もし8人目が違う人間だったら   作:フェーベ

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はい、作者です。
今回でRuins編終了いたしました。
結構頑張った、と思う。
戦闘シーンが難しい!
前回のあらすじ
主人公女性説。
それでは本編をどうぞ。


家族との別れ

廊下から足音が聞こえて、部屋に入って来る。

 

トリエル「どうしたの?!何かあったの?!」

 

コハク「あ、いや、想像以上にいい部屋で、驚いて、」

 

トリエル「あぁ、そうだったの。そこまで驚いてくれるなんて嬉しいわ。何かあったんじゃないか心配したわ?」

 

コハク「うん、ごめん。」

 

トリエル「何かあったら、いつでも相談して。それじゃあパイの様子を見て来るわね。」

 

コハク「うん、わかったよ。」

 

ガチャ.....タッタッタッ........

 

もう一度確認..........うん、やっぱり、女性だ。....もしかしてこの顔で男言葉......えっと、すっごい似合わない....恥ずかしい。

だから泣きやすくなっていたのか。なるほど。....やばい....眠くなって来た。布団で寝よう。

 

俺は、布団に入って、そのまま眠った。

ーーーーーーーーーーーーーーー

トリエル視点

 

あらあら、すぐ寝ちゃった。よほど疲れていたのね。それにしても、鏡の前で驚く.....顔に驚いた.....?いや、でも、自分の顔はわかってるはずよね.....考えてもわからないわ。でも、さすがに男言葉はダメね。そこは直させなきゃ。.....そろそろパイがちょうどいい温度になったかしら。

 

タッタッタ

 

トリエル「...うん、いい感じの温度になったわね。それじゃあパイを持って行きましょうか。」

 

パイを一切れ切ってお皿に盛って、運びましょう。

 

ガチャ....

 

トリエル「それじゃあ、パイをここに置いて........」

 

トリエル「大切な我が子よ、できることなら、このRuinsから、出ないで幸せに過ごしてもらいたいの、でも、それじゃ、あなたは幸せじゃないと思うの。だから、あなたがここから出て行くまではどうか幸せに.....おやすみなさい、我が子よ....」

 

ガチャ.....

ーーーーーーーーーーーーーー

コハク視点

 

おはよう。コハクだよ。

あれからすこし考えて見たんだ。

女性がこんな喋りしてるのはすこしおかしいよね。だから、せめて、喋るのは口調を変えないと。

.....あっ、バタースコッチシナモンパイがある。......食べるのは今は勿体無い.....よし、ポケットに入れておこう。

.....うん、よしOK

それじゃあ、トリエルお母さんと話をしよう。

ガチャ.....

 

トリエルお母さんはリビングにいた。

 

コハク「おはよう。」

 

トリエル「あら、起きたのね?お客さんを迎えられて本当に嬉しいわ。オススメの古い本がたくさんあるの。お勉強のカリキュラムも考えてあるのよ。びっくりするかもしれないけど....私、先生になるのが夢だったの。.....あんまり大した驚きじゃないかしら。とにかく、一緒に暮らしてくれて嬉しいの。あ、何か欲しいものはある?」

 

すっごい気まずい、Ruinsから出る方法なんてすっごい聞けない.....

 

コハク「えっと、お母さんの話を聞きたいな。」

 

トリエル「わかったわ。私の読んでいる本、気にならない?この本は『72のカタツムリ活用法』っていうの。どうかしら?」

 

コハク「いいと思う。」

 

トリエル「そう?ありがとう!じゃあ、カタツムリの面白い話をしましょうか。カタツムリはね...成長すると消化の仕方が変わるの!面白いでしょ?」

 

コハク「うん。......」

 

トリエル「どうしたの?」

 

うん、絶対に話さないといけないことだ、はっきり言おう。

 

コハク「Ruinsから出る方法を.....」

 

トリエル「.....すこし用事を思い出したわ、ここにいてね。」

 

確実にあの扉に行ったな、うん、止めに行かないと。

地下に足を進めると、すこし進んだ先にトリエル母さんがいた。

 

トリエル「お家に帰る方法を知りたがっていたわよね?我が子よ。この先に遺跡の出口があるの。外に繋がる一方通行の道。私はそれを取り壊そうと思うの。また誰かがここを去ってしまわないように。だから、上に戻ってちょうだい。」

 

トリエルは先に進んで行った。

俺はトリエル母さんについて行く。トリエル母さんを止めるために。

 

トリエル「ここを去った人間は皆、同じ結末が待っているの。死ぬのよ。......何も知らないのね、もし、ここを出たら、あいつが、アスゴアがあなたを殺すわ。私はあなたを守ってるだけなの、わかってちょうだい。」

