艦隊これくしょん〜悪夢に抗いし者達〜   作:超奏

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あけましておめでとうございます(すっとぼけ)
「えいえい(年越し)怒った?」「貴様の罪を数えろ」


最近何かと忙しかったのですがもう高校も卒業なので流石に週一投稿したい(願望)
荒野行動面白いですね()

あ、そうだドラゴンボール超ももうすぐ終わるし言ってると冬イベも終わりますね。
ハハッ(乾いた笑い)



最近慢性的なモチベ不足なんでくれればじゃんじゃん書きますよぉどうしますかぁ
コメントよこせよぉごらぁ(失礼)




とりあえず今年の目標は[龍球これくしょんをもっと流行らせる]だ!!!

え?パワーバランス?やだなぁそこが腕の魅せ(ry)


とりあえず(2回目)本編どうぞ!


第5話 希望を胸にいさ抜錨!

〜じぇんかいのありゃしゅじ〜

 

二航戦の方々「「気弾は卑怯でしょ!!!」」

 

悟空「ん?オラのこと呼んだか?」

 

榛名「ど、どなたですか!?」

 

クズロット「ここにいっぺぇ可愛い女の子がいるって聞いてよ〜wへへへへwww」

 

提督「憲兵こいつだつまみだせ」

 

憲兵「クズは血祭リー…です♪」

 

クズロット「いい!?ベジータもだろ!?ベジータ!!!ベジータァァァァ!!!!」

 

ベジータ「貴様とは出来が違うんだ…はーっはっはっはっ!!!」

 

大淀「提督、作戦を実施してください!」[(日)戦闘民族の王子を1回岩盤に入槃させろ!]

 

ベジ「ダニィ!?」

 

提督「兄さんごめんなさい!」[ピロロローン♪]

 

ベジ「ふ ふ ぉ お っ !!!???」[キーン……]

 

憲兵「終わったな…所詮ロリータはロリータなのだ…」

 

クズロ「いまだっ!!!(逃走)」

 

憲兵「ど こ へ い く ん だ ぁ ? 」

 

 

 

 

不知火「なんと愚かな光景か…」

 

 

 

(悟空はレッドリボン軍の艦隊にかめはめ波をぶち込んだ前例あり)

 

 

 

 

※あくまであらすじ[茶番]です。本編性格とは全くの無関係です。

 

 

 

 

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「…なんだあのザマは」

 

「いやオラに言われても…それこそおめぇの弟だろ?」

 

「な…何故仮にもエリートサイヤ人が、あの変な地球人の女どもと互角なんだ…!

あの女共が強いのか、それともターブルが無意識に戦闘力を封じているかのどちらかだな。後者じゃないことを祈るぜ」

 

 

「…性格的に悟飯にそっくりだから後の方だな!」

 

「ちっ…やはり肝心の実力が出せてないのか」

 

「まぁあの艦娘っちゅう女の子達も、ちっちぇえ頃のオラ位の実力はある。

それに…おめぇの弟なんだからもう少し信じてやれよ」

 

「…よりによって最後の最後の希望があいつなんてな…この世は分からん事ばかりだ」

 

 

ここは界王星。北の銀河を統括する界王の住む星だ。

本来なら善行を積んだ武闘家のみしか入る事は許されていないが、孫悟空の頼みでベジータもいる。

 

「おーい!!!界王様メシまだかぁーっ!?」

 

「言われんでも作っとるわい!全く…ワシは料理人じゃないんだぞ」

 

「分かってる分かってる!でもあれだろ?腹が空いては何とかがどうって」

 

「そんな事はどうでもいい。俺達はどうするんだ。悟飯のことはともかくトランクスをどうやって探す」

 

 

ベジータが遮る。その目はいつになく本気だ。

 

 

「さっき貴様が言っていたフュージョンを使うのか?全く手掛かりが無いのが厄介だぜ…おい、界王とやらは何か知っているのか?」

 

「…それがな、ワシにもさっぱり分からんのだ。こりゃあとんでもない事が起きそうだ」

 

「…ちっ。じゃあどうするんだ。どうしようもないじゃないか。」

 

「…ベジータ。まず、フュージョンを使うのは悟飯に対してだ。…合体したら、オラ達が普段使えない様な能力が使えるようになる。そんでもしかしたら、何か手掛かりが見つかるかもしんねぇ。…賭けだけどな」

 

 

 

 

 

(例としてフュージョン戦士は、悟空単体では扱えない一種の浄化パワーが使用可能である。)

読者の皆様はお分かりかもしれないが、ある課題があった。それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

「き…貴様と合体だとぉ!?ふざけるな!

