相変わらず駄文ですがお許しください。
ではどうぞ。
「それじゃあ、俺の目的地は別の街だから。お嬢ちゃんたちみたいなかわいい子たちは色々と気を付けるんだぞ。」
街の門の前で、馬車のおじさんがそう言って馬車を走らせて去っていく。
「おじさんも道中気を付けてくださいねー。」
と俺。
「ばいばーい。」
とアイシャ。
俺たち二人は去っていく馬車が見えなくなるまで手を振り続けた。
…だって、ディナドラヘ歩きで向かってるところに通りかかったおじさんが「街まで乗っていくかい?」なんて言って、ここまで運んでくれたんだから美少女二人にずっと見送ってもらえるなんてご褒美があってもいいと思うのだ。
…美少女二人?アイシャだけじゃないのかって?馬鹿野郎!俺も容姿はいい方だぞ。
身長は160位で高くもなく低くもないちょうどいいサイズ。出てるところは出てるし引っ込むところは引っ込んでいる。
髪の色は空にも負けないぐらいの青、…ちょっと水色っぽいかな?腰よりも下の位置にある髪を三つ編みにしている。
…あとは、えーっと…あっ!ちゃんとスカートはミニでございます!ちょっとスース―するけど美少女×魔法使い=ミニスカ+ローブだと思っているからな。当然だ。
「さて、じゃあ行こうか。」
「行こうかー。」
手をつなぎディナドラ内へと入っていく。
「うわっ、やっぱり首都は違うね!建物がこんなにいーっぱいあるんだ!」
俺の隣でアイシャがはしゃいでいる。
それもそうだ、俺たちが歩いている大通りの周りは石造りの3階建てぐらいの建物で囲まれている。因みにこの大通りはディナドラ中心部であるカルデリア城へと続いている。
―――まあ、何が言いたいのかというとはしゃいでるアイシャを見てると癒される。
――――そして、今俺たちは冒険者ギルドの前にいる。
え?いきなり話がとんだって?気にすんな何もなかったんだ。
「やっぱり緊張するねミーちゃん。」
微笑みながらアイシャが俺の顔を覗き込んでくる。
「…そうだね。」
「行こうか。」
アイシャの手を引き扉を開けて冒険者ギルドへと足を踏み入れる。
中はテーブルがいくつか並んでいて、昼間からもお酒を飲んでいる人がいたり。掲示板があって鎧を着た冒険者たちが依頼を見ていたり。
そうしてギルド内をぐるっと見渡すと掲示板の横にある階段を挟んで受付らしき場所を発見し、そこへ向かった。
「ここは受付であっていますか?」
「はい、あっていますよ。本日はどんな御用ですか?」
カウンターに立っている眼鏡をかけた黒髪ぱっつんの美人さんに声をかけると美人さんは笑顔で受け答えしてくれる。
「私とこの子の冒険者登録をしたいのですが…。」
そう言って俺とアイシャは隣に並ぶ。
「わかりました。では冒険者登録の前に簡単に説明だけさせてもらいますね。因みに私はルキナ・メルウェルと言います。冒険者さんのサポートをしていますので、困ったときとかは遠慮なくおっしゃってくださいね。」
そう言ってウインクをする。それを見て俺は、
―――この人のファン多そうだなぁ。ギルドのアイドル的な存在っぽいなあ。
とか考えていた。
「では、冒険者ですがランクは下からE・D・C・B・A・Sとあります。最初は皆さんEランク冒険者としてスタートし依頼をこなしていただきます。そして、ギルドが上のランクに上がる実力があると判断した方は上のランクへと上がることが出来、より難易度の高い依頼をうけれるようになります。
難易度の高い依頼は当然危険度も高いですが報酬も高くなるので頑張って上を目指してみてください。それと実力のある冒険者はギルドから二つ名をもらうことがあります。」
「二つ名?」
つい疑問に思い口に出してしまっていた。
「はい、例えば『剛腕』や『鬼殺し』、『破砕槍』など様々な方がいます。まぁ、どんな方かは会ってみればわかります。二つ名持ちの方は大体がBランク以上の冒険者さんですね。」
という。
―――二つ名はBランク以上か…、頑張って良い二つ名をもらいたいな。
「それでは、こちらが冒険者の証のカードです。失くした場合は再発行に銀貨一枚かかってしまうのでお気を付けください。依頼の達成時には、この受付に冒険者カードを持ってきていただければ依頼達成の報酬をお渡しできます。失くすと再発行するまで依頼達成の証明もできなくなってしまうので、本当に気を付けてくださいね。」
お姉さん…ルキナさんは細かく冒険者について教えてくれた。
そして俺とアイシャは冒険者カードをもらいあっさりと冒険者になった。
「それじゃあ、依頼を受けてみる?」
アイシャに聞くと、
「う~ん、ちょっと疲れてるけどミーちゃんが今すぐ行きたそうな顔してるから行く!」
「え?そんな顔してたかな?」
そんなに表情に出るタイプだったか俺?