 

すこし、行くのをためらった。だけど、進む。

トリエル「私を止めないで。.....これが最後の警告よ。」

 

トリエル母さんが先に進む。

それに着いていく。

そして、外の世界に行くための扉に着いた。

 

トリエル「あなたも他の人間と変わらないのね。......わかったわ。あなたが証明して見なさい。私に。これから先、生き残れるだけの強さを!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

三人称視点

 

コハク「わわっ!ちょっと待ってお母さん!戦いたくないよ!なんで戦わないといけないの!」

 

トリエル「........」

 

トリエルは話を聞かないようにしているようだ。

 

コハク「もう、話を聞いてよ!やめて!」

 

コハクに炎が命中していく。

 

コハク「うっ、あうっ......はぁ、はぁ、はぁ。」

 

コハクは弱ってきている。

だけど目だけはトリエルの事をみる。

 

しばらく見ていると、すこし目をそらし始めた。

トリエル「なんで戦わないの!戦うか逃げるかしなさい!」

 

コハク「はぁ、はぁ、はぁ、傷つけたく.....ない....よ.....お母さん.....」

 

トリエル「やめて!そんな目で私を見ないで!」

 

コハク「だから、もう.....やめて.....?」

 

トリエル「あっち行って!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

コハク視点

 

トリエル母さんが拒絶をする。諦めない。

これで殺さないで済むなら。

 

トリエル「.....あなたがお家に帰りたいのはわかるわ。でも、お願い、上に戻って。」

 

今すぐ上に戻りたい。でも、家に帰らなきゃいけない。

 

トリエル「ちゃんとお世話するって約束するわ。あまり豊かなところではないけれど、それでも、ここでならいい暮らしができるのよ。」

 

悲しくなる、それでも帰らなきゃいけない。

 

トリエル「どうして、そう、話を難しくするの?お願いだから上に戻って。」

 

コハク「.....それでも......それでも、帰らないといけないの。待ってる人がいる。」

 

トリエル「はは......情けないわ。子供の一人も守れないなんて........いえ、もうわかったわ。あなたはここにいても不幸なだけかもしれない。Ruinsはあなたにとっては小さすぎるもの。こんな場所で育つのは間違っているかもしれない。私の期待.....私の孤独....私の不安.....あなたのために全て忘れるわ。我が子よ。」

ダメ.....悲しくなってきた.....でも、こうしないと、お母さんが死んじゃう....泣きそう。

 

トリエル「もし、あなたが本当にRuinsを出たいのなら、私は止めないわ。でも、あなたがここを去る時は、どうか戻ってこないで欲しいの。わかってくれるかしら。」

 

首を縦に振る...泣きそう.....今話したら泣く。

 

いきなり暖かいのに包まれた。トリエル母さんだ、抱きしめてくれたんだ。

 

コハク「........グスッ.......」

 

トリエル「それじゃあ、さようなら、我が子よ。」

 

トリエル母さんが走って戻っていく。

 

あ.....ダメ.....今泣いたら......でも.....たえ.....られない..........

 

コハク「グスッ.......グスッ.........あり....がとう.....おがあ.....ざん.....」

 

涙が止まらない、俺はしばらく泣いていた......

10〜20分くらいすると涙も止まっていた。

 

コハク「.....よし、進もう、元の世界に帰るために。」

 

扉を開く。

 

暗い.....あそこにいるのはフラウィー?

 

フラウィー「賢いねーホンッッッットに賢いねぇ。おりこうさんだなぁって思ってるんでしょ?ご丁寧に涙まで流しちゃって。」

 

すっごいムカつく.....ちぎってやろうかこいつ

 

フラウィー「この世界では、殺るか、殺られるかだ、でも、そんな世界で自分の信念を貫いて、見事、一つの命を救ったんだ。へへへ....さぞかしいい気分だろうね。今回は誰も殺さずに済んだけど、もしこの先、冷酷な殺人鬼に会ったら?君は死んじゃうだろうね。

殺されそうになった時、君はどうするんだろうね。」

 

フラウィーは地面に消えた。

 

コハク「ムッチャムカつく!なんなのあいつ!腹立つ!......でも、やっと外に行ける。」

 

俺はすこし嬉しい気持ちで扉を開き、その先へと進んでいく。

 




トリエル「こんにちは、トリエルよ。えっと、今回のあとがきは私が担当するのよね。今回の話はRuinsから出るお話なのよ。この話の中で一番難しかったのが戦闘シーンらしいの。2〜3時間考えたらしいわ。結構時間がかかったらしいけど。それなりの出来になったかしら。そろそろ時間ね、それじゃあ、また会いましょう。
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