誰が貴様のような下級戦士と合体するか!そこのゴキブリとでもやってろ!そんな事をする位なら俺は死を選b………………死…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ベジータは顔を赤らめる。(そして落ち込む界王様)

 

「そうだなベジータ、おめぇはもう死んでっから[死は選べない]んだよな!ははは!」

 

 

ケタケタと悟空は笑う。

 

 

「おいカカロットぉ!笑うんじゃない!ぶっ殺すぞ!」

 

 

ベジータの恫喝も虚しく、悟空は追撃をかます。

 

 

「オラももう死んでっから死ねねぇんだよなぁ」

 

「く………くそったれぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

 

散々笑い者にされるサイヤ人の王子だった。

そんな和気あいあい(?)な雰囲気の戦士達に、脅威が迫る。

 

 

 

ふと、悟空が険しい顔付きに変わった。

 

「…どうした」

 

「…こないだより更に気が乱れてる…。……。…すまねぇな…。

 

 

 

ずっと、ずっと放ったらかしにして」

ベジータの問いには答えずに、悟空が感じ取ったものは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠く界王星を見据える一人の男。

 

 

 

 

「……………………」

短く刈り上げた髪。山吹色の道着。背中に「飯」の文字。

ここまで書けば、誰かは分かるだろうか。

 

しかし[孫悟飯]が纏う闘気は、禍々しい。

 

 

 

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一方こちらは、鎮守府海域の果てに鎮座する深海棲艦の泊地。

これから提督達が攻めに来るであろう場所だ。

そこに一人の来客者がいた。

 

 

「全く。上位種しか、まともに話も出来ないというのか」

言うなりその男は、警戒して襲い掛かった一体の後期型駆逐艦を[一睨み]で爆沈させる。

何事かといきり立つ深海棲艦達だが、ある女性が制止する。

泊地棲姫だ。

 

 

「…無意味ナ殺傷ハ止メロ、向コウガ得スルダケダ」

 

 

男は慇懃無礼に話し始める。

 

 

「なぁに。[雑魚]の1人や2人、我々にとっては大した損失ではございません。違いますか?」

 

「……!………」

 

 

泊地棲姫は一瞬顔を顰めるがすぐに戻す。

 

「忘れるなと言った筈です。貴方達の様な、低俗な邪念の集まりに型をくれてあげたのは誰だと思っているのです?理性をくれてやったのは誰だと思っているのです?

貴方達はただの傭兵部隊だ。余計な事を考えずに馬鹿真面目に命令を遂行すれば良い」

 

「……ハ。

ソ…ソレデ、話、トハ?」

 

「あぁ、差程難しい話ではありません。貴方達にはやがて来る艦娘達、第一艦隊と第二艦隊をこの海域に[一定時間]できるだけ足止めしろという事です」

 

 

「……ドウイウコトダ」

 

「西矢子鎮守府に最近やってきた提督は滅法強いそうです。

私には遠く及ばないもののその潜在能力は高いと見込んでいますが…まぁ、本当の目的を貴方方に教えて差し上げる道理などありませんから。

犠牲は幾ら出しても構いません。何故なら…

 

彼こそがこの戦争の鍵を握っているからです」

 

その邪悪な笑みの前では、泊地棲姫も、ただ凍り付くしか無かった。

如何なる勇気をも飲み込む圧倒的な絶望が今、艦娘達に牙を剥こうとしている。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜作戦海域 side 第三艦隊〜

 

「…艦隊決戦とは言えないが、まぁ…悪くはないな。

全員!先ずは突っ込むぞ!てーっ!!!」

彼我の距離はおよそ100m。超近距離だ。しかしこれは夜戦。その気になれば大人数での奇襲も可能となる。

第三艦隊は夜の闇の中、敵機動部隊に猛然と砲火を浴びせ始めた。

 

