辺りが不穏な空気に包まれ、警戒しながら先へと進む。
その中、メルディが不思議そうに話した。
メ「どうしてみんな星菜いじめるか?何かしたか?」
ナ「わかりませんわ。何故、星菜を認めないのでしょう?いじめられてる者を助けるとは素晴らしい行動なのに」
ス「単純にムカついたからとかか?それか、いじりやすかったとか」
リ「はぁ!?そんな理由で星菜を傷つけたって言うの!?ふざけんじゃないわよ!」
ス「俺に当たるなよ!」
ア「星菜の影は消すと言っていたな。まずは星菜本人に話してみよう」
ソ「話を聞いてもらえなかったら?」
ロ「それでも、何度でも話しかけるんだ!お前は1人じゃないし、俺たちがいるからってな!」
コ「そだね。届くよね」
ヴ「………敵だ」
ヴェイグが言ったのを見てみると、床から白い手と黒い手が数体出てきた。
ルー「何だあれ!あんな敵見たことねぇぞ!」
ジェ「やれやれ、そう簡単には行かせてもらえないみたいですねぇ」
ナ「でもやっつけないと先へは進めませんわ!ピアシスライン!」
ルビ「フォトン!………効いてないのかな?」
ハ「なら、シャドウエッジ!………ふむふむ、そゆこと」
ロ「どうしたんだ?」
ハ「白い手のやつは光属性に耐性あるっぽいけど、闇属性はめちゃ効くみたいね」
テ「なら、黒い手には光属性が効くのね。ホーリーランス!」
ハロルドの言った通り黒い手には光属性が、白い手には闇属性が効いていた。
コ「エンジェルフェザー!」
リオ「魔人闇!」
リ「ネガティブゲイト!」
ゼ「ジャッジメント!」
コハ「魔王炎撃波!………これで先へ進めるね」
ロ「でも、さっきまで敵はいなかったのに、何で今出てきたんだ?」
シ「星菜の影は“来れるのなら、来てみなさい”って言ってたわよね。もしかして私達を来させないようにしててるんじゃ」
ル「見たことない敵も、その影の力なのかもしれないね」
ス「だったらねじ伏せてやろーじゃねぇか」
ガ「ああ、向こうがその気なら、こっちもそれに答えてやろう」
ルビ「それに、こんなとこで負けてちゃ星菜を助けられないもんね!」
見たことない敵を倒し、先へと進む。進むたびに敵が増えていくが、上手く敵の弱点をつき倒しながら先へと進んだ。
進んでいくと目の前に大きな黒い扉があった。
ア「この扉の向こうに影がいるのか」
シ「この奥から、はりつめた空気がするわ……」
ソ「………入ろう」
黒い扉を開け放ち奥へと進んだ。
部屋のなかは全体が黒い空間だった。
そこには星菜の影と近くに苦しそうにしている星菜がいた。
エス「いました!」
影「みんな必要としていない」
『そん、な、こと……シェ、リア達、は』
影「あいつらだって本当はあんたの事なんて嫌いなんだよ」
『………ぅ、ぅぁ………』
影「現実見なよ、周りから酷いことされてきたじゃない?実の親からは愛情すらなかったんだし。ま、小さい頃はそれなりに優しかったけどさ」
『……ぃ、じめ………』
影「あんたはいじめられてる子を助けた。それから世界は変わったじゃない。持ち物をゴミ箱に捨てられてたり、隠されたり、殴られ蹴られ、人は誰かを痛めつけなきゃ生きてけないのよ…………それでもあんたは、あいつらの事、信じられるの?」
『…………わた、し、は………』
星菜の影は星菜に精神攻撃をしていた。
よく見ると、星菜少しずつ闇に染まりつつあった。
ロ「待て!」
影「!!………へぇ、ここまで来れたんだ」
ノ「あんなのチョロいもんよ!」
フ「星菜は消させないよ、僕たちにとって星菜は大切なんだ。…………星菜、今助けるよ」
『………ほ、んと、なの?』
