「えっと、ありがとう。クルルシファーさん」
学校の屋上まで連れてこられたルクスとアリシアであったが、ルクスはクルルシファーの意図を汲んでお礼を言った。
それは数分前に遡る―――――
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昼休みの始まった直後、ルクスの元へはすごい数の女生徒が集まってきた。フィルフィとのやりとりが警戒を解いたんだろうが、授業の小休憩の度にルクスの元にくる女生徒の数は増えていき、今では溢れ帰っていた。少なからずアリシアの方にも来ていたが、ルクスの方が圧倒的に多かった。だがそれの一番の理由だと思われることを直後、一人の女生徒が言った。
「ルクスくん。そういえば雑用のお仕事も、まだやってるんだよね?」
「えっと。はい、まぁ......、僕の義務ですから」
ルクス自身そこで気が付いた。だがもう遅い。
「あ、じゃあ早速頼んじゃおうかな?」
「あーずるいずるい。私も頼みたいのに」
今度はルクスへの依頼でわいわいし出した。
もっとも、関係ないとたかを括っていたアリシアであったが、それを直ぐに後悔することとなった。
「アリシア...くん。機竜操作について...教えてもらえないかな?」
一人の女生徒が声をかけてきた。だがそれで止まらなかった。ルクスの方にいってたはずの人たちまでアリシアの方に来た。これはやばいと思っていた時、徐にティルファーが立ち上がると、
「みんなー、依頼があったらわたしがまとめるよ?一度に言い寄っちゃ、ルクっちもアリっちも大変でしょ?」
などと言い出した。しかもとてつもなく不名誉なあだ名付きで。
そうしてると話がまとまったのか、何処からともなく箱を2つ取り出した。
片方がルクスでもう片方がアリシアの依頼箱らしい。するとすごい勢いで箱に依頼書が溜まっていった。
アリシアとルクスは同時に項垂れた。更にはルクスにリーシャ様、フィルフィも加わり、大騒ぎになり出した。これ以上はやばくないか?アリシアが思考を巡らせ始めたとき、
「―――忙しそうなところ悪いけど、いいかしら?」
彼女―――――クルルシファー・エインフォルクに助け出された。
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「助けてくれた......んだよね?たぶん」
ルクスの問いに、至って真面目そうに驚いて
「子供っぽい顔の割に、意外と鋭いのね?」
言った。
「そ、それは関係なくない!?意外と気にしてるんだよ!?」
ルクスとクルルシファーはその後も数回やりとりしていたが、今度はアリシアに向かって
「こうやって見てみると意外と女顔なのね」
言った。
「ねぇ、ひどくない?ひどいよね。絶対わかって言ってるよね?」
こちらも凹んでいた。
「まぁ、助けたのもあるけど、依頼もあるわ」
無視した上、唐突に真面目な顔になったので、ルクスとアリシアも少し身構える。
「......あなた達、『黒き英雄』って知ってる?」
口を開いた。
「......王都にいましたからね。よく聞きますよ」
何も喋らないルクスに代わり、アリシアは少し前に出て言った。
「そう.....じゃあ、『白き影竜』については?」
「『白き影竜』?」
更に聞き込んで来たクルルシファーに対し、今度はルクスが聞き返した。
「えぇ、5年前のクーデター、『黒き英雄』の影で『黒き英雄』にも負けず劣らずの活躍をしたとされる機竜よ。余り知名度は高くないようね」
「......それで、依頼とは何でしょう?」
少し警戒した様子でルクスが尋ねる。
「その英雄のどちらかを探して。私はその人に用があるの」
アリシア「短!」
アリシア「ああいや申し訳ない、第4回のこのコーナー書いてから第5話読んで、それでこのコーナー書こうとしてるんだが...」
アリシア「第5話短過ぎないか?」
アリシア「いやまぁ作者俺なんだが、いざ読み返すと短過ぎると率直に思った」
アリシア「見たら1400字しかない」
アリシア「そもそもネタ考えるの得意じゃないんだよね」
アリシア「だから基本方針は原作ルート辿るようにしてるし、だから原作知識必須タブつけて原作と同じ描写のとこを削るということをやっているんだが」
アリシア「最近(2018/11月編集現在)33話の編集してるんだけどこの少し前からなるべく原作から遠いようにと思いまして」
アリシア「まぁ暖かい目で見守っといてくれ」
アリシア「じゃ、第6回で会おう」