1話見てから書きました!
 あれですよね、みんなでワイワイ見る作品だと思います!

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 望月冬夜くん主人公原作改変if版連載始めました。オリ主なしもオリキャラなしも原作準拠も初めて書くので新鮮です。執筆の度に懲役23分に出向いては23分以上懲役されてます。

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 こんなだと思ってた。


俺の想像してた異世界スマホ

 気がつくと俺は見知らぬ部屋にいた。

 

 そこにはそれまた見知らぬ女の人がいて、俺に衝撃の事実を告げる。

 

「あなたは死んでしまったのです」

 

「な、なんだってー! じゃあ俺はもう二度とアニメ見たりエロゲしたり寝たり飯食ったりエロゲしたりできないっていうのか!? そんなぁ!」

 

 うう、ついこの前やっっっっっとドルマスのリセマラが終わったのに、こんなのってあるかよ!

 

 ドルマスとは有名なアイドル収集ソーシャルゲームのことで、俺は一週間前、ようやく一ヶ月のリセットマラソンが終わってプロデューサーデビューを果たしたところだったのだ。

(リセットマラソンとは一番最初のガチャガチャをデータ初期化することで引き直し、目当ての女の子を手に入れる裏技のことだ)

 

「嘘だろ、俺死んじゃったのか……」

 

「ええ。ですが生き返らせます。異世界に」

 

「やったー気前がイイーー……ん、異世界?」

 

 おい今こいつ異世界って言ったぞ。異世界ってあれか、剣と魔法で可愛い女の子のあれか?

 

「い、異世界ってどういうことですか!?」

 

「剣と魔法で可愛い女の子の世界です」

 

「ええっ!? それは嬉しいんだか嬉しくないんだか……い、いやでも、やっぱり元の世界にしてください」

 

 そうだ、俺にはプロデュースすべき娘たちがいる。異世界なんかに行ったらスマホができないじゃないか。

 

「ごめんなさい。元の世界は無理なんです。特典あげますから許して」

 

「特典?」

 

「そうです。なんでも一つあなたの望むものを与えましょう」

 

 おお? これってあれか、最近見たぞ、ここで「じゃああんたを連れて行くぜ!」っていうアニメがあったよな。

 

「でも俺別にこの人に興味ないし」

 

「どうしました?」

 

「なんでもないです」

 

 うーん特典かぁ。こういうときピンとこないなあ。昔読んだ転生系なれる小説だとどんなだったけか?

 

 そのとき俺は閃いた。

 

「そうだ! 異世界にスマホ持って行きたいです!」

 

「スマホ……ですか?」

 

「はい! これです! 異世界でもネット仕えるようにしてください! できたら絶対壊れない・充電切れないスーパースマフォにしてあとなんかすごいの!」

 

「いいですよ」

 

 ふっふっふ、壊れない・充電切れないを実現するとか流石俺。いざ異世界持って行って壊れました充電ないですじゃ困るもんな。

 

「では楽しい異世界ライフを」

 

「うわー」

 

 俺の身体は光に飲まれて宙に浮いた。異世界行くんだなって思った。

 

   *

 

「おおっ、本当にスマホが使える! どう見ても異世界なのに! 電波どっから来てんだー!?」

 

   *

 

「まず武器を揃えないと。すいませーん」

 

「いらっしゃいませ」

 

「俺にぴったりの武器ください」

 

「お前に装備できる武器はないぞ」

 

「そんなぁ」

 

 まじかよ、剣は重いし槍は重いし刀は重い、おまけに盾も重いときた。そして斧も鎧も重くて持てないとかどんな縛りプレイだよ。

 

 そもそも金持ってねーし。

 

 その帰り、ふと立ち寄った洞窟でモンスターに襲われた女の子が!

 

 オイオイ、これ俺が助けないといけないやつだよなっ!?

 

「助けるぜ!」

 

「ありがとう! あっあぶない!」

 

 うわああっ、かっこつけて飛び出したけどどうすればいいんだ?

 俺に武器なんて……。

 

 いや諦めちゃだめだ、何かあるから閃け!

 

「そうだ! これがあった!」

 

 俺が取り出したのはスマホ。そしてそれをーーモンスターに叩きつけた!!

 

 鈍い音がしてモンスターが倒れる。

 

「すごい! どうやって?」

 

 そう、このスマホは絶対壊れないという特典つき。いざというときには武器となる。

 

「ありがとう、私の勇者様♪」

 

   *

 

 助けた女の子と仲間になった。

 

「メルメルファイヤー!(魔法詠唱(仮))」

 

 おおっ、すごい! 本当に魔法だ。炎がでてモンスターに当たって燃えた!