影「騙されないで、こいつらは自分の都合の良いこと言ってるだけ…………本当はあんたの事なんて何にも思ってないのよ」
ロ「お前!」
影「それに……もう死んでるのに、みんなのところに帰えれるわけないじゃない」
ルー「何言ってんだ?あいつ」
『…………ゃ、ゃめ、て………』
影「あら、あんたら知らなかったの?なら教えてあげる。ここにいる星菜は」
『………やめ、て…』
影「殺されて死んだのよ。親の手によって、ね。もとの世界のみんなは星菜が邪魔だったのよ。消えてほしかったのよ」
『………ぅ、ぅぁ……うわあああああ!!!』
星菜の周りから闇が溢れ、星菜を呑み込んだ。
それを見た星菜の影は狂ったように高笑いした。
影「あは、あはは、アーハッハッハッ!!力が、力が溢れる!溢れるわ!これで、私、私が本物よ!!」
シ「星菜!!」
リ「………嘘……嘘よ…………」
エ「そ、そんな………てめぇ、好き勝手やりやがって!!許さねぇ……覚悟しやがれ!!!」
影「あは、あはは…………ふふっ、あいつは闇に沈んだ。あんた達の負けよ。ふふ、ふふふ、そうね………あなた達消してあげるわ!ホーリーランス!」
星菜の影は光属性の魔術を放った。それぞれなんとか避けることが出来たが、ルカはダメージを受けてしまった。
ル「うっ!!」
ナ「ヒール!大丈夫ですの?」
ル「あ、ありがとう………あ、あのさ、影を消せば戻るかな?」
ゼ「わからねぇ。でも今は影を何とかしねぇとこっちが消されちまう。エアスラスト!」
影「うふふ、もっと、もっとよ………私を楽しませて!」
ア「覇道滅封!」
ロ「魔神剣・双牙!」
ルー「烈震天衝!」
影「くっ!!やるじゃない。デモンズランス!」
星菜の影は狂ったように笑いながら、今度は闇属性の魔術を放ってきた。
エス「っ!!先程よりも威力があります!」
リ「光属性の魔術も使えるけど、得意な属性は闇ってわけね。影にはお似合いよ、タイダルウェイブ!」
ゼ「ジャッジメント!どうよ!」
影「がはっ!!…………このままでは………光からの生還!」
星菜の影は先程受けたダメージを淡い光で包まれ、回復していた。
ルビ「嘘!なに今の!?」
リ「あんな魔術知らないわよ!」
ミ「恐らく、光属性の攻撃を受けたら回復するのではないか?もしそうだとしたら、闇属性も」
ジェ「光がそうでしたら、恐らく闇もありそうですね。でも、光が弱いみたいですから………注意しながら戦いましょう」
ユ「爪竜連牙斬!」
エ「閃光墜刃牙!」
影「っ!!…………ディバインセイバー!」
コ「きゃあ!!」
エス「レイズデッド!大丈夫です?」
コ「ありがとエステル、だいじょぶだよ………ジャッジメント!」
ゼ「俺様も!ジャッジメント!」
影「くっ………光からの」
ヴ「させるか、凍牙衝裂波!」
影「ぐ、ぐうああああー!!!」
コレットとゼロスの光属性の技をくらい、星菜の影は回復動作に入るが、ヴェイグの攻撃により倒すことができた。
ク「やったか!」
影「私、は……まだ…………うっ……ぐ、ぐうああああー!!!」
ロ「な、何だ!?」
ユ「こりゃ不味くねぇか」
メ「バイバ!あいつ、どんどん闇が膨れてくよ!」
星菜の影は闇に包まれ辺りも同調するかのように闇が星菜の影を中心に溢れだし、闇から姿を現した星菜の影は巨大な化け物と化した。
ピンクブラウンだった髪は漆黒の髪に変わり、目の色も茶色から金色に変化し、背中に右は天使の羽で左は悪魔の羽が生え、黒い羽衣を纏い、白いローブを着た魔物がいた。左右には白い槍と黒い槍が浮いていた。
影「…………我は……裁かなくてはならない」
ア「な、何だ………何をする気だ?」
フ「わからない。あれは……本当に影だったものなのか?」