「ッ!?」

 

突撃を開始した第三艦隊を前に、旗艦である空母ヲ級は反応が遅れてしまう。

ちょうど輪形陣で待機している機動部隊はそれを真っ二つに引き裂かれる羽目になった。

引き裂かれた護衛の軽巡洋艦2隻、駆逐艦1隻を第三艦隊は反転しつつ追撃を図ろうとしている。

 

「長門さん!敵と私達の数は互角なので、私と朝潮ちゃんと島風ちゃんで空母を沈めてきます!いいですか?」

軽巡洋艦阿武隈がもう一方の空母群を見やる。肉薄攻撃を仕掛けるつもりだ。

 

 

「そうだな。向こうも魚雷を装填しているから、万が一に備えてそうした方がいいか。

長門さんはどう考えますか」

 

 

那智は賛成した。

 

 

「勿論。阿武隈なら任せても大丈夫だからな」

 

 

長門も二つ返事で了承する。この間僅か5秒。艦娘達が戦火の中で築いてきた、あるいは信頼の高さが窺えるというものだ。

 

「よし!皆私に続いて…って!島風ちゃん先に行かないでって!行かないでくださぁい!もー!」

 

「皆遅いよー?早く来ないと、私が全員沈めてきちゃうから!」

「あはは…。早く後を追いましょう」

 

 

嘆く阿武隈。苦笑いする朝潮。フリーダムな島風。

第一水雷戦隊旗艦の名を冠した阿武隈だがどこかコミカルさが目立ってしまうのも無理はない。

 

 

「…島風は相変わらずだな」

「朝潮ちゃんを組んでいるのは正解ですね。よく見てると思います」

「…そろそろ行かないか?皆」

 

 

 

 

こうして、フリーダム軽巡駆逐組と真面目な打撃組が分かれて行動を起こすのであった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~side 第四艦隊〜

 

第四艦隊も夜襲は成功を収めていた。

水雷戦隊は夜戦においてこそその真価を発揮する。

何故ならば彼女達は必殺兵器ともいえる…勿論核兵器には遠く及ばないが、戦艦であれば致命傷にも成りうる…魚雷を持っているからだ。

 

 

「さて…帰りましょうか!」

駆逐艦綾波は元気よく言った。

 

こうして第四艦隊は無傷、完全勝利の帰投に向けて舵を取った。

 

全員がジョーカーの仮面を被った10人程の小隊が後を付けている事も知らずに。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「第三遊撃部隊、ただ今帰投した。

結果は見ての通りだ。我が遊撃部隊は敵の一機動部隊及び同一水上打撃部隊を撃滅…

そして味方の損害は…」

 

「ちょっと被弾してしまいました…。すみません」

 

「ま…まぁ、見れば分かるんですけどね。ご苦労さまです。

長門さん、皆を急いでドックに入れてくれますか?羽黒さんには高速修復材っていうのを使って下さい。まだかなり余裕があったと思うので」

 

「了解だ。じゃあ皆、行こうか。」

 

 

 

 

 

 

第三艦隊は冗談の様な戦果を挙げた。

夜戦強襲とはいえ羽黒のみが中破するだけに留まり、あとはさしたる損害は無かった。

まさに快勝。この勝利によって泊地への攻撃がますます容易となる。

 

「あの…提督?神通さんが…」

 

「あ…あの…第四艦隊、帰投しました。戦果は…」

「敵の1個水雷戦隊の撃破、ですよね。お疲れ様でした…って皆こっ酷くやられてましたか…

ドックに行って直して来て下さいね。」

 

「本当はそんなに苦戦していなかったのですが…帰投する際に正体不明の敵に襲われて…」

 

駆逐艦の綾波がバツの悪い様な顔をした。

それを見て提督は秘書艦、そしてもう直ぐ戦友ともなる榛名に話しかける。

 

 

「……やはり勝負を急いだ方が良いのでしょうか」

 

 

提督は逡巡する。

どうも上手く行き過ぎているのだ。今回の作戦は。

犠牲を出さずに帰って来てくれる事に越した事はないのだが。

 

