艦隊これくしょん〜悪夢に抗いし者達〜   作:超奏

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大変長らくお待たせしました…すみません、ざっと3ヶ月ぶりですね。
この春晴れて大学に入ったんですが…[大学に入ったら自由が手に入る]なんて嘘だっ!
全て嘘なんです!必修科目やサークルにバイトにクソ忙しいし第二言語がくそ(憤怒による語彙力低下)

奪われた食糧がなかなか取り戻せてません。みなさんはどうすかね…?

まぁ前置きはここまでにして、本編どうぞ!補足、変更点については後書きで触れます。



第6話 第一艦隊壊滅の危機!?謎の包囲網を突破せよ!

〜前回のあらすじ〜

 

遂に南一号敵泊地攻略作戦が発動された。

提督の予想とは裏腹に、破竹の勢いで敵艦隊を撃破する艦娘達。

第二艦隊に同行していたターブルが彼女達に帰投指示を出そうとしたその時、第一艦隊の周りに多くの数の邪悪な気が出現した。

無論、第二艦隊はそれを理解する筈はない。彼はそれを理解し単騎、第一艦隊の元へ向かうのだった…

 

 

 

......................................................

 

〜泊地中心部〜

 

時はやや遡る。第一艦隊、金剛ら6名は敵泊地を破壊する指令を受けていた。

周囲の敵艦隊は壊滅し、泊地を残すだけの状況だった。

戦時においては泊地攻撃にも参加しており、しかも誰よりも早く[改ニ]の境地に到達していた高速戦艦、金剛を筆頭にした水上打撃艦隊は瞬く間に泊地を追い詰める。

 

 

 

 

「バァァァァニング!!!ラァァァァブッ!!!」

 

金剛の掛け声とともに艤装の41cm連装砲塔が、俯いたままピクリとも動かない泊地棲姫に向けられ、そして砲弾は吸い込まれる様に、直撃した。

爆発音が鳴り響くが、彼女達にとっては苦痛ではない。

 

「やったネ!」

「お姉様、流石です!」

 

すぐ近くにいた比叡と金剛はハイタッチする。

 

「戦艦の砲戦支援というのも、悪くは無いわね。金剛さん、お見事です」

 

「加賀さん。次も気を緩めずに。皆さんも慢心しては駄目ですよ」

 

 

 

 

 

 

金剛型4姉妹が返事をしようとしたその時。

 

 

 

 

 

「慢心?貴方達は今まさに、慢心しているのですよ。」

 

第一艦隊一同は、不意に不気味な言葉を投げかけられた。

 

「「「「「「!!!!!!」」」」」」

 

 

 

 

 

 

振り返って見ると、紫色の肌をした仰仰しい服装の男、わかりやすく例えるなら[まるで界王神の様な服装の男]…が、砲弾を弄りながら空に浮いていた。

 

「空間転移魔術。ビビディさんの様にはいきませんが、便利なものですね」

 

 

「………ナ…ゼ……?」

息も絶え絶えに泊地棲姫が言う。

もはや大破を通り越して轟沈寸前、といった有様だった。

その有様には敵方である艦娘も眉を顰めざるを得ないものであった。

しかし誰も彼が泊地棲姫を攻撃した事を理解していない。

 

 

「何故?この間言いましたよ。貴方達はただの傭兵だ、と。それに」

 

[魔界王神]が手をかざす。すると見る見る間に彼女の首が絞まっていく。

 

「艦娘に倒されると面倒なのでね。暗黒魔界の神である私が直々に殺して差し上げる、という訳です。」

 

 

「………………オノレ………!」

 

「まぁ雑魚が増えた程度で気にもしませんが。

おっと、恨むなら自分の力の無さを恨みなさい。動けない兵士など死ぬのみ。

貴方の功績を配慮して、今度はもう少し上位の種にしますので安心して死んで下さい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泊地棲姫は真っ黒な煙となって消滅した。

「この怨みが我々の計画の糧になり、そしてまた新たな深海棲艦を生む。…なにか、思い当たる節があるはずですよ?加賀さん」

 

 

神を前にしても尚、加賀は動じなかった。

「…貴方…もしかして、あれを知っているの?」

 

「勿論です。と、いうよりこれと[あれ]とは別物ですよ。

 

