今回でRuins編終了いたしました。
結構頑張った、と思う。
戦闘シーンが難しい!
前回のあらすじ
主人公女性説。
それでは本編をどうぞ。
廊下から足音が聞こえて、部屋に入って来る。
トリエル「どうしたの?!何かあったの?!」
コハク「あ、いや、想像以上にいい部屋で、驚いて、」
トリエル「あぁ、そうだったの。そこまで驚いてくれるなんて嬉しいわ。何かあったんじゃないか心配したわ?」
コハク「うん、ごめん。」
トリエル「何かあったら、いつでも相談して。それじゃあパイの様子を見て来るわね。」
コハク「うん、わかったよ。」
ガチャ.....タッタッタッ........
もう一度確認..........うん、やっぱり、女性だ。....もしかしてこの顔で男言葉......えっと、すっごい似合わない....恥ずかしい。
だから泣きやすくなっていたのか。なるほど。....やばい....眠くなって来た。布団で寝よう。
俺は、布団に入って、そのまま眠った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
トリエル視点
あらあら、すぐ寝ちゃった。よほど疲れていたのね。それにしても、鏡の前で驚く.....顔に驚いた.....?いや、でも、自分の顔はわかってるはずよね.....考えてもわからないわ。でも、さすがに男言葉はダメね。そこは直させなきゃ。.....そろそろパイがちょうどいい温度になったかしら。
タッタッタ
トリエル「...うん、いい感じの温度になったわね。それじゃあパイを持って行きましょうか。」
パイを一切れ切ってお皿に盛って、運びましょう。
ガチャ....
トリエル「それじゃあ、パイをここに置いて........」
トリエル「大切な我が子よ、できることなら、このRuinsから、出ないで幸せに過ごしてもらいたいの、でも、それじゃ、あなたは幸せじゃないと思うの。だから、あなたがここから出て行くまではどうか幸せに.....おやすみなさい、我が子よ....」
ガチャ.....
ーーーーーーーーーーーーーー
コハク視点
おはよう。コハクだよ。
あれからすこし考えて見たんだ。
女性がこんな喋りしてるのはすこしおかしいよね。だから、せめて、喋るのは口調を変えないと。
.....あっ、バタースコッチシナモンパイがある。......食べるのは今は勿体無い.....よし、ポケットに入れておこう。
.....うん、よしOK
それじゃあ、トリエルお母さんと話をしよう。
ガチャ.....
トリエルお母さんはリビングにいた。
コハク「おはよう。」
トリエル「あら、起きたのね?お客さんを迎えられて本当に嬉しいわ。オススメの古い本がたくさんあるの。お勉強のカリキュラムも考えてあるのよ。びっくりするかもしれないけど....私、先生になるのが夢だったの。.....あんまり大した驚きじゃないかしら。とにかく、一緒に暮らしてくれて嬉しいの。あ、何か欲しいものはある?」
すっごい気まずい、Ruinsから出る方法なんてすっごい聞けない.....
コハク「えっと、お母さんの話を聞きたいな。」
トリエル「わかったわ。私の読んでいる本、気にならない?この本は『72のカタツムリ活用法』っていうの。どうかしら?」
コハク「いいと思う。」
トリエル「そう?ありがとう!じゃあ、カタツムリの面白い話をしましょうか。カタツムリはね...成長すると消化の仕方が変わるの!面白いでしょ?」
コハク「うん。......」
トリエル「どうしたの?」
うん、絶対に話さないといけないことだ、はっきり言おう。
コハク「Ruinsから出る方法を.....」
トリエル「.....すこし用事を思い出したわ、ここにいてね。」
確実にあの扉に行ったな、うん、止めに行かないと。
地下に足を進めると、すこし進んだ先にトリエル母さんがいた。
トリエル「お家に帰る方法を知りたがっていたわよね?我が子よ。この先に遺跡の出口があるの。外に繋がる一方通行の道。私はそれを取り壊そうと思うの。また誰かがここを去ってしまわないように。だから、上に戻ってちょうだい。」
トリエルは先に進んで行った。
俺はトリエル母さんについて行く。トリエル母さんを止めるために。
トリエル「ここを去った人間は皆、同じ結末が待っているの。死ぬのよ。......何も知らないのね、もし、ここを出たら、あいつが、アスゴアがあなたを殺すわ。私はあなたを守ってるだけなの、わかってちょうだい。」
すこし、行くのをためらった。だけど、進む。
トリエル「私を止めないで。.....これが最後の警告よ。」