「……この戦況。怪しいと思うのは私だけでしょうか。榛名さん」

 

「提督。提督は、私たちの指揮を執るのは初めてですよね。

大丈夫ですよ。きっと、全て上手く行きます。そうでなきゃ…

ね?皆いつも頑張ってるから…きっと報われる筈だと思います」

 

 

「…。では、第一、第二艦隊に出撃司令を出します。30分後、7:10に出撃準備を完了させよ…と。」

 

「はい!榛名も準備してきます!…宜しくね!提督」

 

 

 

その風景は、前途洋洋とした、希望に満ち溢れたものだった。

頑張っている者は報われるんだ、と言わんばかりに出ていった榛名を見て提督は一先ず安心した。流石戦い慣れしている、と。

嫌な予感も、只の杞憂に終わるかもしれない、と思った。

彼女達ならば、きっと大丈夫なのかもしれない。と。

 

「(……頑張っているから報われる…)」

 

 

そんな事を胸に留めて提督は自分も出撃の準備をするべく提督室を出た。

後方の事は長門らに任せてある。これで憂う事無く[戦える]。

 

「…………………大丈夫。拳を振るった事ならある…。」

 

そう言い聞かせて歩く提督。

 

 

 

「あ、司令官!これから宜しくお願いします!一緒に頑張りましょう!」

 

「こちらこそ。白雪さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だ が 杞 憂 に 終 わ っ た の は [拳が振るえさえすれば大丈夫だ] と い う 慢 心 だ っ た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁサイヤ人よ。お前に秘められた力で艦娘達と戦い共倒れするのです。そうすれば、私達の野望はより盤石なものとなります。邪魔する者が居なくなるのです。長かった。長かったぞ…」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しばらくして、無線機で連絡を取り合う第二艦隊。

基地航空隊の援護もありまさに楽勝であった。

「提督!そちらはどうだ?」

 

「超上々ですよ。ねぇ飛龍さん」

 

「そうそう、これのお陰で通信も楽になったし。流石ブルマさん!」

 

提督が使う様な、スカウターの再現は流石にしきれなかったものの、戦時中とは比べ物にならない程の性能を持つ無線機は出来上がっていた。

 

「それで、間もなく第一艦隊と合流して泊地を一気に叩きます。長門さんは引き続き状況整理をお願いします。」

 

しばらく間を置いて長門が言う。

「…いよいよだ。提督。これが、制海権を取り戻す切欠となるんだ。気を抜かないようにな。…期待してるぞ」

 

 

「!」

そうして、連絡は途切れた。

 

「(………まだ何もしてないんだけどなぁ)」

 

 

 

 

 

現在の戦況をまとめる。

前夜の第三・第四艦隊の活躍により敵艦隊の数は大いに減少していた。

海戦において一番厄介なのは何か?と聞かれれば…一昔前の話であれば戦艦だろうか。

だがこの現在は違う。制空権を握られてしまうことだ。

つまり航空母艦ということになる。だが耐久性は戦艦に譲る。一度[発着困難な]甚大な損傷を受ければ只の囮、あるいはそれ以下にだって成りうる。だがそれはお互い様の事だ。

 

敵の主要な空母は先日の夜戦において悉く轟沈。

そんな訳で、敵から制空権を奪うのは容易い事だった。

そして、第二艦隊は、かつての大戦における某米国の様を知らず知らずのうちに追体験しつつ現在に至る。

 

 

「アウトレンジって効くのね…これじゃあ提督の出る幕ないじゃない」

 

 

まるでいらない子を見るかの様に瑞鶴が提督もといターブルを見やる。

別に聞こえない訳では無く彼は、いかにもその通りだ、といった様子で首を縦に降った。

 

 

「まぁ…何も起こらない事に越した事は無いんだけど…。」

 

「そうだよねぇ。私も気が楽だよ」

 

 

翔鶴、飛龍がぼやく。

それぞれに起こった過去があっての言葉だと思うと、何処となく切ない雰囲気になるのも無理はない。

最も、悲惨な過去を持つという点では、ここにいる全員にも当てはまるのだが。

 

