東方記録媒体 ~記憶を取り戻す旅~   作:タマモワンコ

15 / 15
犬城「どもども!いぬしろですぅ!」

霞「霞よ。なによこの物騒なタイトル。」

犬城「タイトルは基本適当なので。」

霞「いいのかしら。」

犬城「いいのさ。」

霞「そう。ま、第13話よ。ゆっくり読んでいってね。」


東方記録媒体 第13話 「悪人『S』・消滅者『P』」

~霊夢side~

 

あの敗北から一週間。

 

ついに、ついに完成したわ!『夢想天生』の進化版、『真・夢想天生』が!

 

次元を一つ『浮いて』、相手よりも一つ上の次元から一方的に干渉できる必殺技。それが『真・夢想天生』だ。

 

白に昔もらったアドバイスを元に完成したのが少し気にくわないけど、ま、いいのよ。勝てれば。

 

…にしても最近討伐依頼が来なくなったわね。白の討伐は諦めたのかしら?平和だわ。

 

「霊夢!いるか!?」

 

…うるさいのが来たわね。

 

「なによ魔理沙!私の平和をぶち壊すんじゃないわよ!」

 

「なにが平和だ!里じゃ皆いつ殺されるかわからなくて震えながら毎日過ごしてるんだぜ!?」

 

「は?なんでよ。里で連続殺人事件でもあったの?」

 

「もっと質の悪い妖怪だぜ!霊夢も戦ったんだろ!?白と!」

 

「は?なんであいつのことで里の奴等が怖がってるのよ。またあいつなんかしたの?」

 

「なにいってるんだ!あの裕太を、あんなひどい殺し方で殺したんだぜ!?他の奴等なんてなにも感じずに惨殺するだろうぜ!」

 

「それに白様はパチュリー様と風見幽香とも手を組んだようです。あの三人ではいつなにをしでかすかわかりません。」

 

「…で?私にそれを言ってどうするのよ。応援でもしろと?」

 

「なにいってるのぜ!私たちと一緒にあいつを倒しに行くのぜ!」

 

「は?いやよ。」

 

「はぁ!?なんでですか!」

 

「だって私じゃまだあいつに勝てないもの。それに、あいつらは人里を襲うような奴等じゃないわ。」

 

「なんでいいきれるんだぜ?」

 

「勘よ。それに、白も幽香もパチュリーも私の友人よ。そんなことをするようなやつじゃないわ。」

 

「だが幽香は里を襲おうとしたぜ?」

 

「それはどっかのバカが向日葵達を燃やしたからよ。ほんとそいつは大馬鹿者よねぇ。里を滅ぼそうとするなんて。」

 

「…?誰のことなのぜ?」

 

「さあねぇ。誰かしらねぇ?」

 

「霊夢…なにか知ってるんだな。」

 

「さあ?知ってるかもしれないし、知らないかもしれないわね。」

 

「なんで教えてくれないのぜ!?」

 

「…まさか、霊夢さん!あいつらと手を組んでいるのですか!?」

 

「…いいえ、中立よ。どちらの正義もわかるもの。貴女達の正義も、彼らの正義も。」

 

「いいえ!嘘ですね!ならその人物を教えてください!」

 

「…はぁ。いいわ。教えてあげる。幽香の向日葵を燃やしたのは裕太よ。」

 

「…え?」

 

「そして、裕太を追って来た幽香を迎撃したのが白。裕太を殺したのも白。これで満足かしら?」

 

「…嘘だ。」

 

「は?」

 

「嘘だ!あいつはそんな奴じゃない!あいつが里を滅ぼそうとするなんて有り得ない!」

 

「いや、嘘じゃないわよ。」

 

「いいや嘘だな!霊夢はあいつらの仲間なんだろ!だからあいつらに都合のいい嘘を言ってるんだ!そんなやつだとは思わなかったのぜ!」

 

「そうね。 もうちょっとまともな人だと思っていたのだけれど。まさか殺人鬼の仲間だなんて。」

 

「え、ちょ、まってよ。流石に酷くない?私や白達をどれだけ悪人に仕立てあげたいのよ。いやまあ白は悪人であろうとしてるけどさ。」

 

「ふん!もう霊夢のことなんか知らないのぜ!」

ヒュウ

 

「さようなら霊夢。次会うときは敵としてかしらね。」

 