トリエル母さんが先に進む。
それに着いていく。
そして、外の世界に行くための扉に着いた。
トリエル「あなたも他の人間と変わらないのね。......わかったわ。あなたが証明して見なさい。私に。これから先、生き残れるだけの強さを!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
三人称視点
コハク「わわっ!ちょっと待ってお母さん!戦いたくないよ!なんで戦わないといけないの!」
トリエル「........」
トリエルは話を聞かないようにしているようだ。
コハク「もう、話を聞いてよ!やめて!」
コハクに炎が命中していく。
コハク「うっ、あうっ......はぁ、はぁ、はぁ。」
コハクは弱ってきている。
だけど目だけはトリエルの事をみる。
しばらく見ていると、すこし目をそらし始めた。
トリエル「なんで戦わないの!戦うか逃げるかしなさい!」
コハク「はぁ、はぁ、はぁ、傷つけたく.....ない....よ.....お母さん.....」
トリエル「やめて!そんな目で私を見ないで!」
コハク「だから、もう.....やめて.....?」
トリエル「あっち行って!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
コハク視点
トリエル母さんが拒絶をする。諦めない。
これで殺さないで済むなら。
トリエル「.....あなたがお家に帰りたいのはわかるわ。でも、お願い、上に戻って。」
今すぐ上に戻りたい。でも、家に帰らなきゃいけない。
トリエル「ちゃんとお世話するって約束するわ。あまり豊かなところではないけれど、それでも、ここでならいい暮らしができるのよ。」
悲しくなる、それでも帰らなきゃいけない。
トリエル「どうして、そう、話を難しくするの?お願いだから上に戻って。」
コハク「.....それでも......それでも、帰らないといけないの。待ってる人がいる。」
トリエル「はは......情けないわ。子供の一人も守れないなんて........いえ、もうわかったわ。あなたはここにいても不幸なだけかもしれない。Ruinsはあなたにとっては小さすぎるもの。こんな場所で育つのは間違っているかもしれない。私の期待.....私の孤独....私の不安.....あなたのために全て忘れるわ。我が子よ。」
ダメ.....悲しくなってきた.....でも、こうしないと、お母さんが死んじゃう....泣きそう。
トリエル「もし、あなたが本当にRuinsを出たいのなら、私は止めないわ。でも、あなたがここを去る時は、どうか戻ってこないで欲しいの。わかってくれるかしら。」
首を縦に振る...泣きそう.....今話したら泣く。
いきなり暖かいのに包まれた。トリエル母さんだ、抱きしめてくれたんだ。
コハク「........グスッ.......」
トリエル「それじゃあ、さようなら、我が子よ。」
トリエル母さんが走って戻っていく。
あ.....ダメ.....今泣いたら......でも.....たえ.....られない..........
コハク「グスッ.......グスッ.........あり....がとう.....おがあ.....ざん.....」
涙が止まらない、俺はしばらく泣いていた......
10〜20分くらいすると涙も止まっていた。
コハク「.....よし、進もう、元の世界に帰るために。」
扉を開く。
暗い.....あそこにいるのはフラウィー?
フラウィー「賢いねーホンッッッットに賢いねぇ。おりこうさんだなぁって思ってるんでしょ?ご丁寧に涙まで流しちゃって。」
すっごいムカつく.....ちぎってやろうかこいつ
フラウィー「この世界では、殺るか、殺られるかだ、でも、そんな世界で自分の信念を貫いて、見事、一つの命を救ったんだ。へへへ....さぞかしいい気分だろうね。今回は誰も殺さずに済んだけど、もしこの先、冷酷な殺人鬼に会ったら?君は死んじゃうだろうね。
殺されそうになった時、君はどうするんだろうね。」
フラウィーは地面に消えた。
コハク「ムッチャムカつく!なんなのあいつ!腹立つ!......でも、やっと外に行ける。」
俺はすこし嬉しい気持ちで扉を開き、その先へと進んでいく。
トリエル「こんにちは、トリエルよ。えっと、今回のあとがきは私が担当するのよね。今回の話はRuinsから出るお話なのよ。この話の中で一番難しかったのが戦闘シーンらしいの。2〜3時間考えたらしいわ。結構時間がかかったらしいけど。それなりの出来になったかしら。そろそろ時間ね、それじゃあ、また会いましょう。