無敗の最弱とその影は   作:まぐなす

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タグは増えるわ、あとから話が増えるわ、登場人物増えるわでグダグダな作品ではありますがどうぞ読んでいって下さい。


1.プロローグ

自分の記憶が無くなる―――――それがどんな気分か皆さんにはお分かり頂けるだろうか.....

 

 

 

 

 

 

『アティスマータ新王国』

 

 

かつては世界の5分の1を支配していた大国、

『アーカディア帝国』が5年前にクーデターによって滅びた後に出来た王国

 

 

 

そしてここはその王都―――――

 

 

 

 

 

 

 

「きゃぁ!」

 

「ん?」

 

軍の練習場へと向かう途中だった長髪の少年―――――アリシア・レイヴンは眼下にある少々広めの通路から聞こえてきた悲鳴に足を止めた。

 

「調子乗ってんじゃねぇぞ‼」

 

そこには7人の男女と、2つの大きな金属の塊―――装甲機竜がいた。

 

『装甲機竜』―――それは十数年前に遺跡で発見された古代兵器。

そこにいたのは、その汎用機竜と分類される機体の飛翔型『ワイバーン』だった。

 

「何やってんだ...?」

 

片方の装甲機竜―――どこかの学校の女子生徒の乗っている方―――が倒れており、もう片方の男の乗ってる方は勝ち誇ったように立っていた。

アリシアはそれを見ただけで、だいたい何があったか予想は出来た。

 

旧アーカディア帝国は男女差別が酷く、5年経ち、国が変わった今でもその風習はまだ抜けてない男は多かった。

その為、新王国の兵も男が大半を占めている。

だが機竜に乗るための『機竜適正値』は女性の方が高く、今では機竜使い育成用の女学校ができるほどだ。

聞いた所によると、今は城塞都市(クロスフィード)にある王立士官学校の3年生が王都へ遠征に来てるらしく、女子生徒の方はその所属だろう。

そして女が堂々と、しかも自分と同じ機竜使いとして目の前にいるのが許せなかったのだろう。

それで男の方は手を上げた、と言った所までは安易に予想できた。

 

ところが男はそれで満足せずに次の行動に出た。右手に持った剣―――装甲機竜の―――を大きく振りかぶって、未だに倒れている女子生徒を攻撃しようとした。

 

「.....!」

 

それを見てアリシアも行動を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

「...『厄災(ディザスター)』」

 

そう呟いてアリシアは後ろに吊るしてあった白の機攻殻剣を少し抜き、そこから飛び降りた。数メートルの落下の末、2体の装甲機竜の間に着地すると、降り下ろされた男の剣を片手の―――しかも人差し指と親指の2本で受け止めた。

 

 

 

「んなっ.....」

 

「あ、アリシア教官!?」

 

男は驚き、後ろにいた別の男が声を上げる。

 

そう。アリシアは軍の指導教官を務めている。

 

「何があったかは知らんし知る気もないが、そこまでだ」

 

アリシアは睨み付けるようにそう言い、

 

「こっちの子達から手を上げたとは思えんが...」

 

「.....」

 

「さて、どうなんだ?」

 

すると男は皆、黙って目を反らした。

 

そしてアリシアは怒鳴るわけでもなく、

静かに、ただ静かに、しかし威圧的に言った。

 

「さっさと訓練に行ってこい」

 

男どもは1秒と経たず、皆一斉に回れ右をし、練習場の方へ走って行った。

 

 

 

「ふぅ...」

 

そこで初めてアリシアは女子生徒の方を向いた。その途端に装甲機竜が解除され、怯えたように身を固くしていた。

アリシアは内心苦笑いしながら出来る限りの優しい笑顔で手を差し伸べた。女子生徒は怖がりながらも手を取り、アリシアに起こされた。

そして―――

 

「申し訳ない」

 

アリシアは綺麗に直角に腰を曲げ、頭を下ろしていた。これには女子生徒も驚いていたようだが、下を向いてるためアリシアにはわからない。

 

「私はこれでも軍で指導教官を務めています。あの者たちも私が教えています。あのような態度を取らせたのは、指導をしている私にも責任があります。本当に申し訳ない」

 

更に女子生徒は驚いていたようだが、知る由もない。数秒後―――

 

「か、顔を上げてくださいっ」

 

顔を上げると、女子生徒は驚いていたが、さっきより幾分落ち着いた様子で

 

「そ、その、挑発に乗ってしまったのはこっちなので...お、お気になさらず」

 

とおずおずと言った。

アリシアは数秒考えた後に、

 

「挑発を許したのもこちらの落ち度です」

 

「で、でも...」

 

と女子生徒はこう言うことにあまり慣れていないのか、おどおどとしていた。

キリが無さそうだと思ったアリシアは

 

「...では、責任者かそれに準ずるような人に合わせて貰えないでしょうか―――――」

 

 

「これは何事ですか!?」

 

奥から金髪碧眼の美少女が現れた。

 

「せっ、セリスさん!」

 

他の女子生徒の言った名前には聞き覚えがあった。

愛称ではあったが、セリスと言ったら、領地に第一遺跡『塔』を持つ四大貴族ディスト・ラルグリスの娘、セリスティア・ラルグリスのはずだ。

―――と考えながらもアリシアはもう一度、深く頭を下げた。

 

「うちの兵がそちらの生徒に大変ご迷惑をおかけしました。充分に言い聞かせておくので、どうかお許しを」

 

そう言うと、流石に少し目を見開いたが直ぐに鋭い目になり、近くにいた生徒に事情を聞いていた。

...はずだ。

 

女子生徒の話す内容は大方予想通りだった。

話を聞き終えたセリスティア・ラルグリスはしばし目を瞑って考えていたが...

 

「頭を上げてください。あなたの謝罪を受け入れ、許しましょう。ですが、今後こう言うことが一切ないようにお願いします。」

 

と静かに告げた。

 

「感謝いたします。後程学園の方にも謝罪を入れさせていただきます」

 

 

アリシアもそう告げ、一礼すると、その場を去った。

 

 




アリシア「激白!≪製作秘話≫のコーナー!」

パチパチパチ....

アリシア「このコーナーは、同ハーメルンのとある方の投稿を勝手にリスペクトしてできたコーナーです!初投稿から一年と二ヶ月後に第一話の後書きにて急に始まったこのコーナーですが、作者『闇鴉』がアリシアとして、アリシアが作者『闇鴉』として製作中にあったこと等を話していくコーナーです!と言ってもアリシアじゃない人にもなるかもしれませんし、ゲストとしてどなたかが追加されるかもしれません!」

アリシア「と言うことで第一回からゲストがーーー...え?説明長すぎ?見る気起きない?」

んーーーーーーーーーーー

アリシア「では今回はここまで!本編の修正に合わせてこのコーナーも随時追加していく予定です!それでは!」
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