「え、いやちょっと待ってよ、魔理沙、咲夜。」

 

「斬るのは次にしておきます。失礼します。」

 

「…あー、退治は今度みたいですね。では、さらばです!」

 

「妖夢まで、あと…えっと…緑色いの!」

 

「早苗です!東風谷早苗!」

 

「…霊夢。正直に答えて。今言ったことは嘘ではないのね?」

 

「ええ。当たり前よ。」

 

「…波長の乱れはないわね。嘘ではないわ。わかった。私は霊夢に協力させてもらうわ。」

 

「…いいの?鈴仙。私の二の舞になるかも知れないのよ?」

 

「ええ。ま、そのときはそのときよ。それに、間違ったことはいやだもの。ま、お互い頑張りましょ。」

 

「…ええ。よろしくね。」

 

「ええ。じゃあね。」

 

「じゃあね。」

 

…ああ、平和よさようなら。

 

 

 

~魔理沙side~

 

 

「失礼するのぜ。」

 

「おお!魔理沙殿、妖夢殿、咲夜殿、あと、えー、緑の巫女殿!やつを殺せましたかな?」

 

「早苗です!」

 

「うるさい。それであいつだが、殺せなかった。風見幽香とパチュリー・ノーレッジにも妨害を受けて返り討ちにあった。」

 

「パチュリーというと、紅魔館の魔女の?」

 

「はい。彼女は我が館の魔女ですが、今回は彼女の独断によるものです。我々は関係在りません。」

 

「ふむ、わかりました。…そういえば鈴仙殿はどうされたのですか?おられないようですが。」

 

「さあ。いつの間にかいなくなってた。ま、忙しいんだろう。それで、霊夢なんだが。」

 

「…どう、でしたか。」

 

「あいつは中立を宣言しちゃいるが、実際はあっち側だ。白共のことを友達だと言ったうえ、裕太が里を滅ぼそうとしていたなどとぬかしやがった。」

 

「そうか。なら、我々里としては博麗の巫女はもう信用しないほうがよさそうだな。」

 

「いや、討伐してしまうべきだ!いくら博麗の巫女であっても、我々里の人間で数で押せば倒せるだろう!藤原殿や慧音殿にも手伝ってもらえば討伐できる!」

 

「いや、流石にそれは難しいだろう。最悪幻想郷の存続に関わる。」

 

「いいや、やつとて人間だ!死なぬわけがない!里の障害になるのならば排除すべきだ!」

 

 

ワーワーギャーギャー

 

 

「…流石に殺すのはどうなのでしょうか。」

 

「いいや妖夢。あいつはもうまともじゃないんだ。ならいっそ殺してやるべきだ。」

 

「霊夢の死体は私に頂戴ね。お嬢様が喜ぶから。」

 

「…人殺しですか。なんというか、少し怖いですね。」

 

「どうせすぐに慣れるのぜ。それに、相手は人殺し一味だ。こっちに否はないのぜ。」

 

「そう、ですね。」

 

 

スッ トテトテトテ

 

 

「…阿求、どこに行くのぜ?」

 

「帰ります。この話し合いに私がいる意味はありませんから。」

 

「……阿求、お前は本当に此方側なのか?」

 

「?質問の意図がよくわかりませんね。」

 

「お前は白に惚れていたからな。どうも惚れてるやつがあいつ側についていることが多い。本当はあいつの一味なんじゃあないのか?」

 

「…そういうことですか。少なくとも今の私は彼の味方ではありませんよ。それに、振られてしまいましたしね。」

 

「…今の私は、か。わかった。帰っていいのぜ。」

 

「ええ。失礼します。」

 

 

「…阿求も黒、かな。」

 

 

 

~阿求side~

 

…まさか、霊夢さんを討伐しようなどという考えが出るとは。

 

一応、伝えておきましょうか。

 

行け!伝書はとぽっぽ!