影「………消えろ………呪符【破滅の願い】」
ロ「うわああああっ!!!」
影はカードを浮かべ唱えると、上空に紫色の光が集まり、レーザーが放たれ凄まじい衝撃波が広がった。
ス「………う、うぅ……」
ルー「…………げほっ…お、おい……大、丈夫か?」
ア「ぐっ………この、ままでは………!!」
テ「…………はぁ……はぁ………か、回復、するわ………り、リザレクション!」
シ「……うう………ティア、ありがとう」
ユ「危うく全滅するところだったな…………それにしても、また見たことねぇ技使いやがったな」
ロ「さっきと比べ物にならない強さだ!みんな、気をつけろ!」
影「……月華天翔刃」
ジ「月華天翔刃!あら、私の技を」
影はジュディスの技を繰り出し、ジュディスも同じ技で防いだ。
影「…秋沙雨」
ロ「秋沙雨!こいつ、俺たちの技も使えるのか!?」
影「…蒼破刃」
ユ「蒼破っ!」
シ・メ「インディグネイション!」
影「ぐっ…………うぅ…………」
ア「やったか!」
影「光符【天使の祈り】」
シェリアとメルディの風属性最大魔術、インディグネイションを受け、影は大ダメージを受けた。
倒したかと思われたが、またもカードを浮かべ、唱えると小さな天使達が祈るように光が溢れ、傷を癒していった。
ク「ダメージを与えても回復されてしまう!」
ナ「でも完全には回復できていませんわ!…ストローククエイカー!」
影「……インディグネイション」
コ・エス・ソ「きゃあ!/うあっ!」
ロ「コレット!エステル!ソフィ!」
テ「レイズ」
影「時符【閉ざされし未来】」
コレット達が倒れティアが回復しようとするが、影はカードを浮かべ、唱えると、時計が浮かび上がり、みんなの動きが止まってしまった。
レ「ちょっ!動かない!」
ア「……体が……動か………ない」
ルー「お、おい、この状態で攻撃とか食らっちまったらやべぇじゃねーか!」
ノ「ぬおーー!う~~ご~~け~~!!」
影「終わりだ。嘆きの声に囁かれ生きる者に死を……屍の舞!」
影が唱えると、倒れたはずのコレット、エステル、ソフィが立ち上がり攻撃してきた。
コ「…エンジェルフェザー」
エス「…ホーリーランス」
ソ「…シェルスロー」
ロ「ぐあっ!こ、コレット?どうしたんだ!?」
ユ「…ぐっ………あいつに操られんだ…俺らの動き止めて仲間同士殺り合わせるってか……やってくれる」
テ「…うっ…体が動けば……治せる、のに…!」
ロイド達はコレット達の攻撃を受けた。攻撃がやむとコレット、エステル、ソフィは倒れた。同時に動けるようになった。
ルビ「!動ける!今、助けるね!レイズデッド!」
テ「レイズデッド!」
メ「レイズデッド!大丈夫か?」
コ「う、うん、だいじょぶだよ」
エス「ありがとうございます」
ソ「ありがとう」
ジェ「どうやら先程の技は秘奥義でしょう。倒れた仲間を使って攻撃とは…………なかなかやりますねぇ」
ゼ「危なかったぜ……でも、早いとこケリつけちまおうぜ。厄介な回復技持ってるみたいだしよ」
エス「今、治しますね……ナース!」
リ「あ、ありがと……」
ロ「一気にいくぞ!はああああ!見せてやる…!天翔、蒼破斬!」
ア「終わらせてやる!全てを斬り裂く!獣破、轟衝斬!」
エス「……邪と交わりし、悪しき魂に清き聖断を……セイクリッドブレイム!」
ジ「殺劇!はあああぁぁぁッ、舞荒拳!」
ミ「始まりの力、手の内に、我が導となり、こじ開けろ! スプリームエレメンツ!」
影「光符」
ガ「させるか!気高き紅蓮の炎よ…燃え尽くせ!鳳凰天翔駆!」
ノ「今なら使える、ししょー直伝の力、おいで、元始にて清浄なる炎、オリジネイトブレイズ!