「ミーちゃんとどれだけずーっと一緒に居ると思ってるのー?わかるよー。」
ニシシと笑うアイシャ。————でもさ…
「うわっ、やばいなにあれ可愛い。」
「俺ちょっと声かけてこようかな。」
「デュフフフフフフフ。」
「デュフ?デュフデュフ。」
周りの冒険者たちが見てるからやめてほしいなー。
最後の二人なんてなんか変な言葉で話してるし…。
俺とアイシャは掲示板の前で依頼を探している。
因みに掲示板は冒険者のランクごとに違うのでどの掲示板を見ているかで大体のランクがわかってしまう。
————だから
「ねえねえ、お嬢さんたち見たところ駆け出しでしょー?俺らと一緒にCランクの依頼うけてみないー?」
いかにもチャラついているような連中四人に誘われてしまっている。
まあ、こんな美少女をほっとくわけがないよね普通。
「いえ、私たち最初の依頼は二人で始めたいと思っているのでごめんなさい…。」
やんわりと断っておく、
「えーいいじゃん。そんな低ランクの依頼受けるより、俺らと一緒に行ったほうがランクすぐにあげられるし経験もつめるぜ。何かあったら守ってやるからさぁ。」
ニヤニヤと薄気味悪い笑みを浮かべそう言ってくる。…こいつは言葉が通じないのだろうか?最初の依頼は二人で受けたいと言っているのに。
まあ、最初じゃなくとも断るだろうけどね。
「おーい、聞いてるー?」
そういってチャラ男が俺に手を伸ばす。
————が、その手は誰かにつかまれて動かない。
掴んだ手の先を見てみると、俺と同じくらいの黒髪の青年がいた。大剣を背負っていることから見てたぶん剣士だろう。
「『地砕き』のウォルフ!」
チャラ男の取り巻きのチャラ男…ええい、わかりづらいからチャラ男Bでいいや!
チャラ男Bが彼を見て驚いたように名前を呼ぶ。
彼は二つ名持ちなのか…。
「彼女らが困っているじゃないか。おとなしく君らは君らの依頼に行けばいい。」
そう彼…ウォルフが言うとチャラーズは舌打ちをしてギルドを出て行った。
「大丈夫かい?彼らはよく新人に手を出したりしているんだ。こちらも注意はしているんだがやめてくれなくてな…。」
チャラーズがギルドを出ていくのを確認するとウォルフは私たちのほうを向いた。
「助けていただいてありがとうございます。」
そう俺が言って頭を下げる。
「いや、いいよ。当然のことをしたまでだ。それよりも初の依頼なんだろう?日が暮れる前に行ったほうがいいよ。暗くなると魔物もより凶暴になるからね。」
「はい、ありがとうございました。」
俺とアイシャは再び頭を下げて掲示板から依頼の紙をもってカウンターで依頼を受注する旨を伝えギルドを出る。
初めての依頼は『角ウサギの討伐』だ。
角ウサギは草食ではあるが頭に生えた角はとても鋭利で冒険者見習いでよく被害者が出ているらしい。それに、縄張り意識がとても高く自分の縄張りに入ってきたものに容赦なく突進してくるものだから道の近くに出たときはこうして依頼が出る。
村にいたときにアイシャとお小遣い稼ぎとしてよく狩った相手でもある。当然楽勝ではあるが、ほかに討伐系の依頼がなかったためにこれにした。
慣れたことをしに行くだけだが冒険者としては初めての依頼にドキドキしながら私とアイシャは城門の外へと出ていくのだった。
どうも磯山ゲルです。
何とか2話目投稿できた。
質問なんですが
主人公の立ち絵を書いてみたのですがこういうのって入れたほうがいいですかね?
イメージ崩しちゃうから入れないほうがいいのかな?
ノートに書いただけだけど見たい人いますかね?