艦娘と深海棲艦が轟沈によって輪廻する現象はよく分かりませんが、怨みが元で深海棲艦が生まれたのだという事は知っています。

まぁそんな事はどうでもいい。大事なのは、[深海棲艦は我々暗黒魔界軍の傘下にある]という事。」

 

「…………暗黒…魔界軍…?」

 

発言者の榛名はともかく誰も今の状況を分かるはずはない。

魔界王神は一呼吸置き、それから再び一人語りを続ける。

 

 

「私は怨み、悲しみ、絶望感、嫉妬…といった、所謂[負の感情、マイナスエネルギー]を集めているのです。

そんな時…まさしくマイナスエネルギーの塊である深海棲艦と出会いました。然しながら彼等は特段に意思は持っておらず、上位の深海棲艦しか会話は不可能。

ただ[カエリタイ]という衝動に駆られたままの哀しき存在。加賀さんなら痛い程分かるはずです。

その知能の低さを」

「!!!!」

 

「知能は低い割にその戦闘力は大した事はないのですよ…なので、半ば強制的に我々の傘下に入れた、という訳です。駒としてはこれ以上ない出来ですから。

 

 

 

それに、いずれにせよ艦娘と深海棲艦の戦争は終わらない。貴女達の、敵を憎むその感情が、新たな深海棲艦を生むのですから」

 

 

 

「(………何故かしら…敵の事を言われているのに…何故…これ程腸が煮えくり返るのか…!!)」

知らず知らず動揺する加賀の肩を赤城が優しく叩く。

 

「こいつに飲まれては駄目。落ち着いて」

「…!赤城さん。面目ない」

 

 

 

 

 

「何が正義かすら分からない癖に?はっ!笑わせる。滑稽です。実に滑稽ですよ!

 

下らない理由で争い、別に地獄に落ちる訳でもなく延々と艦娘と深海棲艦を行き来するだけ。よっぽど深海棲艦の方がましですよ…なので、貴方達には[この宇宙の為に]消えてもらいます。

 

 

 

喜びなさい。貴方達の痛みや苦しみは、[この宇宙の真なる正義]を実現する為の礎となるのです」

 

 

 

 

 

 

バチン、と指を鳴らす。すると、

 

「……………な…何なノ…!!!」

「……こんなの…索敵機にも引っ掛からなかったのに…何故…!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思わず第一艦隊全員が凍り付いてしまう。

おびただしい数の[JOKERの仮面を付けた]兵士が第一艦隊の真正面に出現したからだ。

 

 

「科学に頼りっきりな貴方達を欺くなど実に容易い。

安心しなさい。死体だけは鎮守府に返してあげます」

 

魔界王神は実に嗜虐的な顔を浮かべている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金剛はゆっくりと、決意の篭った口調で話し始める。

「ヘイ…皆…。火力を前に集中させるネ…そして頃合いを見て、砲塔を切り離して逃げて。

加賀サンも赤城サンは…妹達の援護を頼みマス。

私は敵を引き付ける…この力デ!!」

 

「姉さん!?どうして!?一緒に還ってよ!!」

 

金剛は苦い顔をする。脱出は容易ではない事がその狂気から垣間見えているからだ。

「そういう訳にもいかないネ…。見てよアイツらを。

誰かが殿にならなきゃ、皆死んじゃうんだヨ。だから…早く。

 

加賀さん、赤城さん。妹達を頼みマス」

 

 

「そういう訳には…!!!加賀!!!」

 

「………誇り高き、一航戦が、こんなもので怯むと…でも…?」

普段滅多に感情を露わにすることのない加賀が、声を震わせる。

何処からどう見ても、明らかに動揺していた。

 

 

 

 

 

[自身の秘密]が彼等にとってはさも常識であるかのように語られ、あまつさえ自分が知らない事がある。

辛い[近過去]を持つ加賀にとってはそれだけでも充分動揺するには事欠かないのだが、まだあった。

 

自分達の動向を事前に察知され、まるで誘い込まれた様に今に至っていることだ。

かつてのミッドウェー海戦さながらの道を辿っているのだ。

つまり、行き着く先は…全滅。

 

 

 

 

 

 

 

 