 

ポッポポッポハトポッポー

バサバサバサ

 

あとは霊夢さんの判断に任せましょう。

 

私の方も、大体の準備は終わりましたし。

 

あとは時を待つだけです。

 

ふふふふふ。愛は不滅なのですよ…。

 

 

 

~白side~

 

うおっ、なんか寒気が…。

 

「大丈夫ですか、白?」

 

「あ、ああ。多分。」

 

「ここが、無名の丘ね。」

 

そこは、鈴蘭の咲き乱れる丘だった。

 

「で、メディスンさんはどこでしょうか。」

 

「どっかにいるだろ。」

 

「私をお探しかな!」

 

「ぬおぉ!?」

 

「び、びっくりしました。」

 

「いや、なんで気付かなかったのよ覚り妖怪。」

 

「さあ?何ででしょうか…。わかりません。」

 

「貴方達はだれ?私はメディスン・メランコリー!」

 

「あー、俺は五霊白。外来人だ。」

 

「私はパチュリー・ノーレッジ。魔法使いよ。」

 

「私は古明地さとり。名前の通り覚り妖怪です。心が読めます。」

 

「で!?わたしになんのよう?」

 

「お、おう。えっとだな、俺の記憶を取り戻すのを手伝ってほしいんだ。」

 

「記憶?記憶喪失なの?珍しいね!」

 

「嬉しいことじゃないけどな。」

 

「んー、んー。」

ジー

 

「な、なんだ、まじまじと俺の顔を見て。」

 

「…いいよ!協力したげる!」

 

「本当か!?ありがたい!」

 

「で、どうすればいいの?」

 

「んー、まずは、試合をしてほしい。」

 

「わかった、お兄ちゃん!」

 

「…へ!?」

 

「よかったわね、『お兄ちゃん』。妹が出来たわね。」

 

「…パルッ」

 

「うへっ、さとりお姉ちゃんなんか怖いよ?」

 

「あっさりと妹ポジを…パルパル」

 

「さとり…。貴女はいったい何処を目指しているの…?」

 

「ま、さっさと試合をしてしまおう。メディスン。」

 

「メディでいいよ!んじゃ、早速いくよ、お兄ちゃん!『神経の毒』!」

 

「うお、早速毒か!なら、此方もいくぞ!」

 

『Sky』!

 

「変身!」

 

『Sky』!

 

風が俺を取り囲む。

 

それが晴れ、俺は紅白の神主になっていた。巫女ではない。神主だ。袴だ。

 

「お兄ちゃんがどこぞの巫女みたくなっちゃった!?」

 

「そして力もどこぞの巫女と同じだ!『夢想封印』!」

 

「うわっ!危ないよ!?」

 

「そりゃ、試合だからな!ちゃんと威力は落としてあるから安心しろ!それと、俺に毒は効かん!」

 

「え、効かないの?」

 

「そりゃ白狼だからな。」

 

「えー。」

 

「よし、喰らえ!『夢想封印』!」

 

「八つは多いよ!うわぁ!?」

ドーン

 

「むー。負けちゃった。お兄ちゃん強いね!」

 

「あっはっは、年長者として負けられんよ。」

キュィィィィン

プリッ

 

「お、出来たな。」

 

「なにそれ?」

 

「『俺の』メディの記憶が入った記録媒体だ。」

 

「私の?どんなのかしら。というかお兄ちゃんとは初めてあったよね?」

 

「ああ。だが、もしかしたら幼いときに会っているのかもしれん。わからん。」

 

「ふーん。」

 

「で、メディ。こいつに妖力を込めてくれるか?」

 

「いいよ!えい!」

 

「…なんというか本当に兄妹みたいね、あの二人。」

 

「…ですね。妬ましいですね。」

 

「貴女は本当にどうしたのよ…。というか白よりも年上でしょうに。」

 

「精神と実年齢は必ずしも一致はしないんですよ。パルパル」

 

「…そう。

 

「できたー!」

 

「よっしゃ!ありがとう!」

 

「どういたしまして!」

 

「よし、んじゃ、早速やってみるか!」

 

『Poison』!

 

ペカー

 

「え、光った!すごい!」

 

「…さて。」

 

「あ、壊れちゃった?きらきらが舞ってる。」

 

「問題ない。これが俺に吸収されるだけだからな。」

 

「…ねえ、お兄ちゃん。そのきらきら、私の方にも来てるんだけど。」

 

「え?」

 

「あ、当たっちゃった。」

 

「あー、ごめん。」

バタッ

 

「お兄ちゃ…ああ、これは気絶するね。お姉ちゃん、お休み。」

バタッ

 

「え、え?二人とも!?」

 

「いま記憶を見ているんだと思います。取り敢えず二人を運びましょう。幽香さんの家にでも。」

 

「ええ、わかったわ。」

 

トッテトッテ…

 

 

 

 

 

…あー、ここは何処だ?まだ色はあるが。

 

「お兄ちゃん?」

 

「ん?あれ、メディも一緒なのか。」

 

「うん。ここはどこなの?」

 

「…俺の昔の記憶、だと思う。」

 

「確かに白はちっちゃいけど、私は今より少し大きいよ?」

 

「俺らがいた時代より未来なのか、別の幻想郷なんだと思う。」

 

「へー。不思議ね。」

 

「ほんと。」

 

 

メディお姉ちゃん!あそぼ!