だから、過去は繰り返さない。

過去の愚かな誤ちを踏まえて、万全の体制で戦いに挑む。

精神論だけでこの地球を救う事などまず不可能なのだ。

だから、練度も兵装も問題はない。

 

絶対に勝てる、と。

勝って平和な海を取り戻すんだ、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「微笑ましいのだが、圧倒的な力の前ではどんな努力も無駄ですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如、ターブルは全身が粟立つ様な感覚に襲われた。

表面上は平静を装いつつも、その内面は激しく動揺していた。

 

 

「(何だ…なんなんだ…この気は!?)」

本来、艦娘に気を探る事は出来ない。それはそもそも艦娘がどう足掻いてもただの地球人に過ぎないからであって、何ら不自然な事ではない。

ターブルは、いくら戦い嫌いと言っても、戦闘民族として、エリート戦士としては成熟していた為、この異常にすぐ気づいた。

 

艦娘も深海棲艦も、平常時はともかく戦闘時にはそこそこ戦闘力が高まる事は提督も知っている。

それ故に、わざわざ偵察などせずとも敵味方を判別出来るのだ。

 

 

 

この得体の知れない幾千もの気は、艦娘でも深海棲艦でもない。

間違いなく悪しき者の持つ気。

内側に勿論[第一艦隊]と深海棲艦の気が混じっていたが、そんな事は些細な事だ。

どう考えても[彼等]は、艦娘を凌駕する戦闘力の持ち主だった。

 

 

「(……勝てない)」

提督はそう悟った。

間違いなく彼等は艦娘の手に負える相手ではない。

よくよく探ってみれば、艦娘達の気は大きく減っている。沈んでしまうのも時間の問題だった。無闇に全員で駆け付けるよりも、自分が乗り込む方が危険が少ない、と、そう判断した。

 

提督は流石に、味方が理解出来ていないからといって仲間を見捨てる様な性格は生憎持ち合わせていなかった。それを実現出来る[かもしれない]戦闘能力をもっているのもまた事実だが。

気付けば飛び出していた。というのが相応しい表現だろうか。

 

 

 

 

 

 

 

「提督!第一艦隊と連絡がとれま」

何かに気付いた瑞鶴が提督に話し掛ける。が、全速力で飛ばし始めた提督に聞こえる筈はなかった。

 

 

 

「瑞鶴。こっちは心配いらないわ。だから、先に帰投しておいて」

 

加賀の声が無線機から漏れる。然しながらそれが紛い物である事を誰が看破出来るのだろうか。

いや、誰も出来ない。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

提督は全速力で飛ばしながら思考を巡らせる。

恐らく艦娘は何者かに[道化を演じられたのだ]。そして、正体不明の敵に包囲された。

戦闘民族としての勘が働いたのだ。

 

提督の判断は正しかった。だが、もし彼自身も[誰かの掌で踊らされているとしたら]。

残念ながらターブルは察知出来ずに、第一艦隊を救出に向かっていった。

 

 

 

 

悪しき神が主催する、最悪な時間が始まろうとしている。

果たして提督と第一艦隊はこれから起こる悪夢にどう立ち向かうのか。

ある神は勝利を確信していたが、どうだろうか。

 

 

 

 

「さぁ、ショータイムの始まりです。精々足掻いて見せなさい艦娘達よ」




ジョーカーの仮面はSDBHの道中敵をもじりました。どうでもいい?アッハイ

戦闘シーンをグダグダ書くのもあれなんで端折りました。いいよね?艦隊陣形めんどくせぇ!
うるせぇ駄文製造機とかはいわない約束。いいね?

黒幕っぽい人は界王神ではありません。わかった?

「あーなるほどね完全に理解した(分かってない)」

そしてちゃんと見たら分かるけど深海棲艦の自作設定も載せてます。ぜひ確認して、どうぞ







これからの展開について。
レイテ?ミッドウェー?ツィザレヴィッチ?何それ美味しいの?

艦娘には大猿の脅威にとことん怯えて貰います()
どう戦うかが見物ですね(目を逸らしつつ)

え?ターブルは超サイヤ人になれないって?待てよ、ちょ待てよぉ
期待してね!←


では次回!「第6戦 第一艦隊壊滅の危機!?謎の包囲網を突破せよ」






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