「解ってる。でもね、加賀さん。

今度はそうはいかないわ。だって、負けない為に。これまで訓練を重ねてきたのでしょう?それに、みんなも居る。金剛さんも、榛名さんも、比叡さんも霧島さんも。

こんな敵がなんだっていうの。いつもの加賀らしくないわ。」

 

「……貴女は?戦うの?」

 

「ええ。敵に背を向けるなんて一航戦の誇りにかけても…いえ、この世界を救う様に託された者として相応しくないから」

 

 

 

 

 

 

 

 

その不安が気の所為である事を願いつつ。

「…赤城さん。背中は任せましたよ。

 

 

今度は皆で生き残ってみせる」

 

「……どうやら話はまとまったみたいネ。榛名、比叡、霧島」

金剛は赤城と加賀の様子を見送ってから妹達にハンドシグナルを送った。

 

[主砲一斉射撃]の合図を。

 

加賀と赤城は背中から矢を抜き取り弓に構える。

臨戦態勢は整った。

 

 

「まぁ貴方達の提督はこの状況を解ってらっしゃるので直に来るはずです。その時に詳しく喋るとしましょう…おや?まさか戦うのですか?」

 

魔界王神は自軍に砲口が向けられて驚いたようだ。

 

 

「無駄ですよ。そもそも私の部下にすら貴方達は勝てない」

 

「……勝つか、負けるかなんてもう気にしてないネー…!

皆が生き残ればそれでいい!!!」

 

「主砲一斉射!!!撃てっ!」

 

 

榛名、比叡、霧島が暗黒魔界軍兵に正面攻撃を仕掛ける。

砲煙がもくもくと立ち篭める。

 

 

「撃って!撃って!撃ちまくるっ!!!」

 

 

僅か10秒で何十発もの砲弾が放たれる程に、艦娘達は闇雲に撃った。

ちょうど第一艦隊は暗黒魔界軍兵士に対し火力を集中しやすい状況下にあったのも幸運であったといえる。

 

「…」

砲煙と炎が立ち篭める。

「…まだ…終わってなさそうだけど…でも手応えはあった…」

 

 

霧島の言う通り、手応えはあった。確実に当たっていた。

 

 

 

いずれにせよ、しばらくは煙が消えることはないかと思われた。

 

 

 

金剛は、今度こそ撤退しようと艦隊の進路を変える様に指示をした。

空中で気弾を発射せんとする兵士には気づかないまま。

 

 

偶然にも少し早く気付いた加賀は近づきつつある気弾に向かって弓を引き絞り、艦上爆撃機を発進させる。

ただ、強力な巨大気弾に対して、[現状の兵器では]脆弱過ぎた。

 

あっという間に気弾に飲み込まれて消滅し、気弾は一切速度を緩める事なく進み続ける。

 

間近に迫った気弾に対し、第一艦隊に出来たことは艤装を盾にして防御姿勢を取ることだけだった…。

 

「(この熱さ…あの時と同じね…。

あぁ、また沈むんだ…

 

 

 

 

 

 

………?)」

 

 

 

 

しかし、一向に沈む気配はなかった。

何故なら、間に合ったからだ。

 

「て…提督!?」

 

気弾を放ったのは提督であった。

「な…なんとか間に合った…」

 

2つの気弾はぶつかり合ってやがて空中で爆発した。

提督は空中に位置する兵士を一瞥し、魔界王神へと向きを変える。

 

「…貴方は…!どこかでお会いしたような…」

 

 

が、当の本人は全く聞いていない、と言わんばかりに拍手を浴びせる。

 

敵にすらも丁寧に受け答えをするターブルであるが、流石の彼も意味のわからない事で煽りにも等しい拍手を返された事には気分を悪くした。

その隙にターブルは第一艦隊の安否確認を行う。

 

「皆、無事そうですね」

 

「…何故提督がここへ?第二艦隊はどうなったのですか!?」

 

 

勿論赤城は声を荒らげた。

 

 

「先に帰投する様に…いえ、無事です!無事ですよ!

