしていたらすぐに三限が始まった。

 

 

 (それにしても、今朝の悪霊、『ザ・ハンド』ていったか?てかなんでその名前を知ってるんだ?んで、そいつは何でも『引き寄せる能力』を持っている…てことでいいんだよな?)

 

 授業には聞く耳持たず自身の悪霊について考えていた。今朝の不良をボコした時、ガオンという効果音と共に引き寄せた時を思い返す。イメージとしては対象のものを自分の目の前、あるいは手元に寄せる。だが、その時はザ・ハンドの姿は見ていなかったから実際どのように引き寄せてるかはわからなかった。

 

 (ん~…ま、帰ったら色々試してみっ「グハァ!」

 

 形峰は自分がさされたことにに気が付かず、教師の鋭いチョークを喰らう。

 

 「広村!次聞いてなかったらゼロ距離で投げっからな!」

 

 「へーい…」

 

 

 そして、その後の授業は何事もなく進み放課後になった。

 

 「よっしゃ!授業終わり!舞雄~帰ろうぜ~」

 

 「まったく、形峰は相変わらずだね。校門に金剛いるかもしれないよ?」

 

 「だからばれる前にさっさと帰るんだよ」

 

 「そういうところだけは頭いいよね~」

 

 そして、校門には生徒は数人いるが金剛の姿はなかった。

 

 「よし、さっさと行くか!」

 

 「あ、ちょっと待ってよ」

 

 二人はすぐに校門は速足で駆け抜け学校を出た。

 

 

 「ところでよ、帰りマクドでなんか食べてかね?やっぱ購買の飯じゃたんね~よ」

 

 「うん、いいよ。あ、ボクは新発売のピーチ味のシェイクでも飲もうかな~」

 

 会話をしてマクドまであと少し。だが、いきなり舞雄が路地裏に引き込まれていった。

 

 「あれ、舞雄?」

 

 不思議に思い形峰も路地裏に入る。

 

 

 そして路地裏では・・・

 

 

 「へへ、まさかあいつにこんなきゃわい~お友達がいたなんて運がいいですねアニキ」

 

 舞雄を締め上げてる金髪の青年と朝の不良(緑刈り上げ)がいた。

  

 「…そうだな。これで『ヤツ』も俺と闘わざるをえないな」

 

 (闘う?こいつなにを…しかも相手は形峰?!)

 

 舞雄は体を揺らしなんとか逃げようとするが青年の腕から離れられなかった。

 

「すまないがおとなしくしてくれないか。君に危害を加えるつもりはない、だがヤツがくるまで少し耐えてくれ。なるべく苦しまないようにしてやるから」

 

 小声だったが拘束している青年は舞雄にそう言った。

 

 (確かにあんまり力は入れてない…けどボクの力だと抜け出せないんだよな…てかそもそもの理由がわからない)

 

 「あいつを始末しているあいだに俺はこの子を楽しませてもらいましょうかね~ヒッヒッヒ」

 

 緑刈り上げはゴマをすりながら下品に唇をなめる。

 

 「チッ…うせろ、下衆め」

 

 「ハイ?今。なんと?」

 

 「俺は貴様らをやったヤツと闘うために利用されてやってるんだ。それ以外のことをするのであればうせろ、と言っているんだ」

 

 「(うわ、なんだこいつ…ナイト様きどりかよ。こっちが下手にでてるからいい気にでもなってんのか)え~、い

いじゃないですかべ・つ・にッ…!」

 

 緑刈り上げは謎の金髪青年にニコニコして近づきあと一歩というところで殴りかかる。

 

 だが、その拳は空を舞った。空振りとか避けられたとかではなく、拳『だけ』が空を舞っているのだ。緑刈り上げは拳が当たらず勢いよく体勢を崩し転ぶ。そして、その拳が自身の頭に直撃し、不思議そうに拾おうとするがそこで初めて自分の右手が切断せれたことに気が付く。

 

 「え…え?!嘘俺の俺の右手がぁぁー!!」

 

 そしてすぐさま右手を拾い、右腕を上げながら病院へ走っていた。

 

 「な…なんだ今のは?!緑の変人が殴りかかろうとしたら拳が当たる前に手が切り落とされていた!刃物なんか一切見えなかった…!いや、ボクをこうやって両手で拘束しているからまず刃物を持つことすらできないのに…!!」

 

 流石に目の前の不可解な現状を目の当たりにして舞雄は叫んでしまった。青年は焦る様子はなかった。いや、むしろ笑っていた。なぜなら、舞雄の声で形峰が登場したからだ。

 

 「オイ…俺のダチ、離せよ…!」

 

 目の前の血も、さっきの別の男の叫びもどうでもいい。こいつが舞雄をさらった。形峰はその怒りだけが満ちている。

 

 「待っていたぞ!俺と同じ力を持つ『同士』よ!さぁ!思う存分、闘おうじゃないか!!」

 

 逆に金髪の青年は満面の笑みで闘争本能むき出しであり、一種の狂気さえ感じる。

 

 今、二つの力が激突する

 

 

 To be continued➡




あ…ありのまま…!昨日起こったことを話すぜ…!昨日、俺は朝9時半まで爆睡してていきなり電話が来たんだ…!見知らぬ番号であったが俺は就活中だったからその電話を出たんだ…そしたら!その電話は企業からの連絡で内定おめでとうって連絡だったんだ…!前受けた面接は企業側は二次面接としか言ってなかったのよぉ!

ということで、このたびは無事内々定をいただけました!!

まぁ就活自体は最終選考まで進んでるところがあるんでもう少し続きますが、とりあえず終わったぁ!!やったぁ!!

てなわけでどうも就活に終止符を打ちこんだ蟲之字です

本編に関係ないですがこれだけはどうしても言いたかったですw

それでは本編について

まずは金剛こと金下先生
どっかの艦隊美女みたいにヘーイ!とか言わないですよw
身長188cm体重104kgのゴリラです
趣味は己を磨くこと、更なる高みへ目指すことという超人ですw

次に舞雄君ですが、男の娘というかショタというか…まぁ可愛い!!という感じで小悪魔系だったりw

まぁこんな感じで次回もまったり投稿していこうと思います
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