 

いいわよ!なにする?

 

将棋!

 

な、なかなか渋いわね。

 

 

「お姉ちゃんってよんでる。」

 

「ということはメディよりも年下だったのか。」

 

「みたいだね。お兄ちゃんかわいい。」

 

「むぅ」

 

 

ま、負けた…

 

お姉ちゃん、教えてあげよっか?

 

いや、いいわ。なんか悲しい。チェスなら多少はできるんだけどなぁ…

 

んー。メディお姉ちゃん!お散歩いこ!

 

え、ええ。いいわよ。どこいく?

 

鈴蘭畑!

 

いいわよ!じゃ、いきましょ!

 

うん!

 

 

「平和だなぁ。」

 

「だね。」

 

「でもなんか嫌な予感がするんだよねぇ。」

 

「というかお兄ちゃんがここにこうやってここにいるってことはなんかあったんでしょ。」

 

「ですよねー。」

 

ザザザザブゥン

 

世界がテレビのチャンネルを変えたときのように変わる。

 

「きゃ!?」

 

「うおお」

 

「…みんな白黒になってる。」

 

「時間が、止まってしまったんだな。」

 

 

ねえ、メディお姉ちゃん。なんでみんな止まっちゃったの?

 

わからないわ。霊夢さんも、なにもできなかったって言ってたわ。

 

そうなんだ…。

 

…大丈夫!お姉ちゃんは白とずっと一緒にいたげるから!

 

…うん!

 

 

「我ながらいいお姉ちゃんをしているわ。」

 

「…ああ。だが…。」

 

ザザザザブゥン

 

「また変わった。」

 

「ここは、無名の丘か。」

 

 

お姉ちゃん…なんで。

 

 

「…やはり、か。」

 

 

なんでお姉ちゃんまで止まっちゃったの?

 

 

「私も、止まっちゃったんだ。」

 

 

いやだよ。お姉ちゃん、ずっと一緒に居てよ…。

 

…!

 

お母さん?

 

…、…。

 

…うん。わかった。

 

 

「…行っちゃったね。なんで白のお母さんの顔は見えなかったんだろ?」

 

「記憶が抜け落ちてるんだろう。いつか戻るといいんだが。」

 

「…これが白の世界の私かぁ。なんか悲しいな。…あれ?」

 

「どうした?」

 

「なんか光ってる。記憶の中のスーさんが光ってるみたい。」

 

「?俺には見えないが。」

 

「んー。えい!」

ガシッ

 

ピカー

 

「え、メディが光り出した!?」

 

「え、なになに!?う、ううん?」

 

「大丈夫か!?」

 

「なんか、記憶?思い出?がどんどん入ってくる。これは、白の世界の私?」

 

「!なんだ?世界が崩れ始めた!?」

 

「え、どういうこと?なんでいままでの私の記憶もあるの?なんで、今の白と会った記憶があるの?…まさか。」

 

「メディ!崩れるぞ!」

 

「きゃ、きゃあぁぁぁ!?」

 

「うわぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

「はっ!」

 

「起きた!大丈夫白!?」

 

「お、おう。メディは?」

 

「…今起きたわ。」

 

「よかった。問題はないか?」

 

「ええ。それに、色々とわかったわ。」

 

「色々?それはなんだ?」

 

「ええ。白は、本当は…」

 

バリーン

 

ドスッ

 

「…え?」

 

「な!メディ!」

 

「撃たれた!?一体何処から!」

 

「なによ、これ。記憶の、封印まで、してきた。」

 

「メディ、喋るな!今から治療を!」

 

「駄目!狙撃主は見えない!誰かわからないわ!」

 

「パチュリー!回復魔法を!」

 

「あいつ、ね。撃ったのは。無駄よ、白。もう、助からない。」

 