立ちはだかる全てを、ノーマ・ビアッティの名の下に、焼き尽くせ!」
影「ぐ、ぐうああああー!!!」
影は姿が闇が所々下から上へとあがり、最初のドレス姿へと戻った。
膝をつき、苦しそうに肩で息をしている。
ルー「ど、どうだ?今度こそ、やったのか?」
影「………はぁ………はぁ…………この、私が……せっかく…………本物に………なれ、た………の………に……」
ロ「さぁ、星菜を返せ!」
影「…………はぁ………はぁ…………深淵の闇のなか、あいつは………さ迷っている………そしてそのまま………消え………る……」
シ「どうすればそこに行けるの!教えなさい!」
影「…はぁ…………はぁ…………ふ……ふふ…………あんたらが………本当に……あいつを………思え…ば…………」
話終えると星菜の影は、闇に還っていった。
そこには暗い球体が出現した。
ルビ「消えちゃった……」
ヴ「この中に、星菜はいるのか……?」
エス「行きましょう、みなさん」
ー忘れられし時の牢獄ー
エステル達が中に入ると、そこは何処かの家の中だった。
ジュ「!?ここって!」
テ「星菜の家……だわ」
エス「ここが……」
エ「……でも、何でここ」
プ「誰か来ます……」
タッタッタッタ…………バタンッ
タッ……タッ……タッ……タ……ギィ…バタン
ガ「…………走る足音と、ゆっくりな足音……だったな」
ソ「隣の部屋に入ったみたいだよ」
?「きゃあーー!やめて!」
ア「!!?今のっ!」
フ「星菜の声だ!」
ロ「何かあったんだ!行こう!」
叫び声がした部屋の中へと入ってみると、部屋の隅に怯える星菜と、片手に包丁を持った男がいた。
『……い………いや…………』
?「……お前さえ……いなくなれば………」
『いや!!』
?「死ねっ!!」
ア「待てっ!!」
?「っ!!?何だ?お前らは??」
『………う、うそ………』
アスベルが声をあげると男は振り返り、星菜はどうして?と驚いている。
男は金髪で茶色い目をした40代半ばのおっさんだった。この人が父親なのだろう
?「何だ?お前らは?ここは俺の家だぞ!出ていけ!」
ガ「そうはいかないな。あんた、彼女を殺そうとしたろ」
ゼ「殺しはいけないぜ?とっとと失せな!」
?「俺に指図すんじゃねぇ!俺を誰だと思ってる!偉いんだぞ!」
ア「例え偉くても、人を殺すのはダメだ!」
ナ「私欲のために殺人など………恥を知りなさい!」
?「馬鹿にするな!!俺より偉くなりやがったこいつが悪い!だからいなくなればいい!」
ロ「お前!そんな言い方ないだろ!」
?「うるせぇ!俺は偉いんだぞ!俺は悪くねぇ!法律ではな、殺人だと判断されなければ裁かれねぇんだ、こいつを殺しても俺は裁かれない!俺は偉いんだからな!」
ジ「……貴方って、救いようのないわね」
ユ「………法律がなんだって?法律が許しても、俺らはお前を許さねぇぞ」
?「ああん?何だと?」
リ「あんたが星菜を殺すなら!あたしがあんたを裁いてやるわ!ファイアボール!」
シ「サンダーボルト!」
?「ぐっぐあ………」
エス「まだ生きてるんです?とどめです!スターストローク!」
?「うわああああ!」
父親の悪行にリタはキレ、ファイアボールを放ち、シェリアは神雷招を、エステルはスターストロークを放った。
リ「ざまぁみなさい!」
エス「星菜、大丈夫です?」
『どうして?助けてくれたの?』
シ「助けるのは当たり前じゃない。殺されそうな人を見捨てるなんて出来ないわ」
『そんな……まさか、言うこと聞かせるために助けたとか!』
ゼ「俺様に任せておけって。説得してくるわ」
ゼロスは近づいて膝をつき、星菜に話しかけた。
星菜は来ないでと後退りしたが後ろが壁なのでそれができなかった。代わりにゼロスを睨み付けていた。
ゼ「そんな怖い顔すんなって。せっかくの可愛い顔が台無しだぜ?」
『可愛くないもん!』
ゼ「俺らは星菜ちゃんの事、本気で心配したんだぜ?だからさ、信用してくれないか?」
『行きなり現れた人を簡単に信用なんて出来ないわ!それに、ずっといじめられてたら誰も信じられないもん!』
ゼ「………確かに」
『それに、否定され続けてたのに急に大丈夫だの心配しただの………そんなの、勝手だわ!』
ゼ「……おっしゃる通りです」
ゼロスはトボトボと戻ってきた。
側から見ていたみんなは呆れていた。
ロ「ゼロス、説得しに行ったやつが説得されて戻ってくんなよ…」
リ「あーもう!全然役に立たないじゃないの!バカ!あんたはバカよ!」