…ただ、他の皆は、異変にまだ気付いていないのです。」

 

理解して貰えるはずが無いことは薄々気付きかけている彼であるが、

 

 

「異変…確かに、これはそうね。助けて貰って言うのは気が引けるけれど、だからと言って貴方だけが持ち場を離れる理由にはならない。自分で決めた作戦を安易に…」

「そう言って…死なせる訳にはいかないんです!」

「!」

 

 

 

いつの間にか魔界王神は拍手を止めている。

 

 

「さて、お喋りはそこまでにしてもらいます。

奴を…あのサイヤ人を生け捕りにしなさい」

 

 

魔界王神の合図で、今まで控えていた兵士が一斉に飛び掛る。

その数およそ450。宇宙の帝王フリーザが従えている軍よりは少ないが、兵士個人の強さも申し分ない程の実力を持っていた。

 

「…くっ…来ます!」

この海域で、たった一人のサイヤ人と6名の艦娘による絶望的な戦いが始まった。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

〜界王星〜

 

「悟飯…いい加減目ぇ覚ましてくれっ!」

 

 

こちらでも戦いが繰り広げられている。

一方は人造人間と戦って遂に命を散らせた地球人とサイヤ人のハーフ、孫悟飯。

もう一方は宇宙の帝王フリーザを2度打ち倒し、病に倒れた孫悟空。

傍観を決め込んだサイヤ人の王子、ベジータ。

 

戦っている2人の黄金のオーラに稲妻が走る。2人とも、超サイヤ人を超えたレベルで戦っているのだ。

 

 

「…………ちっ…いつまで手加減するつもりだカカロット。」

 

 

ちなみに、王子は手が出せないでいる。正直この時点で面子が丸潰れであるが彼の名誉の為にも黙っておこう。

悟空としてもベジータと大きな実力差がある事は知っているし、もしベジータとフュージョンするとなればその特性上自身が[大幅に]気を抑える必要がある。悟飯が超サイヤ人2で戦える以上下手に気を落とすのは不味い。

 

 

「悟飯っ!」

 

 

悟飯は悟空の叫びに少し体がビクンと固まった。が、すぐに再び気を高める。

 

 

「くっ………そ…………」

 

「………俺は………………お前達を倒さなきゃ…………………いけないんだ!

うわぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」

 

 

悟飯の気が爆発的に高まる。

高まる気は辺り一帯を激しく揺らす。

 

悟空は掴みかけていた。

悟飯が今戦っているのは[悟空ではない]。かつて倒された人造人間の幻影と戦っているのだ。

自分は人造人間と戦っていない。父親が死んだ後も次々と戦士が、みんなが殺されていった悟飯の苦しみを分かってやる事は叶わない。

自問自答を繰り返した。どうしたら息子を救ってやることが出来るのか。

答えなんて出る訳がなかった。

でも今ここで止めたら。本当に悟飯は救われないまま永遠に彷徨ってしまう。だから。

 

 

 

「悟飯…すまねぇ。ここはあの世だ。一気に決めさせてもらう…消えてくれるなよ」

 

 

悟空は腰を低くし、力を込める。

 

 

「ぐぐぐぐ………!」

 

先程以上にあの世が揺れる。

それどころか、遥か彼方の界王神界まで揺らさんとする程に気が高まっていく。

 

 

「ご、悟空!お前本気なのか?」

 

 

界王が怯えている。界王星は既に丸ごと震えている。

その異常な気の高まりにベジータは肝を冷やさざるを得ない。

 

 

「ば…馬鹿な…カカロットがこれ程の力を隠してやがったとは…

 

…そうか。俺が地獄で責め苦を受けている間も、奴は当然のように修行をしていただけの事か。

…だが、今は無理でもカカロットがなれてこの俺になれない筈がない。いつまでも後追いは御免だ」

 

 

そして、悟空の身体から凄まじい閃光が放たれた。

光が晴れた後には、悟空の髪は腰まで伸びていた。

腰まで伸びた黄金の髪。

眼窩上隆起が起きたことによる凶悪なマスク。

超サイヤ人2以上に激しいスパーク。

 

孫悟空があの世での修行の果てに辿り着いた境地、[超サイヤ人を超えた超サイヤ人を、更に超えた]超サイヤ人3だ。

 

 

「悟飯、おめぇは俺が助けてやる」

 

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

「はあぁぁぁっ!」

 

 

ターブルは自分も気を高め、両手を前に突き出す。

そして襲いかかる兵士達に拡散型エネルギー波を放った。

 

 

「「「!」」」

 

 

何十何百にもエネルギー波は拡散しそれらに向かっていく。

全弾命中した。金剛は喜ぼうとしたが…

 