「やってみなくちゃわからないだろ!」

 

「いいえ、無駄。でも、ただで死ぬわけにはいかないわ。」

 

「なにをするつもり?」

 

「簡単、よ。白の、力の一つを使う。」

 

「俺の力?」

 

「ええ。あなた、は、瀕死の、妖怪を吸収、することができる、の。」

 

「なんでそれを?」

 

「昔の貴方が、教えてくれたのよ。」

 

「俺に、吸収しろと?」

 

「ええ。このまま、死ぬなんていや、だもの。お願い。」

 

「…わかった。」

 

「白!?」

 

「このまま見殺しにするよりはいいだろう。だが…いいんだな?」

 

「ええ。それなら、本望よ。姉として、ね。」

 

「わかった、メディお姉ちゃん。どうすればいい?」

 

「簡単。私に、妖力を、込めるだけ。」

 

「わかった。」

 

「ふふ、白に、看取ってもらえる、なら、一つ前の私も、浮かばれるわね。」

 

「な、メディが光の粒子になった!?」

 

「ありがとう、白。」

 

「メディお姉ちゃん…。」

 

「完全に、消えたわね。」

 

「いや、消えてなどない。俺の中で、生き続ける。」

 

その通りだよ、お兄ちゃん!

 

「…は?」

 

「どうしたの白?」

 

「あの、今のってメディスンさんの?」

 

「あ、ああ。確かに聞こえた。幻聴か?」

 

幻聴って酷いわ!ここにいるわ!

 

「何処だ?」

 

「?白もさとりも一体なにを言ってるの?」

 

むー。お兄ちゃん自分で言ったじゃない。お兄ちゃんの中よ!

 

「へ?」

 

「「ええー!?」」

 

「ちょっと!二人だけで完結しないで!私たちにも説明しなさい!」

 

「えっとだな、メディの精神が、俺の中で生きてる。」

 

「…は?白、大丈夫?」

 

「いや、本当だって!」

 

「ええ!私も心の声が、本人の声で聞こえました!」

 

「…つまりメディスンの魂は白の体の中で生きているってことかしら?」

 

「そういうことみたいだ。」

 

という訳でよろしく!お兄ちゃん!

 

「お、おう。よろしく。」

 

これは…大変なことになりそうだ。

 

ちなみにお兄ちゃんの心の声は私にだだ漏れだからね!

 

まじか…。

 

 

 

 

~霊夢side~

 

幽香からの花伝いの情報で、メディが殺されたと聞いた。

 

ついでに魂は白の中で生きてるとも。なんだそりゃ。

 

一体なにが起こっているのか。調査が必要かもしれない。

 

でも、その前に。

 

「そこにいる奴等!奇襲なんて無意味よ!」

 

「…ちぃ!」

 

「そもそもここは私の家のようなものよ。隠れてもばれるに決まっているでしょうに。」

 

「だまれ!この博麗の巫女の面汚しめ!人食い妖怪なぞに味方しおって!」

 

「味方もなにも、中立だって言ってるでしょうに。それに、白も幽香も人は食わないわ。正直ルーミアのほうが怖いわよ?」

 

「やはりお前は奴等の味方なのだな!本心は充分わかった!」

 

「…私を討伐する、のかしら?」

 

「…なぜそれを!」

 

「そんな幻想郷を滅ぼしかねないような話、聞かないわけがないでしょ。ばかなのかしら?」

 

「くう!…後日正式に討伐命令が降りる。降伏するならば今のうちだ。」

 

「はぁ。こっちは少なくともなんもしてないわ。ただ依頼を断っただけ。悪くもないのに降伏なんて、いやよ。」

 

「そうか。ならばいい。」

スタスタ

 

