Fate/Grand Fire!!   作:ま未来への咆哮

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初めての方は初めまして、お久しぶりの方は投稿遅れて申し訳ありません。

後書きにネタバレ?のようなものがあります。

ではどうぞ!


幕間1 気ままに放浪へ(2)

 

バサラが第五特異点へと勝手にレイシフトをしたため、カルデアでは、バサラにレイシフトした理由を聞きに行くため、ひと騒動が起きている中、バサラはというと、

 

「へへ、久しぶりに来たけど、やっぱここはすげえなあ」

 

ブラブラと歩きながらアメリカの大地を散策していた。

正確には、レイシフトをした際に着いた場所を、だが。

 

「適当にレイシフトだっけか?それをしちまったけど、確かここはアメリカって場所だよな?こんな峡谷があるなんてなあ」

 

そう、バサラは呟きながらその場所を眺めていた。

バサラがレイシフトした場所はグランドキャニオンと呼ばれる峡谷である。

 

グランドキャニオンは、アメリカ最古の国立公園であり、幅約30Km、長さ約450Kmにも及ぶアメリカ屈指の観光スポットでもある。

そして、この峡谷を流れるコロラド川が流れる地層は約25億年前の物であり、そのスケールのでかさはアメリカを象徴するものと言える。

 

「こんな場所が地球にあるなんてな、、、」

 

グランドキャニオンを眺めながら散策していたバサラは、最初こそ、そのスケールにはしゃいでいたが、だんだん言葉も少なくなり、やがてはその場所を動かず、ただ眺めるようになる。

 

(新曲作りが思うようにいかなくて、気分転換にここへ来ちまったけどよ、、、来て良かったぜ、、、)

 

言うなればバサラは今、感動していた。

バサラはこの場所がグランドキャニオンという名前なのも、どのような場所なのかも知らない。

だが、この場所を眺め、感動することに細かい事情やら知識など要らない。

そして、次にバサラはある感情に支配される。

 

(この感動を、伝えたい!伝える為に、歌いたい!)

 

バサラの心はその気持ちで一杯であった、、、

 

 

 

 

 

ところ変わってこちらはカルデア一行。

カルデア一行も、何人かのサーバントと共にバサラを探す為に、第五特異点のグランドキャニオンへとレイシフトしていた。

 

「たくう、、、あのロックンローラーこんな所に何しに来たのよう、、、あいつのことだから歌に関係することなんだろうけど、なんでわざわざこんな所に来てんのよ!」

 

と、何処かのドラゴン娘が思いの丈を叫ぶ。

まあ、彼女が叫ぶのも無理はない。前述したが、グランドキャニオンはとてつもなく広い。そこにバサラがいるとは言っても、見つけるのは簡単でないからだ。

 

「ふ、お主あの男に歌で勝つなどと抜かしておったのに、まさかこの程度の難関で音を上げるとは情けないのお、、、その様では不様を晒すのが目に見えておるわ」

 

「な、何ですってええええ!?」

 

と、ドラゴン娘を激昂させたのは、極東の魔王にして革新の王である織田信長。彼女もバサラがレイシフトしたと聞いて今回志願したのだ。だが、彼女は一見すると、バサラとはそれ程交流していたとは聞いておらず、マスターである立香も信長がバサラの歌を聴いて、はしゃいでいたくらいしか記憶が無かったので不思議には思っていたのだが、その謎は第五特異点へ来て解けた。

 

「そう、彼奴に歌で勝つのは渚の第六天魔王ことこのわし、そう、織田信長じゃ!」

 

などと抜かしながらいつの間に着替えたのか、BusterTシャツに赤ジャージを羽織り、下はスカートと、夏仕様こと、渚の第六天魔王、つまりロックンロールモードになっていたのだ。

 

(・・・ノッブも影響されてたんだなあ、、、)

 

2人の会話を聞きながらそう思う立香であった。

 

「せ、先輩。取り敢えずはバサラさんの居場所を探索する為にまずは情報を集めましょう。今回はドクターとダヴィンチちゃんのサポートもありますし、お二人から情報を得てから探索を始めましょう。」

 

そう立香に話すのはデミサーヴァントであり、後輩でもあるマシュだ。

 

マシュは先の二人の会話を完全に放置しながら遠くを見るような焦点が合っていない目で見ながら話す。言うなれば死んだ目をしている。

 

「そうだな大将。俺っちもそれが良いと思うぜ。確かに情報がねえと何もできやしねえが、そればっかりだとあのHOTな奴を見失いかねねえ。それに情報を集めるにしてもこんな場所じゃ人に聞くのも一苦労だ。だから、二人から話を聞いたら、取り敢えず動くのもありだと思うぜ。ていうかそれしかできねえ」

 

そうマシュの意見に賛成しながら考えを述べるのは、ゴールデンな男こと、坂田金時である。彼は初めてバサラの歌を聴いた時から、大ファンになり、彼が歌うならば何処へだろうと自慢の愛車で駆けつける快男児である。ちなみに霊基もバーサーカーではなくライダースーツを着たライダーである。

 

「ふむ、方針が決まったなら、行くぞマスター。早くせねば彼奴のことだ、どうせまた歌を何処かで奏でているに決まっている。ぐずぐずしていては聴き逃してしまうわ!」

 

そう力強く語るのは、歴代最強のファラオことオジマンディアスである。彼は、第六特異点で出会ったのだが、特異点を修復した後の召喚でいきなり来たのである。

しかも、バサラの歌が余程気に入ったらしく、よくアーラシュやギルガメッシュと共にバサラの歌を聴いては熱く語っていた。

 

最初に出会った際は、バサラのことを否定していたのに、今となっては熱狂的なファンと化している。ていうかもう、今回ただの追っかけ気分で来ただろこのファラオ、と思いながら立香は追っかけファラオを見つめていたのだった。

 

「うん、まずは二人から、情報を聞いてそれを基に探索を開始しよう。そしてバサラさんを見つけたらなぜレイシフトしたかを聞き出そう」

 

そう話ながら一行はこれからの方針を決め、行動しようとするが、、、

 

「でもその前に、あの二人を止めなくちゃね、、、」

 

そう言いながら、先程から後ろで言い争いを続けていたドラゴン娘と尾張のロックンローラーを止めるべく動き出すのだった、、、





お読み頂き、ありがとうございます!
今回、かなり悩みました、、、前の話を書いたのはいいんですが、誰を同行させようかと悩みに悩んで、、、
なので、バサラのファンや影響受けやすそうな方々に出てもらいました。

あと、以前に行ったアンケートなのですが、A、Bに分けて行なっておりましたが、どちらかが圧倒的に多かったので、今回行って、その結果を見て決めようと思います。
正直、今の結果は作者の私にとっては意外でしたので驚きでした、、、

では、ありがとうございました!



第七特異点の最後をアンケートしたいと思います。良ければ答えて頂ければと。

  • A、ティアマト撃破ルート
  • B、ティアマト和解ルート
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