 

「やっt…」

 

「ちっ!」

 

 

そうは問屋が卸さず、煙の中から兵士3名が殴り掛かる。

煙の中から影が迫っている事に気付いていたターブルはこれを躱す。

躱した姿勢そのままに、その兵士達に牽制気弾を放った。

 

 

「(各個撃破か、それとも…)

…っ、しまった!」

 

 

しかし他の兵士に不意に背後を取られ、羽交い締めにされてしまう。

牽制程度で止まるはずもなく、的確に自分にダメージを与えんと距離を詰めてくる兵士達。

当然避ける事など出来ず、腹に一撃を食らってしまった。

 

 

「ぐ…く…」

 

 

苦悶の表情を顕にするターブル。しかしまだ彼は諦めていない。

兵士はそんな彼にもう一撃を与えようと拳を振り上げる。

その時、背後の兵士が何者かに砲撃を受けた。紛れもなく艦娘によるものだ。

いくら威力が足りないとはいえ流石にノーガードで受ければ怯まざるを得ない。

その怯んだ一瞬を彼は見逃さなかった。

 

 

「だぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 

[羽交い締めにされたまま]前宙返りの要領で兵士を正面に突き出す。

拳は兵士を貫き、それは息絶える。

そうして拘束が解けた彼は即座に態勢を戻し、2人諸共蹴り飛ばした。

 

「(………何故だろう…何も感じない…)」

 

自身の性分と[戦闘民族の血]がせめぎ合う事に戸惑う間も敵は待ってはくれない。

何十もの兵士が辺りを取り囲み、彼にエネルギー波を放った。

彼を中心に大爆発が起きる。

 

 

「ふん、所詮はこの程度ですか。いくらサイヤ人と言えど、数には勝てない…

…ほう」

 

 

余裕そうな態度をとっている魔界王神だったが、しかし、抗戦を続ける彼に驚嘆の声を洩らした。

 

エネルギー波の一斉射をもろに食らったターブルだったが、ダメージも厭わず突き進み、そのまま兵士達の一角に殴りかかった。

自身に振るわれる拳が、彼には先程より遅く見えている。

拳を左手で受け止め、右裏拳を浴びせ、そのまま背負い投げを敢行する。

放り投げた敵とそれを受け止めた兵士諸共、気功波で追撃する。

いつしか彼は、もう一度空を飛べるようになっていた。

 

 

「…もう…誰も失ってなるもんか…!」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

おっす!オラ悟空!

ターブルが大人数相手に戦ってるなー!あいつ、戦いの中でどんどん気を上げていきやがる…流石はベジータの弟だ…!でも魔界王神っちゅう奴は色んな技を使ってくるみてぇだ。

へへっ…オラも負けてらんねぇな!…頑張れよ!

 

次回!「第7戦 [ケツイ]を抱いて戦う者達」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




①ターブル君大猿化は没案となりました。
②未来悟飯の異常なパワーアップの理由については前話で触れました。
③フュージョンすると逆にパワーダウンする為力押ししようとしたのです。
④最後らへんの戦闘描写はたったひとりの最終決戦のオマージュです。
⑤持ち場を離れたことについて加賀さんが窘めるのも無理はないかと。ただその常識は基本力押しのサイヤン勢には要らないものらしいっす。
ていうかそれで助けられてるんだからめっちゃ複雑な気分のはず。その気持をどう表現しようか迷った。
⑥「来るな」と言われて来なかったから助けられなかった者が居たとするならば…どうでしょうか?

たぶん補足はこんなもんかと。疑問いちゃもんなんでも受け付けますゆえ…気軽にコメントぶん投げて…

大雑把なプロットは出来てるんですがいざ文字に起こすと難しい…
多分この章は3~5話で終わらせたい(願望)
ていうか魔界王神についても触れてくれてもいいんよ…?全然答えられるし…

もうDB要素が強くなっていきます。艦娘はあくまでフォローに回る感じです。
この章終わったら特定の艦娘との絡みや艦娘の日常書きたい…書きたくない?いや、書きたい
また終わった時にTwitterでアンケートとかやってみたいと思ってます。




次回は少なくとも六月中には絶対、出来れば来週中には出したいです…気合入れて、いきます!




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