「もうこなくていいわよー。…はぁ。この紅白の服ももう着れないわね。人の側にない博麗の巫女なんて皆望まないものね。…あれを、着るかしらねぇ。怖がられそうだけど。」




犬城「はい、という訳で第13話でした。」

霞「え、死人がでたわよ?」

犬城「はい。」

霞「だめでしょそれ。というか弾丸で一発ってどうよ。」

犬城「それに関しては後に明かされる、はずです。」

霞「はぁ。というか、私は続投なのね。ここまでは基本一回だけなのに。」

犬城「まあ、ちょうどいいので。取り敢えず次回からは投稿をゆっくりしようかな、と。」

霞「なんでよ?」

犬城「リアルで忙しいのと、このペースは普通にきつい。」

霞「そう。」

犬城「あと、艦これの小説も書きたい。こっちは子ネタ集みたいな感じで。」

霞「私たちがでるわけね?」

犬城「ああ。あともう一つ。1話を書き直したい。一から。」

霞「ま、方向性の決まってない頃だったものね。キャラも微妙だったし。」

犬城「そうそう。だから、すでに投稿してあるのを旧1話として、新1話を書きたい。」

霞「どうぞご自由に。じゃ、本編の話にいきましょ。で、霊夢がチートになったわね。なによ次元を一つ浮くって。」

犬城「二次元から三次元に直接的に関与できないように、我々からは霊夢に干渉できず、霊夢は我々に干渉できるようになります。ただ、体力をめちゃくちゃ使うのと、最悪戻ってこれない。」

霞「一応デメリットはあるのね。でも、霊夢も悪人とされてしまったわね。」

犬城「はい。霊夢はこれ以降白側として逃げ回ることになります。」

霞「でもこれ収集つかないわね。まとめれるの?」

犬城「…たぶん。」

霞「頑張りなさい。…阿求はなにをしようとしているのかしら。」

犬城「それはいつか。」

霞「あとさとりの軸がぶれすぎよ。もう少しキャラを確定させてあげれば?」

犬城「いやー、不安定なのにも理由はあるんですけどね。明かせません。」

霞「パチュリー影薄くない?」

犬城「いやまあメイン()ヒロインとか言われてたし、すぐには復帰は無理です。少しづつ…。」

霞「メディのキャラが…。」

犬城「うん、なんか書いてておかしい気はした。でもやっちまったもんはしゃーない。」

霞「なんで毒が効かないのよ。」

犬城「実はしっかりと効いています。」

霞「メモリはソウルだった…?」

犬城「以降はこの効果音で行こうと思います。」

霞「記憶を見ているときになんで二人で話せるのよ?」

犬城「真・夢想天生のときの霊夢と似たような状態です。見れるし触れれるけど、相手からはなにもできないし、見えない。」

霞「なんで弾丸で記憶の封印ができるのよ。」

犬城「相手は天才だからな。この程度朝飯前よ。」

霞「白の能力はいったい何個あるのよ。」

犬城「吸収する能力のみです。ただ、過去に吸収しているのかもしれません。」

霞「霊夢の『あれ』ってなによ。」

犬城「待て次回。」

霞「この程度ね。んじゃ、ネタ解説よ。」

犬城「『ポッポポッポハトポッポー』、…レッドホットチリペッパー。」

霞「『え、効かないの?』『そりゃ白狼だからな。』、シン・ゴジラでのやり取りのひとつを少し変えたもの。原作では『え、動くの?』『そりゃ生き物だからな。』」

犬城「『キュィィィィン プリッ』、ゲーム『悪魔城ドラキュラ 白夜の協奏曲』での効果音。ボスを倒したあとに出てくるボスのソウルの生成音と、取得時の音。」

霞「『パルパル』、二次創作において水橋パルスィが妬むときに発する言葉または効果音。妬ましい。」

犬城「『スーさん』、メディスンが鈴蘭のことをこう呼ぶ。二次創作では近くの人形のことをさすことも。」

霞「ふぅ。毎度毎度多いわね。というかこんなのする必要ある?」

犬城「んー、まあしなくてもいいんだが、ここで見たことをきっかけに色々と触れてほしいってのもあるしな。新しいことを知ってもらえたらうれしい。」

霞「大体の人がしってそうだけどね。次はメモリかしら?」

犬城「ああ。」

霞「『Sky』、博麗霊夢のメモリ。彼女の力を使えるわ。服装は、まあ紅白の神主とでも。」

犬城「『Poison』、メディスンのメモリ。毒を操れるようになる。流石に服までは変わらなかった。」

霞「そういえば、吸収されたメモリってどうなるの?」

犬城「ドライバーなしで使えるようになる。ノーモーション、複数使用も可能。」

霞「へー。強いわね。」

犬城「ま、その分体力消費は多いがな。」

霞「今回はこのくらいかしらね?」

犬城「だな。それじゃ、また次回!」

霞「それか別作品でね!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。