シ「ゼロス、貴方の行動で私たち、疑われてるじゃない!」
ゼ「…………すみません」
プ「覚悟してください」
ユ「何やってんだか………星菜」
ゼロスがシェリア率いる美少女守り隊の制裁が加えられてるなか、ユーリが星菜に近寄った。
『……今度はあなたなの…私、信じないから』
ユ「ああ、信じなくていいぜ?」
ルー「ちょっ!あいつ!何言って!」
テ「ユーリなりの考えがあるのかもしれないわ。様子を見ましょう」
ユ「信じなくていいが……向けられてる好意には、ちゃんと対応しないとな」
『何言って…………はっ!…そうやって気を引いて私を騙す気ね!騙されないわ!』
ユ「人の話を聞かないわりに、自分の話は聞いてくれってか?そっちの方が勝手じゃねぇのか?」
『………う…』
ユ「人を信じられないなら、俺たちが教えてやるよ。人を信じることを、な?」
『何、言って』
ユ「俺達の所に来い」
『………信じて………いい、の?』
ユ「ああ、信じなくても俺らが勝手に思ってるからな」
『…………わかった』
差し出されたユーリの手を星菜は戸惑いながらもゆっくりした動作で握った。
ジュ「………ユーリってすごいね。信じさせる才能がある。」
ミ「ああ、信じてもらえなくとも、我らが諦めず接していれば声は届く」
シ「だいたい貴方はいつも……?星菜?」
ア「ユーリが説得してくれた。だから、制裁はもういいんじゃないか?」
リ「………そうね、とりあえずこの空間から出ましょ。星菜も来なさい」
『………うん』
球体から出ると暗い球体は跡形もなく消滅した。
コ「星菜、だいじょぶだよ。1人じゃないよ。みんないるよ」
『………本当に、私はいていいの?』
リ「当たり前じゃない!なにバカなこと言ってんの!」
『私、死んでるんだよ?それに、本当に、信じても……いいの?』
ス「何度言わせりゃいいんだよ。さっきもユーリが言ってたろ?お前が信じなくても俺らが勝手に思ってるわけだ」
エス「それに、死んでいたとしても、星菜は大切な友達です!疑ってもいいですから」
『みんな………ありがとう……私は………もう大丈夫だから……もうすぐ目覚めるから……みんなのお陰だよ…本当に、ありがとう……』
ロ「さぁ、ここから出ようぜ!テルン達が待ってる!」
ア「ああ、戻ろう!」
ーレーヴァリア ルフレスの街ー
テルン達がみんなを待っていると、心の扉からロイドが出てきた。そのあとにアスベル、ナタリアと次々に出てきた。
テル「あ!みなさん!戻ってきたです!」
ナハ「無事だったみたいだね………みんな、心の扉を閉じるよ!」
ルビ「………扉が、消えていく…」
ロ「これで、星菜は目覚めるんだよな」
ア「ああ、影は倒したし……」
ソ「……起きて。起きて、星菜」
『……………………ぅ…………』
一度呻き声にあげ、星菜はゆっくりと起きた。
それを見たみんなは嬉しそうに喜んだ。
エス「起きました!星菜が起きてくれました!」
コ「星菜、だいじょぶ?」
『………うん、なんか……ごめんね……私、死んでるし…消えなきゃいけないのに…』
ソ「あのね、星菜がもとの世界で死んでいても、関係ないよ星菜は星菜だよ。私の大切な友達だから……」
リ「そうよ、あんたはあんた、誰が否定してもあたしらは否定なんてしないわ。そんなやつがいるならあたしがファイアボールぶつけてやるわよ」
シ「私も。そんな人間は崖から落として足腰が2度と立たなくしてやるんだから!安心しても大丈夫よ」
ア「………なんか物騒なこと言っているが、俺達と星菜は友達だ。だから消えるなんて悲しいこと言うな」
『………うん………ありがとう…………本当に、ありがとう………』
テル「みんなでお祝いするです!ラーフ・ネクリアを倒してレーヴァリアに平和が訪れたお祝いと星菜さんが目が覚めたお祝いをするです!」
ナハ「ご馳走は我々ルフレスにお任せを、みなさんは寛いでいてください。」
ナ「なら、私がお手伝いしますわ。」
フ「なら、僕も手伝おうかな」
ルフレスが料理を作るのを手伝うと申し出たナタリアとフレン。
それにルークとユーリが慌てて制止した。
ルー「なっ!?…………お、おい、ナタリア、お前は手伝わなくていい」
ナ「あら、なぜですの?」
ルー「なぜだか知らねぇがお前が料理するのはいけない気がする」
ユ「フレン、お前もな」
フ「なぜだい?」
ユ「…………いや、なぜか知らねぇが…ダメな気がするんだ」
ナ・フ「………???」