 魔法使いの女の子が仲間なんて心強いなあ。

 

「昨日はどうして使わなかったの?」

 

「魔法を使うのは集中しないとで……あなたといると落ち着くの♪」

 

「いやぁ。それはそうと俺にも魔法使えるかな?」

 

「どうだろう、やってみようよ」

 

 

 

 数時間の練習の末、俺に魔法適正がないのがわかった。

 

「落ち込まないで! 魔法は私が使うから、あなたと私で完璧のパーティだよ♪」

 

「そうだね」

 

 

   *

 

「何してるの?」

 

 スマホをいじってるとヒロインちゃんが不思議そうに見てくる。

 

「ドルマスだよ。ログボログボ」

 

 やったぜ、石250個運営ごちそうサマです。

 あれそういえばこれコンビニないから課金できなくね? ゴーグルプレイカードないやん。

 

「よし、とりあえずログボ完了っと」

 

  *

 

「ああっ、犬系のモンスターが道を塞いでる! 強そう!」

 

 どうやらこのダンジョンの奥にいくにはこいつを倒すしかないらしい。

 

「よし、ちょっと待ってろ!」

 

 犬、食べる、死ぬ。検索っと。

 おおっ流石ゴーグル様、人目でわかるぜ!

 

「いいかヒロイン子、あのモンスターの弱点はネギとチョコレートだ!」

 

「わかった、私のおやつのネギを使うね!」

 

「……グホッ」

 

 犬をやっつけた! ゴーグル様は頼りになるぜ!

 

「さすが主人公くん! なんでも知ってるんだね! たよりになるなあ」

 

「せやろ」

 

 

 奥に進むとさらなるボスが!

 

「もうダメだよ! 私のトゥルトゥルファイヤー(仮)が通じない! ピンチだよ!」

 

 スマホで殴っても効かない、こんなやつ初めてだ!

 どうする!? 考えるんだ!

 

 モンスター、弱点。検索。……クソっゴーグル検索じゃダメか。

 

 何か、何かないのかぁ~。

 

 そこでたまたま俺はアプリストアを開いた。そこには驚くべきものが!

 

「魔法アプリ(雷)だって!? しょうがないいちかばちかインストール!」

 

 放たれる雷はモンスターを卒倒させた!

 

 アプリすげえええええ!

 

「やっぱり私の勇者様だね。でもなんで魔法を……」

 

「実は俺のこの武器を通してなら魔法を使えるみたいなんだ」

 

 嘘だけどこういうことにしとこう。

 

「すっごーい、魔道具を使えば魔法が使えるフレンズなんだね!」

 

   *

 

 屈強なモンスター、でももう怖くはないぜ!

 

「さあ見やがれ! 悪魔召喚アプリ!」

 

 起動すると相手に劣らないような強靭なモンスターが召喚される。

 

「急にモンスターが出てきた!?」

 

「安心しろ、こいつは俺の使い魔だ」

 

「魔物召喚なんてそこまでできるの! すごい!」

 

「おっしゃああ! いっけえええええええええ!」

 

 粉砕玉砕台喝采!

 

   *

 

 街で事件が起こった。王様が危うく暗殺されそうだった。

 

「俺には犯人がわかっちゃいましたよ」

 

「本当に!? って誰よ君」

 

「ふっふっふ、王様暗殺未遂の犯人は大臣、お前だ!」

 

「「「な、なんだって~!?」」」

 

「でたらめだ! 我輩ではない! 証拠をだせ!」

 

「証拠はこれだ」

 

 俺が突き出すのはスマホ。そこには夜な夜な城に忍び込む大臣の姿が。

 

「なんだこれ!? すげえリアルな絵だ! それも動いてる!」

 

「俺はこの魔道具(スマホ)を通すことで念写ができる。お前の泥棒シーンを召喚したのさ!」

 

「お前だったのか! 信じてたのに!」

 

「逮捕! 事件解決!」

 

「お主に褒美を与えるゾイ。それから勲章と……」

 

 いやー、たまたま夜の城を動画とっててよかった~Toutubeに投稿する予定だったホラームービーが役にたったぜー。

 

「さっすがぁ。君がいればこの世界は平和だね!」

 

「そうだ! 俺は魔王も倒すぜ!」

 

「「「がんばれー!」」」

 

 ふっ、スマホ1台でモンスターは殴り倒せて魔法も使える、可愛い女の子も仲間になって街のみんなからの信頼もゲッツゲッツ。

 

 本当、スマホって便利だぜ。異世界だからこそ、スマホはもってくるべきだよなぁ。

 

 異世界はスマートフォンとともに! なんてね。今時なるぜ小説でもそんなのないだろうけどな!

 

 

 さあみんなもスマホを持とう! そして異世界転生だ!

 

(注・トラックの運転手に迷惑をかけないようにしましょう!)

 




 全然違った。

 ぶっちゃけこの設定でちゃんとした作品1冊書けるけど、もう2番煎じだよなぁもったいないと思いながら投稿した。

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